「チャレンジ指数」のレーダーチャートには、
が示されている。 ナ レ:「このチャレンジを戦い抜くには体力とテクニック、そして不屈 の忍耐力が必要とされる」 舞台は山梨県都留市所沢。 松井康真アナ(テレビ朝日):「12時間耐久鬼ゴッコ、今回で4回目を数えま した。さあ果たして12時間逃げ切って、ナンチャンを隊長とす る、ほとんどプロのこの目から逃れ切って、100万円を獲得する チャレンジャー、現れるんでしょうか」 鬼ゴッコ開始前、逃げる人々が写っている。その中にはゼッケン4番の森 脇が6番のおさる(アニマル梯団)と話しているカットも。 9:30。シグナルホーンが鳴り響き、皆一斉に山林へ散っていく。 松 井:「おおっと始まった!今スタートです!さあいまから12時間耐久 鬼ゴッコが始まりました。1時間たっぷりかけて隠れて頂きたい と思います」 ナ レ:「ルールは今回も変わらず、12時間、鬼に見つかることなく逃げ 切ることが出来れば100万円獲得となる」
フリータイム | 9:30 - 10:30 |
1クォーター | 10:30 - 12:30 |
2クォーター | 13:00 - 15:30 |
3クォーター | 16:00 - 18:30 |
4クォーター | 19:00 - 21:30 |
ナ レ:「その12時間は、4つのクォーターに分けられ、それぞれの間には チャレンジャーの休憩となるエイドタイムを30分ずつとる。そ の間チャレンジャーは、エリア内に設置された2ヶ所のエイドス テーションで食糧などの補給を受けることが可能となる。戦い の舞台は、山梨県の山岳地帯。周囲5キロのチャレンジエリアは うっそうとした針葉樹に覆われ、隠れるポイントは無数に存在 する」 本部はエリア最南端に位置している。第1エイドステーションは最北端 に、第2エイドステーションは東端にそれぞれ設営されている。 ナ レ:「今回チャレンジャーは総勢34名。過去3回のチャレンジを参考 に、全国から有力なチャレンジャーが続々参戦。中には、現役 自衛隊員のチャレンジャーもいる。そして100万円を目指すタレ ントチャレンジャーも多数参加」 「まずは3回連続出場を誇るラッシャー板前。今回はグレート義太 夫を連れての参加。そして、炎(ほの)チャレでは数々のチャレ ンジに参加してきたシェイプUPガールズ。今回こそ100万円なる か」 「とてもこのチャレンジには向いているとは思えないこの二人。 つぶやきシロー、そしてMIE」 「ボクシングタッグを結成か、薬師寺保栄と山川豊」 「花粉症を押しての3回連続出場。K2堀部とよゐこ有野」 「前回は雨で自らリタイアという悔しい結果に終わった島崎和歌 子」 「コーヒー豆で、自らの体臭すら消し去ろうというのか、アニマ ル梯団おさる。そして、その相方コアラ」 そしてようやく猿岩石の画になりました。森脇(ゼッケン4番)がビデオカ メラを構え、有吉(3番)と何事か相談しています。 森 脇:「さっきのトタンを屋根にしてその中(※聞き取れず)」 有 吉:「そうしよう、そうしようそうしよう」 「あれ(※聞き取れず)」 ナ レ:「12時間のサバイバルなど辛くもなんともないと語る猿岩石も100万円を目指す」 鬼はサバイバル集団「アキュラス」。 隊長 : 南原清隆 副隊長 : 松尾伴内 隊長補佐: 濱口優(よゐこ) 隊員 : 5名第1クォーター 10:30 - 12:30
猿岩石の画はなく、エイドステーションにも姿を現しませんでした。 このクォーターを終わって18名が失格。残りは16名。第2クォーター 13:00 - 15:30
南原隊長がスペシャルタイムとして現役アメリカ兵を4名を60分間の制限 時間つきで使用。しかし、一人も挙げることなくクォーター終了。 ナ レ:「結局スペシャルタイムは功を奏さぬまま、第2クォーターが終 了。残るチャレンジャーは、8名のうち7名がタレントと、意外 な結果となった」 今回も猿岩石の画はなし。 ここで一旦スタジオに戻ってきました。 孤独に耐えられない者が最初に脱落するという話の後、 内 村:「どっかでつぶやきシローはつぶやいてるわけですよ」 南 原:「つぶやきと猿岩石、アイツら飯食わなくても平気でしょ」 一 同:(納得)「そうだ〜」 飯島愛:「今のところ何人見つけたんですかナンチャンは」 南 原:「今んとこ1人です」 内 村:「隊長後半本部にいる画がほとんどでしょ」 一 同:(爆笑)第3クォーター 16:00 - 18:30
