球界トピックス

12月6日


 茂雄、川相幽閉策にとどめの一撃! ついに江藤をゲット!
茂雄の川相幽閉策に妥協なし! 球界屈指の名ショートかつ日本が世界に誇る犠打王であるにも拘わらず、競争する機会すら与えられぬ儘に、ルーキーのニックンに、レギュラーの座を奪われながら、故障者が出る度にセカンド,サード、果てはレフトまで守って、しぶとく食い下がっていた川相だったが、その逃げ道にとどめを指すかの様に、茂雄は、FAで江藤をゲット! 過去の経験上、巨人のFA移籍野手は深刻なスランプに陥ろうとも、そのレギュラーポジションを1年は守らせ続けており、まず、これでサードへの逃げ道は完全に絶たれた。セカンドは、仁志がゴールデングラブをゲットする程に成長しており、奪回するのは困難。最後の望みとも言えるレフトの可能性だが今オフ戦力外通告の可能性すらあった清原に対しての遠慮がなくなり、マルちゃんをレフトでなくファーストで起用したとしても、清水がいると言う状況に代わりはなく、この逃げ道も封じられてしまっている。こうなると、川相がスタメンで出られる可能性と言うのは、川相幽閉策より重いと言う左対左への固執から、清水が幽閉される時に残っている選手の中から消去法により渋々レフトで使われるか、あるいは、ファースト以外の連中がくたばった時しか残されていない。しかし、神かがり的な故障地獄が再び起こったとしても、まだ後藤と言う刺客が残っているのだ。更に、あてつけるかの様にキャラが被っている西武から移籍の田辺もいる! 果たして、来年も機動力皆無で一発が出ない限り一つずつしか塁を進められないと言う完全無策の野球盤野球が炸裂してしまうのか!? 絶対絶命の危機を何年も乗り越えてきた男・川相の命運も、犠打世界記録に到達しない儘、ついに尽きてしまうのか!? 川相の命運が尽きた時…、それは巨人の優勝確率が限りなくゼロに近付いた事を意味する! 球団史上初の4年連続V逸へ早くも5万歩は近付いてしまい、暗雲漂う巨人に光明は射すのだろうか!?

 茂雄、松井さん4番封じにとどめの一撃! ついに江藤をゲット!
茂雄の松井さん4番封じに妥協なし! 球界屈指のホームラン打者であるにも拘わらず、(球宴や東西対抗,日米,日韓野球などでは4番を打たせるくせに)「3番最強説」などとほざいたり(その上で、「数年後には、ニックンが3番」などと訳の分からない事を言い)、「4番にするとマッスル千代の富士と左が並ぶから」などと言いながら、マッスル千代の富士を4番に置いて結局松井さんとくっつけてしまったり、その場凌ぎの説得力のない理由を次々と建前として挙げられて競争する機会すら与えられぬ儘、ミスターゲッツー・清原を中心にマルちゃん,岡村孝子の旦那・石井(現ロッテ),マッスル千代の富士ら定着も出来ない連中に4番を奪われてきた不遇の主砲・今夜の松井さんだったが、それにとどめを指すかの様に、茂雄は、FAで江藤をゲット! これで松井さんは4番は勿論の事、悲願のサードコンバートの道も5年は閉ざされてしまった形となったと言っていいだろう。溜まりに溜まった4番サード願望の鬱憤が、将来のFA移籍すら呼び込んでしまう危険性すら出てきた! 若大将・原を引退に追い込んだ事に代表される様に、自らを越える可能性のある男がサードのレギュラーにつく事をことごとく潰してきた茂雄の陰謀も、ついに究極の完成を見たのか!? 江藤は繊細な神経から、巨人と言うプレッシャーに破れ、自らを越える事はないだろうと言う読みでサードにつかせようと言う事なのか!? 既に「江藤? 打たさんよ!」(権藤さん),「来年はウチの投手もやりがいがあるやろ!」(星野監督)とフラれた球団からは目の敵にされており、徹底マークは必至の状態だ。仮に、プレッシャーと徹底マークに打ち勝っても、その時はその時で、新たに江藤潰しの策を考えると言う事なのか!? ともあれ、これで来季の松井さんのモチペーションが下がる事は想像に難くなく、巨人の優勝の可能性がまた下がったと言えるだろう。 球団史上初の4年連続V逸へ早くも7万歩は近付いてしまい、暗雲漂う巨人に光明は射すのだろうか!?

