八木亜希子さん:「まあこういうわけでね、このアシスタントの場所って
いうのは、お笑いの方の出世の登竜門になるんじゃないかという
ことで」
明石屋さんまさん:「そう、今田・東野・ナイナイときてますからね」
八木:「今回もまた新たに、新人のアシスタントの方をお呼びしました」
するとハッピ姿の猿岩石が現れました!頭を下げたまま中央へ。テロッ
プには「新アシスタント・今年で22歳 猿岩石」とありました。
会場は最大級の歓声です。
八木:「猿岩石のお二人です、どうぞー!」
さんま:「もう猿岩石猿岩石。幅広いファン層」
松村さんの不満そうな顔が抜かれました。
さんま:「17歳から18歳までのファン層」
松村:(笑)
さんま:「かわいそうに。叩かれたくないところも叩かれたりね」
猿岩石:(笑)
さんま:「あの週刊誌のおかげで、別れが来たとか、そういうことだって
あるわけですから」
今田耕司さん:「ちょっと待って。猿岩石をフォローしてるようで、自分
の話になってます」
さんま:「猿岩石を立ててるがな。あほなこと言うな。いやでもね、飛行
機乗ったことは事実ですからね」
猿岩石:「はい」
一同:(笑)
さんま:「俺は見てて泣いてしもた俺が悔しいやないかい」
八木:「泣いちゃったんですか」
さんま:「泣いたあと、ガキの使いでまた笑ってしもてあんた」
今田:「だから、何本見てるんですか!」
(※この前に、さんまさんがテレビを異様に見ているという話しがあり
ました)
さんま:「シャベタリーノもたまには見んねんで」
「さすがにミュージックフェアは飛ばすね」
八木:「正月ということで、おせち料理をこのように料理しているんです
けれども、さらにね、お二人が持ってきて下さる」
さんま:「あ、猿岩石君が、『おい、水持って来い』って言ったら、水持っ
てきてくれるわけやね」
猿岩石は奥の方に立っています。
猿岩石:「はい」
八木:「いろいろ用意して頂く」
池谷幸雄さん:「箸がない、箸がないねー」
有吉:「どうもすいません、ありがとうございました」
一同:(笑)
二人は箸を配り始めました。
さんま:「思わずありがとうございましたと言ってしまって、それで池谷
君が(素っ気なく)『あーどうもありがと』っていうイジメやね、
先輩の」
「別に猿岩石とキャラクターかぶらへんやないの」
池谷:「いじめてないですよ」
さんま:「…俺だけ(箸が)ないやないか猿岩石お前」
有吉:(笑いながら箸を持ってくる)
さんま:「そういうギャグすなよ」
(いやみな感じで)「結構、ありがとうね〜」
八木:「そしてさんまさん、やはりここは、アシスタントの猿岩石のお二
人にも加わって頂こうと」
さんま:「ええぞ猿岩石!」
森脇:「いいんですか?」
有吉:(口をもごもごさせながら)「いいんですか?」
「すいません」
さんま:「そりゃあ100万、お前何食べとんねん本番前に!」
有吉:(口から何か床に落とす)
森脇:「急だったから今」
今回のフリースロー選手権は、新企画の『サバイバルフリースロー』です。
一人一投ずつ投げていき、入った人だけが勝ち残るサバイバル戦となります。
最後まで残った人が優勝です。
有吉・1本目
ここまで1本目を入れたのは最初のマイケル富岡さんだけで、今田・東
野・矢部・岡村・関根・松村さんははずしています。
松村さんが外したとき、
松村:「あーもう」
今田:「猿岩石ー」
さんま:「さあ猿岩石!有吉から!」
ゼッケンの番号のところに飛行機が描いてある有吉が登場しました。
今田:「いいよ猿岩石!」
観客:「有吉君がんばってー!」
松村:「猿岩石!」
観客:「有吉君がんばってー!」
「有吉君〜!」
有吉は緊張しきった面もちです。
