踊る!さんま御殿!!  
1997年11月25日(火) 20:00〜20:54 日本テレビ系

原文作成◆岩崎邦子さん


出演 明石家さんま

    蛭子能収 冠  二郎  猿 岩 石 志茂田景樹
    奥野史子 香坂みゆき 柴田理恵 しりあがり寿

    出川哲郎 松下由樹 角 盈男
    羽野晶紀 吉田照美 田代まさし

プロデューサー 管 賢治

プロローグ
ゲスト全員が控え室で談笑中。有吉、森脇、出川と並ぶ位置に立って
飲み物を手にしている。
別室のさんまにカメラが移り、
ナレーター「本日は踊るさんま御殿にご来場頂き誠にご愁傷さまでご
      ざいます。早速ですが開会の一言を出川哲郎さんにお願いいた
      します」
出川「どうも、出川哲郎です。本日はこのような由緒ある番組にお招き
   頂きまして有り難うございました。」(笑)

++++++++  タイトル「踊るさんま御殿」    +++++++++

ゲスト入場;女性陣から入場、猿岩石は最後尾。続いてさんまの入場。
ナレーター「踊るさんま御殿ゲストの皆様の入場です。
      さあ声が嗄れるまで喋ってください。終わるまで逃げられ
      ませんよ。          
      そして、当御殿の主人、実は日本一寂しがりやの明石家
      さんまです。」
本日のテ−マ(1)<じゃまくさいなと思う事>
先輩
冠 二郎の「乗り物で先輩に会った時気を使う」という発言からさんまが
猿岩石に話を振る。

さんま「これは猿岩石はあるでしょう?
    (ふたり一緒に話し出すので) ごめん、ごめん、有吉から聞くわ」
有吉「ありますね、やっぱ先輩、気ィ使いますから。
   今日も楽屋、出川さんと一緒だったりしたんですけどそういう時は
   ずっと。やっぱ厳しいじゃないですか、礼儀作法とか」
さんま「後輩にはね。
     先輩にはイジメられてるから、後輩には厳しくする。
     応援団にいるタイプですよね、出川は」
出川「いや、いや、僕が話し掛けてるのに、全然無視して新聞読んでる    
   んすよ。どこが気ィ使ってんだよ。  
   なんも相手してくんないから、森脇くんとず−っと二人で喋ってたん
   んだから。     
   (有吉を指差しながら)全然、ほんとマイペ−スですからね」(笑)
さんま「でも、それなりに気ィ使ってるよね、先輩には」
有吉「ええ、喋らないように!」(爆笑)
さんま「あ、喋らないように。(笑)」
さんま「先輩の面白くない会話とかに愛想笑いするのしんどい時あるや  
     ろ?」
有吉「ずっとですよっ!」出川を指差す。(爆笑)
    # 出川、有吉の腕をたたく。(笑)
出川「日常会話しかしてないじゃないの−っ。ひどいなあ!」
さんま「ひどいなあ。(笑)」
出川「だって、僕の楽屋に一緒に居たがんないで、メイク室行って
   なんだかしんないけどカ−ル巻いちゃってるんすよ」(爆笑)
さんま「お笑いにはありますよね、先輩、後輩。
     吉本が一番気ィ使いますよ。」
    #さんま、横山やすし話で盛り上げる。

本日のテ−マ<じゃまくさいなと思う事>
さんま「有吉!」
有吉「はい。あ、僕はあのなんか、例えば普通の挨拶とかでも全部
   小ギャグを混ぜて話してくる人いるじゃないですか。」(笑)
さんま「誰や?どんな奴や?(笑)」       
有吉「例えばですけど、あの全然、
   (椅子に座る動作をしながら)ヨッコイ正一とか言う人...(笑)
   いるじゃないですか。」
   #さんま笑い転げる。
出川「今、有吉がそのコメントしたあとカメラさんが田代さんをアップで」(笑)
田代「俺、抜くなっ!」(笑)          
さんま「わかるよ−っ。ああ、じゃまくさいよな」
有吉「そう、そうなんすよ」
さんま「反応しなきゃいけないもんなあ。していいのか、していけない
     のかわからないギャグあるやんかあ」
さんま「ヨッコイ正一は?あ」
田代「それは、俺言わないよ」
さんま「またいただくんじゃないの?」(笑)
さんま「また慌てて、(座る形をとりながら)オ・ノ・ダ・サ・ン!言うたら
     あかんのやろなあ」(笑)
   #さんま、ダジャレの多い先輩、原田大二郎話で笑いをとる。
さんま「突然、ガチョ−ンとか言うプロデュサ−とかいやですねえ」
   #カメラが田代を抜く。田代手を振って嫌がる。
さんま「田代はガチョ−ンとは言わへんもんな」
田代「それは言わないけど、でもね、日々練習だから。(笑)
   普段からこうっ」
田代「(有吉に)君はボケのタイプだから、ただイヤなだけで、
   でも、ボケとツッコミ、両方出来なきゃだめだよ。」(爆)
本日のテ−マ(2) <ひょっとしたら自分は一人ぼっちじゃないかと疑う時>

