SPHERE THE夜もヒッパレ

    1997年1月25日 22:00~22:54 日本テレビ系
    レギュラー:三宅裕治,中山秀征,赤坂泰彦,安室奈美恵,MAX,マルシア,
            グッチ裕三,モト冬樹
    ゲスト:猿岩石,SPEED,保阪尚輝,鈴木蘭々,翔,白竜,麻倉未稀,山田まりや,
         今陽子,狩人(以上敬称略)

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    猿岩石の歌・初披露!

    PAW 今回の順位

    1WALTZ/氷室京介狩人
    2Don't you see!/ZARD今陽子
    3a walk in the park/安室奈美恵山田まりや・グッチ裕三・モト冬樹
    4YOU ARE THE ONE/TK PRESENTS こねっと白竜・麻倉未稀
    5真冬の帰り道/広瀬香美翔・安室奈美恵・MAX
    6コマソンNo.1/ウルフルズ
    7YES~free flower~/MY LITTLE LOVER
    注目曲FLOWER/鈴里真帆鈴木蘭々・マルシア
    8楽園/THE YELLOW MONKEY保阪尚輝・中山秀征
    9FACE/globeSPEED・赤坂泰彦
    10"shake"/SMAP猿岩石

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    PAW 突然の登場

     寒いオープニングの後、

    赤坂:「それでは今週のヒッパレチャート第10位から」
        「第10位、"shake"、SMAP!」

     『"shake"』のイントロが出る。

    赤坂:「さあスマップ人気、リエントリーして第10位、歌いにやって来た
        のはあのヒッチハイクでも有名、そしてCDデビューも果たしまし
        た!」

     ここでカメラはステージにスイッチ。猿岩石の二人が8割方息の合ったダンスを踊っている。

    「このお二人!Ladies and gentlemen,猿岩石!」

     歌い出しは森脇。森脇のほうはキムタクを意識した?歌い方。
    有吉のほうは『白い雲のように』と同じハスキーな声。
     が、「早起きなんかしなくてもいい」のあたりで森脇はハモり失敗。
     そんなことは気にしない。何度か出てくる「Oh…渋滞のタクシーも」
    などの「Oh…」の部分では、有吉は精一杯の大きなアクションを見せる。

    PAW 立ち位置

    とにかくイケてる歌が終わると、

    中山:「イェイ!」
    一同:(拍手)
    有吉:「どうもありがとうございました」
    森脇:「ありがとうございました」

     猿岩石、ステージから一目散に駆けつける。

    有吉:「すいませんでした」
    森脇:「失礼しました」
    三宅:「ハイどうもー、ありがとうございました」
    マルシア:「どうもありがとうございましたー」
    中山:「来たね猿岩石」

     向かって右に森脇、左に有吉。

    森脇:「逆や逆や逆や」
    中山:「なんだなんだ、立ち位置か」
    三宅:「どっちが有吉で、森脇」
    有吉:「あーすいません、はじめまして、僕が有吉と申します。よろしく
        お願いします」(礼)
    三宅:「有吉君ね」
    森脇:「森脇です」

     猿岩石が歌い終わってからずっと立っていたレギュラー陣、着席。

    PAW 悩み

    三宅:「イヤーしかし、(有吉:「はい」)汚い顔ばっかり見てたから、(中
        山:「ええ、ええ」)こんなきれいだと何か変だね?」
    有吉:「あーそうすか?!」
    三宅:「なんかこの辺(頬のあたり)、すごいきれいになってる」
    有吉:「だめって言うことですか?」
    三宅:「いや、だめって言うことじゃないんだけどね」
    有吉:「はい」
    三宅:「歌、どうでした?人の曲でしたけど」
    有吉:「ゼーゼー」(息が上がっているのをマイクに入れてボケている)
    森脇:(有吉を指して)「だってぜんぜん覚えてないじゃん踊りとか!」
    有吉:(ゼーゼー言いながら森脇のほうを見る)
    森脇:「トークできないから歌がんばろうって言ったじゃん!」
    一同:(爆笑)
    三宅:「踊りは練習した?」
    有吉:「しましたねー。えーと、2日」
    森脇:「え」
    有吉:「びっちり、やらしていただきました」
    マルシア:「2日?」
    三宅:「2日間びっしり」
    有吉:「はい」
    森脇:「はい」
    中山:「でもかなりあのー、スマップを意識したダンスって言うかね」
    安室:(うなずく)
    中山:「良かったじゃないですか」
    有吉:「あーそうすか?どうもありがとうございます」
    三宅:「有吉君あれだよ」
    有吉:「はい」
    三宅:「マイクをこう(口の前に持っていく)やるのを忘れてたとこあった
        よ、歌ってるとき」
    マルシア:「そうそうそう」
    有吉:(眉間にしわを寄せて)「何やっても、中途半端なんですね~」
    一同:(笑)
    三宅:「それじゃあね」
    有吉:「はい」
    森脇:「はい」
    三宅:「しょうがないですね」
    有吉:「はい。すいません」

