◆ スタジオ編
森脇:はい、皆様大変長らくお待たせいたしました!
有吉:ついにですね、あの前回の汚ったないガブガールが辞めまして早、1か月が
経ちました。ついにですねあの新ガブガールのオーディションが開催されま
した。
(スタジオ出演者一同喜び拍手)
森脇:しかし、しかしですよこのオーディションで大変な事態が起こったんですよ
一同:えっ!!
森脇:特捜テレビ!
一同:ガブリンチョ!!
◆ VTR編
ナレーション:2000年1月ガブガール卒業。それは番組降板を賭けた猿岩石との
トランポリン対決。
(ガブガールのトランポリン対決の模様が流れる)
もともとスリーサイズ詐称という己の身から出た錆が招いた試練だったが
決戦当日彼女達は燃えた。しかしミスが許されない一発勝負のプレッシャー
が目に見えぬ重圧となる。桜庭あつこ無念の転倒。このミスが響き
ガブガールの負けが決定。しかし勝負を度外視した小川まるみ最後の
演技は見るものに感動を呼んだ。そして・・・あれから1か月。
テレビ朝日スタジオ外
有乃海親方:ウォーシ!ウォーシ!
(親方カメラに向かって張手の応酬)
森脇:親方ー 親方ー 親方〜!!
(字幕スーパーにガブガールを卒業させた
森脇和成・有乃海親方の文字)
あの猿岩石とガブガールがトランポリンで対決したじゃないですか。
それでガブガールが引退しちゃって同時に親方の弟子もいなくなっちゃった
有乃海:これ困ってるんですよー
森脇: 困ってるでしょう
有乃海:はい
森脇:今日はすごいお知らせがありますよ。なんと新しいガブガールを決める
オーディションが○×△☆□
(有乃海親方、森脇の口を噤む)
何やってるんですか!?
有乃海:エヘへへ
(笑)
森脇:喋ってるんだから俺は
(笑)
新しいガブガールを決めるねオーディションが今日ありますよ!
有乃海:ウォ!!ばんざ〜〜い!
ナレーション:番組が新ガブガール募集の告知をかけたところ実に753名もの
ガブガール希望者が殺到していた!
有乃海:そんなに集まった。
森脇:ええ、ですからやっぱ親方ですからもちろんそのオーディションに参加して
ですね厳正なる審査を
有乃海:あたりまえよ
森脇:会場あっちになってます。
有乃海:おーぅ
森脇:行きましょう
(有乃海親方カメラにぶつかる)
森脇:ぶつからない
(笑)
(有乃海親方ぶつかったカメラにキレテ、再びカメラに向かって張手の応酬
カメラマンの手が映りゴメンのポーズ)
森脇:親方、親方ー!!あんまり体力使わないで下さい!
ナレーション:オーディションスタート!
(有乃海親方カメラ目線)
会場には書類審査を通過した40名が集結。これから行う厳正かつ
厳粛なオーディションで未来のガブガールが決まるのだ!
ここで早速有乃海親方からある申し出が?!
有乃海:前ガブガールを見てもらったらわかるようにですね、結構水着になったり
することが多いです。えーそこを審査したいと思いますのでちょっと皆さん
今えーこの場でちょっと服を脱いでもらって水着になってもらえる?
早く〜!!
(叫ぶ)
森脇:
(笑)恐いよー
ナレーション:いきなりの水着審査?!しかしガブガール秘伝の名物企画といえば
有乃海親方親方主催の女相撲大会。そうガブガールとはセクシー
ユニットであると同時に有乃海部屋所属の女力士ユニットなのだ!
はたしてこの中に親方の目にとまる逸材はいるのか?!
(オーディション参加者一斉に服を脱ぎ水着姿)
有乃海:「・・・・・・」
(参加者の水着姿に見とれる)
あっ、すいません
森脇:今ボーっとしてたでしょう
(笑)
有乃海:すいません、すいません。えー皆さん立ち上がってもらえますか。
(参加者立ちあがる)
有乃海:えーそれで広がってもらったらちょっと皆さんえー四股
(シコ)!!
