司会:さぁ!このメインステージはですね、皆様方お待ちかねの、本日のメイン
ゲスト、猿岩石のステージでお楽しみいただきたいと思います。えもうご
存じですよね猿岩石、広島出身ですし。『進め!電波少年』の、ね?ユー
ラシア大陸のヒッチハイクをされまして、それからもうぐんぐんぐんぐん!
人気が出ていまやもう大人気大スター!ということでですね、うたも出さ
れましたしまた、俳優としてもね、いま、活躍されてるということなんで
すが、今日は、歌とそしてトークと、両方で、皆様方にお楽しみいただき
たいと思います!
さぁそれではご紹介しましょう!歌で登場していただきます。
猿岩石で、お二人で、『ツキ』です!どうぞ!
1.ツキ
(司会者はけ、イントロとともに猿岩石登場)
(歌声にはかすかにエコーがかかっている?)
(2番の「♪心の中には強さと弱さ 誰にもあるだろう」のところで)
有吉:♪いいことばかりがあるわけじゃない 悲しい夜もある
(曲終わって)
(司会者再登場。左から司会・森脇・有吉の順)
◆ けんか腰話
有吉:どうもありがとうございました。
森脇:ありがとうございました。
司会:ありがとうございましたー。本日のえースペシャルゲストの、
森脇:はいっ
司会:猿岩石のお二人ですー!
森脇:どうも、よろしくお願いしまーす!
有吉:よろしくお願いします!
司会:ようこそ〜!というかお帰りなさいですか。
有吉:すいません、あのー僕らの紹介するときに、「大スター」っていうのやめ
てもらえますか?
司会:
(笑)
森脇:そう。
司会:えーやー大スターですよー!
有吉:あと「猿岩石さん“で”、お二人“で”、『ツキ』」って言いましたね。
司会:あっ!あっ!
(笑)
森脇:ふふふ
(笑)
司会:言いました
(笑)!
森脇:日本語間違ってましたよ。
有吉:みんな気づいてますよ!
森脇:ええ。
有吉:「あのアナウンサーはダメだな」っていう。
司会:ず〜い゛ま゛ぜん゛私がだめならお二人はどーなんですかぁ
森脇:ふふ
(笑)
司会:お笑いの方はど〜なんですかぁ?
有吉:ど、出た。
森脇:ほら。
有吉:「大スター」とほめたたえといて。
司会:ねー!だって、本業お笑いじゃないですか!
森脇:そうよ?
有吉:あともうひとつ、「俳優としても活躍」。
司会:だって書いてあるもーん!
(台本を見せて)
森脇:そうなの?
有吉:言えって言われたんですね?
司会:言われました!
有吉:あなた…
(笑)
司会:これだって台本だもーん!
森脇:
(俳優として活躍を)してないからね?
有吉:けんか腰じゃないですか。
森脇:
(笑)
司会:
(笑)
◆ KEN-JIN話
森脇:いやいや、歌終わってほっとしました。
司会:ほっとしましたか?
森脇:だいぶね、歌手業遠ざかってますんでね。
司会:なかなかね、テレビで聞くことも…
有吉:そうですねレコード会社もクビになりまして。
森脇:へはは
(笑)!
有吉:ええ。
森脇:ええ。
有吉:ふふふ
(笑)!
森脇:えぇ。すさんだ毎日です。
<一部で爆笑>
司会:????ないですか?
有吉:そうですか。ありがとうございます。
森脇:そんなことはないです。
有吉:はい。
森脇:がんばってます。
司会:テレビでは、RCCの、高視聴率番組にね?
「KEN-JIN」の方で。
有吉:『KEN-JIN』。
森脇:はい。
司会:こないだじっくり見させていただいて。
森脇:長い。もうけっこう何年もやってますからねぇ。
司会:ねぇ。
あれは、レギュラー?
森脇:レギュラー。
有吉:レギュラー。
子供に見せたくない番組。
森脇:はい。
司会:
(笑)男性大っ好きですよね?
有吉:はい。
森脇:そらもう、そうですよね?
有吉:おっぱいと下ネタの番組でね。
森脇:はい。
司会:
(笑)そうそうそう!
森脇:子供は絶対見ちゃダメですよ!
司会:すごいでも、張り切ってらっしゃいますよねあの番組。
森脇:
(笑)仕事ですからそこは。
有吉:ませっかく広島でやらしてもらってるんで。
司会:ええ。
有吉:えぇやってますけれど。
森脇:はい。
司会:あの姿はほんとの姿なんですか?って聞きたかったんですよー。
有吉:なにがですか?