 茂雄、またも失言! 江藤は右の代打の切り札止まり!?
川相幽閉,松井さん4番封じと言う2大陰謀に、図らずも一役買ってしまった形となった江藤だが、入団発表記者会見の席で「どうせやるなら、大きい所(名手・川相と言う、とてつもなく高く分厚い壁の事)でぶち当たっていこうかなと言う所が決め手になりました」と、名手・川相との熾烈なレギュラー争いに挑戦する殊勝な心構えを表した(しかし、江藤のこの想いは報われる事はなく、茂雄の陰謀により、競争のない儘、江藤が勝利する事は決まっているのだが)。これに対して、茂雄は、ノムさん曰く「次元の低い条件」である自分の背番号「33」を売り渡す事を決意。一見、重大な決意に見えるが、ロクな実績もない「33」などに、まるで未練はなく、ましてや永久欠番の「3」に戻す事で茂雄信者は大喜びと来れば、茂雄には何一つ失うものなどないのだ。監督としての茂雄の本性を知らないのか、単に茂雄信者を敵に回す事が恐ろしいだけなのか、江藤は「僕も長嶋サンの『3』が見たいと思うし、ファンの皆さんもそうでしょう。(『33』を譲り受ける事は)前向きに考えさせて戴きます」とコメントを残し、出来高を含めて総額12億円(推定)の4年契約を結んだ。茂雄は「打順は決めかねているが、岡村孝子の旦那・石井(現ロッテ),トラさん(現阪神)の穴は恐らく埋まるでしょう」などと発言! 4番を打たせても遜色ないにも拘わらず、実際には、茂雄は、石井,トラさんを右の代打としてしか使っていない訳で、この発言は江藤を右の代打の切り札にでもするかのごとき失言と言えるだろう! また、石井,トラさんの穴は田辺で埋めたと言うのは、やはり真っ赤なデタラメで、田辺獲得がやはり川相幽閉策の一端である事も露呈した!

 江藤に続いてカリメロも!? 中日は選択肢から消滅か!?
川相幽閉,松井さん4番封じと言う2大陰謀の為に江藤をゲットした茂雄だが、その入団記者会見後に「カリメロはアメリカかウチかどちらかですから。エヘヘヘ〜」と漏らしてしまった! つまり国内移籍先の選択肢から中日が消えていると言う事だ。事実なのか、茂雄の願望に過ぎないのかは不明だが、カリメロ入院の際の茂雄の慌て様から考えると、事実である可能性は十分に考えられる。もし、事実とすれば、弁護士同席暴露に続く、茂雄の迂闊な軽口発言と言う事になり、折角、傾いているカリメロの心情をまた逆撫でする格好になりかねないと関係者は戦々恐々。当のカリメロは「僕はまだ中日を(選択肢から)消していない」とコメントを残しているが、前日に行われた少年野球教室で「野球をやる所はお金で選んじゃいけないんだよ」などと、聡明ぶった発言をしたばかりであり、翌日に掌を返すかの様な巨人入りの可能性を示唆出来ないと言うポーズとも見られている。それを証明するかの様に中日には未だに何の連絡が来ておらず、中日・児玉代表補佐は溜め息を漏らしている。

 水尾、突如の契約延期通告! 選手会は全面支援を約束!
自由契約リストから外れ、保留者名簿に記載されていた筈の水尾が、この日、契約更改を行うべく球団事務所を訪れると、球団側から、突如、契約の延期を通告されると言う憂き目に会った。9月9日に左肘骨棘除去手術をしたのを初め、通算6度もの手術を行っている事を懸念している球団に対して、水尾は秋季キャンプでも投球に支障がない事を訴えたが、矢野球団本部副部長は「練習と実戦は違う。契約を結ぶのは試合で実際に投げられるかどうかを確認してから。回復が順調なのはいい事だが、それを(春季)キャンプで見せて欲しい」と水尾の言い分を却下。契約を延長された挙げ句、結果次第では2月に解雇されると言う不安に陥った水尾は「この儘、会社の言う事をのまなければいけないのか!? 他の人にも相談してみたい」と語り、全幅の信頼を預けられる男・名手・川相(巨人)が副会長を務めている労組プロ野球選手会に連絡。選手会事務局は、水尾を全面的に支援する事を約束した。