球界トピックス
12月11日
カリメロ、茂雄の怒濤のストーカー攻勢に陥落!
江藤同様、カリメロに対しても、連日、ストーカーのごとき電話攻勢をかけていた茂雄だが、このストーカー行為が、更に発展! この日、ついにアポなしで山室代表と共に、福岡市内のカリメロ家へ来襲したのだ! 「ジャイアンツに来て男の花道を飾って欲しい」などと断ったら自分が悪者にされてしまいそうな殺し文句までかまされたカリメロは、この儘では「他人(中日やメジャー)に奪われるくらいなら、いっそ殺して永遠に自分のものに…」などというストーカー独特の狂気の発想に茂雄が発展するのでは!?と察知。命あっての物種とばかり「熱意は感じ取ったつもり。来てくれた事は自分の中で(ストーカーの怖さを身を持って思い知らされたと言う)大きな意味を持つと感じている」と、明言こそ避けたものの巨人入りに大きく傾いた旨を報道陣に語った。この茂雄襲来劇の後、中日・星野監督,児玉代表補佐とアポをとって、急遽、上京したカリメロは、都内のホテルで正式に断りを入れた模様。茂雄の襲来劇など全く知らなかった星野監督は「巨人に行きます。間違いない。『会いたい』と言うので可能性あるのかな?と思ったが、顔を見て直接断りたいと言う事だった」とぬか喜びさせられたハメとなった。江藤に続いてカリメロ獲りも巨人で敗れた事については「これで巨人は強くなるなぁ。手強いね。逆に燃えるけどね。絶対負けない!!!」と、打倒・巨人を誓った。
武田、今季年俸の大幅なサバ読み暴露!
今季、ダイエーからFA移籍し、9勝をあげた武田が、この日、契約更改に臨み、1億7000万円(推定)の提示に一発サイン。今季年俸が8400万円と伝えられていた為、たかだか9勝で倍額以上の8600万円アップか!?と騒然となったが、記者会見の席上で実は1億を越えていた(1億3000万円)と言う大幅にサバを読んでいた事を暴露し、今回は4000万円のアップに留まった事を説明した。また、ほぼフルシーズン通して出場したものの、不振に終わった韓国の石毛宏典・李ボンジョムは「自分は内野手。内野でこの成績なら迷わずサインするが、優勝したのだし、少し上げて貰いたいくらい」と本職でない外野をやらされた事により、球団側が示唆する微減提示に不満を持ち、金額提示のない儘に保留した。
新助っ人・ハンセルと正式に契約!
阪神は、この日、パイレーツに所属していたグレッグ・ハンセル投手(28)と、ロサンゼルス市内で正式に契約を結んだ事を発表した。2年契約で契約金は20万ドル(約2100万円)、年俸は出来高を含めて60万ドル(約6300万円 いずれも推定)。メジャー4年で4勝3Sのハンセルは本格派の右腕。既に、日本製のパソコンを購入し、インターネットで日本球界や阪神の情報収集に余念がないとか…。また昨年、登板した33試合全てを録画してフォームチェックを行うなど、データ重視の真面目な性格との事で、ノムさんの野球に合うのでは?と言う期待が持たれているが、あまり真面目過ぎて、裏目に出てしまったジョンソンの例もあり、楽観的に考えは危険と言えるだろう。記者会見の席で、ハンセルは「阪神はエキサイティングなファンがいるらしいね。期待されているのは承知している。先発をやりたい。全力を尽くせば、結果はついてくる」と抱負を語った。