【笑】:観客の笑い パネリスト達が“親友”についての思いを述べたあと、 木 佐:「え〜今回も各界・各世代の12人の皆さんに、“我思う”『親友 とは』哲学していただきました。世代別にはこうなっておりま す」 パネリスト用も合わせて18個のモニターが並ぶセット。モニターに1〜12 までの番号が出て、それらの数字の背景は1〜4が明るいカラフルな色、5〜 8が明るい緑色、9〜12が深い緑色になっている。 タモリ:「4,4,4と来たね」 木 佐:「えぇ」 字 幕:若 手(〜34歳まで)4人 中 堅(35際〜49歳)4人 大御所(50歳以上) 4人 タモリ:「うん」 木 佐:「さあタモリさん選んでいいですよ。どのあたりからいきます かね?」 タモリ:「5番」 木 佐:「あ。…(笑)あじゃあやっぱり私が選んでいいですか?」【笑】 「2番(若手)からいきましょう。2番です」 木 佐:「まずは、この方が哲学する、“親友”です」 タモリ:「今日も意見が通らねえなあ」 木 佐:(笑)
有吉思う
ナレーション:「半年に及ぶヒッチハイクによる、ユーラシア大陸横断」 「猿岩石」 有吉の右斜め前からのアップ。言葉を選びながらゆっくりと語る。カメ ラは時に、座っている有吉を正面からとらえる画に切り替わる。
親友って何だろうって考えますと、ん〜、例えば、結婚してるとして、え〜、奥さんがいると。 そうすると、奥さんには、ん〜例えば自分を全部さらけ出して、ひどいこと、おかしなこと、とかあんまり出し過ぎると、離婚…されてしまうんではないだろうかとか、怖い。 だから、本当の自分は、本当の本当の自分は出せないと。 でも、…愛人、がいればですね、愛人には、なんていうんですかね、自分をさらけ出せる。 例えば、変な、趣味があると。 それを、受け入れてくれる。 それで、例えばあんまり変なことをやってしまって、嫌われて、しまっても、…それは、まぁ奥さんいるし、いいか、と。 いうふうに思、える、ますよね。 で、親友っていうのは、なんか僕はいないんすけど、なんか、例えばいたとしても、「俺とお前親友だよな」っていうのはなかなか確認できないというかちょっと恥ずかしい…ものがあって、 え〜親友とは、愛人、という言葉ではなくてですね、ちょっとまあ恥ずかしいんですけれども、ラマンである。 |
字 幕:親友とは ラマンである 有吉弘行 猿岩石 (有吉のサイン) ナ レ:「親友とは、ラマンである」 タモリ:「有吉のあの、女房と愛人の区別っていう」 木 佐:「う〜ん」 字 幕:有吉の理論 「愛人には自分の全てを さらけ出せるが、 奥さんには出来ない」 タモリ:「理論はちょっと、おかしいよねあれね」【笑】 一 同:(笑) タモリ:「普通世間一般だったら逆のような感じがするんだけどね」
森脇思う
ナ レ:「猿岩石」 先ほどと同様に、今度は森脇。有吉と違い、自信があるような表情。
僕にはま親友は〜、一人ほど、え〜いるんですけれども、まそれは相方ではないということは、最初に、え〜言っておきます。 相方は、どっちかっていうと、んもう友達っていうよりかは、兄弟みたいな感じ…ですね。 仕事という血でつながれた人間ていう感じですね、もう。 仕事しているうちはもう、絶対切れない仲なんで、 親友は、ん〜別に、いないときはいないでいいし、 絶対に、裏切らない。 いつ、何時も、いる、っていう存在…ですね。 近くにいるっていう存在ですね。 やっぱり親友だから普通の友達より荒っぽく、扱えるし、まコンビニ、コンビニみたいなもんだなと。 真夜中だろうと、朝早くだろうと、まぁ大体24時間体制年中無休で、開いているっていう。 でいつ行っても、え〜結構オールマイティーに、ん、僕に接してくれる人だと思います。 え〜親友とは、え〜コンビニである。 |
字 幕:親友とは コンビニである 森脇和成 猿岩石 (森脇のサイン) ナ レ:「親友とは、コンビニである」 番号が振られている枠のうち、2番の枠の中に猿岩石の顔が入る。 松 岡:「コンビニはわかりやすいですよね。パジャマとかでも」 木 佐:「あ〜」 松 岡:「上プッとはおって行けるみたいなの」 山 田:「うん」 松 岡:「あるじゃないですかそういう気楽さ。だから普通の友達には出 来ないそういう気楽さ?」 タモリ:「友達関係はね、確かに24時間体制だと思うんですけどね」 うつみ:「24時間。若いときは疲れないから。でも、年いってくると、時 間気にしますよね」【笑】 「今ちょっと、ホントに緊急の用事なんだけれど、あの〜ご主人 がいたら大丈夫かしらとか」 タモリ:「とりあえず話を聞いてくれるって向こうが思ってるやつもいる かもしれないですね」 木 佐:「う〜ん」 タモリ:「夜中でも。言葉のごみ箱に思ってるんじゃないかとか」【笑】 木 佐:(笑)「ただただ」 タモリ:「俺に話しゃ何とかなると…」 この後猿岩石への言及はなし。