登場
和田:「それでは、本日最初のゲストをお呼びしましょう。昨年、世間を
お騒がせしました、この二人組です、どうぞー!」
セットの上の方にある階段から、礼をしながら降りてきました。
和田:「猿岩石のお二人です!」
降りてきてからも、アッコチーム・ナイナイチームそれぞれに礼。
猿岩石:「よろしくお願いします!」
和田:「もうね、こんなに有名になってね、こんなに今年危ない二人もい
ないよね」
岡村:「そうです」
和田:「いるかどうか分かんないんだもの」
有吉:「はい」
和田:「あんな有名になってな」
岡村:「なんか俺(有吉に)めっちゃ近づいてんねんけど」
矢部:「近いなー」
矢部 | 森脇 | 有吉 | 岡村 | 和田 という立ち位置でした。
岡村:「ちょっとね、アッコさん代わったほうがよろしいわやっぱり」
和田:「何で?」
岡村:「だってこうぐいぐい押してくるからこんな(有吉に密着)なるんで
すよ」
和田:「いやいやだけどね、この二人はもう皆さんよく御存知ですね」
岡村:「そらあもう」
和田:「10万円の所持金でですよ、ヒッチハイクでですよ、その香港から
ユーラシア大陸、ロンドンまで行って、その間いろんな問題あり
ました」
有吉:「はい」
矢部:「ありましたねー」
和田:「ただ歩くだけやなく、空にも、な?」
有吉:「はい」
岡村:「もう言いな言いなそれは!」
「もう済んだことや済んだこと!」
和田:「それが一番有名なことやんか」
岡村:「まあそれはそうですけれども」
和田:「自分らも一回やってみる?」
岡村:(妙な喋り方で)「う〜ん、ちょっとやってみたい気もするけどね〜」
(普通の喋り方で)「半年はちょっときついですね〜」
和田:(笑)「半年ちょっときつい?」
「まずね」
有吉:「はい」
和田:「皆さんよく御存知ですけども、もう一度思い出す意味で、もう一
度、横断したVTR見てみましょう」
<二人の旅を振り返る2分ほどのVTR>
猿岩石 ヒッチハイクの苦労話
今度は 矢部 | 岡村 | 森脇 | 有吉 | 和田 の順で座っています。
和田:「これさ、もういろんなとこで聞かれたと思うけど」
有吉:「はい」
森脇:「はい」
和田:「一番つらかったことって何?」
森脇:「あーやっぱり、空腹ですね」
和田:「空腹?」
森脇:「はい。やっぱり、おなかへるのが一番…」
有吉:(森脇を見て笑いをこらえる)
矢部:「めっちゃ緊張してへん?」
森脇:「しますよ!」
矢部:「ガチガチやで」
岡村:「そりゃそうやよね〜」
「そりゃそうですよ、僕らでもめちゃめちゃ緊張してんのに、一
緒ですよ立場は」
有吉:「いやいや」
矢部:「そうかそうか」
「ちょっと涙目やもん。有吉君」
有吉:(苦笑)
和田:「だって旅行行く前、2回しかテレビ出てないんだよ」
猿岩石:「はい」
矢部:(立ち上がる)「そりゃ実際、ホンマにそうなんですけども」
岡村:「そんなにね、若手をつぶすようなことばっかり言わんとい
て下さい」
和田:「これイジメ?」
99:「イジメですよ」
有吉:「違いますよ全然」
森脇:「はい」
和田:「そんなことないと思うで。だって2回しかテレビ出てないのに」
岡村:(立ち上がる)「いやイジメやイジメやイジメや!」
有吉:(立ち上がる)「そんなことないです」
岡村:「イジメや!」
森脇:(立ち上がって有吉と岡村さんの間に入る)「そんなことないです」
岡村:「俺らかてめちゃめちゃいじめられてるやろ」
和田:「どこでやねん」
岡村:「声が通らんとか」
矢部:「そうそう」
