SPHERE 山田邦子のしあわせにしてよ

    1997年3月19日(水) 12:00〜13:00 TBSテレビ系
    原文提供:江上聡明さん
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    オープニング

    PAW 登場&CD

    笑顔でピースサインの山田邦子(以下、山田)に番組タイトル『山田邦
    子のしあわせにしてよ』。カメラの前に割り込む笑福亭笑瓶(以下、笑
    瓶)。
    山田:「(笑瓶を押し戻しながら)なんで来んのよ、座ってなさいよぉ」
    笑瓶:「(自分の席に座りながら)なんでや、そんなん」
    山田:「いいじゃないの! 自分の番組でポーンと鳴って私のアップか
        ら来たって」
    笑瓶:「「センターからセンターから」って、もー」
    山田:「それだって、字(番組タイトル)があったから邪魔だったのよ、
        今」
    笑瓶:「字ぃて(笑)。ちゃうやないか、タイトルタイトル」
    円広志(以下、円):「そんなにテレビ出たい?(笑瓶:「出たい出た
        い」)毎日、出てるやないの」
    山田:「いやもぉ、全部アップでずーっといきたいですね、えぇ。でき
        ればもぉ、一日中ね、「さ、起きましたか?」ってところから
        やりたいですね。…(やる気なさそうに)あぁ〜あ、座ってよ
        ーか(ゲスト席に座る)」
    笑瓶:「(円:「座るなよ」)こらこら! なに座ってんねん」
    山田:「え? いやいやいや。(話をそらして、椅子が二つ並んだゲス
        ト席を示しながら)今日はなんか二人っぽいですね」
    笑瓶:「お! 二人よぉ、今日は」
    山田:「えぇえぇえぇ。あのぉ、人気者が来るらしいですよ。大変です
        よぉ。だから…知ってますか? その、猿岩石とゆー、物体は。
        会いましたか、もう」
    円:「会いました会いました」
    笑瓶:「富士さん、どうですか?」
    富士真奈美(以下、富士):「知ってますよ!(笑瓶:「ねぇ」)かわ
        いいのねぇ」
    山田:「見ましたか?」
    富士:「見ました」
    山田:「歌が売れてんですよぉ」
    富士:「ね、お上手ね、歌がね(笑瓶:「うまいよぉ」)。思いがけな
        く上手」
    山田:「今日が、その、ね、売れたんで、その、第2弾の発売日なんで
        すよ(富士:「あら、すごいわね」)。いい気になってらー」
    笑瓶:「いやいや、いい気になってんちゃうがなぁ。それ」
    富士:「でも、感じいいから、みんな応援したくなっちゃうのね」
    笑瓶:「そうそう。性格がえぇよ、うん」
    山田:「おとなしいのねぇ、えぇ。段々、あの、日本に慣れてきてね。
        しゃべるようになってきたら、結構、にくたらしいこと言った
        りなんかしてね」
    富士:「ホント? ねぇ…じゃ、いじめる?」
    山田:「(笑瓶:「いやいや(笑)」)いじめよっかぁ? ねぇ」
    笑瓶:「ビシビシいきますかぁ?」
    山田:「…呼ぶかなぁ、じゃあ」
    円:「(笑瓶:「呼んであげないと」)早よ呼んだりぃな、もう。座っ
        てんと」
    山田:「じゃ、呼びますよ。分かりました。(立ち上がって)それでは、
        猿岩石どうぞ!」
    『白い雲のように』が流れる中、低姿勢で猿岩石登場。
    山田:「おはようございまぁす(笑瓶:「こんにちはぁ」)。かわいら
        しいお二人、猿岩石でございます」
    森脇:「おはようございます」
    有吉:「はじめまして」
    山田:「もう、どんどんファッショナブルになってきましたけど(森脇
        :「ありがとうございます」)。なんかもぉ、ジャージとかね、
        裸とか、そんなイメージしかなかったんですけどね、えぇ。全
        部の、あの、人気な雑誌も総ナメでございます、ねぇ。グラビ
        アも飾って、ねぇ。ファッションなんかも…」
    有吉:「(山田に)かわいいっすねぇ、今日」
    山田:「(苦笑)ありがとうございます、えぇ」
    笑瓶:「そんなことを言うようになったんか(笑)」
    山田:「いつもキレイなんですよ、えぇ。(笑瓶に)え、なんですか?」
    笑瓶:「おいおい、いつもじゃないの(有吉・森脇:(笑))」
    山田:「(笑顔で)いつもじゃない…。今日、またまたね。今、「♪風
        にぃ」って歌、売れました。フミヤさんに作ってもらった、ね、
        歌が売れて。で、今日発売なのは、今度は高見沢さんに作って
        もらいました、『ツキ』」
    森脇:「(ポケットからシングルCDを取り出しながら)はい」
    草野球をしている、ビデオクリップの映像。
    山田:「なんか、ラーメンのコマーシャルで使われたんですか。エース
        コックねぇ、おいしそうに食べてました。(ビデオクリップで
        使われている、胸に“猿岩石”と入った野球のユニフォームを
        指して)あのユニフォーム欲しいなぁ、“猿岩石”って書いて
        んの。野球チームは、持ってますか?」
    森脇:「持ってないんですよ」
    山田:「作ったら? ねぇ、いいんじゃない? …(有吉が打席に立つシ
        ーン)あら、誰かしら? あら、ヤーよ(有吉:(苦笑))。
        だーれ? …『ツキ』ってゆーのは、空の月、それから、運と
        か…」
    森脇:「そう、運の“ツキ”ですね」
    山田:「運の“ツキ”の方、ね。まぁ、ラッキーボーイたちですから、
        まさに。ねぇ。…唄、うまいのよねぇ」
    笑瓶:「これ、どっちかメインで唄ってるゆーことはないの? 二人と
        も同じような割合で唄ってんの?(森脇:「え、そーです」)」
    山田:「ま、一応、森脇くんの方が…」
    有吉:「違います!」
    森脇:「(笑)五分五分に」
    山田:「五分五分ですか? ねぇ」
    笑瓶:「このぉ、『ツキ』ってゆーシングルは、僕は20万枚買ってるか
        ら。すでに押さえたから(山田:「押さえたから、ねぇ」)。
        もう、先輩としてはガンバるから。前回は10万枚買った(笑)。
        ちなみに、このプロモーションビデオ出てるから(有吉:「出
        てないじゃないですか(笑)」)。いや、応援団で。今、後ろ
        つーっと、つーっと歩いてったの、うん」
    スタジオの映像に戻る。
    山田:「こーゆーのがね、今日発売でございます。また応援してくださ
        い」
    有吉・森脇:「お願いします」
    山田:「(猿岩石二人に椅子を勧めながら)それでは、お座りください
        (有吉:「失礼します」)。私は立ってますけどね」
    有吉:「また、なんでそーゆーこと言うんですか!」
    笑瓶:「ひとこと多いの。ゲストゲスト」
    山田:「(苦笑)はい、ゲストゲスト。座ってください。ねぇ」
    笑いながら座ろうとする猿岩石二人。
    笑瓶:「あぁ…座るか、座るか」
    有吉:「(笑)待ってください。ちょっと、こっちからも」
    山田:「いーじゃない! 自分だって座ってるんだから」
    森脇:「(手を挙げて、スタッフに)すみません、椅子もうひとつお願
        いします」
    山田:「(笑)どうぞ、お座りください(有吉:「すみません。失礼し
        ます」)。ねぇ、だから、ある日突然ボーンと大スターになる
        とゆー、ね、ドリームとゆーか。それを経験したコたちですよ、
        ねぇ。めまぐるしくその生活とかも変わったと思いますけど。
        その辺も、今日はね、根掘り葉掘りと研究したいと思います。
        よろしくお願いしまぁす」
    有吉・森脇:「よろしくお願いします」
    (提供)
    (コマーシャル)
    
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    “おもてなしの一曲”

