内村プロデュース新コンビ結成スペシャル
命懸けのネタ合戦!!

上映会

まずは、内Pメンバーが出てくる前に、12/8放送予定の内Pを上映(CMと今日のレッ
ドは無し)
。新コンビ温泉合宿の3週目、内容は「芸人バトルロワイアル」でした。
 一応ルールを言っておきますと、各人の額にNGワードがインディアンポーカー
形式で貼り付けられ、それを言ってしまうとアウト。一定のお題の中で会話をし、
互いにそれを引き出すように仕向けて戦うというものです。

 そうして戦って、勝ったチームから、このライブの持ち時間を選ぶことができ
ます。3分・5分・8分・10分・12分・35分の中から。

バトル1 今年売れたグラビアアイドル


NGワード…有吉:デブせん 森脇:野田社長
誰が好きなのかと聞かれ、有吉「青木裕子」等と答え、太ってるのが好きだと。
「そういう店とか行っちゃうの?」のキラーパスで
有吉:デブせんですか?
と撃沈。

バトル2 年末ジャンボ宝くじが当たったら


NGワード…森脇:貯金する
各自使い道を聞かれ、「貯金する」というひとも出てきたところで
森脇:一旦全部貯金しますね
と、撃沈。この後の戦いには参加できず。

 また、敗者復活戦も行われました。一発芸で内村プロデューサーが認めれば復
活、というもの。しかしここでは猿岩石は全く写らずに大竹・矢野組が勝利。

 結局、猿岩石は6コンビ中5位と苦しい位置に。4位のゴルゴ・おさる組が3分を
選ぶもプロデューサー権限で10分に交換させられ、残った持ち時間は3分か35分。
3分を選ぶ猿岩石。
有吉:凝縮して…
森脇:たぶんオンエアされるのが3分ぐらいだと思うんで。

ライブ

18:32 開始

 内村P・徳永アナ登場。
 (一組だけ本物のコンビがいる、という話で)
内村:ということは、猿岩石が一番おもしろくなきゃいけない!というプレッシャー
    もありますが!

19:07 猿岩石 持ち時間3分 テーマ「再出発」


徳永:さぁ、お待たせいたしました。続いてのコンビは、本物のコンビ、猿岩石
    です!テーマは、「再出発」。張り切ってどうぞー!

 幕が上がると、中央に、左を向いたサイの大きな書き割りがある。その左には
巻き取り器つきの紫色のホース、そしてそのホースの入った青いバケツがあり、
傍らに飼育係の有吉が作業服、長靴姿でしゃがんでいる。左の長靴の後ろの上に
は、「有吉」とかかれた白いビニールテープが逆さに貼ってある。

 有吉、わらの束を立てて、仕事をしている風情

有吉(立ち上がって大きな声で)サイ、出発しまーす!
    (しゃがんでサイに声をかける)おぃ!おぃ!おぃ!
    なんだぁ〜どうした〜お前?
    ん゛ぁどーしたの?やっぱお前もさみしい?ここ離れるのは寂しいけどさぁ、
    まあ、…え?!(笑いながら)まじでぇ?!なんで!しょう油でしょう!ソー
    ス?日本人ならしょう油でしょお!
森脇(上手から出てくる。作業着の中にネクタイ姿)おい、何やってんだおい〜
有吉:あ、店長!
森脇:店長、園長だよ!
    何やってんのちょっと〜
有吉:こいつがぁ、
森脇:うん。
有吉:納豆にソースかけるっつんですもん〜
森脇:おぃなんの話してんだ?いいから、早くこの汚いサイ動かせよ早く!
有吉:汚いってどういう事ですか!きれいな桜色してるじゃないですか!
森脇:どこがだよ!
    いいから、もう人気もないんだから!
有吉:「人気もない」ってどういう事ですか!
森脇:や、だってコイツは…
有吉:おれぁサイ好きだ!
森脇:お前だけだろ?
    このサイが生まれたときだってそうだろう?赤ちゃんの名前募集したら応
    募ゼロだぞぉ?このサイなんていう名前なんだよ?
有吉:サイです。
森脇:まんまじゃないかよ。つけろよ名前ぐらい。
有吉:心の中ではぁ、里中満智子って呼んでますよ!
    まぁ、なんで里中満智子ってつけたかっていうと…
森脇:もう、いいからその話は。早く動かそう!な?
有吉:じゃあちょっと、園長手伝ってもらえます?
    あのぅ、サイっていうのは、非常に繊細で、寂しがり屋の…
    怪物です。
森脇:動物だよ。
有吉:ですから、ちょっと待ってください。
森脇:???本当に。