「声通らんのしゃあないがな」
岡村:「つぶしにかかってるで」
和田:「一番嬉しかったことは?」
矢部:「逆にね」
「嬉しかったこと」
猿岩石:「…」
岡村:(小声で)「しゃべれしゃべれ」
有吉:「はい!一番嬉しかったことはですね、えーっとホモにやられたっ
ていうことがいい経験になったってことですね」
矢部:「ホモにやられた?」
和田:「やられたの?」
矢部:「何で嬉しかったん?」
有吉:「なんかもう経験できないことなんで」
岡村:「まあ、違う世界見れるもんな」
矢部:「なるほどね。新しい道ができたと」
画面は美川さんを抜きました。
和田:「そういうことは美川さん詳しいんじゃないんですか?」
美川:「何であたしに振るのよあんた。冗談じゃないわよ。何でも経験だ
からいいわよやって」
有吉:「はい!ありがとうございます」
猿岩石 名前の由来
和田:「猿岩石っていう名前の由来ももう一回教えて?」
森脇:「これはですね、中学時代の、お互いの(矢部:「カタイな」,
有吉:(吹く))、好きだった、女の子のニックネームを、
合体させた物なんですよ」
和田:「猿っていう女の子だったの?」
有吉:「猿女房と、ホクロ岩石っていう…」
矢部:「それあだ名?」
森脇:「はい」
和田:「ホントなの?」
有吉:「はい」
岡村:「それかなりブサイクなんちゃうの?」
森脇:「いえ、性格がいいんですよ」
矢部:「あ、性格がいいねや」
ここで二人の中学時代(15歳)の写真が出ました。学ラン姿で、有吉は上
履き(先のゴムの部分の色は青)を持っていました。
和田:「あカワイイねー」
有吉:「ありがとうございます」
和田:「カワイイカワイイ。うん、もう一人はそれで?」
森脇:「ホクロ岩石です」
和田:「それは誰とつきあってたの?」
森脇:「僕が片思いで、ここ(鼻の右)に、岩石のようなホクロが
あったんですよ。見たままですけど」
矢部:「あ、その二つをとって、『猿岩石』」
猿岩石:「はい」
岡村:「それ、悪いけどホンマ」
99:「ブサイクやろ」
猿岩石:(笑)
森脇:「性格はいいんです!」
矢部:「あ、性格はええねや」
森脇:「はい」
矢部:「好きやったんや二人とも」
岡村:「ゲテモン食いやなー」
森脇:「ええ、まあ、そうなんですけども」
和田:「もう(ヒッチハイク)絶対いやでしょ?」
有吉:「いや、今の現状見ると行った方がいいかなと思いますよ」
和田:「かえって日本にいない方がいい」
有吉:「はい」
和田:「帰ってこないほうが良かった?」
有吉:「はい」
岡村:「ぶっちゃけた話しするなー」
矢部:「それは後で」
猿岩石:「はい」
猿岩石エピソードクイズ
和田:「さあ、そんな二人に関する問題です」
死ぬ思いで日本に帰ってきた猿岩石。 二人の両親は何と言って迎えて くれたでしょうか? |
矢部:「半年間死ぬ思いでユーラシア大陸をヒッチハイクして日本に帰っ
てきた猿岩石なんですが、なんと迎えてくれた二人の両親は全く
同じことを言いました。さて、二人の両親は何と言ったのでしょ
うかというのが問題なんですが、これだけやったら難しいんで、
出発する前の両親の様子をごらん頂きましょう。どうぞ」
猿岩石の親はこんな人
ヒッチハイクに出発するときの、香港と広島での会話です。
有吉の母 きみさん:「ヒッチハイクで行くの?」
有吉:「そう!」
きみ:「まあー、大変じゃないの!」
スタジオ:(爆笑)
きみ:「命だけお願いよ」
スタジオ:(爆笑)
森脇:「今香港で」
父 精次さん:「うん」
