お笑いDREAM TEAMの豪華共演! 座談会  
さるとも新聞第31号 2000/02/01(火)号 掲載のコントのプレゼントになったビデオより

原文作成◆闇ざるさん

“二枚のステーキと豆”“ケーシー有吉”のコント取材用ビデオ

さるともスタッフ「どうですか?お互いのネタを見て」
森脇「前半、パクリなんですよね。(笑)あのSEXのネタは…」
スタッフ(以下ス)「どうですか?感想をお互いに言ってあげて下さい」
森脇「あ、でもケーシーさん、すごいよかったと思いますよ」
「どんな所がよかったですか?」
森脇「アイディアがいいんじゃないですか?ノートを使って…わかりやすかったで
    す。すごく。」
川島「水っぽい。夜中あたり(?聞き取れず)ウケそう」
有吉「まあ実際、見てもらえばわかると思うんですけど、僕の芸の最中は常に
    拍手が起こってたっていうのは、盛り上がりを見せたっていう」
川島「違う、何もしないのは耐えられない」
「何もしないのは耐えられないって川島さんおっしゃってますが」
有吉「違うんです、負けず嫌いなんですよ」
「じゃあ、反省みたいなのはありますか?」
川島「反省はないですね。明日にでもライブ起こせるように…
    ただまあ、バレンタインデーが全然関係なかったなっていうのが…」
川島「あれっ?おたく(ケーシー有吉)は?バレンタインデーは?」
秋永「いっさい入ってないですよ」
有吉「腸とチョコレートがかかってんの」
川島「あー、そこか。遅かったな、言おうと思ってたのに」
有吉「僕的にはね、もう全然、それこそ明日にでもネタ起こしできるって。実
    際、黒板が欲しかったなっていうのはありますね」
川島「僕もちょっと衣装とかあったら、もっといいものが(できたのに)
有吉(吹き出す)
森脇「あと、ロケだったらね」
有吉「いや、でも短時間でお互いよくパクッてたと思いますよ。
    ネプチューンとケーシー高峰を。ね?」
川島「こっちはパクッてねえだろ。」
秋永「ケーシー高峰をパクッてんだろ」
《一同・笑》
「誰をパクられたんですか?」
川島「僕らパクってないですよ」
森脇「俺らパクッてないっすよ」
川島「ヒッパレの部分は前にやろうかなと思ってた」
「じゃあ、有吉さんが3人のネタを見た感想を」
有吉「そうですね、まあでもね、勢いはあったなと。ただね、そのアラ削りな
    部分がいいところでもあり、ちょっとアラが見えた部分でもあって。
    でもね確かに、やっぱり新しい時代を作っていくのは若い世代の勢いの
    あるネタだと思うんで、そう意味ではホントに」
川島「これから面白い…」
有吉「これから面白い…」
川島「人達だなぁと思った」
有吉「人達だなぁと思った」
《一同・笑》
森脇「やっぱ2000年っていうのは、アレじゃないですか。20世紀の最後じゃな
    いですか。だから20世紀のものをどうパクるかみたいな、たぶん…」
川島「わかんね。」
森脇「まとめですから。」
川島「まとまってるか?」
森脇「まとめだから、20世紀のものをすべて折り込んだものを…」
秋永「リメイクね!リメイクだ」
〜この秋永の言葉に有吉が何やらくってかかり(聞き取れず)場が険悪ムードに。
  川島が「困りますね…」と言いつつ流れを変えるように〜

川島「まあでも、僕は基本的にネタ作るの時間かかるタイプなんで。じっくり
    派なんですけれども、今日はそういう意味では新しい自分が見れたし
    勉強になったな、と。」
有吉「よかったよ、うまいね。僕も30分のネタを今日は3分にしたというのが
    あったんで」
川島「凝縮されてたもんね、ムダがない。ただ残念だったのが、もうちょっと、
    こっちがわからないことも言って欲しかった」
〜有吉、立ち上がり川島に握手を求める〜
川島「そこっていっつも魅力であって、彼の魅力って最後の最後に…」
有吉、右手で握手をしたまま左手でガッツポーズ、カメラマンに写真を求める。
川島「最後にもっと突き放して欲しかった。途中までついていくギリギリのラ
    イン…」
有吉「グ〜と、パ〜(手はチョキ)ぐらいやって欲しかった?」
川島「…ぐらい、ついていけない世界をやってほしかった」
有吉(うなずきながら)そうだね。…以上です。」

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