林のそばの草むらの中、猿岩石が奥から歩いてくる。森脇は手に持った 枝で草を何となく左右に払っている。 有 吉:「え〜っと俺らが出会ったのが」 森 脇:「うん」 有 吉:「小学校一年のときだね」 森 脇:「はいはい」 有 吉:「だからなんだかんだで、つきあいが16年」 森 脇:「長いね!」 有 吉:(笑)「長いね!」人気スポーツ
池の側にしゃがんでザリガニ釣りをする二人の画に重ねてのしゃべり。 画面下にはテロップが流れる。 字 幕:森脇和成(1974.8.1生まれ) 有吉弘行(1974.5.31生まれ) 広島県安芸郡の山の中で少年時代を過ごす…。 有 吉:「小学校の時一番流行ったのが、ザリガニ釣りだよね」 森 脇:「まあね。これはもう…」 駄菓子の串に刺さったイカをとる森脇の手。 有 吉:「みんなやってたよクラス中ね」 森 脇:「うん。お前でも特にハマってたよなあ」 たこ糸の先にイカをつける二人。 有 吉:「えっ?いやぁ、お前に言われたくないよ」 森 脇:(笑)オトナの遊び
池の対岸から見た二人。有吉がカメラに向かってしゃべる横で、もわは 仕掛け作りに余念がない。 有 吉:「あのねえ、こいつはねぇ、ハマり過ぎてねぇ、ハタチの時に ねぇ、え〜っと就職してたんですけど、スーツ姿でねぇ、ザリ ガニ釣りやってましたから」 森 脇:(笑) 有吉も仕掛け作りに戻り、呟くように 有 吉:「すごいっすよ。やくざみたいにスーツ着てザリガニ釣ってまし たからねぇ」 森 脇:(笑) 有 吉:「怖いよ」 森 脇:(カメラに向かって)「すいません。こんな大人です」素
池の中に有吉が手を入れている。 森 脇:「お前がそこでそんなにこうぐちゃぐちゃやるからとれなくなる ぞ」童心
森脇は池から少し離れた草むらにいた。 有 吉:「森脇!」 駆け寄る森脇。有吉は右手を握って何か持っている。 有 吉:「ちょ来い!すごい!」 森 脇:「何だよ」 有 吉:「捕まえた捕まえた!」 有吉が手を広げた瞬間、 森 脇:「赤ちゃんじゃねえかよ」 森脇が有吉の手を下から叩くと、赤ちゃんザリガニは飛び、池の中へ。 有 吉:(笑)「ワァ〜!」 森 脇:「赤ちゃんじゃねえかよお前!」 有 吉:(笑)「待ってよ…」 森 脇:「小っちゃいよ!」 有 吉:「見て欲しかった!」 森 脇:(笑)「こんなんじゃん!」(指で3cmくらいを示す) 有 吉:(笑) 森 脇:「小っちゃい小っちゃいもう!」グッドポイント
森脇がザリガニを持っている。カメラに向かって、 森 脇:「捕まえました〜!」 イカをつけて垂らしたこ糸の横で、有吉が左手でザリガニを持ち上げる。 すぐ後ろにザリガニを持ってたっていた森脇を振り返り、 有 吉:「よぉっし!」 森 脇:「よぉし!」 有 吉:(笑) 森 脇:「よぁっし!」 有 吉:(池の中を見て)「こっちね、見え見え。2匹ゲッツ」 森 脇:(有吉に言われて池をのぞき込む)釣果
ザリガニのアップから。 有 吉:「はい、今日の成果は、7匹です」 森 脇:「釣り言っときながら、言っときながら、手づかみ」 7匹のザリガニを間に、二人がしゃがんでいる。 有吉の字で、 字 幕:「山猿みたいに 遊んでいた 少年時代」 猿岩石 有吉弘行 森脇和成 有 吉:「でもねぇ、そうなん。子供の時からそうなんだよね結局は」 森 脇:「そうそう、結局ね」 有 吉:(不満そうに)「釣れないんだよぉ」 森 脇:「そう」