球界トピックス

11月28日


 茂雄の軽口で、カリメロ獲得に赤信号!
前日、交渉を行ったカリメロだが、口の軽い茂雄が前回の交渉時に代理人と誤解されかねない形で弁護士が同席していた事を暴露してしまった事について「しこりが全くないとは言えない。向こう(茂雄)は口を滑らせたで済むかもしれないが、こちらはそうはいかない。弁護士さんにも迷惑をかけた」と不信感を募らせるコメント。好感触を掴んだかに見えた交渉も、茂雄の軽口で全て台無しになる恐れが出てきた。また、相思相愛だった韓国球界のエース・鄭E哲の獲得をKBO(韓国野球委員会)に認められなかったものの、一転して獲得可能な鄭E台に狙いを変更し、身分照会をする事が明らかになった。鄭E台はデビュー以来8年連続2桁勝利と言う安定した成績で、今季も18勝(8敗)をマーク。今月行われた日韓野球でも、3イニングを1失点5三振とまずまずの内容を見せていた。カリメロ獲得においても、ライバルとなっているマリナーズも鄭E台をマークしているとの情報も入っており、またも獲得競争が勃発する事となりそうだ。

 星野、FA阪神移籍正式表明!
FA宣言していた星野が、この日、大阪市内のホテルで記者会見し、阪神へ移籍する事を正式に表明した。オリックスには、前日夜に報告済で、阪神には、この日の朝に移籍する旨を伝えたとの事。星野は移籍の理由として「決め手になったのはノムさんとの話。気持ちが一気に傾いた。新しい勉強が出来るのは、僕にとって必ずプラスになると決断した。野球人生で最高の選択をした」と話し、「2桁勝利? そういう目で見られるだろうが、僕としてはそれ以上を目標にやらないと…」と抱負を語った。これを受けたノムさんは「阪神に来てくれるてホッとしている。他球団が育てた選手を獲得するのは心苦しいが、選手の権利を行使しての移籍なのでビジネスとして割り切って欲しい。阪神再建の為の一躍を大いに期待している」と安堵の表情を見せた。一方、引き留めに失敗した鈴木は「星野サンとプレー出来なくなるのは残念で、寂しさもある(まぁ、僕は来年メジャーに行くので1年早くなっただけの事ですが)。しかし、星野さんなら(メジャー以外なら)どこに行っても球界の顔として活躍される筈。陰ながら応援させて貰う」とコメントを残した。

 河内、1分スピード仮契約! 高校生では球団史上最高額!
達川監督がラッキーストライクパワーで3球団競合の抽選で勝ち取ったドラフト1位の河内(国学院久我山)が、この日、東京・吉祥寺のホテルで入団交渉を行った。高校生としては、球団史上最高額となる契約金1億円,年俸700万円(いずれも推定)の提示に、河内は「お世話になります」と即了承し、1分とかからずに仮契約を結んだ。達川監督がドラフト会議で語った通り、広島は大野の後継者としての期待を込めて背番号「24」を用意しており、河内も「汚さないよう、より大きくしていきたい」とこれを受け入れる模様だ。