司会:あのー、『KEN-JIN』でのお二人の姿っていうのが。
有吉:はい。
…そううっすね、あの横山さんっていうひとにうまく、引き出されて。
ついつい。
司会:ついつい。
有吉:おっぱいが大好きであるとか、そゆことを、
森脇:はい。
有吉:ぽろぽろと、
森脇:はい。
有吉:もらしてしまいます。
司会:有吉さんの方がけっこうすごいですよね森脇さん。
森脇:そうですねぇ。なんかもう大好きみたいですからねぇ。
司会:
(笑)
森脇:ねぇ。
◆ 熊野話
司会:ちょっとこのままいきますとシモのほ〜に行っちゃいますんで。
有吉:あーそうですね。
森脇:ダメダメダメダメ!
司会:今日はですね、
森脇:????です。
司会:はい。フェスティバルですから。「食の祭典」そして、お好み焼きフェス
ティバルという。
森脇:い〜ですねぇ!
有吉:お好みバンザイですね。
司会:
(笑)そうですねぇ。
有吉:えぇ!
森脇:お好みはねぇ〜
司会:あの熊野の方にお好み焼きのお店は…
森脇:
(笑)…こぉら!
(やや巻き舌気味に)
司会:すみません!
森脇:
(笑)
司会:私が行ったときにはなかったんですよ!
有吉:あります!!
森脇:バカにしすぎ!
有吉:熊野町をバカにしたらほんとに怒りますよ!
一揆が起こりますよ!
森脇:はは
(笑)!
くわとか持ってきますよワ〜って。
(片手を上げて襲いかかるマネ)
司会:筆のふるさと、世界でも有名な。
有吉:はい。
森脇:そう。
司会:筆ですから。
有吉:さっきあの、熊野筆のブースが外にあったんですけど、
司会:ありますね。はい。
森脇:そう。
有吉:えーお客さんがゼロでした。
<笑>
森脇:
(笑)
有吉:えーぼちぼちと、筆に興味のある方は、行ってみて下さい。
司会:
(笑)こういう書道のだけじゃなくて、メイクの筆なんかも。
有吉:そうですね!
森脇:そうよ!
有吉:加賀まりこさんも熊野筆を使ってるという。
森脇:そうよ!
司会:美人になる。
有吉:はい。
司会:あたしだって使ってますよ。リップ。
有吉:あっ、そうですか?ありがとうございます。
森脇:お〜
間違いないから熊野筆は。
有吉:そうですね。
森脇:絶対。
有吉:これは、お好み焼きとかってただでやってるわけじゃないんですよね?
司会:じょ〜だんやめて下さいみなさんしょ〜ばいです〜。
有吉:商売ですよね?
司会:商売ですよー。
森脇:うん。そうですね。
司会:で、お好み焼き屋はあるんですか?
森脇:ふふ
(笑)
有吉:だ、あるって!
10件ぐらいありますよ!
司会:そうですかー。
有吉:はい。
◆ お好み話
司会:お二人は、好きです?
有吉:僕は大好きですよお好み焼き。
司会:ふーん。
森脇:もう間違いなく週に2〜3回食べますよ。
司会:えっ、東京にいらっしゃっても?
森脇:東京に行ってもね、週1で食べる。
有吉:食べる。
司会:あ〜そうなんですか。
森脇:はい。
司会:おいしいですか?
森脇:
(笑)おいしいよ。
司会:東京のも。
有吉:あ゛〜東京のはね、やっぱり広島に比べれば多少味は落ちますけど、
森脇:う〜ん…
有吉:あとね、絶対ね、東京のひとはダブルを食べないですね。
司会:あそうなんですか。
有吉:はい。
司会:それ何かあるんですかね?
有吉:なんででしょうね?
森脇:うどん
(入り)も食べないしね?
有吉:はい。
司会:あそうなんですか?
そばのみ?
森脇:そばのみ。
有吉:僕ら東京に行っても、うどんのダブルを。
森脇:おん。
司会:
(笑)
森脇:もう〜
有吉:みんなに「は?」っていう顔されますけど。
森脇:中学生並の食欲ですからね。
有吉:はい。
司会:
(笑)
森脇:え
(笑)
司会:まだ食べられてないんでしょ?
