球界トピックス

12月12日


 カリメロ、巨人に正式申し入れ! 自ら単年契約を希望!
この日、カリメロは、巨人・山室寛之球団代表に電話で連絡し、正式に入団の意思を表明。また4年契約の総額12億円と言う破格の条件を提示していたと言われる球団側に対し、銭金で入ったのではない(茂雄のストーカー攻勢に屈しただけ)と言わんばかりに、これを辞退し「成績を残せなかったらチームに迷惑をかける」と保険なしの1年契約を申し入れている事が明らかになった。球団側は、これに対しての対応を検討中との事。尚、背番号は、譲渡を嫌がっている小野から「47」を強奪する可能性が高い模様。背番号と言えば、カリメロに先んじてFA移籍が決まっている江藤は、茂雄の「33」を受け継ぐ事について決めかねている事を告白した。

 石毛、労組選手会に協力要請の構え!
「戦力構想のボーダーライン。今年が最後と思っていい」などと、ボロクソに言われた挙げ句、協約の減額制限を遙かに下回る36%ダウンを提示され、保留していた石毛に対して、近鉄選手会・副会長の柴田が、全幅の信頼をおくに足る男・名手・川相(巨人)が副会長を務める労組プロ野球選手会に支援を求めてはどうか、と提案していた事を明らかにした。これを受けた石毛は「次の交渉(20日)まで時間があるので、選手会の対応を待ってからでも遅くない」と、かつての同僚である名手・川相に協力を求める構え。これを聞いた足高管理部長は「多少の歩み寄りはあっても、ゴネ得になる様な事はしない!」と、強気の姿勢を崩さなかった。

 永井&大道、2度目の交渉!
厳冬更改が続いているダイエーだが、この日、保留組の永井,大道が2度目の交渉に臨んだ。4000万円を希望していた永井だったが、前回提示より僅かに100万円上積みとなる2500万円アップの3800万円(推定)についに陥落してサインし、「実質1年目みたいなものですから」と渋い表情。一方、大道は、前回より200万円の上積みとなる4200万円(推定)の提示に対し、「どうしてダウン幅が2桁(15%)を越えるのか分からない!」と、怒りの保留となった。

 谷口、レンジャースと1年契約!
今季限りで、近鉄を自由契約となった谷口がレンジャースと1年間のマイナー契約を結んだ事が明らかになった。8年間で一軍未勝利の谷口だが、現役続行に固執し「アメリカで野球を続けたい」と海を渡ったのが報われる格好となった。

 石井、台湾球界入り濃厚!
今季限りで日本ハムを自由契約となりながら、現役続行を希望し、阪神,横浜,近鉄と入団テストを受けまくったものの、ことごとく不合格に終わった石井が、台湾でコーチ兼任としてプレーする事が、明らかになった。西武のエース→移籍→戦力外→台湾でコーチ兼任と言う同様のパターンでしぶとく現役を続けているナベQや台湾・高級技術顧問を務めている郭泰源と言ったかつての同僚から情報収集した末の決断となった。所属チームの模索については、郭に全任しているらしく、まだ未定だが、台中金剛が有力との事だ。