横浜ベイスターズ

• ２月３日…初めてブルペン入りし、立ち投げで８〜９分の力加減と言いながら、重そうなストレートとタテに落ちる鋭いカーブを５０球。遠藤投手コーチは「思った以上にいいボール」と手応えを感じていた。「ずっとリリーフをやって来たので横浜でも抑えをやりたい。有効なフォークも覚えたい」と意欲を見せるベタンコートは、９７，９８年のベネズエラ・ウインターリーグではペタジーニを抑えた実績を明かし、また１Ａ時代はレ軍のガルシアパーラと遊撃手としてポジションを争っており「守備と足なら負けない自信があった」とまで言ってのけ、打撃にもそこそこ自信を覗かせた。
• ２月１１日…初のシート打撃登板。波留，メカゴジラを相手に３０球を投げ、ヒット性は３本のみとまずまずの内容だったが、審判団から「セットポジションで静止が短く、ボークを取られても不思議ではない」と指摘された。

ルー・メローニ（メローニ）内野手（レッドソックス）

• ２月６日…「アメリカ人が見るTV番組はプロレスに決まっている」と語り、大のプロレスファンである事が発覚。n.W.o.及びＴ2000に名誉会員として所属するハマのチンビラ・三浦と鈴木なおのりは、早速、メローニを軍団入りさせるべく、勧誘を開始。海外中継のある衛星放送の情報を提供するなどして、メローニに媚びを売った。メローニもまんざらではない様子で、近々軍団入り濃厚か！？
• ２月７日…初の特守を行い、軽快な守備を披露。フリー打撃では左右に打ち分ける広角打法を展開。
• ２月１５日…紅白戦に５番三塁で出場。３打数０安打。
• ２月１８日…湘南との対抗戦で７番三塁で出場。３打数０安打。
• ２月２１日…紅白戦に６番三塁で出場。３打数１安打１打点。
• ３月１日…紅白戦に６番三塁で出場。３打数１安打。

【新人】
１位：田中一徳外野手（ＰＬ学園高）

• ２月１日…１０５ｍダッシュで、１２秒フラットと、ぶっちぎりのチーム１位の記録を残した。
• ２月２日…権藤さんが、調子の波に拘わらず、キャンプ期間中は一軍帯同で才能を伸ばす方針を決定し「足があり、打撃も力強く、一軍レベルに入る。この儘いけば、オープン戦まで残りそうだ」と期待のコメント。フリー打撃を見た高木打撃コーチは「非凡なものは持っている。ウチは打線がいいから、足や肩でレギュラーを狙った方が早い」、山下ヘッドコーチも「瞬発力がある。怖いのはケガだけ」とポテンシャルの高さを評価した。
• ２月１５日…紅白戦に２番中堅で出場。初打席でいきなりセンター前に弾き返し、３打数１安打。
• ２月１８日…湘南との対抗戦に９番右翼で出場。４打数２安打１盗塁と気を吐いた。
• ２月２１日…紅白戦に１番右翼で出場。３打数０安打。

２位：木塚敦志投手（明治大）

• ２月７日…捕手を座らせての投球練習を開始。ストレートのみだが、キレの良さが目立つ。
• ２月８日…捕手を座らせ、約６０球。「７０％の仕上がり。（キャンプの）リズムを掴むのに苦しかったが、大分慣れてきた」とコメント。
• ２月１５日…紅白戦に２番手で登板。２回を１安打無失点。
• ２月２１日…紅白戦に２番手で登板。２回を２安打１失点。

３位：村西哲幸投手（比叡山高）
４位：鈴木寛樹投手（掛川西高）

• ２月３日…慣例上、新人は一軍スタートとなっていたが、３日目にして、七野、八馬と共に、第２クールからのシーレックス行きを命じられた。「雰囲気を味わえただけでも勉強になった」と鈴木寛。

５位：南竜介投手（報徳学園高）
６位：七野智秀内野手（ＰＬ学園高）

• ２月３日…鈴木寛の項参照。
• ２月１８日…横浜との対抗戦で代打で出場。１打数０安打。

７位：中野渡進投手（三菱自動車川崎）

• ２月７日…捕手を座らせての投球練習を開始。
• ２月１５日…紅白戦に２番手で登板。２回を１安打無失点。
• ２月２１日…紅白戦に３番手で登板。２回を４安打１失点。

８位：八馬幹典内野手（三菱自動車京都）

• ２月３日…鈴木寛の項参照。
• ２月１８日…横浜との対抗戦で途中出場。１打数０安打。