球界トピックス

12月24日


 松井さん、7000万円アップ! セ界最高年俸へ!
正月映画でペタジーニ夫人と死闘を繰り広げている今夜の松井さんが、この日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。自己最多の42ホーマーを放つなど、申し分のない成績に加え「来季はチームの中心になって欲しい」と言う期待も込めて、球団は7000万円アップの3億5000万円(推定)を提示。これに対して、松井さんは納得の一発サインとなり、交渉後の会見では「凄い評価をしてくれた。たくさん貰う分、自覚を持たないといけない。来年は今年以上に打ちたい。50本が目標。それに何としても優勝したいよ」と語った。ササキ様がメジャーへ移籍し、破戒僧・清原,斎藤雅が大幅ダウンを食らった事により、松井さんはセ・リーグの年俸トップに躍り出た!

 茂雄の陰謀炸裂! 背番号「3」、26年ぶりに復活!
自ら「3」に戻したいが為に、FA移籍してきた江藤に「33」を執拗に勧めてきた茂雄だったが、その策略が実を結ぶ事となった。当初「監督の背番号は荷が重い」などと、ほざいていた江藤だったが、移籍を勧めてきた時のストーカーのごとき電話攻勢同様、執拗に「33」をつけろと迫られた事によりノイローゼ気味に陥っていた事と、このヘッポコな実績しかない「33」に茂雄がカスリとも愛着を持っていないと察知した事で、この日、ようやく「33」をつける事を決断。これにより、茂雄は来季から永久欠番となっている現役時代の「3」を26年ぶりにつける事が決定。しかし、今オフの訳の分からない補強政策と来季も続くであろう川相幽閉策により、巨人が球団史上初の4年連続V逸となる可能性は高く、わざわざ栄光の背番号を汚す事になるのでは?と危惧する声も少なくないと言う。

 篠原、3倍増の6600万円! 投手陣トップの高給獲り!
獅子奮迅の活躍で不敗神話を築き上げて最高勝率のタイトルを獲得、ダイエーの日本一に大きく貢献した篠原が、この日、福岡市内の球団事務所で契約更改に臨んだ。球団側は3倍増となる4400万円アップの6600万円(推定)を提示。7000万円を狙っていた篠原だったが、球団の苦しい経営事情もあり、一発でサイン。カリメロが巨人へ移籍した事により、篠原は投手陣では最高年俸に躍り出る事となった。交渉後の会見では「(6600万円は)最低のラインでした。投手陣最高なんですか? 凄いですね。来年は先発でやりたいです」とコメント。また、篠原と同じく、中継ぎ左腕として活躍した吉田は2度目の交渉で前回より100万円上積みの800万円アップの6100万円(推定)に「年を越したくなかった」と渋々サイン。一方、昨年0勝から、一転10勝と奮起した若田部は2200万円アップの5000万円(推定)、王さんの固い決意で不動の4番を任されながら不振に終わった小久保は400万円ダウンの7600万円(推定)で納得のサインとなった。

 関根、サンタの夢を打ち砕かれる!
関根が、この日、契約更改に臨んだ。自己最多の12勝をマークしたにも拘わらず、1300万円アップの5100万円(推定)の微増提示に、関根は渋々サインサンタクロースの存在を信じていた関根はクリスマスイブと言う事でサンタのご加護を期待していたが、この結果に「サンタさんはいないと分かりました」とガックリ。球団の渋チン更改は、一人の若者の純粋な夢までも奪ってしまう事となってしまった。

 和田、来春キャンプでサード特訓を敢行!
新庄の投手転向に猛反対するなど、開幕前からノムさんに喧嘩を打ってきた事で度々幽閉されていた和田が、来春キャンプでは本格的にサードの守備にも取り組む意向がある事を明らかにした。たまにサードを任されては、ファールフライを無様に捕り損ねていた和田だったが、来季も幽閉されてはたまらんとばかりに「ある程度、両方(セカンドとサード)出来る様にしておきたい」と、ノムさんの幽閉策をくぐり抜ける努力を図る模様。

 霊感投手・落合、中継ぎ査定に不満!
不吉な霊感予言でダイエーを日本一に導いた霊感投手・落合が、この日、2度目の契約更改交渉を行った。しかし、依然として落合の不吉予言の事を根に持っている球団側は前回同様の2900万円アップの8600万円(推定)の提示を頑として譲らず、落合は泣く泣くサインした。「中継ぎの大変さを分かって欲しい。モメるのは中継ぎの連中ばかり。今は、中継ぎのしっかりしているチームが強い時代。査定も先発、中継ぎ、抑えと横一線で見て欲しい」と語った落合の目は、今にも泣き出しそうに真っ赤だった。

 的山ら3選手、相次いでマイカー盗難の憂き目!
的山,藤井,高塚の3選手のマイカーが、今月に入って、相次いで盗難されていた事が明らかになった。まず被害にあったのは的山で、7日の契約更改交渉の際、球団事務所横の一般駐車場に止めておいたベンツE320(約750万円)が交渉後にはなくなっていたとの事。更に、藤井は購入したばかりと言うトヨタ・ランドクルーザー(約600万円)が東大阪市内の自宅で、高塚はトヨタ・ソアラ(約350万円)を藤井寺球場の駐車場で盗難された。3人共、保険には入っていたのが幸いだが、近鉄選手がターゲットにしての犯行なのか、単なる偶然なのかは全く不明で、3人から事情を聞いた藤瀬管理部課長も困惑している。