球界トピックス

12月20日


 激震! 名手・川相、まさかのダウン提示! 
球界屈指の精神力で驚異の得点圏打率.410を叩き出し、世界に通ずる神がかりテクニックでチーム2位の清水の倍近い犠打をマーク、代打でも高い成功率を誇り、本職ショートに加え、セカンド,サード,果てはレフトまでこなした高い順応性と安定した守備力で投手の絶大な信頼感を得た名手・川相の契約更改が、この日、行われた。獅子奮迅の活躍により、倍額アップも予想されたが、茂雄の陰謀で幽閉され優勝を逃した事と、更なる幽閉策の布石として江藤(+田辺)獲得をかました上に資金繰りを苦しくさせる狡猾な企みにより、まさかの1200万円ダウンの1億1400万円(推定)が提示された。しかし、人間のでかい川相は、この酷い嫌がらせにも一発サイン。来季は、長年つけていた背番号「0」から、本職であるショートの守備番号「6」に変更し、茂雄の幽閉策を打破してのV奪回を誓った。一方、マッスル千代の富士は、5800万円アップの1億円(推定)でサイン。入団2年目のオフでの1億突破は史上最速! 来年、上原や霊感投手・松坂(西武)も1億突破が濃厚とあって、辛うじて史上最速の称号を手にした事でいい気になったか、マッスル千代の富士は「野手No.1の評価と言って貰った。それくらいの評価をして貰わなければ困る」などと、今夜の松井さんや名手・川相を差し置いてほたえる慢心ぶり。この慢心が来季に悪影響を及ぼさないかと早くも関係者は危惧している。また、茂雄の嫌がらせ継投により何度も白星を消された斎藤雅は悪夢の4000万円ダウンの2億5000万円(推定)に渋々サイン、ガッツな貴公子・仁志は3500万円アップの9000万円(推定)で納得の一発サイン。斎藤タカシに顔面直撃の死球を受けながら、名手・川相と並ぶチームの精神的支柱として貢献したチュウは、現状維持の9500万円の提示に15分粘って500万円の上乗せを勝ち取り、大台1億円(推定)まで引き上げる事に成功した。

 石毛、減額制限ギリギリの25%減でサイン!
「戦力外のボーダーライン。来季が最後と思って貰っていい」などと、惨い事を言われて、協約の減額制限を遙かに下回る36%ダウンの提示を受けて保留していた石毛が、この日、2度目の交渉に臨んだ。名手・川相が副会長を務める労組・プロ野球選手会の口添えでコミッショナー事務局から協約順守が近鉄球団に通告された事により、下限の25%ダウンの2925万円(推定)が再提示され、今度は納得のサイン。一方、脳腫瘍の手術から奇跡の復活を遂げた盛田は、1400万円ダウンの5400万円(推定)の提示に「仕事をしていないから(減額制限の)25%減を覚悟していた。来年への期待を込めた評価をして貰えた」とサインした。

 エセネオエセ松井、球団トップ年俸へ!
この日、契約更改に臨んだエセネオエセ松井が、5500万円アップの1億9000万円(推定)+最高2000万円の出来高の提示に一発サイン。これで西武では未更改の伊東に並んで現時点で年俸トップに躍り出た。記者会見では、婚約中のタレント・菊池美緒との挙式を1月12日にハワイで行う事も公表した。一方、10勝をあげながら、800万円アップの微増に留まり保留していた豊田は、2度目の交渉でも上積みはなく「全然満足してないが、熱が冷めた。契約が寒かったから、自主トレは暖かい所でやりたい」と不満をぶちまけながら、6200万円(推定)で渋々サインとなった。

 ジョニー、球団史上最高昇給で満面の笑み!
ジョニー黒木が、この日、千葉マリンスタジアムで契約更改交渉に臨んだ。「安定した成績だけでなく、ファンの魂を揺さぶった投球も評価した」(石井球団代表)と球団史上最高の昇給額となる8000万円アップの1億8000万円(推定)を提示されたジョニーは、一発サイン。「球団が僕を必要としてくれていると感じた」と満面の笑みを浮かべた。一方、守備固め要員の酒井は、勝ち試合における守備固めでの活躍を「投手で言うストッパーみたいな守備の評価をして貰った」と1800万円アップの5200万円(推定)に満足のサインとなった。