有吉:まだ全然食べてないんですよだから食べたいんですよね。
森脇:食べたいな。
司会:じゃ頼んできましょうよおたふくさんとかいらっしゃいますんで
(左側のブースに声を掛ける)猿岩石の方にお好み焼きを2枚!うどんで!
有吉:うどんで!
森脇:
(笑)うどんで!
司会:うどんで!お願いします!
有吉:
(ポケットに手をやる仕草)お金は…無いんですけど。
森脇:え。
司会:ないんですよほんとにね。
有吉:はい。
司会:最近あれなんでハイ。
<一部爆笑>
…ということでですね、
有吉:ええ。
…どういうことです?!
司会:いやいやいやこちらに置きまして、
◆ カレー話
司会:さぁ、お二人といえば、
有吉:はい。
司会:ユーラシア大陸をヒッチハイクで。
半年間?
有吉:はい!
森脇:そうですね、190日。
司会:えーということでアジアの国々も、回られましたよね?
有吉:回りましたねはい。
森脇:はい。ぐるぐるぐるぐる回りました。
有吉:はい。
司会:その中で今日食ということなのでいろいろと珍しいものとかおいしくなかっ
た〜というものも、お話ししていただきたいんですが。印象に、残ってる
ものは。
森脇:やっぱり一番印象に残ってるものはカレーね。
司会:カレー?
森脇:カレー。
司会:ほー。
森脇:インドのカレー。
司会:“インドの”カレーですか。
森脇:あーこれはもう1ヶ月半食べ続けましたからね。
司会:
(笑)いやになりません?
森脇:いやでも印象のこりますよこれ。
有吉:でも、カレー、日本のカレーだと、1ヶ月も食べたら飽きるじゃないですか。
森脇:あーまあね。
司会:飽きますねー。
有吉:これが飽きないんですよ。
司会:えっどうしてですか?
有吉:あのねほんとにおみそ汁みたいな感じで食べれるんですよ。
毎日食べても飽きないカレーなんですよ。
森脇:あっ、そそそそそ。
司会:じゃ、日本でおみそ汁を飲んでるのとおんなじような感覚で。
森脇:おんなじ感覚。
有吉:そうです。それで僕ら手で食べてましたから、
すごいです。熱いんですよ?
司会:えっそれを手で?
森脇:そう。
有吉:インドのひと全然熱がらないんですよ。
森脇:すごいですよ。
司会:すごい皮膚してますよねぇ。
有吉:すごい皮膚。
森脇:熱い表情してるのかもしんないですけどわかんないすよ見てて。
ふつ〜に食べてますからねバクバク。
司会:けっこう味っていうのはあるんですか?合うんですかね日本人は。
有吉:えっとね、カレーはね、ほんとに、“カレー”ですよ。味は。
『あーっ、お母さん今日水っぽいよこのカレー』っていうぐらいの、カレー。
森脇:
(笑)
司会:
(笑)よくわからない…
有吉:あんまりだから日本人のひとがね、食べると、あんまり、「あれっ、ちょっ
と薄いんじゃないかな」っていう感じ。
森脇:うん。
司会:味がないような感じですね。
森脇:うん。
有吉:そうそうそうそう。
で豆のカレーとかでしょ?
司会:あーそうか。
森脇:はい。
司会:色々ありますもんね。
有吉:でお肉が絶対入ってないんですよ。インドは。
森脇:はい。
司会:宗教上の、みたいな感じですね。
森脇:うん。
有吉:そうそうそう。
司会:はぁ〜じゃ物足りなくなかったですか?
有吉:
(しみじみふにゃふにゃ)これがおいしいんですよ。
司会:これが。
有吉:でねタマネギを丸ごとかじるんですよ。
司会:えっ…!このタマネギを?!
有吉:ちょっとちっちゃめの、
森脇:そ。こんなもん
(プチトマトくらい?)しかない。
有吉:タマネギが。
司会:あっ、ミニの。
森脇:うん。
司会:はい。
有吉:あれがね、福神漬けの代わりに必ず出てきて、
司会:生。
森脇:そうですね。
有吉:そ。生。
生で食べるんですよ。
司会:へぇ〜〜〜っ!
(驚嘆)
森脇:辛さを、ちょ、中和させるんで。
有吉:うん。
司会:えっ、なんで、タマネギって辛かったりしません?甘い?
有吉:これが、いいんですよ。
森脇:そうなんですよ。これが。
有吉:すごくおいしいんです。
タマネギに塩をちょっと振りかけて、ガッ!といっとくんです。
司会:わぁすごい本格的な…!
