球界トピックス

12月29日


 高津、総額6億の3年契約! 田畑、悲壮の決意で残留決定!
今季、最優秀救援投手に輝いた高津が、この日、都内の球団事務所で、2度目の契約更改交渉を行った。前回は、1年契約を提示されたが、複数年契約を希望する高津はこれを保留。今回は、球団側が高津の希望を受け入れる形で5300万円アップの1億4000万円をベースに出来高4000万円を含む総額5億4000万円(いずれも推定)の3年契約を提示。これを受けた高津は、来季取得予定のFA権を行使しない事を約束し、権利取得時に、再契約金6000万円も加えられる事で合意に達し、サインとなった。一方、若松監督との確執でトレードを志願していた田畑は「引退も選択肢にあった」としながらも「全て僕のワガママだったし、まだ野球をやりたいと言う気持ちがある」と、残留する事を決意し、1000万円ダウンの5000万円(推定)でサインし、年明けには、若松監督にも謝罪する意向を明らかにした。これで、ヤクルトは全選手の契約更改が終了し、5年ぶりに越年者ゼロとなった。

 ロッテ、新助っ人・バリー獲得!
ロッテは、この日、新助っ人として、ロッキーズのジェフ・バリー外野手(31)を獲得した事を正式に発表した。契約金は1000万円、年俸4000万円(推定)の1年契約で、背番号は未定。バリーは、今季はメジャーで自己最多の74試合に出場し、.268、5本の成績を残している。俊足好打のスイッチーヒッターと言うふれ込みのバリーは、山本監督好みの選手ので、実績からは探れない長打力についても、山本監督は「30本くらいはいけるんじゃないか」と大きな期待を寄せている。