    PAW 選ばれたわけ

    “おもてなしの一曲”として堺正章の『SONGOKU』が流れる。
    山田:「(曲に合わせて体を揺らしながら)年齢は22歳同士、ね、同級
        生です。広島からやってまいりました。『SONGOKU』がお好き
        です(笑)。これ好きなの?」
    森脇:「(有吉:「はい」)大好きで、もう、これ」
    山田:「ふーん。これは、その、なんですか、ね。旅をしている時にも、
        くじけそうになると唄っていた」
    有吉・森脇:「そうですね、はい」
    笑瓶:「ぴったりやな、この曲(有吉:「そうですね」)。うん」
    山田:「…そうだね、考えたらね」
    笑瓶:「でも、そんなにメジャーじゃないよね。なんか、孫悟空ちゅう
        たら、あの「♪ガンダーラ ガンダーラ」の方が頭に残ってる
        から」
    山田:「マチャアキさんの、ね、明るい感じの『SONGOKU』です。「色
        々あるけど、もしか、自分たちがすごい成績なんか良かったり
        期待されたら、それもつらいぞ」なんて。「上を見ないで、ま
        ぁ、ガンバっていこうよ」というような」
    有吉:「そうですね。どうですか?」
    山田:「いいですねぇ。若い人って感じですよね。もう、この(『西遊
        記2』が放送されていた)頃、バリバリ大人だったな(有吉:
        (笑))」
    笑瓶:「(笑)そりゃそーやて」
    山田:「へー。つらかった? やっぱり、旅は」
    有吉・森脇:「つらかったですねぇ」
    山田:「うぅん。ま、食べないことがつらい。それから、言葉?」
    森脇:「言葉」
    有吉:「朝立ちまで、すべて」
    山田:「なに(笑)? なんかヘンなこと言いましたよ、今」
    笑瓶:「男として当然やな、それは。あるよ(有吉:「はい」)」
    山田:「ふーん。お金も、だって、ホントにないしねぇ」
    森脇:「「日本に帰りたい」って思うのが、強かったですよね」
    山田:「あ、そー(有吉:「そればっかりでした」)。日本に普通にい
        ると、別にそんな、ありがたみも色々と分からないけど、特に
        分かりましたねぇ、じゃあ、ね。いい経験ができたじゃないで
        すか(森脇:「いい経験させてもらいました」)。本当に、テ
        レビじゃなくて旅するのと、また違ってね。ちょっとは守られ
        てるんですから。それはラッキーでしたよ、選ばれて。なんで、
        ノンキーズじゃなくて猿岩石が選ばれたんでしょうね?」
    笑瓶:「いやいや(笑)、そりゃまぁ」
    有吉:「ノンキーズは売れてましたから。仕事たくさんあって」
    山田:「あぁ。本当に、こう、売れてない人から選びたかったんですか
        ね? うん」
    笑瓶:「まったくホントに仕事してないところで、二人、性格がまっす
        ぐじゃないすか、だから、扱いやすいゆーのもあったんじゃな
        いすか? うん(有吉:(笑))。だからチョイスされたみた
        いなこと、言ってましたけどね」
    山田:「そんな、ゆーほど売れてなかったの? 最初」
    有吉:「全然ですよ」
    森脇:「てゆーか、まだ、日が全然浅いですもん。まだまだ」
    山田:「デビューしたばっかりだったんだ」
    笑瓶:「所属やゆぅの、邦ちゃん知ってた?」
    山田:「知らなかった」
    笑瓶:「知らなかったやろ?」
    山田:「知らなかったですね、『電波』見てなかったから。途中、ワー
        っと人気になって新聞見た時に「どっちが猿で、どっちが岩石
        なんだろう?」(有吉・森脇:(笑))」
    笑瓶:「そうやろ?」
    山田:「そうしたら、事務所から怒られて。「これがプロフィールです
        から、ちゃんと頭入れといてください」って。なぁんで、アタ
        シが覚えなきゃいけないんだよ!」
    笑瓶:「覚えたりぃな覚えたりぃな」
    有吉:「僕ら、所属した時に挨拶したんですよ、ちゃんと」
    山田:「そうなんだよね。だから、ノンキーズさんたちが前説やったり
        とかネタなんかで出て来る時に、いたんだよね? そう考えり
        ゃ」
    笑瓶:「あ…俺には挨拶なかったなぁ」
    有吉・森脇:「(立ち上がって)いや、しました。しました」
    円:「やめなさいよ(笑)。プロダクションで、その、もー、ホントに」
    山田:「すみませぇん、申し訳ありませぇん。かわいがってますよ、ち
        ゃんと」
    円:「よく分かりました。この芸能界の裏側が(全員:(笑))」
    山田:「いや、あまりにも知らなかったから、あせっちゃったんですよ。
        「え、え、え? 誰なんだよ」って、えぇ」
    森脇:「所属して、もう、4ヶ月くらいでしたから」
    山田:「東京はいけないね。関西の方は小屋がありますから、みんな先
        輩後輩がね、割と集まるんですよ。東京はバラッバラですから。
        鶴太郎さんだって全然会ってないもん」
    笑瓶:「あぁ、そうやねぇ」
    山田:「だから、それからいけないなと思ってね。太田ライヴにちゃん
        と行くようにしましたから、最近は。エルトンGoタカーズも
        覚えました(有吉・森脇:(笑))。この(猿岩石の)下がい
        るんですよ(笑)。さぁ、それでは、巷にどーゆー風に思われ
        ているのか、ちょっと聞いてみました」
    小島慶子アナウンサー(以下、小島):「はい。巷の方々は猿岩石さん
        のことをどう思っているんでしょうか? 巷のお声、お聞きく
        ださい」
    
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    “猿岩石 ちまたのお声”

    PAW ピン

    遊園地でのインタビューの映像。幼稚園児くらいの男子。
    質問:「猿岩石、知ってますか?」
    回答:「うん。面白い」
    質問:「なにが面白い?」
    回答:「…ヒッチハイク」
    子供を遊ばせている30歳前後の女性。
    回答:「ちょっとシャイでぇ、素人っぽいところを、ずーっと残せるか
        が問題だと思うんですけどね。それがなくなっちゃったら、多
        分、いなくなっちゃうんじゃないのかな(笑)」
    20歳前後の男性。
    回答:「芸人なのか、歌手なのか、分かんないって感じ。歌手歌手歌手、
        歌手いける。唄、うまいうまいうまい。「♪遠ざかぁる」って
        感じだもんね(森脇:(笑))」
    高校生くらいの女子。
    回答:「こっちに帰って来た時に、なんか、コントみたいのしてたの。
        すごい寒かったの。見ててつらくなっちゃってぇ、チャンネル
        回しちゃった」
    中学生くらいの女子の集団。
    回答:「好きー!」「好きー!」「森脇くんがいい」「有吉くんがいい」
       「え、森脇くんだよぉ!」「森脇くんが好き。なんかいい(笑)」
    小学校高学年くらいの女子二人連れ。
    回答:「やっぱ、眼鏡はずしてからヘンになった(森脇:(笑))。眼
        鏡かけてたから、なんか…森脇さんって感じで」「(二人で声
        を揃えて)また、眼鏡かけてください(山田:「眼鏡がいいん
        だぁ」)」
    20歳前後の女性。
    回答:「彼女はキレイだったよ。あ、山田邦子似ですね」
    中学生くらいの女子。
    回答:「その女の人と別れて、私と付き合ってくださいよ」
    ペンギンのぬいぐるみ(?)を着た小学校高学年くらいの女子と、その
    友人の集団。
    回答:「有吉。かわいい、かわいいよー。やさしそう。尽くしてくれそ
        う。(友人:「唄はね、森脇くんだね」)有吉くん、ハモって
        るじゃん! ハモってるじゃん、ちゃんと。(友人:「でも、
        ちょっとおかしい」)いやいや、ハモってるよ。キレイだよぉ」
    20歳台前半の女性。
    回答:「また、旅しないんですか? なんかあの、ボロボロのところを、
        また見たいですね」
    小学校高学年くらいの女子二人連れ。
    回答:「ギャグつまんないけど、いーよね。芸人はダメでしょ」「ピン
        の方が生きる」「森脇くんは唄で一人でやってぇ、有吉くんは
        テレビに出るだけ」「あぁ、有吉くんは一人でガンバって」
    小学校低学年くらいの女子の集団。
    回答:「彼女の名前が“猿”と“岩石”の、なんか、分けてるみたい」
       「うそぉ」「テレビでやってたの。一人ずつが“猿”と“岩石”
        のニックネーム」
    幼稚園児くらいの女子。
    回答:「猿岩石ってなぁに? 知らない。5人組?(有吉:(笑))」
    質問:「何者だと思う?」
    回答:「ただの猿」
    
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    PAW 担当

    スタジオの映像に戻る。
    山田:「とゆーよーな、ね(森脇:「はい」)、色んな意見がありまし
        たけれども。彼女の、その、顔がそんな感じだったんですか?
        猿っぽい彼女と、岩石っぽい彼女で」
    有吉:「(適当に)はい、そうですね」
    山田:「(首をひねりながら)岩石っぽい彼女って…訳分かんないです
        けども、ねぇ。そうだ! なんか彼女がいるっつって、森脇く
        ん(森脇:「はい」)。で、なんかちょっと、繁みから出て来
        てるようなところが。「山田邦子に似ている」なんか言われて」
    森脇:「繁みに見えても、あれ、家なんですよ」
    山田:「あ、あれ家だったの(森脇:「家です」)。申し訳ありません。
        あのボロボロな道が(森脇:「そうです」)、そうですかぁ」
    円:「もー、住んでる人も居んねんから(全員:(笑))。色んな人も
        住んでるんだから」
    山田:「すみませぇん。それでなんか「山田邦子に似ている」って言っ
        たら、かなり、なんかワイドショーで「違います。全然違いま
        す!」(森脇:(爆笑))。(森脇の両頬をつねって)この口
        か」
    森脇:「別に、それが、ヤじゃないですよ。ヤじゃないけど、ホントに
        似てないんでぇ(山田:(笑))。真実を伝えなきゃって思い
        ました」
    笑瓶:「難しいよ、言葉の使い方(笑)」
    山田:「目のとこ(を隠す黒い帯を模して)にこうなってる写真だった
        んでね。多分、これ外すと、パチっとしたかわいらしい方なん
        じゃないかなと思いますけど」
    笑瓶:「はぁはぁ、怒ってる怒ってる(有吉:(笑))。目の底が怒っ
        てる」
    山田:「(インタビュー結果をまとめたボードを示して)見てまいりま
        しょう。えぇ、「素人っぽいところがイイ」。そうだね、なん
        かね、慣れてない感じのところがお友達みたいな。ね、身近な
        感じがしますよね。えぇ、「どっちがボケとツッコミ」なんで
        すか?」
    森脇:「(手を挙げて)はい、僕がツッコミです」
    山田:「森脇くんの方がツッコミ。で」
    有吉:「僕が…」
    山田:「ボケ担当(有吉:「…普通に」)。有吉くんの方がね」
    森脇:「「普通に」って、どーゆーことだよ(全員:(笑))」
    笑瓶:「こら、お笑いやのに「普通に」ってなんや。普通はないねん。
        ボケ、ツッコミ、どっちかや」
    森脇:「俺、ツッコミで、「普通に」って、誰にツッコむねん」
    山田:「(笑)でもね、唄うまいよね、森脇くん。で、有吉くんは、コ
        ーラス担当?」
    有吉:「な、コーラス担当って。僕も唄ってますよ! 一所懸命(山田
        :「普通に」)。ハモりの方が難しいんですよ」
    山田:「ハモり難しいんだよね(森脇:「そうだよな」)」
    笑瓶:「ハモり、単独で唄ったことあんの? 番組で」
    有吉:「番組でですか? …ないっすね」
    笑瓶:「ハモりだけ、いっぺん、いってみるか? 今」
    有吉:「今っすか…(頷きながら、両手で×を作る)」
    笑瓶:「なんやそれ(全員:(笑))」
    山田:「やめてよぉ、いじめんの。(『シェ猿岩石』を手に)これ、読
        んでください。中に色々と二人のことが分析してありますから」
    有吉・森脇:「あ、ありがとうございます」
    山田:「これ、ヤなのよー! ヌードがあんのよ。見たいぃ? ヌードな
        んか。バカ、なんでこんなことしたの?(裸でギターを持って
        いる写真を示して)こんなの。キャー(有吉・森脇:(笑))」
    笑瓶:「これほら、お笑いの、ほら、鉄則やから」
    山田:「あとね、学校の時の、なんと、通信簿も、そのまんま刷って載
        っちゃってんですよ(有吉:「お恥ずかしい」)」
    笑瓶:「どっちがかしこいの?」
    山田:「やっぱりね、かしこさは同じくらいですね。で、森脇くんの方
        が音楽なんかはやっぱり得意なの」
    円:「バンドやってたんだよね、彼(森脇:「えぇ」)」
    山田:「うん。それで、有吉くんの方は社会が得意(有吉:「はい」)。
        ね。だけど先生の言うことではですね、「学級会では自分の意
        見をハキハキと述べ、意欲的でした(有吉:「や、いいじゃな
        いですか」)。学校の決まりや学級の決まりを良く守り、挨拶
        も良くできました。しかし、時々掃除をさぼったり、机の中の
        整頓とか悪かったこともあり、残念です(有吉:「ワイルド」、
        森脇:「ワイルドじゃない(笑)」)。自分の考えを意欲的に
        出せるようになりました。これからもガンバってください」っ
        て、ね、なかなかいい。こーゆーこと書いてありますよ。(森
        脇に)あなただけどホント、芸能コースでですね。音楽、図工、
        家庭科、こーゆーのがね、すごくいいんですよ(笑瓶:「家庭
        科?」、有吉:「家庭科は(笑)」)。すごくいいんですね、
        だから、バラエティいいですよ。「音楽クラブにおいて楽しく
        活動することができました」。だから音楽だよ! もう、ネタ
        はいい(全員:(笑))。(ボードに戻って)誰か言ってまし
        たよ、ね(笑瓶:「「寒かったぁ」言われたから」)。今度、
        第2弾『ツキ』」
    