有吉:本格的ですよ僕らは!
森脇:いやいや、本格的っていうか本場でしたからね?
司会:そうですよねぇ〜!
はぁそうなんですか〜
有吉:そのあとにヨーグルトを食べるんですよ。
カレーが終わったら。
司会:よくあの、飲みますよねヨーグルト。
有吉:ラッシー。
森脇:ラッシー。
司会:こっちでもね。向こうでは食べる方のヨーグルト。
森脇:そう。運がいいとそれが出てくるんですよ。
<笑>
有吉:そう。
司会:
(笑)そう、「運がいいと」。
森脇:そうそうそう
(笑)。
運がいいと出てきますね。
司会:
(笑)なるほどね。じゃあ森脇さんの方は、カレーが一番。
森脇:カレーが…!
有吉:カレーが一番ですよ。
司会:飽きないほどということでしたですけども?
森脇:うん。
司会:有吉さんの方は?
有吉:さんざん僕もカレーって言ってるんですけど
<笑>
森脇:ははは
(笑)
そうそうそう。
司会:でも話としては流れていったわけですから!
森脇:えぇ。
有吉:
(笑)
司会:なのに!ねぇ!有吉さんばっかり喋るから…
森脇:カレーですよ。
有吉:カレー
(声にならない笑い)
◆ 鶏肉話
有吉:あとはねぇ、そうすねぇやっぱりねぇ、
…んぇ〜とね、イラク!イラク!
…イラン!
森脇:イラン。
司会:えー全然想像つかない。
有吉:イランてなに食べるか全然想像つかないでしょ。
司会:つかないですねぇ〜
有吉:ははぁ〜ん
(優越)
司会:「ははぁ〜ん」て。
有吉:教えて欲しいですか。
森脇:
(有吉にかぶって)イランはほとんど放送されてないですからね。
司会:えっ?
有吉:教えて欲しいですか。
司会:…
(小声)欲しい。
有吉:うっふふ
(笑)
あのね、あれなんすよ。あのー、モモの丸焼き、鶏のモモの丸焼きみたい
なのあるじゃないですか。
司会:ええ。
有吉:あれが、ご飯の上にボーンと一個載ってるんですよ。
森脇:そ。
司会:えーっ!?
有吉:“モモの丸焼き丼”みたいな感じですよ。
<笑>
森脇:っへへ
(笑)
司会:へぇーっ!?
森脇:「別でいいじゃん!出てくんの」っていう。
有吉:そう。
森脇:ただ、皿が汚れるのがいやなんですよね。
司会:そそ。洗うのが大変。あははは
(笑)
森脇:そ。それだけの理由でボーン出てくる。
すごいですよでもおいしかったですよ。
有吉:旨いんですよ。
森脇:またほら、久々の肉だったから。
司会:あっ、そうなんですか。
森脇:うーん。ねぇ。
司会:へぇ。そのお肉っていうのがどういう味付けが。
有吉:塩!
森脇:つふっ
(笑)
司会:あぇ〜っ?!
森脇:塩塩。
有吉:塩ですよ?
だから焼き鳥が、ご飯の上に載ってるんですよ。
塩の。焼き鳥が。それがでもひじょーにおいしいですよこれ。
司会:やっぱりそういう生活を続けてたらそういうなんか…
有吉:うん。
司会:シンプルなものでも。
森脇:確かにね、普通日本でね…
司会:おいしく感じるのかな。
森脇:こっちで生活してたらねぇ、「なにコレ」って話ですけどぉ、
司会:怒りますよねぇ!
森脇:えぇ。
司会:白ご飯の上にねぇ、塩味の鶏肉なんか乗っけて出されたら。
森脇:ねぇ。でもそのころは全然、“おおごっつぉう”ですよ。
司会:そうですか〜ぁ。
森脇:ふふ。“おおごっつぉう”ですよ。
司会:
(笑)“おおごっつぉう”だったんですか?
森脇:うん。こっちの言葉で言うと“おおごっつぉう”ですよ。
司会:へぇ〜!
◆ ミクスチュア話
司会:他に「こういうのはちょっと〜!もう口にするのもやだ〜!」っていうの
はありました?反対に。
有吉:あ゛〜!
森脇:えーとねー、僕は、お寺でね、
司会:どちらの?
森脇:
(普通に)インドの。
有吉:
(顔も言い方も100%イヤそうに)インド。
森脇:カルカッタのね?
