猿岩石ミニトーク&ライヴイベント in 渋谷タワーレコード  
1997年9月3日(水) 12:00〜12:20 渋谷タワーレコード8Fイベントスペース

原文作成◆志村奈津子さん

302人と20分

お約束
司 会:元気ですかあ!?はい、もうすぐ猿岩石きますからねえ。
        買いました?今日発売の「まぐれ」と「オレオレオ!」
観 客:エー?
司 会:あ、「オエオエオ!」ですねえ、失礼しました。
       さあ、みなさん時間がありませんお呼びしましょう、猿岩石のお二人で
    す!

登場&撮影タイム
「ツキ」が流れて二人が登場する。

観 客:キャーーー!
森 脇:よろしくお願いしまーす。
司 会:どうもよろしくお願いします。
        (歓声の大きさに対して)すごいですねー。
        昨日は12時から猿岩石のお二人を見たさに徹夜も出ました。
有 吉:すごいですねー。
司 会:まずは自己紹介をしてもらいましょう。まずは、
森 脇:猿岩石の森脇です。
司 会:森脇くんでーす!そして、
有 吉:はい、わざわざ今日は徹夜までしていただいてありがとうございます。
        猿岩石の有吉です。
司 会:有吉くーん!2人合わせて猿岩石ー!
        さあ、これからちょっとお話をして、ミニライブもあるんでね、楽しん
        でいって欲しいと思います。
        これからちょっと撮影が入るんでね、撮影隊のみなさーん!