    PAW 眼

    有吉:「じゃ、僕、どうしたらいいんですかね?」
    山田:「ん…どうする?」
    円:「まぁ、また、旅に出るってゆーのは」
    有吉:「旅ですか、僕は」
    円:「一人旅でな(笑瓶:「勘弁したって、旅は」)」
    山田:「ねぇ、色々な意見がございますよ。えぇ、「また、旅はしない
        んですか?」。また…するかも知れないですね」
    森脇:「んー…そうですね、危なくなったら、また」
    山田:「(笑)危なくなったらってゆーかさー、なんか、今度はちょっ
        とリッチな旅、どうですか?」
    有吉:「いーですね」
    山田:「似合わなぁいってヤツを。マナーとか「どうすんだよ」ってゆ
        ーよーな、ね。そーゆーオドオドするような、ねぇ。そーゆー
        痛めつけ方あるかも分かんないですよ。それからずーっと、眼
        鏡はどうしますか?」
    森脇:「眼鏡ですかぁ。いやでも、普段はかけるようにしてるんです」
    山田:「目、悪いんですか?」
    森脇:「目、悪いです。今、コンタクト入れてるんですけれども」
    山田:「全然ダメ? 0.01とか」
    森脇:「そうそう、そんな感じ」
    山田:「あ、そー。お勉強したのかしらぁ(森脇:「そうですねぇ」)。
        有吉くんの方は?」
    有吉:「僕、目、いいですよ。2.0」
    山田:「良すぎるねぇ」
    有吉:「良すぎるんすよ」
    山田:「んー。まぁ、コンビだから、それでいいのかしら。(円と笑瓶
        に)皆さん、眼鏡は、やっぱり、目が悪いからかけてるんです
        か? それともキャラクターで、どう?」
    笑瓶:「「どう?」って、なんやそれ(笑)。いや、視力悪いんですよ。
        やっぱり、運転する時に「眼病等」っていうからね」
    円:「はい、僕もそうです」
    山田:「ふーん。大変ですよね、それはね」
    笑瓶:「でもね、眼鏡が格好いいって言われてるからいいよね。うちら
        なんか「メガネー!」って呼ばれるからね(森脇:「そのもの
        (笑)」)、うん」
    山田:「その眼鏡は、また、黄色くて変わってるからなんだよぉ。富士
        さんは、あの、老眼の方は進んで…」
    富士:「もう、着々と(笑)」
    山田:「私も、後を追わせていただいております。(顔から手許を遠ざ
        けて)日に日にこーゆー感じになって。あれ、なんでこーなっ
        ちゃうの?」
    (ジングル)
    (コマーシャル)
    
    PAW 激増

    全員、拍手。
    山田:「猿岩石のこの一年を探ろー!」
    右手を突き上げた山田に応じて、有吉も笑顔で両手を挙げる。
    山田:「色々、変わったと思うんですよ。着るものも良くなりましたし
        ね、えぇ。あの、(質問項目に対応して有吉と森脇の回答欄を
        設けたフリップを示して)ファンの反応、これはどうですか?」
    有吉:「ファンの反応は…昔は、なかったですから(全員:(笑))」
    山田:「(有吉の回答欄に上向き矢印を入れながら)じゃあもう、急上
        昇ですね(有吉:「そうですね、はい」)」
    笑瓶:「これ、太田ライヴとか出てたん?」
    有吉:「出てました。僕ら」
    笑瓶:「ほなら、ちょっと、ほら、出る時に、お客さん、待ってくれて
        るやんか(有吉:「はい」)。はい、猿岩石、出て来ました。
        反応は?」
    有吉:「えっと、二人だけ、ファンがいました」
    笑瓶:「二人だけかい(笑)」
    森脇:「二人だけです(有吉:(笑))」
    山田:「今、大変よ。笑瓶さん、いらっしゃいよ。私、月イチでまたや
        るわよ。来月ね」
    笑瓶:「いやいや、あれもう、大変なんやて。一斉に出て来る時に、同
        じ出口しかないから、(山田:「「ギャ〜!」よ!)「ギャー
        !」やんかぁ(山田:「ホント、やんなっちゃうわよ」)。そ
        の前に出て行ったら…バァッと出て行っても、なんの反応もな
        いんよ、そのコらが。ごっつい「君ら、僕をなんと持ってんの
        ん?」みたいな(笑)」
    山田:「ステージもそうなのよ(笑瓶:「あぁ、そう」)。猿岩石が出
        て来たら「ワァ〜!」ってゆーのよ。(森脇の回答欄にも上向
        き矢印を入れながら)じゃあもう、急上昇ですね(森脇:「は
        い」)。えぇ、では、親戚とかお友達関係はどうですか?」
    森脇:「これはですね、意外と平行線なんです(笑瓶:「あ、そう」)。
        えぇ」
    山田:「変わらない? それはいいことだねぇ」
    有吉:「僕は急上昇です(笑瓶:「どーゆーこと、どーゆーこと?」)。
        僕、それまで友達いなかったんですよ(山田:「えぇ」)。そ
        れが急に、ホント、友達できましたね」
    森脇:「それ、信用できないと思いません?」
    有吉:「そう、そうすけどぉ」
    山田:「(有吉の回答欄に上向き矢印、森脇の回答欄に左向き矢印を入
        れながら)親戚、増えんのよね(有吉:「えぇ、増えますね」。
        私も、誰か分かんない親戚いんのよ。あと、恩師じゃなかった
        人が恩師なの(有吉:(笑))(笑瓶:「おいおい。そんなこ
        と言うなや」)。「確かにこれは専科の先生だったな」ってゆ
        ー人が、なんか、担任みたいなの。「まぁ、いいや。それにし
        たろ」と思って(笑)(笑瓶:「うん。それはもう、恩師や、
        恩師」)。そのまんま、してんですけどね。(有吉に)増えて
        ますか?」
    有吉:「増えますねぇ」
    山田:「でも、まぁ、応援してることには変わりないんだよね(有吉:
        「えぇ」)。(森脇に)あなた、変わんない? うらやましい
        わ、それ」
    森脇:「変わらないですね。ただ、両親だけ、ちょっと興奮気味ですね」
    