(一同笑い)
森脇:えーそれでは皆さんしっかり腰を落として
(森脇行司が見本となって
参加者全員に四股を踏ませる)
有乃海:はみ出す毛を恐れない!!
(一同笑い)
有乃海:イチ、ニー、サン
ナレーション:ガブガールを選ぶというよりすっかり新弟子検査気分の親方。
普通のオーディションでは到底考えられない四股踏み審査も一応
自然な流れ。
有乃海:力強く!!
参加者:イチ、ニー
(皆、水着姿で四股踏み)
ナレーション:ちなみにここでの審査項目は力強さ、上げる足の高さ、そして何より
どんなポーズも恥ずかしいと感じない強靭な精神力である!
有乃海:えー次にですね、えーまず背伸びのように手をウーッと上げて下さい。
思いっきり背伸びして下さい。思いっきり背伸びです。えーわき毛を
気にしない。
(一同笑い)
有乃海:そして思いっきり背伸びをしましたら掛け声に合わせてジャンプして
下さい。
(参加者、手を高く上げて背伸びをしてジャンプ)
有乃海:イチ、ニー、イチ、ニー。
(ジャンプ力を見るというより胸の揺れ具合を確認している感じ)
有乃海:イチ、ニー、イチ、ニー、はいOKでーす。
森脇:大丈夫ですか?アクシデントはありませんか?
(笑)
大丈夫ですね、はい。
有乃海:えーこちらからは以上です。
ナレーション:次はいよいよ個人面接。集まった40人の応募者一人一人を
丹念に見極めてゆく。
(個人面接の模様が流れる。参加者の特技などが披露される)
有乃海:あのースポーツ全般が得意ということなので相撲を一番。
(17歳の応募者と相撲の取り組み)
森脇:ハッケヨーイ、のこった!!
(有乃海親方、女の子を投げ飛ばし怒った女の子が親方を叩く)
有乃海:
(別の応募者の女の子に)えー猪木式腕立て伏せというのが
あるんですけどもこういう感じなんですけど
(足を広げて腕立て伏せの
見本を見せる親方)
女の子:その時の顔は猪木の顔なんですか?
(親方、猪木の顔になりながら腕立て伏せ)
森脇:
(笑)してました!
(次々と特技を披露している参加者の個人面談の映像が流れる)
ナレーション:そしてサイズ測定!前ガブガールのようなサイズ詐称は許されない
のだ!
(有乃海親方、女の子のバストサイズをメジャーで測るが、メジャーの紐を
クイクイ引っ張る)
女の子:何を確かめているんですか
(笑)?
有乃海:弾力性とかシリコンかどうか。
女の子:あっ、ちがいますよ
(笑)
(別の女の子のバストサイズを測る。プロフィールには92センチとなって
いるが・・・)
有乃海:とんでもない嘘ツキが・・・現れました
(笑)82です
(笑)
女の子:アハハハハ、でもカップEカップなんですよ!?
有乃海:10cmもサバ読む女を採ると桜庭の例がありますから
(一同笑い)
ナレーション:こうしてキラリと光る原石達が徐々にピックアップされていき
オーディションは順調に進むかと思われたそんな矢先!!
会場を揺るがす大事件が発生!!とんでもない応募者が現れたのだ。
その正体とは?!
ディレクター:一般から参加の金成亜希子さん
(桜庭あつこがドアを開け登場する)
桜庭:金成亜希子です。よろしくお願いします。ガブリンチョ!
(有乃海親方、驚いたような呆れたような表情)
有乃海:お前、桜庭だろー?
桜庭:えっ?
有乃海:桜庭だろー?