猿岩石が観客に背を向けて、「猿岩石と観客」で写真撮影タイム。
 
まぐれ
司 会:はい、こちら今日発売の「まぐれ」です。えー、全10曲ですか。
有 吉:はい。
司 会:これはどのくらいかかったんですか?レコーディングは。
森 脇:仕事の合間を縫って。
司 会:しょっちゅう徹夜あけ、みたいな。ね、(有吉くんに向かって)大丈夫
        ですか?目、充血されてるみたいですけど。
有 吉:(笑)全然大丈夫ですよ。
森 脇:こいつはいつものことですから、大丈夫です。
司 会:体力はね、命ですからねー。
有 吉:はい。
司 会:そんな仕事の合間を縫って完成したファーストアルバム。どうですか?
        自分でこう手に取ってみて。
森 脇:嬉しいですよねー。
司 会:(有吉くんに向かって)どうですか?
有 吉:いや、感無量ですね。
司 会:感無量ですか。
        もう、聞いた人ー!
観 客:(声をそろえて)はーい!
森 脇:え?え?聞いたのもう?
有 吉:(同じくかなりと惑っている)
司 会:昨日からもう店頭には並んでるわけですから。
森 脇:あ、そうですか。
司 会:ちなみに、どこで買ったの?
観 客:(声をそろえて)タワーレコード!
司 会:タワーレコードで買ったそうですか、
猿岩石:(笑)
司 会:いい人たちですねー。
        「まぐれ」の写真集見ましたよねー、皆さん。これはどちらで撮影され
        たんですか?
有 吉:これはねー、北海道で。
司 会:あ、北海道ですか。あ、じゃこれはトウモロコシ畑ですかね。
有 吉:あ、これは雑草です。
観 客:(笑)
司 会:僕も見させていただいたんですけど、スタンドバイミーみたいなね、線
        路に映ってるところなんか。結構二人の雰囲気にぴったりだと思いま
        したけど。
        どっちかって言うと有吉さん海っていうより山っていう感じですよね。
観 客:えー?
有 吉:どうなんですかねー。
司 会:因みに今年の夏海なんか行きました?
森 脇:仕事で一回、
有 吉:うーん、仕事で行ったぐらい。でも、海にはつかってませんからねー。
司 会:じゃあ、浜でちょっとこうギャルを眺めたくらい。
有 吉:(笑)そうですね。
司 会:あ、そうなんですか。ちなみに休みなんか全然ないんじゃないですか?
森 脇:休みはお盆に少し。
有 吉:お盆休みを二日。
司 会:あ、二日間も。なにしてたんですか?
森 脇:何にもしない、
司 会:ずっと寝てた?
有 吉:酒飲んでましたね。
司 会:こんだけハードな毎日を送ってると、たまの休みはずっと寝ていたくな
        っちゃいますよねー。
        さあ、その「まぐれ」ですけどね、こちらが同時発売の「オエオエ
        オ!」ですね。作ってくださったBro.Kornさんには会いました?
森 脇:会いました。
司 会:どういう人でしたか?
森 脇:いい人でしたよー。
司 会:恐いでしょう、結構。
森 脇:あ、見た目恐いですけどねー。しゃべるとほんとやさしい。
有 吉:男気があるんですよねー。
司 会:男が男に惚れるっていう、
有 吉:(司会者に向かって)さっきこれ「オレオレオ!」って紹介してたでし
        ょう?
司 会:あれは、何を言ってるんですか、皆さんにうけるためですよー。
有 吉:あー、そうすかあ?
司 会:「オエオエオ!」ですけどねえ、これ、結構ロックっぽい感じでがーと
        始まるじゃないですか?
有 吉:(そうか?ニいう感じで・笑)まあね、頭はね。
司 会:頭はロックっぽい感じじゃないですか。
有 吉:でも、全体的にはレゲエ調。
司 会:これは、やっぱあれですよね、
有 吉:聞いてないでしょ!
観 客:(笑)
司 会:聞いてますよー。あ、頭はロックっぽくて途中レゲエっぽくてやっぱ
        Bro,Kornさん作ったなって感じで。
        この勢いであれですね、紅白出場も間違いないなって感じですね。
観 客:イエーッ!
司 会:紅白出場間違いない上に今年は、新人賞でしょう。
観 客:イエーッ!
司 会:これは両方とれますよ、きっと。レコード大賞だって目指せますよ。
        これからどういったアーティスト活動を続けたいか一言ずついただきた
        いと思いますが。
森 脇:今、歌を良いリズムでやってますから、今まで通りにやっていければと
        思いますけどね。
司 会:これからトライしたい曲なんか。
森 脇:そうですね、恋の歌。
司 会:ラブソング!
        最近良く聞くCDなんてあります?
森 脇:エレカシ。
司 会:あー、今度念願のアルバムでますけどねー。じゃあ、ああいうあったか
        い曲調なんかも。歌謡曲聞くんじゃないですかー。僕も、カラオケで
       「白い雲のように」歌いますけどね。これ、まじの話ですよ。
有 吉:どうも嘘くさいんですよねー。
観 客:(笑)
司 会:何をおっしゃいますか。結構カラオケ好きですから歌っておりますよ。
        今度これ覚えますよ、「オエオエオ!」
有 吉:まだ覚えてないんですか?
観 客:(笑)
司 会:これからですよー。まあ、何回か聞いてリピートできるようになりまし
        たからね。
        有吉くんの方は、これからこういう歌歌いたいっていうのは。
有 吉:そうですね、ハードロック。
観 客:(笑)
司 会:ハードロックっていうと?
有 吉:世良公則。
観 客:(笑)
司 会:あれハードロックですかあ?
有 吉:(笑)
司 会:まあ、いいや、ああいう世良ぶしみたいのもね、いつか。
        時間がないんですよ、今日。
観 客:エーーッ!!
司 会:ほんともうテレフォンショッキング状態で。
       この後お二人が歌います!どうですか、こんな中で歌うのは、緊張する
       もんですか?テレビフ収録とはまた違いますからねえ。
森 脇:そうですね、でも、お客さんと近いですからね一体感がある感じで。
司 会:近いですよねー。
        気分悪くなってる人とかいないですか?
        じゃあ、みなさん二人が歌いますよ!曲はもちろんこの曲!


