球界トピックス

11月15日


 カリメロと初交渉! 茂雄は獲得に手応え!
巨人は、この日、東京・内幸町の帝国ホテルにて、カリメロ(ダイエー)との初交渉を行った。具体的な条件提示はなかったものの、左投手が必要不可欠な投手事情を強く訴え、カリメロが希望する専属トレーナーを全面的に認める事を確約。カリメロは「誠心誠意来て欲しい、と言う気持ちは理解したつもり」と語り、ドラフト後に、条件提示等を含めた再交渉をする事となった。茂雄は「テクニックなど使わず、終始一貫、真心で話し合いが出来た。最初はいい感触を得た」と手応えを感じた模様。巨人は、次の交渉では、4年以上の複数年契約,総額10億円以上と言う破格の条件を提示する予定で、更に、スクランブル登板なしの先発一本を認めるとも見られている。専属トレーナーと言い、先発一本と言い、それを希望しながら蹴られまくっている桑田にことごとく喧嘩を売っているかの様な展開で、相変わらず、生え抜きをないがしろにする茂雄政権が浮き彫りになる格好となった。

 小池、ついに観念! 中日入り正式決定!
将来的にロッテに飛ばされる事を危惧して、中日へのトレード通告に対する返事を保留し続けている小池が、ついに観念した! この日、大阪市内のホテルで岡本球団代表から「この儘だとヘナチョコ・サダ(元巨人)の道を歩む事になる。石橋貴明にバカにされて生きていく三流タレント人生になってもいいのか!? 星野監督に悪い意味で目をつけられたのも自業自得と思って諦めろ。ロッテに飛ばされそうになったら、その時に拒否すれば済む事だと諭されたらしく、中日へのトレードを了承するに至った。尚、小池が返事を保留していた表向きの理由である、トレード要員となった理由の説明不足が解消されたのかは不明。かくして、この日、近鉄の小池,佐野,善村と中日のアゴくら,古池,東瀬の3対3の交換トレードが正式に両球団から発表された。

 
江藤との2時間の交渉も手応えイマイチ…
FA宣言した江藤(広島)獲得を狙う阪神は、この日、他球団に先駆けての初の入団交渉を行った。球団側は5年契約の総額15億円(推定)と言う破格の条件を提示。ノムさんも説得に力が入り過ぎたらしく、延々と熱弁を奮い、交渉が2時間を越える始末。しかし、それでもイマイチの手応えだったノムさんは「星野君(オリックス)の場合の手応えを感じたが、今回は、心が読めなかった。まるっきり見せない所は、流石、江藤君だな」と、苦笑い。「誠意を感じた」と言う江藤だが、この後、16日には横浜,17日には巨人の交渉を控えている事もあり、阪神への入団の意志については、ノーコメントを貫いた。。

 ゴーグル、国内なら横浜一本に確定! メジャー行きの可能性も!?
ロッテから戦力外通告を受けていたゴーグルが、この日、国内移籍先を横浜一本に絞る事を明らかにした。一部報道では、急転巨人入り濃厚とされていたが、巨人はカリメロ獲得でそれどころではないらしく、積極的に交渉を進めていたオリックスについても、家族が在京を望んでいると言う事で拒否し、オリックスより条件的に下回っているものの横浜を選択する事にした模様。しかし「国内では」と言うだけあって、もう1つの選択肢として、メジャー行きも考えている状態。代理人から交渉に入ったとの連絡が入り、僅かながら入団の可能性を残している事で「現実が夢より思いのは分かっているが、夢が現実を逆転する事もある。我が儘を言わせて貰いました」と横浜への正式な返事を保留しているゴーグルは、25日に最終結露を出す事を明らかにした。

 ウォーレン、一転、残留濃厚!
球団の対応に不満を持ち、一発交渉と言っていた交渉も決裂し、退団が決定的と思われていたウォーレンだったが、ウォーレンの帰国後も代理人と交渉を続けていたロッテは、当初、ウォーレンが希望していた1億5000万円プラス出来高3000万円(推定)を用意。これにより、この日、ファイアマン賞の授賞式の為に来日したウォーレンは「5割以上の確率でロッテに残る事になるだろう。出来高の内容が少し気にかかるが、他はまずまずだ」と、一気に態度を軟化させる事となった。

 星野、オリックスから残留交渉!
FA宣言した星野が、この日、神戸市内の球団事務所でオリックスと交渉を行った。オリックス側は、星野が強く希望している複数年契約を受け入れ、3年契約で再契約金を含む3億5000万円(推定)を提示。星野は、条件についての感想や阪神との比較については、一切ノーコメントを貫いたものの「判断材料が揃ったと言う事で…。一応、(オリックスか阪神かは)五分五分と言う事にしています」と語った。