    PAW お約束の持ち歌披露

    三宅:「ついに歌まで出したんだって?」
    有吉:(力を入れて)「でぇしまゃしてゃ!」
    三宅:「『でしまして』!」(ひじで有吉を押す)
    森脇:「『でしまして』」
    三宅:「『でしまして』」
    有吉:「はい、出しまして」
    中山:「すごいね!」
    森脇:「ありがとうございます」
    中山:「歌までやっちゃうんだからね」
    森脇:「はい」
    三宅:「ちょっとじゃあ、あれだね、あのー、聞かしてもらおうかな」
    有吉:「えっ!」
    森脇:「あっ!」
    有吉:「いいんですか!?さすが三宅さん!」
    三宅:「ここ(ちょっと手前)立って、ここ立って」
    有吉:「あっ、はい!」
    中山:「あーじゃーでも、歌やる前にネタやってもらおうかな~」
    森脇:(一瞬間をおいて)「え~っ!」
    中山:「うそうそ。でもこの新曲は、フミヤさんが」
    三宅:「うん」
    中山:「作ってくれたんですよ」
    マルシア:「へえ~」
    三宅:「じゃあ、じゃあ、聴きましょう。どういう感じどういう感じ?」
    有吉:「はい」

     ここで提供が入る。そのバックで会話は続く。

    有吉:「じゃあ、(※聞き取れず)」
        (『白い雲のように』のイントロを口ずさむ)「テレッテッテッ
        テ~、テ~、ジャ~ン」
    猿岩石:「遠ざか~る~~雲を見つ~め~て~~~」

     カメラが寄ると、森脇は顔を近づけ、有吉は眉間にしわを寄せて一人悦に入った表情をする。

    猿岩石:「まるで僕たち~の~~」

     ここで赤坂さんが入ってくる。

    赤坂:「えー素敵な提供バックありがとうございました。チャートのほう
        は、第9位です」
    猿岩石:「ようだ~ね~と~君…」

     第9位へと続く。

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    PAW ライフスタイル

     SPEEDが歌から帰ってきてからのトークの途中。

    中山:「でも(SPEEDは)赤坂さんとは去年から、立ち食いうどん食いに連れ
        ていってもらうっていう約束を」
    SPEED:「うん。全然まだ」
    中山:「お兄さん連れてかなきゃいけないですよ」
    有吉:「そんな約束してるん?」
    赤坂:「…」(何か言いかける)
    SPEED(※すみません、人判りません):「してます」
    有吉:「僕らも」
    赤坂:「えっ?」
    有吉:「僕らもすいません、おごってください」
    赤坂:「君たちはだって、おなかが減ったら、アルバイトがあるじゃない
        か」
    森脇:「そんなあ!」

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    PAW オチ!

     7,6,5位の歌のあとのトーク。話題は「気合いの入ったあいさつ」に。

    三宅:「MAXもほら、映画でいろいろやってるでしょ」
    中山:「そうよそうよ。だからほら、レディースMAX」
    三宅:「ね。やっぱり、翔さんにあいさつしなきゃだめよ」
    マルシア:「あー」
    中山:「ビシッとやっとかなきゃまずいんじゃないの?」
    MAXのうち二人(すいません、判りません):「そうですね」
    中山:「やっとかないと後でうるさいからオヤジ」
    翔:「レディース風に」
    MAX:「チュース!」
    翔:「何だそれ」
      「おまえらマンガの見過ぎだよそれ!」
    中山:「じゃここは代表で、ビシッとあいさつしなさいビシッと」
    安室:「え~!」
    翔:「あいさつは気合だから」
    安室:「気合ね。はい。はい」
    翔:「まずは、立って」(立ち上がる)
      「ウュッス!」(背中をあまり曲げず、腰をくの字に折って)
    安室:「ウス!」
    翔:「ダメ、全然違うじゃないかよ」
    安室:「すいません」
    翔:「やってみろ」
    安室:(立ち上がって、右手を後ろに下げ、軽く腰を折って)「ウス!」
    翔:「もう最高っすね!」
    三宅:「何か今日二人、この番組初めて来て、まだあいさつしてないやつ
        いるんじゃないんですか?もしかして」
    (?):「誰?」
    森脇:「すいません、じゃ、気合入れて」