    PAW ビュッフェの響き

    山田:「両親も、やっぱり、急にね。あの、周りに言われて、「サイン
        もらっといてくれ」とかね、色んなこと言われますんで、ねぇ。
        そうですか。それでは…我々も、ちょっと気になっている、お
        給料(笑)。えぇ、5万円ずつの手取りだったような記憶がご
        ざいますが(富士:「へぇ」)。で、今は、上がりましたか?」
    有吉・森脇:「もちろんです」
    山田:「すごく上がってる? それとも、やや上がった?」
    森脇:「(有吉:「…」)すごく。(有吉に)すごく?」
    山田:「自分たちの今の忙しさ等を考えて、それは妥当な額だと思って
        る訳ですね?」
    森脇:「はい」
    有吉:「…はい」
    笑瓶:「ちょっと遅れたで」
    有吉:「(立ち上がって)いや、遅れてないです(笑)(森脇:「即答
        ですよ、即答(笑)」)」
    笑瓶:「めっちゃ遅れた、今。会社で、お前、みんな見てるで。「あら
        ららら」言うてるで(森脇:(笑))」
    山田:「(二人の回答欄に上向き矢印を入れながら)これだね? じゃ、
        急上昇ね」
    有吉:「(座って)はい」
    山田:「もう、上がんなくていい? これ以上」
    有吉:「もう、充分…」
    山田:「もう充分だそうです!(笑瓶:「(カメラに向かって)もう充
        分ですって〜」)」
    森脇:「(あわてて)いや、上がることに、越したことはないんですけ
        どね」
    山田:「もう充分。ねぇ、だってもう、5万円じゃ、つらかったでしょ
        う? まず、お風呂がなかったんだって? 家に、ね」
    有吉:「ないっすねぇ」
    山田:「それで、どうしてたの? アルバイトして、他を賄ったり(有
        吉:「そうです」)。洋服なんか、そんな、買えなかったでし
        ょ?」
    森脇:「そうなんですよ(有吉:「全然」)」
    山田:「もう、今は、お寿司屋さん行ったりも、平気?」
    森脇:「いや、お寿司屋さんとか、そんなん、行かないですね」
    山田:「やっぱり、行かないか(笑)。なんかそーゆー、クセが残って
        んの?」
    森脇:「そうですね。やっぱり、牛丼だとか」
    笑瓶:「急に寿司屋のカウンターでトロ頼まれたら、ちょっと嫌味やし。
        腹こわす。食うたことあらへんから」
    山田:「富士さんは、覚えてますか? その、最初に自分のおこづかい
        でカウンターに、お寿司で、座って、好きなもの食べた時のこ
        と」
    富士:「お寿司は食べられなかったから」
    山田:「あ、そうですか。私たちなんか、やっぱり、お寿司…」
    富士:「ビール飲んだ」
    山田:「ビール飲んだ! 自分のお金で(笑瓶:「カウンターで」)」
    富士:「食堂車で。その時、大人になったぁってゆー感じがして、嬉し
        かった」
    山田:「あ、これいいなぁって思いました?」
    富士:「うん」
    笑瓶:「あ、それは分かりますね」
    山田:「カッコいいですね(笑瓶:「ビュッフェ」)」
    富士:「カッコいいのよ、一人で(笑瓶:「ビュッフェ」)。ビュッフ
        ェ(笑)」
    山田:「ビュッフェはあるなー、新幹線で。「開いてる?」ってゆー時
        に。ビュッフェは開いてるぞ、いつも(全員:(笑))」
    笑瓶:「いや、開いてんねけど。うちら、例えば、飲みもん買いに行く
        時に、ちょっと窓越しに、ビュッフェでなんか食べてはる人い
        てるやん」
    山田:「カッコいいのよねぇ」
    笑瓶:「カッコいいねん、その姿が。ほんで、ビールなんか飲んでたら、
        もう、ゴージャスゴージャス」
    山田:「そうよねぇ(森脇:「それはありますねぇ」)」
    円:「あの、家族連れなんかでさ、寿司屋で、高いとこで食ってて。金
        払わんと、「よろしく」って出て行く人いるでしょ?(笑瓶:
        「あぁ、つけ、つけ」)」
    山田:「あれ、なんだか分かんなかったですよね、最初」
    円:「あれ、すごいですね(笑瓶:「すごいよー。常連」)。あれはす
        ごい!」
    山田:「最初、親戚かなと思いましたよ。あの「よろしく」が」
    円:「高ぁいね、お寿司屋さんで、トロとか、ガキが食べといて(笑瓶
        :「そう、サビ抜きで」)。で、その後、「よろしく」ってそ
        のまますーっとお金払わんと出て行ったら、ものすごい、あれ、
        「この家族、どうなってんのかな?」と思うような、うん」
    山田:「困っちゃうわねぇ。子供なのに(子供の声色で)「このわたち
        ょうだい」とか言ってるからね。後ろから蹴り入れようかって
        (有吉・森脇:(笑))。「分かって食べてんのか、お前」」
    笑瓶:「このわた! このわた! うぅん(有吉・森脇:(爆笑))」
    
    PAW 貯蓄家

    山田:「だんだん、そーゆーのをね、経験していくんでしょうねぇ。さ
        て、それではお部屋でございます。まぁ、お給料が良くなれば
        ねぇ、お家も変えますが(笑瓶:「そうそうそう」)。これは
        どうですか? 急上昇、それとも…」
    森脇:「これはですね。お部屋は、えぇ、平行線なんですけども、ただ
        あの、条件がですね、二人暮らしから一人暮らしになったんで
        (笑瓶:「あ、なるほど」)」
    山田:「ふーん。え、一緒に暮らしてたの?」
    有吉・森脇:「そうです」
    山田:「ホント!」
    有吉:「で、僕は、その部屋に、今度は一人で住んでるんで、平行線で
        す」
    山田:「(笑)残ったの」
    有吉:「はい。残りました、僕は」
    笑瓶:「ほんなら、バスルームも、まだないの?」
    有吉:「ないっす」
    富士:「お家賃いくら?」
    有吉:「家賃ですか。(言いにくそうに)あの、4万前後…」
    富士:「4万前後。(驚いて)今どき!」
    笑瓶:「もしかして、ごっつい貯金好きなんちゃうか?」
    有吉:「貯金、大好きなんですよ(森脇:「(有吉を指差して)大好き
        ですよ」)」
    笑瓶:「貯金してるやろ!」
    有吉:「そうなんですよぉ(笑)」
    富士:「トイレは家の中にあるの?」
    有吉:「トイレはあります」
    山田:「でも、それはいーことよ、しっかりしてて。うん」
    笑瓶:「まぁ、22くらいでね、そんなん、もう、3LDK住まれた日にゃぁ」
    山田:「掃除も大変だし(笑瓶:「掃除も大変やしな」)」
    富士:「銭湯、気持ちいいもんねぇ」
    有吉:「気持ちいいですねぇ」
    森脇:「僕は、でも、風呂付きました」
    山田:「風呂付いた!(有吉の回答欄に左向き矢印、森脇の回答欄に斜
        め左上向きの矢印を入れながら)じゃ、やや、ややかな?」
    森脇:「やや、ですね。ゆるやかな…」
    
    PAW 番付

    山田:「ゆるやかに、上がっていると。じゃ、彼女とたまに一緒に居た
        りとか」
    森脇:「そうですね。でもねぇ、最近は、ちょっと(山田:「雲行き怪
        しい?」)控えめに。いや、怪しいとか、そーゆーんじゃ。雲
        行き、バッチリですよ」
    山田:「バッチリ。じゃ、ちょっと、まぁ、仕事が忙しいんで。会える
        時を大切にって感じでね(森脇:「そうですね、えぇ」)。有
        吉くんの方は、そこに一人で残って」
    有吉:「一人ですよぉ」
    山田:「彼女、来ないんですか?」
    有吉:「来ないでしょうね。来ても、多分、ひいちゃうんです、僕の部
        屋見ると」
    山田:「どーゆータイプが好きなんですか? 有吉くんは」
    有吉:「僕ですか? 僕は、活発で(山田:「活発!」)、元気で(山
        田:「元気で! 同じだよ」)挨拶のできる(山田:「あ、挨
        拶の(笑)」)、声の大きな(笑瓶:「おんなしことやないか、
        全部」)、素敵な(笑)」
    山田:「ルックスは? どーゆー。なんか、アイドルでいない? こーゆ
        ー感じがいいとか」
    有吉:「あぁ、僕は、そうですね、鈴木蘭々」
    笑瓶:「(山田:「あー!」)あ、蘭々ちゃんかぁ」
    円:「あぁ。そりゃ元気だわ」
    森脇:「蘭々ちゃんもいいですねぇ。お人形さんみたいですから」
    山田:「あら、可愛い。(カメラに向かって)じゃ、蘭々もね、見てた
        ら、お願いします。それでは、通勤。電車だったと思うんです
        よ、多分ね。電車で…」
    森脇:「そうですねぇ」
    山田:「タクシー乗っちゃう時もあるんじゃないの? 今」
    森脇:「あぁ、もう、そうですね。遅刻しそうな時とかは、ついつい乗
        っちゃうこともありますね」
    山田:「おぉ、羽振りいいねぇ」
    森脇:「あと、帰りは、もう、電車がない時間がほとんどなんで」
    山田:「そうだね、夜中はしょうがないよねぇ。(二人の回答欄に上向
        き矢印を入れながら)じゃ、急上昇ですね」
    森脇:「そうですね」
    笑瓶:「そんでまた、電車は乗られへんやろ。通学の時に鉢合せになっ
        たらなぁ、大変やもん」
    山田:「そして、事務所の地位! 事務所内の地位ね。うちの事務所、
        なんか、変なもんでね、全員、居る人の写真が、額にね、こう
        やってダーっと貼ってあるんですけど(笑瓶:「そうそう」)。
        なんか、たまに行くと、順番が変わるんですよね(有吉・森脇
        :(笑)」
    笑瓶:「これが、もう、ね。あの、なんちゅうんかな。営業マンの折れ
        線グラフみたいなもんでね。折れ線グラフってゆーか、(手で
        棒グラフを模して)こーゆー」
    山田:「売り上げがいいとね、前の方に出て来るんですね。私、あのぉ、
        鶴太郎さんの後に出さしていただいてるんですけど」
    有吉:「僕らの写真の位置、全然、変わってないです」
    山田:「変わってないですか(有吉・森脇:「はい」)。難しいところ
        ですよねぇ。上、U-turnもいますしねぇ(笑瓶:「U-turnを言
        うか(笑)。デンジャラスもおるよ、デンジャラスも」)。そ
        れでは、先輩方、コメントをいただきました。どうぞ」
    有吉:「あら(森脇:「え?」)」
    
    LINE

    太田プロの先輩から 猿岩石に一言

    PAW 兄さん

    松村邦洋(以下、松村)がコメントする映像。
    松村:「猿岩石さん!『邦子のしあわせにしてよ』出演、おめでとうご
        ざいます。いやぁ、猿岩石兄さんのおかげで、僕も、ホントに
        コメントの取材が多くて、大変ですよ、もぉ。次、この後、あ
        の、フジテレビの方の番組とか、全部、猿岩石さんのコメント、
        また取材がありますし。雑誌の取材も10本、全部、猿岩石さん
        のコメントです。ホント、でも、こんなに歌が売れるとは思わ
        なかったですねぇ。♪遠ざかぁるぅ…ここまでしか覚えてない
        んですよ。僕は、ホント、これからも師匠について行きますん
        で。何かありましたら言ってください。あの、今のうちだった
        ら、ご飯、おごりますんで。今のうちにご飯をおごっておいて、
        2年後、3年後の保険にします、えぇ。でも、いつかやりましょ
        うね。三人で、ラーメン屋を、松岩石のお店(森脇:「まだ言
        ってる(笑)」)。2曲目、出るんじゃないすか!(周囲のス
        タッフに)2曲目、どんな歌でしたっけ? あれ。(タイトルを
        教えられて)『ツキ』ってゆーか、(全く見当違いのメロディ
        で)♪いぃつぅだってぇいーじゃないぃ、って歌ですかね(有
        吉:「なんの歌だよ(笑)」)。あの新曲ねぇ、なんでいった
        んですかぁ。三人で唄おうって、あれほど言ったのに。三人で
        唄おうって…(山田:「寝返ってるなぁ、松村」)。これから
        も、よろしくお願いします。あと、週刊誌、読んでましたら、
        「猿に仕事を回すなよ」って僕が言ってるって、書いてあるん
        ですよ。なんとか言ってください。この週刊誌…兄さんの方か
        ら叩いてください(有吉・森脇:(爆笑)、山田:「兄さんと
        呼んでる! 弱いぞ、松村!」)お願いします、えぇ。猿岩石
        がどうのこうのって、僕は一言も言ってませんよ…ダチョウさ
        んが言ってました」
    
