人情をめぐる8つの冒険 |
原文作成◆ひとみさん
猿岩石の恩返し 〜お世話になったあの人に〜 7年ぶりの再会 |
●新幹線で広島駅に到着。 森 脇 : 「おはようございます」 有 吉 : 「おはようございまーす」 Q.今回の帰郷で誰と「ふれあい」たいですか? 森 脇 : 「(有吉くんに向かって)誰がいいですか?」 有 吉 : 「先生」 Q.それはどういう先生ですか? 森 脇 : 「そうですね、2人共通って言えば学生時代の野球部の監督とかね」 有 吉 : 「それくらいしかいないですね」 ナレーター : 「お世話になった野球部の先生に恩返ししたい」 ♪ここで、「ツキ」と一緒にプロモが流れる。 ナレーター :「と言うわけで、猿岩石の2人は地元広島でふれあいの旅を します」 ナレーター :「その熊野町にある熊野東中学校で2人は野球部に入っていました その時の監督が武田先生、そして副顧問が森政先生でした。」 −有吉くんと森脇くんが並んで中央にいる野球部の集合写真− ナレーター : 「早速2人は移動車内で恩返しの方法を相談。 そこで思いついたのが広島の冬の名物と言えば牡蛎(かき) 先生においしい牡蛎料理を自分たちの力でご馳走しようと いうことに決めました。」 ♪「君の青空」流れる ●翌朝5時半2人は牡蛎漁に出る船を探して港へ。 有 吉 : 「これは牡蛎船・・・」 森 脇 : 「(港にある船を指さして)これじゃない?これこれこれ。」 有 吉 : 「あぁ、そうだね、これは。」 森 脇 : 「かね磯丸」 有 吉 : 「ちょっと頼んで、みて・・・」 森 脇 : 「ほら、船の中、人おるやん」 有 吉 : 「(船の漁師さんに)これ牡蛎船・・牡蛎取りに行くんですか?」 漁 師 : 「今から行こう思いゆう」 有 吉 : 「あぁ、そうすか」 森 脇 : 「僕らですねー、あのー、今回どうしてもですね、あの、新鮮な 牡蛎が欲しいんですよ。 なんとかこう、自分の手で取りに行きたいなと思いまして。 もし、なんでしたら僕ら一緒に乗せて・・連れて行って もらえませんでしょうか。」 漁 師 : 「そらー、連れて行ってもええだぁえいが(いいことはいいが)」 猿岩石 : 「はい」 漁 師 : 「そら、その格好じゃそんげなどうだか、海なめとるね」 猿岩石 : 「(笑)」 #この時の格好は色違いお揃いのスポーツウエアみたいな感じのものでした。 ちなみに有吉くんが黄色、森脇くんが赤です。 漁 師 : 「あんたさんが我慢できるなら釣れていってあげてもいいが。」 猿岩石 : 「あぁ、じゃあ我慢します。」 ●6時半、養殖イカダに向かって出発−7時頃、到着。 −養殖場。水面の上に木が網の目のように置かれていて、 その木の上を歩いて移動する様子。 森 脇 : 「うわぁ、これ滑るわ」 と言った矢先、足を滑らせて左足が水の中に・・・ 森 脇 : 「ちょっとでも気抜いたら落ちる。あと・・地味に落ちる(笑)」 漁 師 : 「(牡蛎を引き上げるために牡蛎に何か道具を付けていた猿岩石に) 落とすなよ!一個一万円するんでぇ」 −まとまった牡蛎が船によって引き上げられる。 森 脇 : 「(引き上げられる牡蛎を見て)嬉しいな、なんか。」 −猿岩石もそのまとまった牡蛎を切り落とすために船に乗る 森 脇 : 「これ実はヘルメットないと危ないんじゃないの?」 −有吉くん、漁師さんにヘルメットを借り、引き上げられたままの牡蛎を 切り落とす。 すると、切り落とした牡蛎が頭の上に・・・ 有 吉 : 「危ない!危ない!」 有 吉 : 「これは難しい」 −続いて森脇くん。 森 脇 : 「滑るなぁ、ここ」 有 吉 : 「危ない!!」 漁 師 : 「切ったらすぐ逃げよ、たまっとるんが落ちてくるけ。」 −牡蛎を食べようと、切り開ける。 猿岩石 : 「うわぁ、でかい」 −森脇くん一口で食べ、何も言わずに味わっている。 漁 師 : 「どうかな、お味は?」 有 吉 : 「(まだ何も言わない)」 森 脇 : 「(カメラに向かって幸せそーに)うまい!!」 ●8時半、作業場に戻る。 有 吉 : 「ありがとうございました。お世話になりました。」 有 吉 : 「牡蛎ちょっとだけ頂いて・・・」 漁 師 : 「牡蛎くれーじゃー、お前あんだけの仕事でぇ」 猿岩石 : 「(笑)」 漁 師 : 「やってもえぇが、まだこれを洗わないけんのよ」 猿岩石 : 「はぁい」 森 脇 : 「洗う?」 漁 師 : 「洗うんよ。あぁいう過程ば、全部して、牡蛎もお土産なら ついでに自分が売って持って帰れ。 全部それ手伝どうたらお土産やろう。」 有 吉 : 「(笑)」 森 脇 : 「甘かった(笑)」 漁 師 : 「どうする?」 有 吉 : 「(笑)やめます」 漁 師 : 「そんならこれは・・・」 有 吉 : 「いや、やらせて下さい!」 ♪「オエオエオ!」流れる 牡蛎が売られるまでの過程をナレーターによって説明し、その作業の様子が 映像によって流れる。 ●続いて、2人は牡蛎うちに挑戦。 ナレーターと共にその映像が流れる。 なんと森脇くんのおばあちゃんは牡蛎うちをしていたとの事。 でも、手つきは有吉くんの方が良さそうだそうです。 そして、約束通り、お土産にひとりづつ袋いっぱいに牡蛎をもらうことが できました。 ♪「コンビニ」流れる。 ●それを持って、高級温泉旅館へ。 有 吉 : (玄関先で掃除をしていた人を見て) 「あ、すごい掃きをしてますね。」 森 脇 : 「ふふ(笑)」 猿岩石 : 「こんにちはー」 旅館の人: 「これはこれは、いらっしゃいませ」 森 脇 : 「あのですねー、僕ら牡蛎を朝早く海で取ってきたんですよ。 で、僕ら今日あのね・・」 有 吉 : 「あのー、お願いがあるんだけどぉ(タメ口)」 旅館の人: 「はい。(笑)」 森 脇 : (有吉くんの頭を叩き) 「もっとちゃんとしたしゃべり方しろよ、お前!!」 #一同、笑い 旅館の人: 「これを、牡蛎を料理しようと。」 猿岩石 : 「はい」 旅館の人: 「我々が料理をして」 猿岩石 : 「はい」 森 脇 : 「先生に今日、夢のような、一晩を・・と思いまして、 お願いに上がったんですけども。」 旅館の人: 「うーん、えー」 有 吉 : 「(すかさず)ただで。」 旅館の人: 「ただで(笑)」 #一同、また笑い 旅館の人: 「庭とか部屋とか少し、えー、お掃除でもしてもらって」 猿岩石 : 「はい」 旅館の人: 「それで、えー、こっちもサービスしようかなと。」 有 吉 : 「そうじですか。 (森脇くんに向かって、嫌と言わんばかりに)掃除はね・・・」 森 脇 : 「やろうよ!!」 #一同、またまた笑い 森 脇 : 「ただで泊めてくれるって言ってくれてるんだから!! 掃除ぐらいなんてことないだろ、お前!」 有 吉 : 「(笑いながら)はい、はい、はい」 交渉成立 ♪「白い雲のように」流れる ●早速、法被を渡され、部屋の片付け。 仲居さん: (何もしない有吉くんに)「すみませんが手伝って下さい。」 有 吉 : 「はいはい」 森 脇 : 「持てよー!!」 森脇くんまじめにやっている様子。 逆に、有吉くん、仲居さん数人と敷いていたじゅうたん(?)を楽しそうに 丸めている。 有 吉 : 「ちょっと皆さんの名前が分かんないんで、何を質問したら・・・」 仲居さん: 「そうよね」 有 吉 : (皆さんに向かって)「集合!!(笑)」 −森脇くんにまた叩かれる ♪再び「白い雲のように」が流れる。 ●部屋の片付けが終わると庭園の手入れをして、風呂掃除。 掃除をしている映像の時、洗ったいす(?)を流そうと蛇口を回したところ、 上に掛けてあったシャワーから水が・・・(笑) ●何も知らないお客さんの所に配膳。 ●そして先生に電話し、両先生到着。 有 吉 : 「こんばんはー」 森 脇 : 「わざわざどうもすいません」 有 吉 : 「老けてないっすねぇ。」 先 生 : 「お前らも変わってないよ。」 森 脇 : 「とりあえず、部屋の方に案内します」 −部屋に着き 森 脇 : 「ちょっと待っててもらえますか。僕ら料理の方を」 有 吉 : 「料理をね、ちゃんと」 森 脇 : 「用意してきますのでこれが今日メインなんですよ。」 有 吉 : (武田先生を指さして)「なんで不満そうな顔してんですか。 何が不満なんですか(笑)」 先 生 : 「料理はね、持って来るんじゃろか、作るんじゃろか」 森 脇 : 「それはもう、ねぇ席亭ですから。僕らそんな失礼なものは 出せないですからね。」 −仲居さんと一緒に料理を運んでくる2人。 有 吉 : 「失礼します」 森 脇 : 「失礼いたします」 有 吉 : (料理を配りながら)「僕らが朝取ってきた牡蛎を。」 森 脇 : 「久しぶりの再会に乾杯」 4 人 : (ビールで)「乾杯ー」 有 吉 : 「先生のために、えぇ。」 先 生 : 「わざわざ!?」 森 脇 : 「わざわざ」 有 吉 : 「えぇ、寒い中。」 先 生 : 「ありがとー」 有 吉 : 「おいしいねー、これ」 有 吉 : 「広島ね、牡蛎が有名なんですわ」 森 脇 : 「知ってるよ、そんなこと」 −野球部の思い出 先 生 : 「アリちゃんとモリちゃん、野球部の頃の思い出って何?」 有 吉 : 「僕ら試合出たことないですからねぇ。」 #一同、笑い 森 脇 : 「ジャンケンで背番号取った試合があったの覚えとります? あん時僕ら1番と2番だったんですよ。(笑)」 森 脇 : 「ピッチング練習だけ試合前に僕らがやって、 エースだと思わせといて全然試合に出なかったというね」 有 吉 : 「1.2番付けといてずっとベンチなんですよ(笑)」 ♪「夜明けまでもうすぐ…」流れる ●その後、2人で先生の背中を流し、温泉に入る映像が流れる。
村田 崇 takashi@air.ne.jp |