球界トピックス

11月21日


大阪ドーム
G  000002050  7
Bu 30000205× 10
[Bu]:草魂−武智−山口−久保征−小野−加藤−神部−清−村田−久保康−清川−石本−香田−プリンス太田
[G]:カネやん−悪太郎−西本−城之内−新浦−8時半の男−倉田−江川−関本−角−鹿取
本:吉岡
 
近鉄−巨人OB戦! ブライアント、未だにパワー健在!
この日、近鉄の球団創立50周年イベントとして「近鉄対巨人OB戦」が行われた。近鉄はこの日の為に来日した超助っ人・ブライアントが、4回、大阪ドーム天井を直撃するファールを放つなど、現役時代さながらのパワフルな打撃を見せつけ、ファンを湧かせた! 試合は、両軍のヨレヨレ投手陣を相手に乱打戦となった結果、8回に、新井(現オリックス総合コーチ)が勝ち越しタイムリーを放ち、10−7で近鉄が制した。MVPは、決勝打を含む3安打を放った新井が堂々の受賞を果たした。尚、若大将・原を引退に追い込んでまで育てようとしていたかに見せながら、球団史上に残るヘッポコ外国人の為に幽閉した挙げ句近鉄に放出してしまった為に近鉄の選手として出場した吉岡にどでかい一発を見せつけられた茂雄は、背番号「3」をつけた事で、報道陣から「3」に戻してはと言う声を浴びまくり、「江藤が来てくれたら考えますよ、えへへへ〜」と、江藤に巨人入りをアピールした。

 ササキ様、マリナーズの演出に感激! 
横浜時代から球団の口車に乗りまくっていたササキ様だが、今度はマリナーズの口車に乗せられた!? マリナーズと交渉を行ったササキ様は、破格の待遇を用意(具体的にはなし)しただけではなく、移籍が確実となっているケン・グリフィーJrの使用していたロッカーには「SASAKI」のネームプレートが入っており、投球テストの際には、これまた「SASAKI」のネーム入りで背番号「22」のユニフォームを用意! 球場の大型ビジョンには「ようこそマリナーズへ大魔神」と日本語でのテロップが流れた上、地元ラジオ局のアナウンサーによる「ピッチャー・ササキ」と言うアナウンスまでかかる徹底的に凝った演出を展開! 具体的な条件がまだにも拘わらず、この演出にすっかり感激してしまったササキ様は「意気に感じる僕の性格まで調査していた感じ。球団の気持ちをヒシヒシと感じた」と、もうメロメロだ。果たして、この儘、ササキ様はマリナーズへ流れてしまうのか!? これを見た他球団が更なるアメリカンテイスト溢れた粋な演出を展開してくるのか、注目される所である。 

 FA江藤と初交渉で好感触!
突如、江藤(広島)獲得に参戦した中日が、この日、名古屋市内のナゴヤキャッスルホテルで初交渉を行った。カリメロの初交渉時は出席しなかった星野監督も、今回は、直接出馬して、獲得への意気込みを見せつけ、約1時間の交渉。具体的な条件提示は行わなかったものの、交渉後の会談で星野監督は「ベリーグッド以上だよ。来てくれると言う自信は更に深まった。期待していいと思う」と確実な手応えを掴んだ模様。江藤も「トレードで入ってきた選手が、みんな頑張っている。働きやすい球団だと思う」と、好印象を口にした。

 西武入りの許を攻略! やはり、ナベQ以下か!? 
この日、オリックスは台湾大連盟オールスターとの親善試合を行った。台湾のマウンドには、7回から西武への移籍が決まっている許銘傑が登場。ナベQとの直接対決で3連敗している様な投手に負ける訳にはいかないとばかりに、オリックスは2イニング目に小川のタイムリー等3安打を浴びせて、2点をゲット! 3イニング目となった9回には、前の打者を敬遠してまで8回から守備についた鈴木と無理矢理対戦を図った許だったが、鈴木はまだ死神ボールの後遺症が残っているのか、はたまた単なる嫌がらせか、オリックスは代打・柳沢を送り、許をいちびるのだった。