    PAW こっちも兄さん

    ダチョウ倶楽部(以下、メンバーそれぞれ、肥後、寺門、上島)がコメ
    ントする映像。
    肥後・寺門・上島:「(カメラに向かって両手を突き出し)やー!」
    肥後:「ダチョウ倶楽部です」
    寺門:「猿岩石の取材で、ここに来る?」
    上島:「バカ」
    寺門:「ちょっと待ってくれよ」
    肥後:「(顔をしかめて)かーっ!」
    上島:「何様だ、お前ら!(有吉・森脇:(笑))」
    肥後:「(顔をしかめて)かーっ! かーっ!」
    寺門:「(上島に)言ってやれ(肥後:「言ってやれよ」)」
    上島:「なんだ、あの歌は。『白い雲のように』? …いつも聴いてる
        よ」
    肥後:「聴いちゃダメ、聴いちゃダメ」
    寺門:「なんで歌出すんだ、この野郎。よぉ。なんだ、あの歌は。…う
        まいよ」
    肥後:「いや、褒めちゃダメだよ(上島:「ビシッと、リーダー。行け
        よ」)。大体ね、猿岩石はね、なんてゆーんだろーなー。人気
        あるでしょう、若い女の子に。で、ダチョウ倶楽部は人気ない
        でしょう(寺門:「うん、うん」)。…まいったよなー」
    寺門・上島:「ダメじゃねーかよ」
    上島:「(寺門に)芸能界の厳しさ」
    寺門:「お笑いだったら(上島:「わっはっは、お笑いだよ」)。(上
        島に)“お笑い”で笑うな、お前。お笑いだったら(肥後・上
        島:「わっはっは」)、笑いの土壌に来い!」
    上島:「土壌に来い!」
    肥後:「来い! ギャグのひとつやふたつ、考えてみろ!」
    上島:「いいか! い…」
    寺門:「(上島が発言しようとするのにかぶせて)太田プロの下で(上
        島:「ん…行け行け」)、守られてどうするよ」
    上島:「そうだよ。お前…」
    肥後:「(上島が発言しようとするのにかぶせて)お前らは、いい気に
        なり過ぎだー!」
    上島:「お前らなぁ、お前…」
    肥後:「(上島が発言しようとするのにかぶせて)ギャグのひとつやふ
        たつ(上島:「いや、だからな、あの…」)、考えてみろ!
        以上、ダチョウ倶楽部…」
    上島:「(肥後を制して)言えない。言えないだろ、お前(有吉・森脇
        :(笑)」
    肥後:「とにかくなぁ、猿岩石。まだまだな、天狗になるの早い! い
        つか、俺らと一緒に、ライヴでもやろうじゃないか」
    上島:「(肥後を制して)ダメだよ(富士:(笑))」
    肥後:「とにかく、お前ら、あまりふざけたことやってると(被ってい
        た帽子を床に叩きつけて)」
    肥後・寺門・上島:「訴えてやる!」
    肥後:「(頭を下げて)よろしくお願いします」
    上島:「(肥後に)なんで、そーゆーことになるんだよ(笑)。なんで、
        頭下げるんだよ(笑)」
    寺門:「僕らの生き方は、こーゆー生き方です」
    肥後:「しょうがないよ。猿岩石、人気あるもん」
    上島:「人気あるもんなぁ(笑)」
    寺門:「人気あるもん、認めるんだよ。僕ら、どんどん認めるもん」
    上島:「猿岩石の力、ちょっとでも我々に、な」
    寺門:「もし番組持ってくれたら、ゲストに呼んでくれるかも知れない」
    上島:「ゲストで。なんでもやるよ、俺。ハリセンで叩かれろって言っ
        たら叩かれるよ」
    寺門:「な、兄さんって言えるよな」
    上島:「もう、全然。猿岩石兄さん」
    寺門:「森脇兄さん」
    肥後:「有吉兄さん」
    上島:「…」
    肥後:「(発言しようとする上島の頭を叩いて)いないよ。二人、二人。
        まぁ、とにかく、そーゆーことで、ガンバってねぇ」
    上島:「ねぇ(笑)」
    
    LINE

    PAW 邦ちゃんと笑瓶

    スタジオの映像に戻る。
    有吉:「ありがとうございます」
    山田:「みんな、寝返ってるなー。「兄さん」って呼んでるよー。松村
        なんか、調子いいねー(笑瓶:「なぁ」)。最初なんか、「な
        んだ猿岩石なんか、映すな」とか色んなこと言ってたのに(笑
        瓶:「そうそう」)。仲良しになって、でも、良かったですね
        (有吉:「そうですね」)。だんだん慣れてきたのよね。最初、
        分かんなかったから、怖かったんじゃないかな。ねぇ。いじわ
        るされてないですか? 事務所内で」
    森脇:「今はもう、全然」
    有吉:「みんな優しい方ばかりで」
    山田:「優しいですか、ねぇ。「兄さん」って…(苦笑)。私たちは周
        りに、東京って「兄さん」「姉さん」呼ぶの、あんまり慣れて
        ないんですよねぇ」
    笑瓶:「あぁ、そうかそうか」
    山田:「(笑瓶に)兄さん(笑瓶:(笑))、正しくは、年齢なんです
        か? それとも…」
    笑瓶:「あのー、年期? だから、入った日数が先輩ならば、もう「姉
        さん」「兄さん」ですわね」
    山田:「じゃ、私は姉さんなんですね? 猿岩石から見たら」
    笑瓶:「あぁ、もー、「お姉さん」ですよ。もう、師匠でもえぇかも」
    山田:「いや、師匠は、なんか、教わんなきゃダメですね。(笑瓶を指
        差して)私は、「笑ちゃん」って呼んでますけども、ホントは
        「兄さん」なんですね?」
    笑瓶:「「兄さん」…いや、でも、僕も若いからね。邦ちゃんと、ほと
        んどおんなじくらいかも知れない」
    山田:「じゃ…「笑ちゃん」でいいんですか?」
    笑瓶:「あ、いい、いい。それはね」
    山田:「…っつーか、「おい」」
    笑瓶:「お、「おい」か、おい!(笑)」
    山田:「あ、そーゆーのあるんですねぇ」
    笑瓶:「そーゆーのは、先輩後輩でね、うん」
    山田:「なんか、こそばゆいね。「お姉さん」ってゆーのね」
    有吉:「僕らも「お姉さん」ってゆーの、こそばゆいですね」
    山田:「じゃあ、なんて呼ぶ?」
    有吉:「…邦ちゃん、かな」
    山田:「(笑瓶:「おいおい、「ちゃん」か。「ちゃん」か」)(顔を
        しかめて)「邦ちゃん」か、おい!」
    笑瓶:「でも、なんか、「邦ちゃん」は「邦ちゃん」やんか」
    山田:「「邦ちゃん」は「邦ちゃん」なんですよね。じゃ、そうしまし
        ょうか」
    有吉:「じゃあ、笑瓶さんのことは…」
    笑瓶:「「笑ちゃん」は「笑ちゃん」で、えぇよ」
    有吉:「(驚いて)「笑ちゃん」でいいんすか?」
    笑瓶:「うん。「笑ちゃん」は「笑ちゃん」で」
    有吉:「(森脇:「「笑ちゃん」って呼ぶ?(笑)」)(首を振りなが
        ら)「笑ちゃん」とは…(笑)」
    笑瓶:「呼んでくれないと、オチんがなぁ。「誰にゆーとんねん!」で
        終わりや、アホやなぁ」
    山田:「呼びにくいよねー(笑)」
    笑瓶:「フリや。今のは、フリやがな」
    山田:「(有吉・森脇を指差して)でも、楽屋で「笑瓶がよぉ」とか言
        ってたよ」
    笑瓶:「なんやと!(山田:(爆笑))呼び捨てかい!(笑)」
    
    PAW 偽造

    山田:「ね、みんなで仲良く、猿岩石を応援しましょう。(二人の回答
        欄に上向き矢印を入れながら)それでは、事務所内の地位も急
        上昇とゆーことでございますね。それから、えぇと、恋愛。の
        方はさっき聞きましたが、(森脇に)こちらの方も、バッチグ
        ー?」
    森脇:「はい」
    山田:「かなり良くなってる? それとも、まぁまぁ? 今までと変わら
        ない…?」
    森脇:「あんまり変わんないですね、えぇ」
    山田:「変わんないの? ふーん。それが、また、いいわけですか」
    森脇:「そうですね」
    山田:「結婚観なんての、ちょっと、聞いとこうかな? どーゆーよう
        な家庭を作りそうですか? 後々」
    森脇:「まだ、結婚願望は、まず、ないんですよ」
    山田:「まず、ない。うん」
    森脇:「でも、そうですね…」
    山田:「もし作ったならば、30くらい?」
    森脇:「そうですね」
    山田:「30歳くらいで。で? 子供は何人くらいとか」
    森脇:「子供は…やっぱ、2人くらいですね。普通がいいですね」
    山田:「普通な感じなのね。あなた、なんか、アルバイトの時でもお世
        話になってたような方のところに行って、ボサーっとする人が
        好きなんだってね(森脇:「はい」)。いい方なんだね、その
        方は、ね(森脇:「そうなんですよ」)。本、読みましたよ」
    有吉:「それ、僕です」
    山田:「あ、こっちだ。有吉くんか」
    有吉:「あんまり、読んでないすか?」
    山田:「間違えちゃった(有吉:(笑))。ゴロゴロしてるって、書い
        てあった。そーゆーの、好きなの」
    有吉:「えぇ、はい」
    山田:「で、恋愛の方はどうです?」
    有吉:「恋愛の方は、もう、下降の一途をたどってまして」
    この時点で、森脇の回答欄には左向き矢印が入っている。
    山田:「全然、ダメなの? え、蘭々ちゃんみたいなコに、もし、出会
        ったら」
    有吉:「もう、緊張してなんにもしゃべれないです。シャイなんですよ」
    山田:「デートはどうすんですか、どこへ行くんですか?」
    有吉:「デートですか」
    山田:「もし、行くなら」
    有吉:「そうですねぇ…居酒屋」
    山田:「蘭々ちゃん連れて居酒屋かぁ(笑瓶:「大変やで、そらぁ」)。
        まぁ、いいか」
    笑瓶:「でも、そーゆー普通の恋愛、なんちゅーの、お付き合い? で、
        えぇよね、うん」
    この時点で、有吉の回答欄には左下向きの矢印が入っている。
    山田:「どうなっていくんでしょうねぇ。今は、もう、サイン会開くと
        いっても、「1000人くらいしかやりませんよ」って言っても、
        1500人、2000人と来てね、中止になっちゃったりするような人
        気ですからね。どこ行っても「キャー」だと思いますけども」
    笑瓶:「俺、裏で書いてるからな、サイン(有吉・森脇:(笑))」
    山田:「もう、書けるよね、我々もね。ウソです。(カメラに向かって)
        ウソです(笑)」
    (ジングル)
    (コマーシャル)
    