 有吉、30cmくらいの茶色い物を2つ持ってくる。ゴムひももついている。

有吉:これをね、つけてください。
森脇:何だこれは。
有吉:ツノです。
森脇:ツノ?
有吉:これ〜をつけて、サイになりきって、
森脇:おう。
有吉:家族になってやってください、コイツらの。
 (二人、ツノを鼻にかぶせるようにつける)
森脇:こうか。
有吉:それで、家族で行列を作って楽しい雰囲気で移動するっていう感じにしま
    すからぁ、
森脇:おぅわかったわかった。
有吉:いいですか?
森脇:どうすんだ?
有吉:じゃ僕が前行って、(サイの左側で、左を向いて地面に手をつく。尻を上
     に突き出す感じ)
先導しますから、園長後ろで。
森脇:おれ後ろか。
有吉:はい。
森脇:よし!(サイの右側で、左を向いて地面に手をつく)
有吉:いきますよ〜!
森脇:あいっ!
    (立ち上がる)あぁっ、だめだやっぱ。臭いわ。(ツノを額のあたりに外す)
有吉(ツノを外して地面に叩きつけ、立ち上がって迫る)臭いってどういう事だ
    よあんた!
森脇:臭いもんだって。
有吉:サイのお尻が臭いっ…
    (はっと気が付いて息を飲む)はぁっ!
    (サイの頭のところに駆け寄り)ご〜め〜ん!
森脇(半笑いで)や、わからないだろ。
有吉(サイに)聞こえた?!
    だいじょぶあの〜、あれだから。あの〜園長の、ダジャレだから。「くサ
    イ」っていう。だいじょぶ。
    (声を潜めて園長に)あのねぇ、自殺でもしたらどうするんですかほんとに!
森脇:わかんないだろ?
有吉:あんたほんとに何の愛情もないねぇ!人間じゃないな〜。鬼か!
森脇:おまえこれ(額に外してあるツノ)見て言ってるだろ?
有吉:???しいな!
森脇:そんな言うんだったら、お前がじゃあ、後ろやれよ。
有吉:そりゃあ無理ですよ!
森脇:なんでだよ。
有吉:臭いからですよ!
森脇:じゃあおれにやらせんなよ。
有吉(サイに)ご〜めん聞いてたぁ?(笑いながら)言ってないからぁ!
森脇:わかんないからこいつは!
有吉(サイと会話中)え?あん。まじで?あっは!そっかそっかそっかオッケオッ
    ケ。
    (園長に)園長、なんか、食べ物を持ってないですか?
森脇:そうねぇ、急に言われてもなぁ。
有吉:食べ物。
森脇:おれの昼飯用の、パンだったらある。(ポケットからパンを出す)
有吉:ああっ!大好物です!
森脇:パン食べんの?
有吉:大好物、大好物です。(サイの左側=正面に回るり、しゃがむ)
森脇:食べないだろうパンは。
有吉(パンをちぎって、左に点々と置き、サイに)よしよしよし!
    (園長に)ほんとはね、こういう事はしちゃいけないんですけどね。
    (サイに)ほれ!ほら!パンだ!
    (残りを口にくわえて)パン。食べる?
    (くわえたパンをはずして)あれだよ。小麦粉を、焼いたやつだよ。な?
    (少しパンを食べて)これおいしいぞほれ!小麦粉とイースト菌、ほれ!な?
    (もっと食べて)こっち来ないと!え゛〜?
    (立ち上がって園長に)大嫌いなんですって。
森脇:大好物っつったじゃん!
有吉:うまいけどねぇ!
森脇:お前の好物かよ!
    おれの昼飯なくなっちゃった。
有吉:じゃサイの大好物取ってきますから、僕が。
森脇:最初から取ってきてよ。
有吉:すいません!(上手に走ってゆく)
森脇(サイに)おーい早く動いてくれ!
    (サイの角を持って左に引っ張る)おーい!動いて!
有吉(走って戻ってきて)あ〜んた何やってんだ!
    (中央で前回り受け身をして、バダンと激しく倒れた後、ネックスプリン
    グで…起きれず、またバダンと音を立てる)

森脇(小声で)痛い痛い。
有吉(起きあがり)なめんじゃないよ!
森脇:かっこ悪いよ!
有吉:サイの角っていうのはねぇ!
森脇:何。
有吉:人間で言うところのヒジですよ!
森脇:じゃあいいじゃん別に持ったって!
有吉:心臓でしょ!
森脇:ヒジ…全然違うね!
有吉:ほれ!!…(不安げに)サイの様子がおかしいでしょう〜!
森脇:なんも変わってないけどなぁ。
有吉(サイをさすって)ほら!なんかほらザラザラしてきた。硬い!
森脇:そういうもんじゃないの?サイは。
有吉(脱力気味に)おかしいよこりゃもう。
    (大声で)バケツ!バケツ取って来いよ!!早く!バケツ!
森脇:おれ一応園長なんだけどなぁ。

 有吉もサイの左側に来て、森脇からバケツを受け取る。

有吉(バケツの水をサイにかける)ばっしゃ〜ん!
    (バケツを投げ捨てて)モップ!モップ!モップ!!
森脇:はい。
有吉:モップ!!
森脇:はい、はい、はい、はい。(モップを渡す)
有吉(悲壮感いっぱいに懸命にサイをゴシゴシこする。そのかけ声)あっす!あっ
    す!あっす!
    (テンポを上げて)あす!あす!あす!ハウス!
森脇:犬か!
有吉:ハウス!
    …な〜にあんたぼーっと突っ立ってんだよ!
森脇:なに?
有吉:この一発屋が!
森脇:お前もだろ!
有吉:ホースを取れよ!
森脇:あ、ホースね!なんかホスホスホスホス言ってるから…わかんないよ。

