実況の志生野温夫さん「ライブを開けば3万人が集まり、本を出版すれば100万部を
突破するという…」
志生野さんの横で、緊張している二人です。
志生野「超人気ゲストは、猿岩石師匠であります!」
猿岩石師匠「よろしくお願いしまーす!」
「よろしくお願いしまーす!」
志生野「師匠のお二人、今日のこの競技の見所、まずリーダーからお願いします」
有吉「いかに感動を呼ぶかだと思いますね」
志生野「森脇さん」
森脇「できるだけ、素で行くことだと思います」
矢部浩之さん(ナインティナイン)「あのー、師匠は久しぶりに日本に帰ってきたと
思うんですけども」
有吉「はい!」
森脇「はい!」
矢部「この番組御存知ですか?」
有吉「『めちゃモテ』(1996年9月終了)ですね」
猿岩石「『めちゃモテ』!」
岡村隆史さん(ナインティナイン)「『めちゃイケ』」
「変わったから。時間帯とかも」
とまどいを隠せない師匠。
矢部「時間帯と名前変わったから」
有吉「すいません。申し訳ないです」
矢部「スタジオ変わったから」
有吉「すいません」
矢部「何をおっしゃいます」
岡村隆史さん(ナインティナイン)「何をおっしゃいますやら」
矢部「やっぱりね、日本に帰ってきて、びっくりしたことってあるでしょ?」
1秒、2秒。沈黙のあとに、
有吉「ハァー」 (うつむいて)
有野晋哉さん(よゐこ)「ゆっくり行こう!ゆっくり行こう!」
岡村「頑張っていきましょうよ」
矢部「本番でため息つくな」
志生野「加藤選手、師匠の感想を聞いてみましょうか。師匠よろしくお願いします」
有吉「すごい好感が持てました今」
加藤「ありがとうございます」
矢部「顔打ったの?また社長(イエローキャブ・野田社長)に怒られるやんけ」
猿岩石の二人は紗理奈さんの大ファンで、ぐるぐる回る彼女に森脇は手を振っていました。
ローラースケートを巧みに操り、記録は7本!有吉は驚きの、森脇は納得の表情でした。
有吉「いいですねー」
志生野「感想をお願いします」
有吉「いやホント素敵です、どうも」
森脇「天使みたいです」
すると紗理奈選手、コースを離れて実況席に駆け寄ってきました。
しかしどうしていいかわからない猿岩石師匠の方は、ただただ恐縮するばかりでした。
矢部「すいません師匠、今のかっこわるかったですか?」
有吉「一生懸命やらないとダメですよ!」
岡村?「今の一生懸命に見えなかった?!」
有吉「見えないです」
岡村?「不マジメですよね!」
有吉「はい」
有吉「何に対して一生懸命になるかをしっかり勉強しなきゃダメですよ」
それを聞いて岡村選手、矢部選手、実況席へやってきました。
矢部「いやホンマ申し訳ない」
有吉「いやすいません」
森脇「すいません」
有吉「そんなに…」
森脇はテーブルに両手とあごを載せ、有吉はその場で立ち上がって恐縮しっぱなしでした。
有吉「いや、一生懸命やるだけでもダメじゃないでしょうか」
志生野「何が欲しいですか」
有吉「何年やってるんですかお笑いは」
レギュラー陣「お〜ッ!」
光浦「何が、私の、どこが、ダメでした?」
有吉「昔と態度が違う、僕に対して」
光浦「?」
有吉「『バカ爆走!』っていうライブ(95,96年出演)で」
光浦選手は水から上がり実況席へ向かい始めました。
有吉「ひどいです、態度は」
岡村?「どんなん?」
森脇「キャパ70です」
きちんとこける光浦選手。
光浦「やばいやばい」
有吉「僕らがどんなにあいさつしても、必ず無視です」
森脇も、キッパリとした表情で訴えかけています。
レギュラー陣から大ブーイングを受けて、
光浦「ち〜がうよ、あんたたちの声がちっちゃいよ」
有吉「いや、もうそんなことはないと思います」
森脇「申し訳ないです」
矢部「さあみなさん、いろいろ頑張ってきましたけれども、
やっぱり僕らでは限界あります。やっぱりね、ここは師匠のお力を
見せて頂きたいと思います」
有吉「師匠とか見本とかそういうのはちょっとできないんですけど」
岡村?「感動を」
有吉「感動なら。はい。頑張ります!」
レギュラー陣「お願いします!」
が、軸が90度ほど回ったところでイスが前に倒れてしまい、床に落ちた森脇を
まだ横棒にしがみついた有吉が引きずる形でもう半回転まわって、止まりました。
有吉「もう一回やらせてください!」
猿岩石師匠、二人ともカメラに背を向けてお願いしています。
有吉「すみません、わがまま言って」
大爆笑している矢部さん、
矢部「何で、そんなあわてて立ったん?」
今度はローラースケートをはいての挑戦となりました。さっきと逆に、
内側が有吉、外側が森脇です。
志生野「ローラースケートをはくのは、初めてだそうであります」
2回転半回ったところでリリース!しかし、バランスを崩した森脇が転倒し、
レーン右の水中へ転落!そしてそれに引きずられるように有吉も水没!!
水から上がると、すぐそこには粉地帯があります。
加藤「師匠!滑るから!」
水から上がろうとした森脇、ローラースケートをはいた足を滑らせ、
粉に顔面から突っ込んでしまいました。
矢部「滑るから滑るから」
いつの間にか粉地帯まで上がっていた有吉はレーンに上がろうとして滑り、
こちらも粉へ転落!
矢部「大丈夫すか有吉師匠!」
有吉「ウエッ」
有吉がむせていると、
岡村「この画は、ホンマの…」
山本圭壱さん(極楽とんぼ)「もう一回水入った方がきれいになる」
岡村「師匠、顔わからんようになってしまいますから」
言われるままに再び水へ。
レギュラー陣「顔も洗って」
「この画見た!」
「ガンジス川!」
「これ10日ぶりだよ!」
「感動やね!」
志生野「どうやらスタジオにも感動が生まれたようであります」
岡村「ヒゲはなくなってるけど」
矢部「電波少年や」
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