    LINE

    “探しまショー!”

    PAW 男

    全員、拍手。
    山田:「いやいやいや。ね、ホントにおしゃれですけど。あんまり、ア
        クセサリーは付けないんですか?」
    有吉:「(指輪をはめるしぐさで)普段はしますね」
    森脇:「そうですね(山田:「しますか」)。普段は、たまに、僕は」
    山田:「指輪でも(有吉:「えぇ」)。まぁ、最近、男の子ね、みんな
        ね、ピアスとかしますけど。(自分が身に付けているネックレ
        スを示して)いいでしょ、このネックレス」
    有吉:「うわ、うらやましいねぇ」
    山田:「こんなん、好きですか(富士:(笑))」
    有吉:「好きです(森脇:「…シルバー」)」
    山田:「あぁ、ホント。シルバーね(外に出していたネックレスを、セ
        ーターの内側にしまう)」
    笑瓶:「(笑)金のネックレス(山田:「いやいや、ちょっと自慢」)、
        出してんの? 表に」
    山田:「ちょっと羽振りがいいとこ、ね(全員:(笑))」
    笑瓶:「「羽振りがいいとこ」て! あんた、もう、すごいとこで出す
        な! もう、「羽振りがいいとこ」て!」
    円:「なに、その。新しい、この、叩いとこ思てんの?」
    山田:「(口の前に人さし指を立てて)秘密がある(笑瓶:「あ、秘密
        がある。この後、この後」)。探しもの! なんでしょうか?
        (“猿岩石 森脇和成さんの探しもの”と題されたフリップを
        示して)まず、森脇くんなんですけども(“男・山本譲二のモ
        ノ”と書かれている)、なんと、山本譲二さんのことが大好き
        (笑瓶:「へぇ」)」
    山本譲二(以下、山本)『みちのく一人旅』が流れる。
    森脇:「大好きですね!」
    山田:「どーゆーところですか。唄が好きなの?」
    森脇:「いや、まず、唄がものすごい。ものすごいってゆーか、すごい
        うまいんですよね!(山田:「男くさいよねー」)あと、顔、
        ルックスも、ばっちり。もう、カッコいいから。あと、なにが
        いいかってゆーと、僕ら、やっぱ、お笑い芸人から見ると、な
        んか、こう、三枚目ってゆーか、バラエティに出た時も(山田
        :「ラジオとか面白いもんね」)、面白いじゃないすか、お話
        とかが。そーゆーのも、もう、尊敬しちゃう。すっごい、もう
        …」
    山田:「“モノ”っつったら(笑)、その、「モノ」をもらっちゃう訳
        ですか?」
    森脇:「その「モノ」じゃないですよ(笑)」
    山田:「それは、なかなかもらいにくいよ。それは」
    森脇:「そーゆー訳じゃないんですけど(笑)」
    山田:「もらえるんだったら、私も、なんか、ね(全員:(笑))。な
        んでもいいんですか?」
    森脇:「そうですね。もう、なんでも」
    山田:「お願いしにくいじゃないのよぉ、譲二に。それでは、結果報告、
        こちら」
    小島:「はい。えぇ、山本さんにですね、そのようなことをお話しした
        んですね。そしたら、こんなお返事をくださったんです(有吉
        :「え! ウソ」)」
    
    LINE

    “猿岩石・森脇くんの探し物 男・山本譲二のモノ!!”。山本がコメ
    ントする映像。
    山本:「えぇ、猿岩石の森脇くん。君がですね、僕のファンだっていう
        風に聞きまして、とても嬉しく思っています。カラオケなんか
        でも、良く、僕の歌を、好んで唄ってくれてるって話を聞いて、
        えぇ、なにかプレゼントさせてもらおうと、そういう風に思い
        ました。僕が、普段ですね、身に付けているものを、今日は、
        (身に付けているネックレスを外しながら)プレゼントしよう
        と思います。じゃ、(ネックレスを差し出して)これを持って
        ってください(“ジョージ愛用 プラチナのネックレス”。森
        脇:「え!? うわ! わあ!!」)。俺の歌、またカラオケで
        唄ってね(有吉:「すげぇ(笑)」)。まだ一度も会ったこと
        ないけど、是非、一緒に会って、メシでも食いたいな、と、そ
        ういう風に思います。いい焼肉屋があるんですよ。焼肉屋で、
        ハマグリを食おう、とゆー(森脇:(笑))。よろしく」
    
    LINE

    PAW 率直

    有吉:「おー! すごーい!!」
    山田:「すごーい!!」
    有吉:「どこに?」
    森脇:「やばい。ドキドキする」
    山田:「どこ?」
    笑瓶:「あれを、ね、一応、金(かね)に換えて、みんなで飲みに行き
        ましょか」
    森脇:「そんなことしないですよ」
    円:「プラチナだから、すごいよ」
    山田:「プラチナって言ったら、ね、金(きん)の上でしょ?(富士:
        「白金よ」)」
    有吉:「(森脇:「金の上…」)上なんすか?」
    山田:「うわ、ちょっと、失礼ですけど、高いでしょ? 10万、20万の
        ものじゃないと思うんですよ(有吉:「えぇ!」)。(自分が
        身に付けていたネックレスを、セーターの内側から外に出しな
        がら)だから、あんたたちねぇ…」
    笑瓶:「それ、ちょっと待ちぃ(円:「それやろ」)」
    有吉:「(立ち上がり、山田を指差して)それ、それなんすか?」
    笑瓶:「それか!?」
    山田:「いやぁ、違う違う」
    笑瓶:「「違う」って、それやろ!」
    富士:「(山田を指差して)あぁ、盗った!」
    円:「価値、落ちるやろ」
    有吉:「価値落ちる! 価値落ちる!(笑)」
    森脇も立ち上がる。
    山田:「あんた! あんた、プラチナのネックレスなんか似合わないっ
        て!」
    森脇:「(座りながら)違います(笑)。僕はしないですもん。ガラス
        ケースに入れて…」
    山田:「シルバーの買ってあげるから、シルバーの(有吉:(笑))」
    笑瓶:「いや、違うがな、そんなん。あかん、あかん!」
    山田:「ダメ。似合わない、似合わない!(カメラに向かって)譲二さ
        ん、すみません。私も、ちょうどこんなん欲しかったんですよ
        (全員:(笑))」
    森脇:「(立ち上がって)違います、違います。ちょっと待ってくださ
        いよ。もう、ちゃぁんと飾っておきますから。僕は、家で」
    笑瓶:「あぁ、額に入れて飾ろう(森脇:「えぇ」)」
    富士:「ウソ、やんなくちゃダメよ。肌身離さず」
    山田:「プラチナって、ねぇ(富士:「もちろん」)。素晴しいよ、こ
        れぇ(富士:「素敵ぃ」)。(ネックレスを外しながら)高い
        よー」
    森脇:「ホントですか? これ」
    山田:「私が、だから、預かっておくよ。似合う年齢まで」
    笑瓶:「(笑)おいおい、一番やらしいやん、それ」
    山田:「その間に、指輪とかブローチになっちゃったら悪いけどさ」
    笑瓶:「おいおい、変えてどうすんねん」
    山田:「(外したネックレスを示して)これ、これですよ。これ(富士
        :「ずっしり重そう」)」
    ネックレスが、山田からレギュラー三人の手に順に渡る。
    笑瓶:「どう、どうどうどう。プラチナって、どんなん」
    富士:「重そうよぉ」
    円:「(ネックレスを受け取って)あぁ、ホントだわ」
    富士:「(ネックレスを受け取って)ヘビみたい(有吉:「「ヘビみた
        い」だって(笑))」
    笑瓶:「どうん、どうん。(ネックレスを受け取って)うわぁ。これ、
        もう、ジョージ山本がやってた訳でしょ(山田:「そう」)。
        (ネックレスの匂いを嗅いで)やぁ、えぇ匂いや」
    有吉:「それは、もう、邦子さんの(笑)」
    笑瓶:「えぇコロンの匂いしてるよ…あ、邦ちゃんの?(急に鼻を拭い
        ながら)かっ、ぺっ(全員:(笑))」
    山田:「(笑瓶を叩きながら)なんや、お前。この、笑瓶!(笑)」
    笑瓶:「(笑)俺も、おかしいよな。ジョージ山本やったら喜んで、邦
        ちゃんやったら…(鼻を拭うしぐさ)」
    山田:「ホモか!(笑)」
    笑瓶:「(ネックレスを富士に渡しながら)重たいわぁ」
    富士:「(ネックレスを受け取って)この重さは、すごいわよ」
    山田:「ほら、あかんでしょう。こんな、どこの馬の骨とも分かんない
        のに(笑瓶:「いや、馬の骨じゃないの」)」
    富士:「豚に真珠」
    山田:「ね。(ネックレスを受け取って)じゃあ、これは預かっておき
        ます」
    有吉:「なにを言ってるんですか!(笑)」
    笑瓶:「ほら、もう。山本さんが、「是非とも、上げる」ってゆーこと
        やから」
    山田:「それは、どうかな(笑)」
    笑瓶:「じゃんけん。じゃんけんで、邦ちゃんに勝ったらもらえる」
    森脇:「(有吉:「なんで、そうなるんだ!」)ちょっと待ってくださ
        い!」
    山田:「あんた。私だって、欲しいわよ、これ。(ネックレスを森脇に
        渡しながら)じゃ、はい(笑瓶:「はいはいはい」)」
    森脇:「(山田:「山本さん、すみません」)(カメラに向かって)あ
        りがとうございます! ありがとうございます。もう、絶対、
        大事にします」
    山田:「(円:「いーよなー」)すごいよ、これ」
    森脇:「(ネックレスを有吉に付けてもらいながら)重たい」
    (ジングル)
    (コマーシャル)
    