『白い雲のように』 舞台の上から司会者ははけていたので、猿岩石の二人だけ。

猿岩石二人トーク 森 脇:どうもありがとうございました。はい、「白い雲のように」聞いてもら いました。 昨日から並んでいたという人。 観 客:(声をそろえて)はーい! 森 脇:危険ですよー、野宿は。 観 客:(歓声なりやまず) 有吉くーん! 森脇くーん!etc... 有 吉:もう何言ってるかわかりません! 観 客:(笑) 観 客:(それでも必死にあちらこちらから話し掛ける) 有 吉:ど、ど、泥棒? 観 客:(笑) 有 吉:泥棒が出ましたか? 観 客:つかまえたのー。 有 吉:泥棒、つかまえましたか! 観 客:(笑) 森 脇:そりゃ、いいことじゃないですか、世間のためになりましたね。 有 吉:はい。(笑) 森 脇:(立見でおしくらまんじゅう状態の客席を見て)大丈夫ですか? 有 吉:つぶれてる人とかいないですか? 観 客:大丈夫ー! 森 脇:あ、そうですか。まだね、時間的に大丈夫みたいですね。ちょっと焦り ぎみだったんですけど。まだちょっとありますね、話しましょうか。 今回ね、僕ら「まぐれ」と「オエオエオ!」にかけてますからね、よろ しくお願いしますよ。 観 客:(シーン) 森 脇:なんでシーンとなんの? 観 客:(笑) 森 脇:ここ、盛り上がるところ。 観 客:イエーーッ!! 森 脇:ついてきて。俺達ついていけないけど。 観 客:(笑) 有 吉:(笑)ついていけないですけどね。 森 脇:取り合えずもういっちゃいます?(有吉の目を確認しながら) 有 吉:はい。 森 脇:2曲め、これが最後の曲になるんですけどね。 観 客:エーーーッ!ヤダー! 森 脇:本日発売の最新シングル「オエオエオ!」聞いてもらいます。

『オエオエオ!』 珍しく森脇くんの声が裏返るというハプニングがありました。「満月にさらさ れりゃ」の「げの部分でした。 さらに、有吉くんは最後の、森脇ソロの「俺達に残された 最後の城」のあと の、「家なんて」を歌い忘れて、森脇くんに手で合図されて「帰らずに」から歌 いはじめるというハプニングもありました。目茶苦茶照れていました。