司会:インド!すごい印象にあるんですね!
有吉:
(自分の中でイヤさ増幅)やーこれがもうねー!!
うわ〜まずい!!
司会:すいません!森脇さんの…!
森脇:あははは
(笑)
司会:すいませんさっきからねぇ。ごめんなさい。はい。
森脇:すいませんね。
司会:はい。
森脇:インドでね、なんていうんですか?あれ、
こう〜
(手のひらを出してへっぴり腰)
有吉:あのー、
(司会者がまた森脇の話し中なのに!というリアクションをした?
のを受けて?)だから僕が????
司会:聞くからですよもう〜!
有吉:あれ、あれですよね、「お布施」っていうんですよね。
司会:あっ、「お布施」はい。
有吉:
(客席に)なに?なに?
森脇:あのー、ごはんを
有吉:お寺の周りに。
司会:あっ、はい。
森脇:近所をこう、「ちょうだい」「ちょうだい」っていう。
司会:すいませんなんていうんですかねこれ。
観客:托鉢!
3人:托鉢!
有吉:そう!物乞い!
森脇:
(笑)違う!物乞いじゃない!
有吉:物乞いではない。
森脇:物乞いとはまた違う。
司会:托鉢。
森脇:そう。
有吉:托鉢。
森脇:“チーンチーン”ってやりながらこう回るわけですよ。で、各家庭がこう
入れてくれるわけですね。「うちはカレー」「うちはなになに」「うちは
パン」
司会:ぐちゃぐちゃじゃ…
森脇:「うちはデザート」
有吉:「魚」とか。
森脇:「うちは麺類」
有吉:ひとつのお皿によ?!
司会:えっ、中入ってるのわかってるのにも関わらず?
有吉:はい。
森脇:そう。
司会:う゛わっ…!
森脇:にこにこしてこう、グァッと入れてくれるんですよ。
司会:う゛ぁ〜っ…
有吉:
(またイヤそ〜なしゃべり)それがね…!
そのカレーと、魚と、ヨーグルトと、パンと!ご飯が!あと野菜が!混ざっ
たのを!食べるんですよ。手で!
司会:上からでもきれいに食べれば大丈夫だとか。
有吉:
(だんだん語調が強くなる)混ぜるんですよこの“おしょう”が!
森脇:ふふ
(笑)
司会:“おしょう”が!
森脇:“おしょう”が。
有吉:
(熱弁)“おしょう”が全責任を握ってるから混ぜよるんですよこれを!
司会:う゛ぁっ!
有吉:混ぜるのよこう!
森脇:ねっ!
司会:それ見た目は汚くないですか?
森脇:あのねぇ、量が多いいのこれが
(笑)<笑>
司会:うぇっ…
森脇:これ、床にこう
(あぐらで)座って、こう座って
(手で)食べるんですよ床で。
司会:はぁい。
森脇:んで、ここ
(目の前)になんか、葉っぱみたいなのをひいて、ここ
(その上)
に、こんなに
(顔の高さくらい?)まであるんですよご飯が。
司会:えーっ!!
森脇:
(苦笑しつつ)こっれを手で…う゛〜っとかって食ってるんですよ。
司会:残してもでもいいんですか?
有吉:残しちゃダメなんですよ
森脇:ダメですよ
有吉:もらったものだから。
森脇:んな残しちゃダメですよ。
司会:うそぉ〜…
有吉:それでちょっと食べると、わんこそばみたいにちょっと足されるんですよ。
司会:
(笑)すごい意地悪いんだ…!
有吉:それも僕ら最初に入ったときは、「もうおなかがぺこぺこ」「ぺこぺこ」っ
て言ってるから、
森脇:そう。
有吉:どんどん!来るわけですよ。
司会:はぁ〜言っちゃったから。
有吉:はい。
森脇:ストップが、言葉がわからないから、
司会:はっはっは
(笑)!こうやって
(手でふたをして)もダメなんですね。
森脇:ダメなんですよ。
司会:ダメですか。
森脇:無理矢理グァ〜ッと手どけてまたグァッてやられますからね?
司会:意地悪じゃん…
(笑)!
森脇:そう。
有吉:そらぁインドの托鉢のご飯はまずいですよ。
司会:それは何日ぐらい続けたんですか?
