本当の話しはこうだった!!好きな人とご対面
ナレーション:「(電波少年風に)あこがれの人に会わせてあげたーい!!
せっかくの親心なのに…」
有吉、目を輝かせております。
古館:「ゲスト来ております」
有吉:「誰ですか!?」
マルシア:「だれだれ?」
古館:「ただ、ファンとかそういうんじゃなくて、お母さん」
有吉:「あ〜」
露骨にイヤな顔をする有吉。
古館:「ウソウソ」
森脇:「今の『あ〜』は…」
古館:「これも順番に…」
ここで画面は、出ていくタイミングを裏で見計らっている藤谷さんの画
に変わりました。
ナレーション:「有吉君は、大の藤谷美和子ファン。ヒッチハイクの旅の
ごほうびに、感動のご対面と思ったんですがっ」
画面ではスタジオでの会話と、藤谷さんの様子が同時に出てきました。
古館:「ちょっとあげてみましょうか。誰のファンですか?」
有吉:「渡哲也さん」
あ〜あ
トークのテーブルについてから、
藤谷:「すいません、奥山佳恵さんじゃなくて」
古館:「ほらあ〜」
有吉:「いえー、もう!」
森脇:「バカだなお前」
藤谷美和子も絶賛!!"ヒッチハイク横断"コント
ナレ:「藤谷美和子も機嫌を直す、猿岩石ヒッチハイクコント!」
これは11月17日のコントの続きです。森脇はヒッチハイクに成功した自
分そのまま、有吉はその車のドライバーという設定です。
森脇:「ホント、こんなこというのは何なんですけど」
有吉:「ナンデシュカ〜?」
森脇:「僕3日も飯食ってないんですよ」
有吉:(ちょっと間をおいて)「ホホウ?」
森脇:「あの〜」
有吉:「エエ?」
森脇:「あの、食べさせてもらえないでしょうか?」
有吉:「アス、スイマセン、ソノコトバチョットワカラナインデスガ…」
藤谷さんはちょっと受けました。
森脇:「わかんないんですか?」
有吉:「スミマセン」
森脇:「わかりそうなもんだけど」
有吉:「ハイ」
森脇:「あ、じゃ、見て、見てください」
有吉:「ハイ」
森脇:(腹を押さえてジェスチャーを始める)
有吉:「オー、ジェスチャークイズデスネ〜」
森脇:「イヤー、イヤー、イヤー」
(腹を指さす)
有吉:「ハラ?」
森脇:「腹」
有吉:「ハラ」
森脇:「腹」
有吉:「オナカ」
森脇:「おなか!おなか!」(有吉を指さして、そうだ!のポーズ)
「え〜っとこれ分かるかな、わっかんないだろうな〜」
有吉:「オナカ」
森脇:(猪木顔をして、両手を広げてひらひらさせる)
有吉:「ガ」
森脇:「『蛾』!分かるの?!『が』が!」
スタジオは大ウケ!
森脇:「すごいよ、すごいすごい!」
「これ、じゃ、これ絶対分かる」
有吉:「オナカガ?」
森脇:(右手で腹を押さえ、左手を苦しそうに伸ばす)
有吉:「スイ」
森脇:「『すい』!」
有吉:「スイ…モノ?」
森脇:「吸い物って、『すい』まで分かってんのに何でわかんないんです
か?」
有吉:「スイハチョットオイトイテクダサイ」
森脇:「いや、置いとかない!置いとかないですよ」
「何か食べさせて下さいよ!」
有吉:「エ?」
森脇:「何か食べさせて下さい!」
有吉:「ナニカタベサセテクダサイ?」
森脇:「はい!」
有吉:「じゃあ、僕でよければ…」(ズボンを下ろそうとする)
森脇:「おい!!」
有吉:「まあこれぐらいですね。どうもありがとうございましたー!」
芸人じゃなくて
トークの席に戻ってくると、
森脇:「恥ずかしいですねなんか」
古館:「いや、この空間でよくやった。後半尻上がりじゃん!」
有吉:「はい。えへへへ」
古館:「どうですか?」
藤谷:「おもしろかった」
有吉:「いやいやそんな、ありがとうございます」
藤谷:「いとこを見ているみたいでした」
有吉:「あ〜嬉しいな〜」
古館:「いい感想ですね藤谷さん、『いとこを見ているよう』」