桜庭:金成亜希子
(本名)です。よろしくお願いします。
有乃海:
(笑)金成亜希子じゃないだろう。お前なんで来てんだよー
桜庭:金成亜希子です。
有乃海:何してんのよ、お前。
桜庭:よろしくお願いしまーす。
有乃海:よろしくお願いしますじゃなくて、お前これガブガールのオーディション
だから
桜庭:はい。オーディションに参加させていただきたく、えーペンをとりました。
有乃海:いやオーディションに参加してる場合じゃないよ。新って入ってるだろー
桜庭:はい。ですから、金成亜希子で来ました。
有乃海:金成亜希子でお前の汚れは消えないから。一切。
(一同笑い)
桜庭:いやー本当によろしくお願いしまーす。
有乃海:いやいやいや、ダメだよ!
桜庭:どうしてですか?
有乃海:お前はダメだって
桜庭:どうしてですか?
有乃海:お前はトランポリンで負けただろう
(怒)
桜庭:それは桜庭さんですよね
(一同笑い)
有乃海:どう見ても桜庭あつこだろぅ?
桜庭:金成亜希子です!
有乃海:じゃー何の為お前あれ一生懸命やってきたんだよ。
桜庭:桜庭さんですか?
有乃海:桜庭ふざけんなよ、ふざけたこと言うなよ
お前がここ来てもいいけどさ合格なんてないよ
桜庭:えっ、どうしてですか?
有乃海:だってあれだけ真剣に勝負して、俺らはお前懸かってたんだよ、
番組ひとつ。
桜庭:はい
有乃海:お前らお前・・まるにしても田村にしても藤森にしてもみんな辞めてんだよ
お前だけ復活させますかっていう訳にはいかねえんだよ
桜庭:いや、でも・・オーディション参加させていただきたくペンをとりました
有乃海:だからお前あれだぜ!この前のガブガールでお前孤立してたんだぜ。
(一同笑い)
桜庭:いやっ、桜庭さんから聞くには孤立してなかったって・・・
有乃海:だからもう桜庭さんとかコントみたいなことはいいから、お前桜庭だからー
視聴者も全員ブーイングだぞ
桜庭:だってガブリンチョに出たいんだもん
有乃海:出たいんだもんって必要としてねえよお前を
桜庭:必要ない理由を3つあげて下さい。
有乃海:とりあえずまずお前汚いだろー
(1)汚い
経歴とかいろんなことが、なっ?大した話題性もなし、なっ?
(2)話題性なし
でまあテレビこの前勝負という手前があるし
(3)トランポリンで負けた
この3つはい、理由完璧ですね。絶対無理です!
お前サイズは?ごまかしてないやろうなーまたーバスト95。
桜庭:はい!!
有乃海:ちょっと測らせろ!
桜庭:アハハハハ
有乃海:来いよ!!
(怒り)
(親方、桜庭のバスト測る)
有乃海:お前だからよー空気吸うな!!!
ほらカメラさん見てください。どう見ても91です
桜庭:えー?!ちょっと借して、借して下さい。
有乃海:ダメだお前!ダメだって、あー?
(森脇行司、桜庭のプロフィール見ながら有乃海親方に耳打ち、
親方呆れ顔でちょんまげのヅラをはずす)
有乃海:お前、ちょっと・・・体重46キロってどういうことだよ。
桜庭:46キロですよ
有乃海:これはちょっとないですよね。いやだって何の為にトランポリンやったのか
って話で・・・
プロデューサー:体重の分とか詐称があったじゃないですか
有乃海:現在もありますよ!
プロデューサー:ちゃんと元に戻るとかそういうことさえあれば、まっひとつ・・・
考えてもいいんじゃないかなっていうのはちょっと考えたんですよ。
森脇:ここまでやる気を見せてるからということですね
プロデューサー:やる気はあるじゃないですか。
森脇:はい
有乃海:こいつ・・・でも他の3人はいいんですけども、こいつだけはまず嫌だって
いうのが前提にあるんですよー
(怒)
ナレーション:果たしてこの女をどうしたらよいのか?猿岩石と審査員の緊急
ミーティングによりついにひとつの答えが出た!