有吉:2週間…ぐらい
森脇:1〜2週間ぐらい。
有吉:んー1〜2週間かなぁ。
(※『猿岩石日記 Part1 極限のアジア編』によると1996/5/30-6/3の4泊5日の
はずだが、有吉の誕生日についての二人の記述が5/29付けになっており、
期間か日付かのどちらかが違っている模様。このあたりは今もって謎)
司会:汚い話ですけど、戻しちゃったりとか。
有吉:僕は戻しましたよ。
司会:しますよね〜?
有吉:はい。
司会:
(森脇に)なんで食べれたんですか?
(笑)なんでなんで?!
有吉:こいつね、まずいって言ってますけど、そのお寺ん中で一番の大食漢!
<笑>
森脇:そう。
司会:はっはっはっは
(笑)!
有吉:その、残飯みたいなのを、ガンガン食べるんですよ!
司会:
(指さして)味覚障害!
森脇:そうかもしれんね〜
司会:…か、やさしいかですよ。
森脇:えぇ〜
司会:ねぇ?
森脇:や僕、お寺ってけっこう栄養のない、その野菜とか、しか食べないのかな
と思ってたんですよ。
司会:粗食のようにね?
森脇:お坊さん見たらみんなムキムキマンなんですよ。
司会:えっへへへ
(笑)
森脇:「食っとーやんこれ!」みたいな。お前ら。
司会:町の方より元気そうな!
森脇:おん。
有吉:でね、坊さんね、だいたいね、和尚が仕事に行くとね、屋上でタバコを吸
い始めるんですよ。
森脇:
(吸うまね)ぶぁ〜っ。
有吉:不良ばっかりなんですよ!
司会:いいんですかー?
有吉:インドの、不良が、更正のために入ってくるようなとこなんですよ。
森脇:そうそう。
有吉:
(笑)だから、みんな不、屋上ね、タバコの灰だらけなんすよ。
司会:いや〜
有吉:すごいすよ。
司会:全然…ねぇ?
森脇:屋上。
司会:思ってたのと。
有吉:ガムとかかんで。
森脇:っはは
(笑)
助っ人外人みたいになってガムとかかんで。
司会:いい〜のかな。インド人の方いらっしゃいませんか大丈夫ですか?
有吉:やこれは実際、実体験のもとにですから。
司会:そうですよねぇ。
有吉:はい。
司会:ほんとのことを言わないといけませんもんね?
森脇:そう。そうよ?
司会:そうですよねぇ。
◆ ンゴ試食&話
司会:ちょっと話の途中ですいません、私ちょっと忘れてたんですけど、
有吉:ええ。
司会:ちょっと猿岩石の、あのスターのお二人のためにですね、
有吉:スはい。
(ツッコミかけて引っ込める)
司会:広島プリンスホテルの方がですね、
森脇:うん。
有吉:はい。
司会:このフルーツを、盛り合わせてくださったんですよ。
(上手側に、ウェディングケーキくらいの大きさのフルーツ盛り合わせがある)
有吉:「盛り合わせてくれた」だけ?
森脇:はっ
(笑)
有吉:食べていいの?
森脇:ははは
(笑)
そうよ!
司会:
(会場一番後ろ、広島プリンスホテルのブースに)あの食べていいですかー!?
…「いいです」
森脇:プリンスさんはね、何回もお世話になってますからね。
司会:じゃいいと思いますよ。
有吉:そりゃね、これだけのお客さんの前でプリンスさんが「ダメ」とは言えま
せんよ。
司会:
(笑)そうですね。
(フルーツの品定めに入る猿岩石)
森脇:
(唐突に)あ゛っ!
これ!
有吉:これっがうまいんですよ!
森脇:うわっ!これ知ってます?!なんていうか!
司会:知らない。
森脇:“ンゴ”。
有吉:“ンゴ”。
森脇:“ンゴ”。
有吉:タイでは“ンゴ”。
司会:えーっ?!
森脇:まぁね。
司会:なんか、ライチのような。
森脇:そう、味はライチです。
有吉:日本語でね、なんて言ったっけ?“リュウガン”?
司会:あっ、あの…
有吉:“竜の眼”って意味の。
司会:タツの目って書く。
有吉:そうそうそうそう。
森脇:おん。
(※彼らが手にしていたのは赤いウニのような果物で、タイでは“ンゴ”、
マレーシアでは“ランプータン”と呼ばれるもの。“竜眼”は英語で
“ロンガン”、タイでは“ラムヤイ”といい、こちらは皮が茶色の別の果物)
有吉:これがね〜むちゃくちゃおいしいんすよ〜
司会:へー、なんかナイフがあったら食べたいんですけど。
森脇:あ、ナイフなくてもねー、
司会:あっ、うそ。
森脇:ギュッてやったらね、
有吉:
(ンゴの皮を左右奥に割るようにすると、白い中身がぷるんと出てくる)
司会:あっ、ほんとだー!!