 森脇、巻き取り式のホースを延ばし、端を有吉に渡す。有吉、ホースでサイの
背中をビタンビタンと殴打し始める

有吉(サイをたたきつつ、声を裏返しつつ必死に)あきらめるな!あきらめるな!
    勝てる勝てる!勝てるよ!
    相手も同じ高2だろ!(最後に一発たたく)
森脇:何の試合してんだお前?
有吉(へたり込んで)監督ぅ…
森脇:おれ園長だよ。
有吉:コイツの体温が下がってきてます。
森脇:お前水かけたからじゃないのか?
有吉(泣きが入ってくる)みるみる下がってきた!
森脇:どっ、大丈夫か?
有吉:このまんまじゃ死んでしまいますよ。
森脇:死ぬ…!そらやばっ!先生呼ぶか?
有吉:それじゃ間に合わないですよ!
森脇:どうすんだよじゃあ!
有吉:一か八か、おれがやってみます。(作業着の上着を脱ぐ)
森脇:やる気だっ。
有吉:がんばれよ…(泣きながら上着をサイの背中に掛け、軍手をツノにかぶせる)
    よしっ!かわいいっ。
森脇:かわいいってなんだよ!
    死にそうじゃなかったの?
有吉:これでね、大体あったまるってると思います。(台詞をかんだが強行突破)
森脇:や、体ほとんど出てるけど大丈夫?
有吉:ま〜これでちょっと、2、30分!休ませてやってください。
森脇:や〜まっ、仕方ないな〜そりゃなぁ。
有吉:あっ、そいで園長、(ポケットからパンを取り出し)パン食べます?
森脇:持ってんのかお前!
    さっきおれのお前、たっ、食べっ、お前…
有吉:あっ、コイツ食べるかな?(サイの正面に回って)
森脇:やっ、もう食べなかったじゃんさっきのやつ。
有吉:????(※前の森脇の台詞にかぶっている)
森脇(※それで言い直したのか?)食べなかったじゃんさっき。
有吉(サイの右側に戻って、ちょっとしんみりモードに)いやしかし、このサイ
    がいなくなっちゃうと、この動物園どうなっちゃうんでしょうねぇ。
森脇:まあなぁ。うちは、このサイしかいなかったからなぁ。
有吉:まぁぼくはコイツと一緒に、次の動物園行きますけど、
森脇:うん。
有吉:園長どうされるんですか。
森脇:おれはもうここ畳んで、仲間と一緒にホストクラブでもやろう。
有吉:園長、52歳ですよね。
森脇:冒険だ!
有吉:じゃあ僕は〜コイツと。
森脇:うん。
有吉:園長は、ホスト仲間と。お互い再出発ですね。
森脇:そうだな、再出発だ。
有吉:園長。
森脇:なんだ。
有吉:ちょっと恥ずかしいんですけど、園長の上着、記念にもらえませんか?
森脇:こら汚いだろうだってお前。
有吉:汚いからいいんじゃないですか!園長のその、汗とにおいがしみこんだ。
    (ささやくように)その上着…
森脇(上着を脱いで)持ってけよ。
有吉(ぶふっ、と吹き出してから素早く園長の上着を地面に落とし、その上に
    あぐらをかく)
ま園長あの〜、立ち話もなんですから〜
森脇:返せよやっぱり!
有吉:サイ、出発しま〜す!

 (暗転・終了)

芸人腕試し即席コント大会

 トリが持ち時間35分のふかわ・斎藤組のネタは携帯ショップのものだったんで
すが、結局20分でコント終了。すると内村P・徳永アナが登場し、全員を呼び込
みます。

20:40 全員集合

内村:内村プロデュース恒例・芸人腕試し即席コント大会〜!

内村:残りの時間を我々で埋めなければなりません、私が店員になります。みな
    さん全員客です。「いらっしゃいませ」と言ったら、みなさんボケてくだ
    さい!

 上手・下手に別れる芸人達。下手は有吉・原口・レッドだけで、森脇・その他
は皆上手に。

 森脇は5番手くらいの登場だったでしょうか。手を挙げると、ウッチャン「お
おっ」と声を上げ、指名。

森脇(自動ドアが開くまね)ウィーン
内村:いらっしゃいませ
森脇:すいません、トイレ貸してください(セットの奥へスタスタ歩いて消える)

 これが大きく笑いを取り、

内村:今んとこトップは「すいません、トイレ貸してください」!

 と、大好評。その後、大竹の「あっ、ピンキーが」に抜かれてしまいましたが。

 後半にさしかかってきたか?というところで有吉挙手。

内村:いらっしゃいませ
有吉(銃を構えるまね)おっ…手を曲げろ! (すぐに照れて引っ込める)
内村:再出発!

 ということでこちらは却下でした。

20:57 ライブ終了・幕