    PAW 逸品

    ネックレスを付けて笑顔の森脇。全員、拍手。
    山田:「まぁまぁ、ね。山本譲二さん、ありがとうございました」
    森脇:「ありがとうございました!」
    山田:「次は、有吉くんです(有吉:「はい!」)。有吉くんは、もっ
        とヒドいことを言ってきました」
    有吉:「(笑瓶:「なにー!?」)なにがですか?」
    山田:「(“猿岩石 有吉弘行さんの探しもの”と題されたフリップを
        示して)見てみましょうか!(笑瓶:「てめー、この野郎」)
        (“渡哲也さんのモノ”と書かれている)“渡哲也さんのモノ”
        なんか、もらえる訳ないじゃないか!(笑瓶:「渡、渡さん」)
        なに、いー気になってんだよ!(笑瓶:「こらー!」)」
    渡哲也(以下、渡)『くちなしの花』が流れる。
    有吉:「(笑)いや、別に…。でも、ホント、僕、大好きなんですよ」
    円:「(笑瓶:「ま、そうや。全国…」)誰でも好きやがな」
    有吉:「あの、そうですけど。いや、僕が一番、一番なんです」
    笑瓶:「なにが一番やの」
    有吉:「一番のファンです」
    笑瓶:「なにが好き? 渡さんの」
    有吉:「男らしさ」
    笑瓶:「なんやそれ(笑)」
    有吉:「それだけなんです! でも、それだけなんですけど。でも、そ
        れが…(画面に渡の写真が出たのを見て)ふわぁっ!(全員:
        (爆笑))」
    笑瓶:「なんや、その。なんや、その「ふわぁ」って、なんや」
    有吉:「むっちゃくちゃカッコいいじゃないすか(笑)」
    山田:「いや、確かにね、めちゃくちゃカッコいいよ。そら、みんなだ
        って、もらいたいんだよ、渡さんのものは!」
    笑瓶:「日本を代表する、カッコいい役者さんやんか、それ」
    山田:「もー! ちょっと売れてることをいいことに。…もらって来た
        よ!」
    有吉:「えー! なんですか、なんですか!?」
    山田:「(小島に)小島さん」
    小島:「えぇ。あのぉ、実はですね、(有吉に)サングラスをご希望だ
        ったんですよね?(有吉:「はい。『西部警察』の時の)えぇ。
        ところがですね、渡さん、「サングラスだけはやれん」という
        ことだったんですが、その他のものを、くださったんです」
    山田:「これね、すごく喜んでくれたんだってよぉ」
    有吉:「そうすかぁ(笑瓶:「いやぁ、これは嬉しいよ」)」
    山田:「光栄だねぇ。そして…」
    小島:「こちらです」
    台に載った品物が、スタジオに出て来る。
    山田:「渡さんの、なんか、限定物ってのがあんの?(有吉:「えぇ」)
        これは、もう、ホントに、究極のファンの方しか持ってないと
        ゆーことなんですが」
    森脇:「なんか、すごそうなのが来たぞ、おい」
    全員、台の周りに集まる。
    山田:「三点セットで。まず…小島さん」
    小島:「はい。なんと、(山田が手にとって、キーホルダーを示す)こ
        ちらのキーホルダーは渡さんの顔が彫り込んであるとゆー限定
        品です(笑瓶:「欲しいよぉ。うわ、これ、なにぃ?」)。め
        ちゃめちゃカッコいいんですよ、これが。これは、もう、ファ
        ンの方しか持ってない、超限定品(笑瓶:「(キーホルダーに
        彫られた文字を読み上げて)“平成8年10月 特別記念”やて、
        これ。公演のやつや」)。(山田が手にとって、扇子を示す)
        そして、こちらが、渡さんの扇子(有吉:「扇子」)。これも、
        サインの入ってます、ファンの方のみの限定品(山田:「いー
        なー」)。(山田が手にとって、ハードカバーの日記帳を示す)
        そして、こちらがですね、なんと、渡さんの、限定の日記帳な
        なんです」
    山田:「(日記帳のページをめくりながら)サインも入ってます。日記
        ってなによ…(日毎に区分けされたページを見て)あ、こうな
        ってんのか」
    小島:「もう、ホントに、毎日の…」
    全員:「(渡の、古い映画のスチール写真が入っているのを見て)おー
        っ!(笑瓶:「デビュー当時くらいのや」)(更にヤクザ映画
        のスチール写真を見て)おーっ!!(笑瓶:「仁侠もんや、仁
        侠もん」)」
    山田:「(有吉に)こんなの、なかったでしょ。あなた」
    有吉:「持ってないですよ」
    山田:「限定だってよ、これ、全部」
    小島:「滅多に手に入らないものです」
    山田:「いただきました!(有吉:「はい」)よろしいですか?」
    有吉:「はい。どうも、ありがとうございます」
    山田:「もう、あなた、ホント、嬉しいですね? これで。いーんです
        ね?」
    有吉:「「いーんですね」って…(笑瓶:「どーゆーこと」)」
    
    PAW 超逸品

    山田:「よぉし(小島:(笑))。まだあるんですけど、それは私がも
        らうよ」
    有吉:「待って、なにですか?(笑瓶:「まだあんねやったら、出して
        やれや」)まだ…」
    山田:「すごいのよ、あんた、ホントに(有吉:「はい、はい」)。男
        ・渡哲也がこーゆーことするのよ。涙、出ちゃうわよ。特別プ
        レゼント!(笑瓶:「なになに、特別て」)」
    台に載った品物が、スタジオに出て来る。
    山田:「ねぇ、小島さん。これ、すごいんですよね」
    小島:「こちらは、なんとですね。えぇ、お二人に…あ、じゃないや、
        有吉さんだけですね」
    有吉:「(山田:「ペケ!」)なに、言ってんですか!」
    小島:「スーツの生地と仕立券。しかも、あの裕ちゃんと同じ人が仕立
        ててくれる」
    笑瓶:「(円:「うわ!」)うわーっ! えぇっ? 裕次郎さんと、同じ
        人が仕立てるぅ?」
    山田:「あの、『ニューエスクァイヤ』というところの、ね、エンドウ
        さんとういう方が、直々に、あなたにスーツを仕立てます(森
        脇:「マジでぇ?」)」
    小島:「石原裕次郎さんを、担当なさってた方なんです」
    山田:「ずーっと、石原裕次郎さんが、やってた方です。(スーツ生地
        が入った箱を開けて)これ、この生地をいただきました」
    有吉:「(小島:「ブランド物ですねぇ」)トラサルディ。大人…」
    山田:「ね、これは、あなたには、絶対、似合わない(笑瓶:「(有吉
        を指差して)お前、似合わん!」)」
    有吉:「似合う似合う、似合います、似合いますよ!」
    山田:「これ、似合わない。(笑瓶に)こんなの、なー(笑瓶:「あぁ、
        あかん」)。(カメラに向かって)渡さん、私はホントに、も
        う、渡さんのファンで。お花を、ね、いただいたことがあるん
        ですけど(小島:「違う違う(笑)」)」
    笑瓶:「なにか、もらお思うとるやろ、なぁ」
    山田:「だって、そう思わない? これ、猿に似合わないでしょう(笑
        瓶:「あかん。こんなん、100年早いっちゅーねん」)」
    有吉:「(山田が持ったままのスーツ生地の箱に手をかけて)ちょっと
        (笑)」
    小島:「いや、でも、これは、渡さんご自身が、有吉さんにって、ご自
        身で選んでくださったものなんですよ(全員:「うわー!」)」
    山田:「スーツ持ってる?」
    有吉:「持ってないんです(森脇:「持ってないでしょう」)」
    山田:「初めてのスーツが、ね、渡さんの、こんなの。すごくいいこと、
        ねぇ」
    笑瓶:「どうすんねん、お前。それ、どうすんねん!(有吉:「「どう
        すんねん」って(笑)」)虫(に食われた穴)も開けられへん
        ぞ、お前。袖も通されへん、そんなもん」
    山田:「一生、着なさいよ」
    円:「いや、てゆーか、今、やらなくても、10年後とか(山田:「そー
        だよなぁ」)」
    笑瓶:「あかん。もう、やっぱり、ちゃんと仕立券があるから、今、も
        う、仕立ててもらわなあかんよ」
    富士:「でも、この人(仕立担当者)がお元気でいてくれなくっちゃぁ
        (笑瓶:「そう(笑)、まぁねぇ」)」
    円:「(スーツ生地が入った箱のフタの、渡の名入りののし紙を示して)
        ちょっと、俺、この、上の紙もらわれへんかな」
    有吉:「これも大事ですから、だって」
    円:「石原プロモーション、これ(笑瓶:「これ、カッコえぇ」)。こ
        の紙、この紙でえぇから。なんか、おこぼれくれよ、お前」
    山田:「いいな〜」
    富士:「孫子の代まで着られるわよぉ、ホント」
    山田:「いいの選んでくれたわね」
    笑瓶:「とりあえず、俺の体に合わして作ってもらえ」
    有吉:「なんでですか、ホント(笑)(円:「なんで、「とりあえず」
        やねん」)」
    山田:「(有吉に)じゃあ、作るのね?(有吉:「はい」)ちゃんと、
        お礼言いなさい、渡さんに」
    有吉:「(カメラに向かって、頭を下げて)すみません、ホンット、渡
        さん、どうもありがとうございました。…あの、失礼ですけど、
        大好きです(笑瓶:「「失礼ですけど」(笑)」)」
    山田:「いいな〜!」
    (ジングル)
    (コマーシャル)
    