今田:「おどおどすんな!」
東野:「大丈夫大丈夫」
今田:「ボール見て!」
有吉:(シュートの構えで)「いかして頂きます」
さんま:「い、いや、どんどん、お前は世界を旅してきた男やー」
有吉:「はい、すいません」
さんま:「おいらは町内ぐるぐる回ってるだけの所詮ちっぽけな芸人やー。
お前は大きな芸人やないかい」
(西川きよしさん風(?)に)「がんばれよ」
(笑)「さあいけ、さあ!」
一見普通のようで、どこか違うフォームから飛び出したボールは、やや
左にそれていきました。
さんま:「あ、あかん!」
しかしボールはリングの左で跳ね、何とかゴール!大歓声で迎えられま
した。
八木:「すごーい」
森脇・1本目
関根勤さん:「森脇君はさー、ちょっと板東八十助さんに似てるよね」
一同:(笑)
森脇:「行きます」
さんま:「いいよ」
東野:「行け!」
素人目には普通に見えたフォームだったのですが、ボールはリングに触
れることなく客席へと落ちていきました。
岡村隆史さん:「めちゃめちゃ迷惑かけたな」
さんま:「でも、有吉は残りました」
有吉:(まだ緊張)
森脇:(拍手)
この後池谷・バースさんの2人が決め、2投目へ4人が進みました。
有吉・2投目
まず先頭のマイケル富岡さんが勝ち残りを決めています。
今田・東野・ナイナイ:「有吉入れろー」
さんま:「さあ猿岩石」
観客:「有吉君がんばってー!!」
「有吉さんがんばってー!」
有吉:(緊張したまま客席に向かってうなずく)
またちょっと違うフォームからシュート!
さんま:「入った!」
しかしボールはリングの右側にはじかれてゴールならず!
(?):「あ〜!!」
がっくりとうつむいて戻る有吉は、特に突っ込まれるでもなかったもの
の、スタジオの笑いを誘っていました。
結局2投目を外したのは有吉だけとなってしまいました。勝負の方は3投
目でマイケル富岡さんの優勝!
前回のスポーツするぞ!では森末さんとにしきのあきらさんが番組「実
行委員長」の座を賭けて高飛び込み対決をやっていました。5m、7.5m、10m
と3回ずつの試技を行い、結局10mで『スター空に太陽があるスペシャル』
を出したにしきのさんが新・実行委員長の座を勝ち取りました。
『スター空に太陽があるスペシャル』とは、思いっきり助走をつけて、
胸を張って大きく飛び込むという技です。宙返りなどは全く関係なく、勇
気が試されます。
さんま:「やーお疲れさまでした。これは関根さんすごかったでしょ?」
関根:「もうね、見てて、もう、怖い」
「にしきのさんの7.5(m)、無茶な落ち方だよね〜」
一同:(笑)
八木:「ねえ〜」
関根:「で10mやるんだから無茶だよね」
さんま:「そうそう」
関根:「普通あそこでできない(八木:「チャレンジャーですよねホント
に」)はずなんだけど」
矢部:「10m飛んでましたね」
さんま:「飛んでた。空に太陽がある限りスペシャル」
今田:(笑)「何も怖くないんですかね?」
一同:(笑)
さんま:「これはすごいですね。猿岩石、どう、今の?君たちがやってき
たもんと、また、おんなじようなもんでしょこれ、また〜」
有吉:「そうですね、感動しました」
一同:(笑)
八木:「あの、森末さん、にしきのさんのこの対決を見て、僕にもやらせ
てくれという方が現れたんですよあれから」
観客:「え〜っ」
さんま:(笑)「そりゃ、どういう奴が現れたのか」
ダジャレで
にしきのあきらさんの事務所、にしきのあきら企画の一室。彼のポス
ターや衣装が壁に掛けられています。にしきのさんはもう一人の方とソ
ファーに腰を下ろしています。
ナレーション:「新・実行委員長に就任してやる気満々のにしきのは、番