森脇:慣れてるでしょ?
司会:え。さすがに…
森脇:へへへ
(笑)
有吉:これがおいし〜んですよ!
司会:へー!ちょと食べてみてくださいいいですよー!
森脇:プリプリしてるこれ!
司会:ねぇ。久しぶりに…
有吉:
(ンゴの実をたかだかとかかげる。右に、左に、見えやすいように…)
森脇:たはははは
(笑)
いろんな角度からみてください皆さん。
司会:
(バスガイド口調で)ごらんになれますでしょうか〜こちらが「竜の眼」で
ございます〜
森脇:あはははは
(笑)
司会:タイの方で採れた果物でございます。
森脇:はい。
(あ〜っ、と客席から声があがる)
森脇:2000円から!
司会:はい!いくら!
森脇:
(笑)誰も来ない。
司会:買う人います?なんで買うんですか。
森脇:ははは
(笑)
司会:どうですか?お味の方は?
森脇:うまい。
司会:おいしい?
甘い?
森脇:うまいよ〜これはほんっっとにおいしい!
司会:私に勧めてくださるのかとおもいましたら…
森脇:
(流して)これね、タイの料理辛いでしょ?
司会:はい。
森脇:辛いから、そのあと食べるとね。
凍らしとくんですよこれをまた。
司会:えっ?あシャーベット状にしといて?
森脇:そう。
それで???ともうほんっと〜においしいですよ〜
#やりとりの中で、有吉が床に捨てた皮を森脇が拾ってテーブルに置くシーンも。
#どのタイミングだったか忘れてしまいました。すみません。
◆ ドリアン話
司会:あのなかなか日本で味わえない珍しくておいし〜果物っていうのは。
有吉:あのっ、
(まだ食べている)
司会:アジアにたくさんありますよね〜。
有吉:ある。
森脇:うん。うん。
有吉:あとタイはねーあの、ご飯のあとに、仕事、休憩時間多いんですよ。
そうするとね、みんな社員が集まってね、あれを食べるんですよ臭いやつ。
ドリアン!
司会:あれあたしねー、まだ出会ったことないんですけどー、ほんとに臭いです
かあれ?
有吉:ほっりゃもうねー臭いですよ。
いわゆるウンコの臭いですもん。
森脇:そうそう!
司会:って言いますよねほんと言いますよね!
有吉:うん。
だけどねこれが食べるとね、
うまいんですよ!
森脇:
(有吉とほぼ同時に)ん〜〜〜まいんですよ!
司会:そのねー、あれがわからないんですよ。臭いのになんで口に入れたらおい
しくなるのかっていうのが分かんないんですよ。
有吉:臭いとねー、あれは違うんですよ。
司会:味は?
有吉:ほんとね、ううこれはうまいですよ。
森脇:コクがあるんですよ。
司会:へ〜〜
森脇:生ものなのにコクがあるんですよ。
司会:
(笑)コクありますか。
森脇:火を通してないのに。
司会:はぁ〜
森脇:すごいですよ。
有吉:ドリアンはね、うまいですよ。
森脇:臭いのにあんなうまいってことは、あれ臭いなかったら…
司会:すごいでしょうね?
森脇:もう大変な……騒ぎですよ。
司会:でも高級な果物でもありますし、なかなか普段ねえ。
森脇:そうですよ。
司会:てもでないし。
有吉:うんうん。
タイのひとはね、けっこひんぱんに食べてますよ。
森脇:そ。
司会:じゃけっこうタイの方にはたくさんなってるってことですか?
有吉:じゃないすかねけっこう。
森脇:んー
司会:へぇー。
森脇:
(小声)???おいしいんですよ???
司会:すごーい。
◆ あれ話
司会:さあ有吉さんのほんのまずかった料理を。
有吉:また?
森脇:はははは
(笑)!
<笑>
有吉:さんざん…
森脇:うふふふ
(笑)
司会:しゃべらしといてでしょう?
有吉:托鉢の…
森脇:ははは
(笑)
司会:いやそれはね、森脇さんの、お話だったんですよ。
有吉:
(笑)あっ、そうですか。
司会:はい。
有吉:そ、アジアでねーまずかったのはねー、
…な、あれね?