羽野晶紀の「電話の上にホコリがたまっている時」という発言から。

有吉「僕、ここ2週間、留守電0ですよ」
出川「ウワ−」
さんま「エ、お前で?なんでそんなんや?」
有吉「僕、人づきあいないんで.....」(笑)
さんま「うそっ−!芸能人の友達とかいないの?」
有吉「いない、哲ちゃんくらいですョ、ホント」(爆笑)
さんま「さいぜん、お前、楽屋で気ィつこたっていう話やったのに。(笑)」
出川「最初の1ヶ月位はちゃんと出川さんって言ってたんですけど
   それが出川君になって、哲ちゃんですから....」(笑)
田代「そのうち哲になるよ−っ」(笑)
    
岩石の方
   #他のゲストの話の後
さんま「出川!自分がひょっとしてひとりぼっちじゃないかと疑う時」
出川「これはですねスマップの中居くんとか猿岩石と一緒にご飯食
   べに行った時ですね」
さんま「あ、一緒に行ったの?このメンバ−で?」
出川「あ、よく。番組一緒にやってたんで、よく行ってたんですけれども
   食べおわった後、店出るじゃないですか。
   そうすると、中居くんのファンとか、猿岩石の追っかけのファンが
   みんな待ってるんですよ。
   みんな出て行った瞬間、みんなウワ−って囲まれて....。
   その中でひとりポツンと.....。(笑)
   これは本当に、これは淋しいものがありますよ。」(爆笑)
田代「出川、お前、そのグル−プにはいっちゃいけないんだよ−っ」(笑)
出川「そうなんすけど....」
さんま「でも猿岩石なんか近いもんな、お笑いやしな」
出川「イヤ、でもね。僕も最初は全員、中居くんの追っかけだって
   思ってたんすよ。
   そしたら、スゴイすよ、追っかけの子がウワ−ですよ。
   僕押されちゃって、こんなになって...」(有吉を押す)(笑)
さんま「追っかけにどけ−とか言われて」(笑)
出川「ひょっとして一人ぼっちというより、確実に一人ぼっち」(爆笑)
さんま「これはあるよ、淋しい時ってね。
     タレントさんはあるよね。みんながワ−っとそっちの方にいくとね。
     嘘でも、淋しいよね、これは。」
出川「そんで、すぐ帰んなきゃなんないから、車とかタクシ−に乗っちゃう
   じゃないですか。
   タクシ−に乗って三人が過ぎ去った後ね、もっと淋しいものが
   ある。今までのざわめきがほんとなかったように、風のささらぎ
   だけが.....」(爆笑)
さんま「新しい言葉でええやないか。
     せせらぎやない、ささらぎやで。
     せせらぎよりスゴイ感じがするやないか」(笑)
森脇「コンビの中でもそういうのあるじゃないですか」
さんま「あ、あるやろね」
出川「だって、どっちもスゴイじゃないの」
森脇「イヤイヤ、そんなことないです。
   局に入る時とか、二人揃って入るじゃないですか。
   たいがい、こいつの方が先に入るんですよ、先を歩くんですよ。
   何故かっていうと、僕が前歩いてると誰も気づかないから。
   後ろ歩いてるとまず有吉が気づかれて、二人居るんだってことで、
   僕も....あるじゃないですか」
さんま「あ、そうなの?」
森脇「そう、僕、なんか目立たないから。
   顔が普通だから!」(笑)

エピロ−グ ゲスト全員、控え室で飲食中。 蛭子能収の閉会のコメントの後、田代まさしのネクタイが短すぎて!という ギャグに森脇がつっこんでいるシ−ンで。END。 【衣装】  有吉くん : 黒い皮コ−ト。          細かいチェックの黒いシャツにそれより少し大き目の         やはり黒のチェックのネクタイ。          濃いグレ−の細身のパンツ。  森脇くん: 襟がカラシ色のニット地で、厚地の華紺色のダッフル風         ジャケット。          赤いチェックのパンツ。


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ねっと飛々 村田 崇 takashi@air.ne.jp