球界トピックス

12月1日


 前川、今年は11月31日作らず! 1年ぶりに免許証回収!
昨年、存在しない「11月31日」を勝手に生み出して、12月1日の契約更改をスッポかした前川に対して、球団は嫌がらせのごとく、今年も12月1日に交渉日を設けた。昨年、スッポかしのペナルティとして没収された運転免許証を、もういい加減に返して欲しかった前川は、今年は11月は30日までで終わりと覚えていたらしく、更に、母親にモーニングコールを頼むと言う念の入れようで、しっかり交渉の場に現れ、免許証をゲット! 年俸も100万円アップの800万円(推定)で一発サインしたが、年俸アップより免許証回収の方が嬉しいらしく「一般人になれた。久しぶりに車に乗りたい」と喜びの表情を見せた。  

 霊感投手・松坂、新人史上最高の7000万円!
今季のパ・リーグ新人王・霊感投手・松坂が、この日、埼玉県所沢市の球団事務所で契約更改を行った。小野球団社長は「16勝5敗と言う高い勝率を素直に評価した。若さを差し引いても妥当な金額」と、昨年のセ・リーグ新人王・人斬り抜刀斎(中日)の3000万円アップを遙かに上回る5700万円(438%)アップの7000万円(推定)と言う新人史上最高額を提示し、松坂もこれに一発でサインした。提示額には何ら注文をつける事のなかった松坂だが、寮のエアコンの温度調整や西武ドームのトレーニング器具の周囲に仕切りを設ける事を要求する等、施設面での要望はしっかり伝えた模様。7000万円の使い道については「(横浜高など)所属していたチームへ道具を提供するとか、野球に関してたくさん使えたらいい。両親にも何かプレゼントするし…。僕は食事が出来て服が買えればいい」と語り、開幕前から比較されてきた上原(巨人)の年俸についても、関心を見せた。

 ハイツ田口、星野移籍の真相説明を要求!
FAで阪神への移籍が決まった星野との交渉について、「星野さんは残りたかった筈。1度目の交渉で星野さんはガラッと態度が変わった。他の選手も気にしているし、はっきりさせたい」と、選手会長・ハイツ田口が選手を代表して、球団側に説明を要求する事が明らかになった。過去にも、本西,馬場ら、貴重なベテランをむざむざ放出させた事でチームの地盤が緩み、星野を激怒させている事があり、ベテラン勢への冷たい対応を続ける球団の真意を確かめる意向だ。

 佐々木、税金地獄の泣き落とし作戦も大失敗!
今季、西武から移籍してきた佐々木が、この日、球団事務所で契約更改を行い、1000万円ダウンの5000万円(推定)の提示を保留した。西武時代に高額年俸を貰っていたツケで税金の支払いに苦しんでいる佐々木「苦しいんです。税金を払える金額を下さい」と、プライドもへったくれもない泣き落としの作戦に出たものの、球団側は「峠を越えた選手の年俸が下がるのは大変だが、ここまで来るのに大分蓄えがある筈」と、全く受け入れなかった。