有乃海:まあー別に俺は全然認めた訳じゃないけど、どうしてもって言う風に
皆さんが言うんで、えーひとつだけ可能性とか見たいんでちょっと
体重が絶対46キロっていうのはおかしいんで、俺絶対おかしいと思う。
だから体重ね、測れ!!
(スタジオ出演者から、有吉君の怒りの形相を見て「番組じゃねえよ」の
ツッコミ)
桜庭:アハハハ
有乃海:絶対ウソはないね?
(怒)
桜庭:昨日計ったら46キロだった
(一同笑い)
有乃海:46ですね
(桜庭の体重測定)
これウソついてたら絶対許さねえからなー
桜庭:いいですか?
有乃海:早く乗れよ
(怒)
桜庭:キャハハハハ
有乃海:動くなよ!何やってんだよ!
桜庭:キャハハハハ
森脇:いや、笑いも出ちゃうよ
有乃海:こっちが笑いてよ
(一同笑い)
有乃海:笑わない、ちゃんと、ちゃんとして。
桜庭:涙が出ちゃう
有乃海:出るよ、そりゃー
(体重計の針を調べる)
55
(キロ)!!9キロも・・・
桜庭:おかしい〜?この体重計変!!
有乃海:変じゃねえよ、お前〜
桜庭:だって私のお家の体重計だったらだって・・・46キロだったんだもん・・・
有乃海:お前だって、昨日出産した訳じゃねえんだろう?!
(一同笑い)
絶対トランポリンやってた時からしたらもうだって太ってるだろ?実際。
桜庭:だって・・・
有乃海:だって仕事1個なくなったらさー次の仕事の為に努力するんじゃないの?
まるとかはさー仕事なくても次の仕事の為に頑張ってんじゃん。
なんでお前だけそうやってダラダラ太ってブクブク太りやがってよー
それでこのガブリンチョに戻してくださいって言うんだよー
桜庭:頑張ります!
プロデューサー:ここで条件を付けましょう。あのー半年、半年で10キロ痩せたら
森脇:45キロ
プロデューサー:半年間で10キロ
有乃海:いやっ・・・半年では絶対長いです。半年はないですよ!!
月2キロでいいんですよ?!それはダメです。だってコイツ駄目ですよ〜
半年は与えすぎですよー。3ヶ月。3ヶ月で10キロ!!!
3ヶ月で10キロ落ちた時点で僕もまあ考えますよ。それは・・・
それはいくらプロデューサーさんでもちょっと納得いかなかったんで
森脇:世間がたぶんこれを許さない
有乃海:世間が許さないです。
(親方、審査員席から立ちあがり桜庭の元へ歩み寄
る)
桜庭:何?
(親方、桜庭のお腹の肉を掴む)
イタ〜イ、いた〜イ
(叫)
有乃海:こんなんですよ!!
(桜庭の肉の幅を手で表し驚く。桜庭、有乃海親方の
股間を蹴る)
有乃海:何チ○コ蹴ってんだよ!!
(怒りながら桜庭を投げ飛ばす)
桜庭:きゃー痛い!痛いよ〜
有乃海:お前もう絶対、絶対戻さないからな!3ヶ月きっちり落とさないと。
桜庭:頑張りますもう。
有乃海:みんなが認めても9キロでも絶対戻さないぞ。10だぞ!!3ヶ月きっちりね
今日!今日から!!
桜庭:今ツバ出た
(有乃海親方、怒りで桜庭に向かってセッタを投げつける)
桜庭:キャー
有乃海:絶対許さないからなー10だぞ!!
(怒)
ナレーション:ということで桜庭の10キロダイエットスタート。
◆ スタジオ編
一同:おー
ジョーダンズ:現れましたね
(桜庭)
田代:お前マジで嫌いだろ?
有吉:もう大っ嫌いですよ。アイツは
森脇:
(笑)最後チンピラみたいになってましたもん。
ガレッジセール:新しいガブガールはいつぐらいに来るんですか?
有吉:えーとそれはちょっとあのーいろいろチェックしてから
(胸を揉むような仕草)
一同:何のチェックだよ?!