森脇:「これから」
精次:「うん」
森脇:「ヒッチハイクで」
精次:「うん」
森脇:「ロンドンまで」
精次:「うん」
そのまんま東さん:「『行きます』って」
森脇:「行きます」
精次:「行けば?」
スタジオ:(大爆笑)
和田:「なるほど。こういう、ご両親です」
矢部:「ご覧のように、非常に愛のない両親です」
和田:「さあ、それでね、半年かけてやっとの思いで日本に帰ってきたわ
けですよ。ご両親は、おんなじ事を言うたんですよね?」
有吉:「はい」
和田:「…こと、を言って、この二人を迎えたんです」
岡村:「答えをお書き下さい、どうぞ!」
和田:「半年飲まず食わずで、命からがら帰ってきた二人に、第一声は」
矢部:「何と言ったでしょうか」
和田:「何と言ったんでしょうねえ?」
森脇:「はい」
解答
アッコチーム | |
そのまんま東 | TV見てて笑った笑った 君おもしろいな |
加賀まりこ | おみやげはなーに |
薬丸祐英・西崎幸広 | テレビ出れるんだから 又、いっておいで!! |
矢部美穂・ROLLY | おみやげは? |
円広志・山瀬まみ | 次の旅に「行きなさい」 |
岡村:「ナイナイチーム改め下手チームにさして頂きます」
下手チーム | |
山田邦子・水戸泉 | おみやげは? |
山城新伍 | 生きてたんか |
定岡正二・恵俊彰 | 今度いつ行くの? |
美川憲一・峰竜太 | 何で帰えってきたの!! |
蛭子能収・鈴木紗理奈 | 日本にいる時よりたくさんTVに出れてよかったね。 |
解答者の答えを紹介している間、猿岩石はずっと無言でした。
和田:「さあ、いろんな答え出ましたけれどもわりと両チーム似通った答
えになってしまいました」
矢部:「はい」
和田:「正解は」
和田・99:「こちらです」
サインちょうだい!! |
両チーム正解者なし!
和田:「これは、どういうことだったの?ホントに言われたの?」
有吉:「お帰りの前に『サイン!サイン!』って」
和田:「両方の親とも?」
森脇:「ええもう、帰ったらサイン、もう色紙がガーッと積んでありまし
て、もう知人や友人から、もう何枚も何枚も」
和田:「そう言われたときどうだった?がっくりして家帰ったのに、サイ
ンちょうだいって言われたら?」
森脇:「それはそれで嬉しかったんですけど。書いたことなかったんで」
和田:「あそうか」
矢部:「初めて書いたから」
森脇:「はい」
岡村:「まだサインも作ってない位かもわからへんね」
有吉:「はい」
和田:「じゃあ貴重なサインかも分からないよ」
有吉:「そうですね」
岡村:「ちょっと待って下さいね。(答えるときには絶対正解だと言い放っ
た)蛭子さん、全く間違ってましたけど」
有吉:「そうですね」
蛭子能収さん:(立ち上がって)「違う!でもこれも確かに言ったことは
言ったでしょっ?!」
有吉:「それは…」
岡村:「怖!なんやこの人!」
矢部:「違う!だから蛭子さんは間違いなんです!」
「なんぼ立とうが、間違いなんです!」
和田:「両チームとも当たらなかったので、商品は」
和田・99:「なしです!」
和田:「でもね」
有吉:「はい」
和田:「いろいろ辛い思いしたけど」
猿岩石:「はい」
和田:「これを教訓に」
猿岩石:「はい」
和田:「からだ気をつけて」
猿岩石:「はい」
和田:「今年は、がんばって下さい」
森脇:「はい」
有吉:「ありがとうございます」
和田:「猿岩石のお二人でしたー!」
猿岩石:「ありがとうございました!」
最後にナイナイと和田さんに深々と一礼。