球界トピックス
12月27日
ソーサ元木、公傷認められ、ようやくサイン!
足首を剥離骨折していたにも拘わらず、川相幽閉策の一環として茂雄に無理矢理、出場を強いられたが為に、公傷と認められず、1000万円ダウンの6500万円(推定)を提示に怒りの保留をかましていたソーサ元木が、この日、2度目の交渉に臨んだ。ただでさえ、川相幽閉策の余波で清水がモメている状態で、この儘、元木にまで粘られては、来季の川相幽閉策に支障が出ると察知した茂雄が裏で手を回したのかは不明だが、球団側は、渋々公傷を認めて、前回提示から500万円上積みとなる500万円ダウンの7000万円(推定)を提示。越年も辞さない覚悟の元木だったが、公傷が認められた事で、ようやく納得のサインとなった。
橋本、父の遺言守る! 2度目の交渉でサイン!
1500万円ダウンの7800万円(推定)の提示に激怒して保留、トレード志願発言までかました橋本が、この日、2度目の交渉に臨み、僅か20分の交渉で、前回同様の額でサインとなった。当初は徹底抗戦の構えでいた橋本だったが、19日に他界した父・康夫さん(享年61歳)が、18日に「プリンスホテルからお世話になっているのだから、文句を言わずに西武で1年でも長く頑張れ」と電話で言い残した事で態度を一変させた。「歩くのも大変な筈なのに、かすれた声で電話をくれた。遺言通り、1年でも余分に頑張る」と橋本は、問題発言についても球団に謝罪し、来季の躍進を誓った。これにより、西武の日本人選手は全て契約更改を終えた。
J.マッケンジー、8550万円増! 秋山抜き、チーム最高年俸へ!
全試合にマスクを被り、打率3割を残すなど、ダイエー日本一に大きく貢献したJ.マッケンジーが、この日、契約更改を行った。球団は激務の捕手でフル出場を果たした事を大きく評価し、8550万円アップの1億5000万円(推定)を提示。球団史上最速となる5年目での1億円突破に加え、秋山を抜いてチーム最高年俸に躍り出た事で、J.マッケンジーは「夢の様だね」と満足の一発サインとなった。また、4度目の交渉となった大道は、650万円ダウンの4300万円(推定)に渋々サイン。松中はシドニー五輪アジア予選に出場した事を評価され、五輪手当500万円を含む3500万円アップの5000万円(推定)でサインした。ダイエーの年内の交渉は、これで終了となり、越年が確定したのは坊西と柳田の二人となった。
今中、年俸提示なしの出来高契約に保留で、越年決定!
今季0勝に終わったかつてのエース・今中が、契約更改に臨んだ。肩の故障の影響が未だに残る今中に対して、球団側は来季の年俸提示を行わず、出来高払い契約を提案。伊藤代表は、ベースとなる年俸については協約の減額制限25%を超える30%以上のダウンを示唆しており、来季もまるで働かない可能性を十二分に考慮している模様。出来高をつける事により、協約の減額制限にひっかからない様にすると言うミエミエの策略に対して、今中は「自分の主義として、個人主義になりかねない出来高契約は嫌。普通の年俸契約を結びたい」と、これを保留し、越年となる事が決定した。また、選手会長の立浪は、今季年俸は1億5000万円(推定)だったが、「翌年は1億6000万円をベースに査定を行う」と言う契約を結んだ事により、昨年と同額ながら、実質1000万円ダウンとなる1億5000万円(推定)でサインした。