球界トピックス

12月21日


 茂雄、カリメロをジョナサン呼ばわり! 
FAでダイエーから移籍してきたカリメロに対して、茂雄は「ジョナサン」呼ばわりしている事が判明した。約20年前にベストセラーとなった小説「カモメのジョナサン」で、群れから離れ、速く飛ぶ事に命をかけるジョナサンとカリメロのイメージがダブったと言う事らしい。しかし、カリメロと言えば、カモメと言うよりはアヒル顔であり(元祖・カリメロはヒヨコだが)、「ジョナサン」の愛称は、かなり無理がある。マッスル千代の富士を「ウルフ」呼ばわりして失敗した茂雄だが、果たして「ジョナサン」を定着させる事は出来るのか!? 尚、弊社では、今後も「カリメロ」の呼称で続ける方針だ。

 破戒僧・清原、最福寺で精神修行! 
無冠の帝王・ミスターゲッツー・チャンスブレイカー清原が、17日から5日間、鹿児島の最福寺に宿泊し精神修行を行っていた事が明らかになった。五分刈りに無精髭で袈裟を身に纏った清原は、さながら破戒僧と言った容貌。炎の前に座り、長時間、大声で不動真言を唱え続ける「護摩行」と呼ばれる修行では、気を抜く度に何度となく池口法主から怒声を浴びせられ、水をぶっかけられた。池口法主は「PL学園時代の純真な青年に戻った。来年は歩き方が変わる筈」と言うものの、全ての煩悩を焼き尽くす意味があるらしい「護摩行」の成果は、果たして、来年発揮されるのか!?

 矢野、大幅上積みでゴネ得サイン! 阪神、6年ぶりの越年者ゼロ!
「プロ野球格付けチェック」で、たけし軍団並である事が露呈した矢野が、この日、2度目の交渉に臨んだ。坪井ら4選手に対して、「アップ額が少な過ぎた」と査定ミスを認めた球団は矢野に対しても、1100万円と大幅な上積み。2700万円アップの7000万円(推定)となった事で、ゴネ得となった矢野は笑顔のサインとなった。これで阪神は全選手の更改が終わり、6年ぶりに越年者を出さずに済んだが、球団に釈明を求めている織田裕二を筆頭に、既にサイン済の選手からは不満の声が挙がっており、まだ問題は残っている様だ。

 伊東、現状維持でサイン! チーム最高年俸を死守!
「ドカベン プロ野球編」で霊感投手・松坂を無理矢理、代打で出す為に、強引に負傷退場させられた伊東が、この日、契約更改に臨んだ。95試合の出場に留まったものの、水島新司からの惨い仕打ちに同情した球団は現状維持の1億9000万円(推定)を提示。エセネオエセ松井と並んで、チーム最高年俸を死守出来た事で伊東は一発サインとなった。

 中村、球団6人目の大台突破!
今季、31本塁打を放ち、玉砕ヘッポコジャンピングスローをかましながらも、何故かゴールデングラブを受賞した中村が、契約更改交渉を行った。球団側は日本人ではチーム最高年俸となる5200万円アップの1億4000万円+出来高3000万円(推定)を提示。これを受けた中村は「最高の評価をして貰った」と納得の一発サイン。交渉後の会見では「これでチームトップと言う事で、自覚をもって新監督と一緒に優勝に向かっていきたい」と来季のV奪回を誓った。