ナ レ:「けたたましく鳴り響くスタート音。いよいよ後半戦が始まる」 やっと猿岩石の画が出てきました。下り斜面の途中にいるようで、斜面 に寝ころぶ有吉を森脇が草で隠しています。 スタート音を聞いて、 有 吉:「あ!やばい」 森 脇:(小声で)「やばい」 有 吉:(少しあわてた様子で)「あ、顔全然、顔全然よ」 森 脇:(笑)「いいよ、いいよ」 有 吉:「ダメだ絶対」 森 脇:「バレないバレない」 有 吉:「頼む頼む。ちょっと顔隠して」 16:30になり、南原隊長がスペシャルタイム2として何と警察犬2頭 (ヴェル,ケン:制限時間45分)を投入! ナ レ:「森に放たれたウルフたちは、獲物の残したかすかな匂いだけに 敏感な反応を示す」 犬につけたCCDカメラの映像が出ました。なんだか急いでいる様子。 調教師:「ヴェルちゃんもう少しゆっくりしてくれんかな」 すると、犬の後を付けてきた鬼たちが、 南 原:「止まった」 ? :「止まった?」 アルミサッシの窓(?)が倒れた上に草が重なっていて、その上にはスチ ロール製のカップと割り箸が置いてあります。 南 原:「食い物の食いかけのカスがある!よ〜しヴェル、カムイン!」 すると、警察犬が猛然と吠え始めました! カメラが木と窓の隙間からのぞき込むと、そこには目と口をめいっぱい 開いて驚いている森脇の姿が。傍らにはさっきと同じカップも。 南 原:「出てこい!」 森脇が隠れていた場所から顔を出しました。7時間17分の命。 南 原:「お、森脇!」 ? :「あ、猿岩石だ!」 「あ、猿岩石!」 まだ警察犬はほえています。 森 脇:(おびえて)「こいつ止めて下さいよちょっと」 南 原:「よし、ヴェルやめ!」 森 脇:(つぶやき)「あ〜見つかった〜」 ? :(笑) 南 原:(森脇のゼッケンをはがしながら)「お〜し、(※聞き取れず)たの か?」 濱 口:「エライ家作ってるやん」 ? :(何かに気づいて)「お!」 南 原:(そっちを指さして)「おい」 濱 口:(チャレンジャー用のリュックを持ち上げ)「カバンですよね」 南 原:「カバンだ」 「あ、2つある。てことは」 松 尾:(リュックを警察犬の方に持ってきて)「この匂い、この匂い」 南 原:「この匂い、嗅がしとけ」 ヴェル:(リュックの匂いをかぐ) 松 尾:「この匂いだ」 南 原:「よ〜し匂い嗅がしたら、あとはかみつくだけだ」 するとヴェルは森脇の居場所からほど近い茂みの中へ。 濱 口:「おやおや」 画面は犬カメラの映像に。見た目にはただの茂みで犬がハアハア言って いるだけにしかうつりません。 ? :「あ〜っ!」 「うわぁ〜っ!」 「あ〜っ!」 「隊長!」 すると、茂みの中から人間が! 有 吉:(犬の怖さに)「あ〜っ!あ〜っ!」 斜面の上の別の角度からの画に切り替わると、有吉の寝ているすぐ左脇 で、今にもかみつきそうな勢いでヴェルがほえている!たまらず飛び出す 有吉!7時間20分で失格! 南 原:「ヴェルすごい!」 有 吉:「(※聞き取れず)ふるえてましたよ」(苦笑) 森 脇:「お前(※聞き取れず)」 南 原:「よ〜しカムヒア(?おそらく)!」 「10秒以内にこっち来い。でないとヴェルが噛む!」 「10,9,8,7…」 有吉、必死に斜面を登ろうともがく。一旦ヴェルに噛まれそうになりな がらも、どうにか登り切りました。 有 吉:(ヘルメットをとりながら、斜面を登りきる) 南 原:「6」 濱 口:「早く早く早く、早く早く早く」(と言って、上った有吉を突き落 とす) 南 原:「5」 有 吉:(苦笑) この後、猿岩石の画はなし。 結局12時間耐え抜いたのはアニマル梯団のおさると一般の渡邊さん。先 に本部に戻ってきてヴィクトリーフラッグをとった渡邊さんが100万円獲得!