     手前から2段目、向かって一番左に座っていた猿岩石、立ち上がる。

    猿岩石:(にこやかにお辞儀)「どうもはじめまして猿岩石と申します」
    中山:「普通だよ!普通だよ!」

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    PAW 「アレ」

     2位の『Don't you see!』のあと。今陽子さんがステージから帰ってきて。

    三宅:「いや~もうなんか、さすがっちゅ感じですね」
    今:「いえいえもうホントに半年近くぶりでございます」
    マルシア:「あーそう!」
    中山:「そんなぶりになりますか!」
    今:「あのミュージカルでずっと旅回りをしておりましたので」
    三宅:「あ、猿岩石みたいですね」

     猿岩石が抜かれる。森脇はそのままの表情、有吉は一瞬右の唇を引きつらせてから笑顔。

    今:「あんなあの、あの貧しいアレじゃないんですよ。え。え。え。え。
        え。」

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    PAW お約束・その2

     1位の『WALTZ』のあと、初登場のゲストのおさらい。保阪さん、山田さんと振った後、

    三宅:「あと初登場は」

     前列の出演者、一斉に振り返る。

    森脇:「あっ!びっくりした今!待ってたのに今!」
    三宅:「いたね」
    有吉:「僕らも初登場」
        「僕らも、意外と、良かったでしょ?」
    三宅:「今度、曲、出したって言うから驚いちゃったんだよね」
    有吉:「あそうすか?」
    三宅:「だからさっきね、あのーあんまり歌わせられなかったんで、最後
        だから」
    中山:「この曲はね、なんと、来週あたりベストテンに入るんじゃないか
        という勢いなんですよ」
    三宅:「そうなんだよね」
    有吉:「はい」

     ここでまたも提供が入る。そのバックで。

    三宅:「そうしたら誰が歌うんだろう」
    中山:「あ~(※聞き取れず)」
    三宅:「前出てきてそれじゃ」

     猿岩石、前に出てくる。

    中山:「(※聞き取れず)といこうよ!」
    有吉:「あっ」
    中山:「そりゃあそうよ!」
    有吉:「すいません、ありがとうございます!」
    森脇:「ありがとうございます!」
    三宅:「これはなに、スペースこれ(二人の立っているスペースだけ)ぐら
        いでいいの?振り付けとかないの?」
    有吉:「あ、もう、全然これでオッケーです」

     提供明ける。

    有吉:「はい。やらして下さい」
    三宅:「さっ、猿岩石が歌います」
    有吉:「はい」
    三宅:「『白い雲のように』、どうぞ!」
    有吉:「よろしくお願いします」
        「遠ざ」

     赤坂さんがフレームイン。

    赤坂:(時計を見て)「ごめん時間がねえんだ。コマーシャルの後もまだま
        だ続きます!」
    森脇:「早かった今…!」

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    翌週・2月1日の放送

    PAW 師匠

    三宅:「いや~しかしあの初登場の山田まりやちゃんね、16歳とは思えな
        い、ごちそうさまってもう…」
    マルシア:「ね~もう三宅さんったら。あとね、セクシーだったのね、保
        阪さん!もうクルクルめまいするくらいだったね~」
    安室:「猿岩石のね、お二人の歌もすごく良かったですよね。意外にグー
        でした」
    三宅:「ああ~」
    中山:「あのね、歌は良かったんですけどね、トークのほうがまだまだ」
    マルシア:「あ~」
    中山:「今度猿岩石来たとき、笑いの神髄ビシッと教えてやるからよろし
        く」
    赤坂:(寒い空気の中に割って入ってきて)「はいっ!」
    マルシア:(笑)
        「さあそれでは今週も第10位からです」
    中山:「まともに返すなあ」

     <第10位 白い雲のように/猿岩石>

    赤坂:「さすらいのヒッチハイカー猿岩石のナンバーを歌いにやって来た
        のはヒッパレ初登場、若手Actorのこの方。Ladies and gentlemen,
        Gamon Kawai!」

     河相我聞さんが歌いました。この後、猿岩石への言及はなし。

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    村田 崇 takashi@air.ne.jp