…あらまずいよね?
森脇:ね?
…はぁい。
有吉:あの〜
司会:
(笑)なんですか。
森脇:あれですよ。
司会:あれなんでしょう?やっぱり。
森脇:えぇ〜
司会:あれ以上おいしくないものはなかったですよね〜?
森脇:うん。
はい。
も〜ちょっとだけ時間あげてください。
司会:そうですね、あとちょっと3分ぐらいなのでね?
森脇:はい。
あと3分ですか!
司会:3分ぐらいなんですよねー。
森脇:あ〜そうですか〜
司会:までもプロですから…
(と、言葉の途中で)
有吉:
(突如大きめの声で)あれ!あのーね!
森脇:あは
(笑)!
司会:あー!思い出しましたー!
有吉:あれあれ!
司会:あれですよ。
有吉:あの〜…
魚っ。
森脇:す
(笑)
有吉:魚がね〜やっぱり、泥の川で取れるからね〜泥臭い!
森脇:うははは
(笑)!
司会:なんの魚かわからないんですけど〜。
有吉:なんの魚かわかんないすけどあれはまずいですね〜。
外国で食べる魚はやっぱちゃっ
(かむ)、ちょっと不安がありますね。
森脇:うーん。
有吉:うーん。
森脇:フナみたいな。???ね?
司会:あっ、あのー、川魚ー
有吉:そうそう!
そのー、だって、奴ら、その辺にボーンと放り投げとくでしょ?
暑いのに!
それでね、「これは新鮮だ」って言われてもね、「そら〜新鮮じゃないで
すよ」と思いますよ。
司会:
(笑)「うそつけ」っていう話でしょ。
有吉:
(笑)はい。
森脇:はい。
司会:
(笑)大変ですけどね。
有吉:そんな感じです。
司会:それだけでいいですか?
有吉:それだけって言うな。
森脇:はははは
(笑)<笑>
司会:しゃべらしてるのあたしですからね。
有吉:はい。
◆ 締め
司会:さあ!それではですね、今やもうお笑い以外に、
2人:はい。
司会:ここ
(台本)に書いてありますけどもね、「俳優業」とか、
有吉:えぇ。
司会:っはっはっはっはっ
(笑)!
森脇:えぇ。
司会:歌とかね?
有吉:はい。
司会:がんばっていらっしゃる
森脇:あはい。
司会:猿岩石ですが、それでは終わりに近づいてまいりましたので、今後、この
ようなっていう、活動をですね、ぜひぜひあの、地元応援しておりますの
で、皆さんにちょっとあの早めに教えていただければ、うれしいなと。
有吉:あそうですか。
司会:思いますが。
森脇:うん、もっともっとね、がんばって、テレビだけでなくて、まぁ、今年の
夏なんてミュージカルとかも、挑戦させていただきましたし、まいろいろ、
各方面で、皆さんの目に映れるようにね、どんどんがんばりたいと思いま
すんで応援の方よろしくお願いします。
<拍手>
司会:そうですね。今日はですね、京都とか、横浜とか、県外からもね、たくさ
んのひとがいらっしゃってますんで。
有吉:あーそうですか。
森脇:ありがとうございます。
有吉:明日あの、因島でイベントも、でますんで。それを、また。よろしくお願
いします。
<拍手>
司会:じゃ皆さん、ぜひ、行って下さい!
森脇:こっちの方も、続行ですね?
有吉:もちろん。
森脇:この会場の方もね?
司会:続行ですよ!
森脇:こっちの方も、来てもらって、皆さん。
有吉:明日は角川博さんがきますから。
森脇:あ〜も見とかないと。
<笑>
有吉:はい。
司会:
(笑)あ〜それではですね、最後に、
有吉:はい!
司会:猿岩石のお二人に、もう1曲、歌を聴かせていただきます。
有吉:はい。
司会:「白い雲のように」です。どうぞ〜
森脇:はーい。
有吉:お願いします。
森脇:よろしくおねがいします聞いてください。
2.白い雲のように
(曲終わって)
有吉:どうもありがとうございましたー。
森脇:どうも!
司会:ありがとうございました。猿岩石のお二人にもう一度盛大な拍手を。
<拍手>
ありがとうございました。
森脇:ありがとうございました!
有吉:
(帰りかけて司会者に)とっとと。
司会:はい。帰っていただいて
(大きめに)けっこーです!
有吉:
(小声)はい、ありがとうございます。はいっ。