組の次なる企画を練っていた。(ドアをノックする音)その時やっ
てきたのは…」
有吉:(ドアを開けながら)「失礼しま〜す」
森脇:「失礼します」
ナレ:「彗星のごとく現れた、超(聞き取れず)、(さんま:「(聞き取れず)
やったんかおまえら!」)猿岩石だった」
ソファーに座っているにしきのさんとテーブルを挟んで向かい合う二人。
ただし二人に椅子はないので床に正座です。
有吉:「あの〜、ちっと僕たちもそろそろレギュラー番組とかが、欲しく
てですね(森脇:「はい」)」
にしきの:「何の?」
有吉:「『さんまのスポーツするぞ』のレギュラーになりたいんですけれ
ども」
にしきの:「やっぱり、感動するようなスポーツを、パーンと」
猿岩石:「感動なら!」
有吉:「僕たちは、かなり」
にしきの:「お前」
有吉:(たじろぐ)
にしきの:「なんかいろいろあったじゃない」
猿岩石:(困惑)
にしきの:「え?」
有吉:「それは、3回ほど飛行機で飛ばして頂いた…」
にしきの:「飛ぶんだったら、パーッとこういう(両手を広げる)感じで
さ、空を高く飛ぶ」
有吉:「はい」
にしきの:「高く飛ぶ…高く飛ぶ…高飛び込み」
ナレ:「猿岩石、高飛び込みが出来たら番組レギュラー(さんま:「だじゃ
れになってるやん」)」
「しかし、そこへ割って入ったのがこの男、坂本一生。にしきの
に続く芸能界スポーツ王を目指して、走り高跳び、水泳など、
数々のチャレンジを見せてくれた一生。ところが、最近は仕事も
めっきり減り、所属プロダクションも転々とする有様。一時はプ
ロレス転向の噂も。窮地に立った一生が出演した縄跳び選手権。
ここで再開したにしきのを頼って、縄跳びのよしみで訪れたの
だ!」
「番組レギュラーを賭けて、猿岩石・坂本一生、『空に太陽があ
る限りスペシャル』に挑戦!」
落下
舞台は千葉建国祭総合水泳場。猿岩石の二人は競泳用の水着で登場です。
飛び込み台に向かう二人に、デッキチェアに腰掛けるにしきのさんは、
にしきの:「レギュラーだよレギュラー」
有吉:「はい」
森脇:「はい」
にしきの:「分かってるね?」
有吉:「はい」
森脇:「がんばります」
(さんま:「猿岩石ええ体してるんだ」)
いきなり10m台に姿を見せた猿岩石。
にしきの:(手を叩きながら)「お〜い!」
カメラが台の上から下を撮ると、
(観客:「え〜っ」)
(さんま:「うわ、怖い」)
有吉、固まる。
結局、急ぎ足で3m台に移動。
有吉:「これならいけると思います、はい」
にしきの:(立ち上がってプールに歩み寄る)「ちょっとお前俺を馬鹿にし
てないか?」
有吉:「いやいやとんでもないです!」
猿岩石は台の上で土下座。
有吉:「いやいやすいません」
にしきの:「え?」
有吉:「じゃあ、ちょっと、すいません、ここで、お願いします」
にしきの:「お前遊びじゃないんだよ!」
有吉:「はい」
森脇:「はい」
いよいよ飛び込み開始。有吉は腕を振って反動をつけて、大きく飛び込
み…と思いきや、突然気をつけの姿勢になって垂直落下。
森脇:「すげえ!!」
有吉:(水面に顔を出して)「よっしゃ!」
二人は満足した様子。
一方の森脇は、後ろ向きに飛び込む構え。手を振って反動をつけて…
にしきの:「そうそう!」
やっぱり気をつけで垂直落下…
にしきの:「寂しいな」
有吉・坂本:(スターに拍手)
にしきの:「どうするか」(ガウンを脱ぎ始める)
有吉:「10mが見れるんですかね」
しかし、スターは5m台へ。それを無視してプールサイドでは
(?):「こうやってこうやって、せえの」
作戦を練っていました。
するとスターが元祖『空に太陽がある限りスペシャル』を披露!
(さんま:「出た出た」)
胸を張った見事なジャンプ!
