球界トピックス

11月24日


 カリメロ、日米五分五分! 長期戦の可能性を示唆!
マリナーズとの交渉の為に渡米していたカリメロが、この日、帰国した。成田空港内での記者会見でカリメロは、「(国内球団かメジャー球団は)五分五分。(メジャーの)印象は行く前と変わって、良くなっている」と語った。メッツがカリメロ獲得に参戦する事を正式に表明するなど、メジャーも数球団が名乗りを挙げているが、とりあえず、そちらは代理人のニーロ氏に任せる予定で、カリメロ本人は、巨人,中日との2度目の交渉を控えている状態で、今度は条件提示も出されると思われる。「迷惑をかけたくない気持ちはあるが、時間がかかるかもしれない。最後のチャンスだし、ゆっくり考えたい」と語っており、再渡米する様な事になれば、年内一杯まで結論がズレ混む長期戦となる可能性が十分だ。

 星野、25日にオリックスと2度目の交渉!
この日、行われたオリックスの球団納会で、FA宣言した星野は仰木さん,宮内オーナーらと円卓を囲んだ。仰木さんも宮内オーナーも慰留交渉を行ったかについては否定したものの「残ってくれると信じている」とコメント。また、矢野球団本部副部長は、25日に2度目の交渉を行う事を明らかにした。交渉に出席する岡添社長は、3年契約の3億5000万円(推定)と、前回からの条件の上乗せはしない予定ではあるものの「彼に球団に対する誤解があるならば、解いておきたい。球団が彼を必要としている事を誠心誠意訴えたい」と慰留の構え。一方、星野は「(25日の交渉で)結論を即決する事はない。30日の(球団)パーティ後に結論を出そうと思っている」と語った。

 ガンちゃん、1億円の大台到達も保留!
この日、今季、自己最多の13勝をマークしたガンちゃんが、契約交渉を行った。球団側は2000万円アップの1億円(推定)の大台を提示したものの、ガンちゃんは「いい評価をして貰ったが、希望と違った。予告先発と言うパの投手事情も考えて欲しい」と、これを保留した。例年、交渉後の会見では独特のパフォーマンスを展開するガンちゃんだが、今回は「考える余裕がなかった」と何もなし。しかし、サインした暁には、何らかのパフォーマンスを見せてくれる事を示唆した。