    LINE

    “猿岩石のおもてなし料理 ティッシュきしめん”

    PAW 戻ってしまう…

    全員、拍手。全員、スタジオに用意された調理台の周りに集まっている。
    山田と富士が、なにか話して笑っている。
    山田:「さぁ、それじゃあですね。ボソボソと、今、大人は、ね、ヤな
        会話してましたけど。あなたたちも、たまにはお礼しなさい、
        私たちに」
    有吉:「(有吉・森脇:「はい」)じゃ、今日は、ごちそうを」
    山田:「はい。もしかしたら、ね、山本さんにもごちそうできるかも分
        かんない(有吉:「はい。そうですね」)。どこかで、渡さん
        にごちそうできるかも分かんないですから。お願いしまぁす」
    有吉:「はい。今日は、タイトルは(材料のティッシュに手を伸ばしな
        がら)“フィッシュきしめん”、ね(山田:「フィッシュ…テ
        ィッシュ?」)。すいません、ティッシュです(笑)。“ティ
        ッシュきしめん”!」
    コーナータイトル“猿岩石のおもてなし料理 ティッシュきしめん”。
    有吉:「とゆーことでして。僕らが、お腹が空いてですね、ご飯が食べ
        れなかった時」
    山田:「ホントに食べてたの?」
    有吉:「はい(森脇:「ホントに食べてました」)」
    笑瓶:「え、旅で? 旅で?」
    有吉:「いえ、あのぉ、こっちに住んでる頃です」
    山田:「あのぉ、なんかでは、昔はね、ひもじかったからっつって、本
        を煮て食べたとか、靴も、牛なので、煮て食べたとか。そーゆ
        ーのは聞いたことありますよ」
    有吉:「はい。今日は、作ります」
    山田:「…ふざけんな!」
    有吉:「なにを!(笑)」
    山田:「(あきらめ顔で)やって。やって、じゃ」
    有吉が、鍋に沸かした湯に醤油を注ぐ。
    笑瓶:「食べてた訳? ほんなら、田舎から出て来て、東京で、生活し
        てる時(山田:「何年くらい前?」)」
    森脇:「だから、ちょうど1年半前くらいですかね」
    山田:「1年半前に食べたの? もう、こうやって元気なのね?」
    森脇:「(有吉:「はい」)元気です、元気です」
    山田:「絶対に真似しないでくださいね、みなさん!」
    有吉が、鍋にだしの素を加える。
    円:「だしの素、入れて…」
    有吉:「はい。醤油とだし」
    笑瓶:「え、ティッシュって、あの、あれじゃないの?(富士:「要す
        るに、ちり紙を食べたの?」)」
    有吉:「そうです」
    山田:「まぁ、あの、木ですからね、元はね」
    笑瓶:「木ぃか(円:「いや、木ぃゆうたかて…」)」
    山田:「(ティッシュの箱の裏を見ながら)ちょっと、成分見てみるわ
        (笑)」
    笑瓶:「石油も入ってるんじゃないの?(山田:「そう思うんだよなぁ
        …」)入ってない?」
    森脇:「入ってると思いますね(笑瓶:「ねぇ」)。でも、繊維ですか
        らね」
    笑瓶:「あの、和紙やったら、そら、木ぃだけやけどね」
    有吉:「はい。(ティッシュを細長く裂きながら)で、これですね。こ
        れが、見てください、きしめんに見えますね?」
    円・笑瓶:「見えへん(笑)。見えへんわ」
    山田:「…ホントだね。この製品は大丈夫なんだ(笑瓶:「あ、えぇね
        んや」)」
    富士:「何年くらい前の話?」
    有吉:「1年半くらい前です」
    富士:「うちに来れば良かったのに」
    森脇:「(笑)おっしゃってくだされば」
    有吉:「(鍋に細長く裂いたティッシュを次々に入れながら)出来まし
        た」
    山田:「きしめんの大きさに切ってます(有吉:「はい」)。で、いわ
        ゆる、めんつゆでいただくんですか?」
    有吉:「そうですね。このままでもおいしいんですけど(円:「このま
        まで、おいしないっちゅーねん」)、ポン酢でお召し上がりに
        なっても。(手を止めて)で、これで、出来上がりです」
    笑瓶:「まぁ、出来上がりやわなぁ」
    山田:「まぁ、どんな味だか、食べてみるよ(有吉:「はい」)。前に
        さぁ、肥後ちゃんがさぁ、セミを食べる方法ってさぁ(森脇:
        「セミを!」)。だまされたと思って食べたら、おいしかった
        (笑瓶:「あれ、おいしかったなぁ」)」
    有吉:「そうでしょう?(森脇:「「そうでしょう」って、お前)そん
        なもんですよ」
    山田:「(自分の分の箸を手に取って)はい。皆さん、どうぞ」
    笑瓶:「いや、皆さん…えぇわ、これ。先に、ホンマに、こう、食べれ
        るもんかどうか、見してくれ」
    山田:「正しい食べ方は?」
    森脇:「正しい食べ方はですね、ただ、すばやく食べる。すばやく!」
    有吉:「あんまり噛むと、ティッシュに戻ってしまいますから(全員:
        (笑))。(箸と椀を手に、鍋から1本取り上げて)おいしそ
        う、餅みたい。(すすって、無理に飲み込み、身震いして)…
        おいしー!(全員:(笑))」
    山田:「それ、おいしいんじゃなくて、我慢してんじゃないの?」
    有吉:「違います、違います。あ、今日、いい味がとれました、ホント」
    森脇:「(鍋から1本取り上げながら)だって、ほら、だしとか入れて
        なかったじゃん」
    笑瓶:「あ、その当時はな。うん」
    円:「お前、それ、マジかよ(笑)。いかんわ。それ、マジはいかんわ」
    森脇:「(笑瓶:「森脇、ちょっと食べてみ」)はい。(口に含んで)
        あ、失敗しました」
    笑瓶:「なんでや」
    森脇:「(口から固まりになったティッシュを取り出して)ティッシュ
        に戻りました(全員:(爆笑))」
    笑瓶:「あかんあかん。これ、難しいわ」
    森脇:「ガチガチですね。これは、もう」
    山田が、鍋から1本取り上げて、すすろうとして失敗する。
    森脇:「食べてないじゃないですか(笑)」
    山田:「(口に含んで、首をひねり)…(有吉:「どうですか?」)絶
        対、飲めなぁい(笑)」
    有吉:「なんでですか(笑)」
    山田:「気持ち悪い。飲めないよ」
    (ジングル)
    (コマーシャル)
    
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    “今月のお絵かきリレー”

    PAW あれから1年!

    全員、拍手。
    山田:「さ、それでは、お絵かきをしていただきます。どうぞ。“しあ
        わせ”とゆーテーマで。その間に、ファックスにも答えてくだ
        さい。かきながら、ね。色々、来てます」
    筆を手にした有吉と森脇が、ゲストが描き継いでいるキャンバスに向か
    う。
    山田:「(質問のファックスを読み上げる)「もうすぐ、二人の人生を
        変えた、運命の4月13日になりますね。あれから1年後の日、な
        にか、特別なイベントをやりますか?」」
    森脇:「(描きながら)特別なイベント…」
    有吉:「(描きながら)あ、22日に握手会、サインを、本を売ります」
    山田:「握手会、やりますか。4月22日…?」
    有吉:「3月22日」
    山田:「3月22日。もう、すぐじゃん。まぁた、すごいんだろうな」
    笑瓶:「どこで?」
    有吉:「えぇと…池袋、です」
    山田:「広いぜ、池袋っつったってなぁ(有吉:(笑))。調べて行き
        ましょう、じゃあ(笑瓶:「調べて、ね、行ってください」)。
        「親しい芸能人はできましたか?」」
    森脇:「親しい芸能人は…」
    有吉:「邦ちゃんくらいですねぇ」
    山田:「「邦ちゃん」…(苦笑)。「邦ちゃん」だよ、もう。ねぇ、え
        ぇ。そして、「ものすごいケンカは、二人でしましたか?」」
    森脇:「…は、してないですね(山田:「してない」)。はい」
    笑瓶:「してないの。あの、楽屋でのつかみ合いは、あれ、なんやって
        ん(有吉:(笑))。「こらぁ」ゆーてたん」
    山田:「まぁ、ね。お出かけしてる…あ、お出かけってゆーか、旅の、
        ね、時にはさ、ケンカしてる暇も、体力も、ね、なかったでし
        ょう。(森脇が描いたサルの絵を見て)猿岩石はサルをかいて
        ますねぇ、どうも。それから、有吉くんの方は?」
    有吉:「はい。僕は、“邦子と私”とゆー」
    山田:「呼び捨てかよ!(全員:(爆笑))ふざけんな!」
    森脇:「(有吉:(笑))いや、タイトルですから、タイトル」
    山田:「あ、タイトルをね。“邦子と私”。(有吉が描いた男女の絵が、
        以前のゲストが描いたご飯茶碗を挟んでいるのを見て)あ、そ
        れを、橋田寿嘉子さんのご飯を囲んでると(有吉:「あちゃー
        (笑))、すごい恐ろしいことになりましたけど、ね。森脇く
        んの方は、サルをかいてくれました。ありがとうございます。
        明日は、大竹しのぶさんでございます」
    小島:「ファックス、お待ちしてまぁす」
    エンディングテーマが流れる。
    全員、拍手。
    (提供)
    笑瓶:「良かったな、今日」
    有吉:「いや、もう、ホント。ね」
    山田:「(『ツキ』のシングルCDを掲げて)『ツキ』ー!」
    

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    村田 崇 takashi@air.ne.jp