猿岩石:(あ然)
有吉:(緊張した表情)
字幕:覚悟を決める有吉
有吉は5m台へ。意を決し、すぐさま助走をつけて、手を上げて、頭を下
にして飛ぼうとしたら、足が上がりません。体が「く」の字になったまま
水面にたたきつけられ、腹を強打!
(さんま:「あれは痛かったやろ!」)
にしきの:(驚く)
すでに5m台に上っている森脇は腹を押さえ、ますます不安な表情に。
リプレイで、有吉の腹打ちの様子がもう一度出ました。
(さんま:「あーあかんあかんあかんあかん!」「痛ったあ〜!」)
レギュラー候補 坂本一生
まずは坂本一生さん。一旦はためらったものの、精神を統一させ、
元祖に勝るとも劣らない見事なジャンプを見せてくれました!
にしきの:「ようし行って!そうそう!」
(さんま:「うわー!」)
(八木:「すごーい」)
にしきの:(拍手)
(さんま:「運動神経いいんだ」)
(八木:「ねえ」)
(さんま:「運動神経と勇気やな、これは」)
一方、坂本さん飛び込み直後の猿岩石は…
有吉:(心配そうに下を見る)
森脇:(口をへの字に結ぶ)
猿岩石:(拍手)
字幕:やっちまった!!
森脇:(小声で)「頼む」
「頼む」
「やってよ」
有吉:(ぼう然)
レギュラー候補 猿岩石
結局やることに決めた有吉。小走りのような控えめの助走から、腕を後
ろに振って!…止まる。
(さんま:「これは危ないぞー」)
有吉:(腕を開いて飛んで、着水時には手を頭の上に持っていく飛び方のイ
メージをやってみる)
有吉、真剣な表情。その後ろで心配そうに見守る森脇。
呼吸を整えて、助走をつけて、今度こそジャンプ!
(さんま:「あ」)
…まではいかずに何となく垂直落下!
(さんま:「あれでも怖いわ!」)
(森末:「アゴ痛い!」)
森脇、階段を駆け下りて有吉のもとへ!
有吉:「やった!」
水の中で抱き合う二人!
有吉:「よっしゃ!」
「にしきのさん!やりました!」
にしきの:「やったってお前、人形飛びじゃん」
ナレ:「猿岩石、決死のダイブも人形飛びでアウト!」
にしきの:「もう一回ちょっと勉強だな」
有吉:「はい」
にしきの:「じゃ、ヒッチハイクして、帰ってくれ」
猿岩石:「はい」
にしきの:「じゃあね」
有吉:「失礼します」
この後、坂本さんがにしきのさんの会社にはいるかどうかということに
話がうつりました。ジャネットエバンスに勝ったらOKとのこと。
金メダリスト
さんま:「猿岩石も〜、やったんだ〜」
有吉:「はい。がんばらせてもらいました
さんま:「あれ、足からいっても、にしきのさんは人形飛びとおっしゃっ
ていましたけど、人形飛びでもそうなんの?」
森末:「ちょっと前に体重かかると、ここ(あごの下)を内出血しちゃうん
ですよね」
池谷:「あと、お尻しめとかないと、ケツの穴に水がガーンて入って来
ちゃうんですよ」
さんま:「うそ!」
森末:「で、足開いたもんなら大変ですよ」
関根:「股間が」
森末:「パーン!」
さんま:「割れる?」
森末:「ま、お尻は割れてますけどね」
さんま:「そんなまさか、中小企業のコンペのギャグみたいなことを」
エンディング
八木:「さあ、今回の新年会2時間半にわたってお送りして参りました」
さんま:「2時間半、あっという間の2時間半。猿岩石、二人、もしこの番
組に協力していただけるなら」
有吉:「ええ」
森脇:「はい」
有吉:「あの、僕らはもういいです」
さんま:(笑)「なんでや!」
東野:「なんでやねんな!」
一同:(笑)
さんま:(笑)「司会者がな、また出てくれ言うてんのに、『もういいで
す』はないやろ!」
「あのでもね、なんか挑戦してくれるものがあれば」
森脇:「はい」
有吉:「特にないです」
一同:(爆笑)
さんま:「なんか出せ。出せ。もったいないもったいない」