オープニング前
「因縁の対決。あの猿岩石とドロンズがついに激突。勝敗の行方は…」 番組の主旨。日本テレビの人気番組の様々な噂について検証する。番外編 〆谷ディレクター篇
日テレなんでもランキング 「日テレで一番怖いディレクター」 電波少年インターナショナル9「コモドドラゴン」の映像 松村「みんなで急に一斉に追い掛けませんか?」 〆谷「なんでみんななんだよ」 松村「一緒に打倒 猿岩石で…」 〆谷「なんでお前と打倒しなくちゃなんねーんだよ。俺はガンバレ猿岩石だもん」 松村「…そうっスか…」 ここから番組の映像 松村「いや〜怖いっスよ。電波少年のロケだと海外行くんスけど、行く前に必ず言う んですよ。【マツ、今回のロケどこ行くか聞いてるか。 …天国だよ】(〆谷Dの声 マネで)」 日本一怖いディレクターのトロフィーを手にする松村 ナレ「日テレ一怖いという〆谷さんに、松村からトロフィーを渡してもらうことに。 ただし…」 スタッフ「〆谷、よくやったって言ってください」 松村「…えっ?」(困った顔) ナレ「さっそくスタッフルームへ。はたして呼び捨てにできるのか」 スタッフルームに入っていく松村 松村「〆谷 おめでとう」(小さい声で) 〆谷「座れよ、いいから」 ナレ「いたっ!! 」 〆谷「読んでみろよ」(トロフィーに書いてある文字を) 松村「NTVで一番怖いディレクターナンバー1。〆谷さん…」 〆谷「それで、それを表彰するの」 松村「はい………。おめでとうございます」 〆谷「こんな仕事やってんだ」 松村「いや、僕も急にきたんで…」 〆谷「断れよ」 松村「はい」パシッと頭殴られる。 〆谷「11時間さ、飛行機乗ってさ、帰ってきて、そのあと会議で、ようやく終わって これから家帰ろうかと思って、これだよ。普通断るだろ」 松村「あいたっ」またもや頭をはたかれる。 ナレ「〆谷さんはやっぱり怖かった」
スタジオ 三井「迫力ありますね〜」 中山「猿岩石派ですね。山ちゃんなんかももちろん〆谷さんは知ってますね」 山崎「知ってますよ。〆谷さんと一緒にロケ行ったことはないんですけど、みんな怖 いですね」 三井「全員怖い…」 山崎「全員怖いです。コウモリの怪物、僕退治しに行ったんですけど、これ行かれへ んわと思って、ずっと目見てたら【何見てんだ、オマエ。目くりぬくぞ】…」 会場爆笑 加賀「愛のムチでしょ。言ってみれば、逆に愛情があるからそういうこと言うのよ。 目くりぬくぞって。もっと無視されたら怖くない? おまえなんかどーでもいいって 。ねぇ」 山崎 無言でうなづく アナ「はい。また恐ろしい世界でありました」
番組も終盤、
アクションシーンについて、神田正輝、山口達也などが語っているさなか、 ようやく猿岩石がスタジオに登場。 福澤「男の中の男というと、なんと猿岩石のお二人が、今こちらに到着しました」 拍手の中、ペコペコしながら入ってくる猿岩石。 有吉は、シャツにネクタイ、水色のジャケット。森脇は白いジージャンいう服装。 福澤「男の中の男ですよ」 司会席につき、またもや頭を下げる猿岩石。 森脇「遅くなりました」 有吉はひたすらペコペコ。 場内大歓迎の拍手。 中山「なんかオシャレな電気屋さんみたいですね」(有吉の服装を見て) 森脇「いますね、こういうの」 有吉笑う。 場内爆笑ののちCMへ。 速報歌の大辞典の裏側に続き、いよいよ猿岩石のコーナーへ。 ナレ「CMの後は、本人たちも知らない、猿岩石の真実」 映像は、ハノイで死にそうな有吉、インドで頭を剃る森脇、 そしてロンドンのゴールの瞬間が…。 CM本人達も知らない 猿岩石の意外な効果
ナレ「猿岩石」 ヒッチハイクの名場面が流れる ナレ「全国の話題を席捲した猿岩石ユーラシア大陸ヒッチハイク横断。前人未到の偉 業を成し遂げた彼らは若者達に大きな勇気をあたえてくれた」 秘められた経済効果 ナレ「そこには驚くべき真実があった。猿岩石に関する出版物、そのすべてがベスト セラーとなり、総額22億円(275万部)もの売り上げ」 森脇「ええっ?」 有吉「………(呆然)」 ナレ「そしてCDでは、爆風スランプの【旅人よ】、猿岩石のデビューシングルを合 わせ、総額18億3千万円(183万枚)もの売り上げ」 森脇「えっへえ〜〜?」 有吉「ちょっとぉ〜」 ナレ「さらにビデオ4タイトルも好調な売れ行きをみせ、総額9億6千万円(30万本) もの売り上げ。合計、約50億円(平成9年2月現在)もの売り上げを経済評論家はこ う語る」 経済評論家 堀紘一氏 堀「売上が50億円の企業というと、これはもう中堅企業ですね。いわゆる中小企業じ ゃなくて立派な中堅企業であると。あるいは50億円の売上の企業が売上倍増して、仮 に100億円にしたとすると、これはもう収益にもよりますけども、上場会社になれる という話しにどんどん近づいていくわけですから、これからはですね、そういうスポ ンサーの商品が猿岩石とともに売れるということが十分ありうるわけですね。50億が 100億、150億になることも夢じゃでないでしょう。」 ナレ「ならばこの二人の経済効果は?」 ドロンズのスタートシーン。 ナレ「ドロンズ。現在マゼラン海峡からアラスカ。距離にして猿岩石の2倍に挑む彼 ら。ならば経済効果も倍の100億が予想される。そう100億もの経済効果が二人にかか っているのだ。がんばれドロンズ」
会場拍手 中山「すごいですよ。ただね一番びっくりしたのは、猿岩石が今のを見てびっくりし てました」 福澤「ご本人が一番、ほぇ?って」 森脇「まさかあんなに…」 中山「50億ですよ」 福澤「そういうのご本人に知らされないんですか?」 有吉「まったく」 森脇「はい」 会場笑い 中山「そんだけすごい存在なんですよ」 福澤「今はやっぱりファーストクラスとかに乗れるようになったんですか?」 猿岩石「ファーストクラス???」(二人声をそろえて) 会場爆笑 福澤「飛行機」 森脇「飛行機…?」 中山「えっ、飛行機乗った時、立ち乗り?」 会場爆笑 有吉「(笑)それはないです」 福澤「ファーストクラスって一番前にある…」 中山「一番前で一番いい席よ。こんな幅広くて」 森脇「いえいえ、みんながこうズラーっと並んでる」 会場笑い 神田「でもさぁ、いろんな国回ってきて、いろんな人たちと会ったってことはさぁ、 仕事と別としても、自分にすごく役にたったと思わない?色んな人見たってことはさ」 森脇「はい、いろんな体験を数多く…」 神田「ね、できないよね」 中山「身体張ってましたもん。だって。また新たなチャレンジあるんですか、猿岩石 は?」 森脇「いえ、ありません」(きっぱり) 有吉「ないです、はい」 中山「ありがとうございましたー」 猿岩石 深々とおじぎ。 すでに神田さんとのしゃべりからエンディングロールがかかり、このままあわただし く終了。