SARUPAK TOUR 森 脇:ありがとうございました。 司 会:猿岩石ー! 2曲歌っていただきました。ありがとうございました。時間がなんか余 っちゃったみたいですね。 有 吉:あ、そうですか。 観 客:もう一曲! 司 会:もう一曲?それはないよー。 10月にはねえ、ビデオをリリースされるそうで。これは内容はどういっ た物なんですか? 森 脇:内容はですね、これはロスに行ってきたんですけど、一応ドラマ仕立て になってまして。 司 会:どういう風などラマ仕立てに。 森 脇:それは言えないですねえ。ただ、今回見て頂ければ大体わかるんですけ ど。あと、それと。 観 客:???(笑) 有 吉:何にもわからないですよ。(笑) 司 会:何がわかるかは意味深なわけですね。 森 脇:そうそう、意味深なのよ。言っちゃいけないけど、買っていただけれ ば。 有 吉:サスペンスですね。 観 客:(笑) 司 会:どちらかが殺られるかもしれないぞ、と。 有 吉:そうですね。 森脇は頭5分で殺されますから。 観 客:(爆笑) 有 吉:最後にまた出てきますけど。 司 会:メイキングビデオとかも収録されるそうで、寝起きの顔とかね、ラスベ ガスで遊ぶ二人とかね、 猿岩石:(シーン) 司 会:結構当たってますか? 有 吉:当たってます。 浅いですね。 司 会:浅いでしょ?浅くしとかないと、買って深くのめり込んでいただかない と。 で、こちらの発売日が10月の? 観 客:1日! 司 会:あー、もうファンのかたの方が、 有 吉:あー、ありがとうございます。 司 会:皆さんもう予約しました? 観 客:(小さく)イェーッ! 司 会:予約された方少ないですね。 有 吉:今、したって言った方も嘘ですからね。 観 客:(笑) 司 会:浅いですねえ。 皆さん、予約しないと生産間に合わなくなる可能性もありますからね。 ねえ。 森 脇:うーん? 有 吉:は、はい。(笑) 司 会:皆さんこれ終わったらタワーレコード2階ですぐ予約しましょう。 観 客:(声をそろえて)はーい! 司 会:楽しみですね、このビデオ。しかし分刻みで動いてて忙しいですから ね。なんか、ここでファンの方にはじめて発表できるようなことあり ます? 森 脇:あったっけなあ? 司 会:忙しいからね、スケジュールも把握できないでしょう。 有 吉:それに、(スケジュール)ないですからね。 観 客:(笑) 有 吉:ビッグニュースっていうのがないですね。 司 会:ないですか、ここでがーっと盛り上がるとこだったんですけどね。 まあ、いいですね。 有 吉:そうですね、のんびりと。 司 会:ほんと、体だけは気をつけて頑張って欲しいと思いますけど。 じゃあ、あの徹夜組も出ました今日の、立って聞いていただいた300 人のお客さんに一言ずつ頂けますか。 森 脇:あの、ほんと今日はありがとうございました。今回「まぐれ」をだして これからもっともっと頑張ろうっていう。。。 個性・訂正 観 客:有吉くん、逆、逆! 森 脇:ちょっと! 観 客:前後ろ逆ー! 有吉くんがTシャツを前後ろ逆に着ていました!(後ろだけにプリントのある 黒のTシャツを、前にプリントをもってきてました。でも、肩のラインが変。) ぱらぱらと聞こえるこの声に会場全体が理解できた瞬間、 観 客:(爆笑) 森 脇:うそー! 有 吉:(平然と)これでいいんですよ。 司 会:これでいいんだよね、有吉くんねえ。 司 会:だって、プリントは前にないと。 有 吉:なんで逆かわかんないすよ。 司 会:わかんないよねー。だって、ほら。前ですよ。 と言いながら、司会者は有吉くんの首もとに後ろにあるはずのタグを引っ張り 出して前後ろ逆に着ていることを確認。 観 客:(爆笑) 司 会:僕たち二人が間違えてるだけです。 有 吉:個性派! 司 会:個性派ですよ。 有 吉:(笑) 司 会:この肩のラインがいいですねー。新しいファッションになりますよー。 冷静沈着だった有吉くんが突然思い出したかのように、くしゃっとした照れ笑 いをして、Tシャツの中に手を入れてぐるっとまわして後ろ前を直そうとする。 観 客:(笑) 森 脇:やっぱ間違ってたんじゃん。 司 会:正直もんですね。 後ろ前の直し完了。 司 会:あ、ずいぶんすっきりしましたねー。 観 客:かっこいいー! 司 会:これをやりたかったばっかりに後ろ回しに着ていたんですね。 有 吉:(下を指差して)これはいいんですよね。 森 脇:いいよ!難しいよ、それ。 司 会:ちょっと難しいでしょうね。 森 脇:(思い出したように)頑張りますんで、よろしくお願いします。 司 会:はい、最後有吉くんしめていただきましょうか。 有 吉:えー、「まぐれ」が売れなければ僕らのミュージシャン生活も終わり、 観 客:(笑) 司 会:しめっぽくなりましたねー。 有 吉:(笑) 司 会:もっと奇麗にいきましょうよ。 (観客の一人が「ロンドンレコーディング」という紙を出しているのを 見て)ロンドンレコーディングですよね、あのCMみたいに。 あの通りパイをがーんとぶつけられて。 有 吉:ロンドンレコーディングやりますか。 というわけで、「まぐれ」と「オエオエオ!」よろしくお願いします。 司 会:忙しい時間に来てくれてありがとうございました。 森 脇:いえいえ、ありがとうございました。 有 吉:ありがとうございました。 司 会:猿岩石でしたー!


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ねっと飛々 村田 崇 takashi@air.ne.jp