球界トピックス

11月12日    


 ゴーグル、急転、巨人入り濃厚!? 山室代表は全面否定! 
ロッテを自由契約になったゴーグルだが、急転、巨人入りの可能性が高まっていると「夕刊フジ」に報道された件について、山室代表は「彼は優秀な投手と言う認識はあるが、全く接触していないし、進行もしていない話だ」と全面的に否定した。ゴーグルは、積極的に交渉を行っていた横浜が入団まであと一歩と言う所まで進めており、一方、茂雄が熱望していた割には、巨人のフロントは冷めた対応をしていたと思われていたが、同紙によると、実は、水面下で交渉を行っていた巨人は、今季たかだか7勝で、防御率も4点台と不振に終わり、34才と先も短いロートルのゴーグルに対して、3年契約で出来高含めて5億円と言う横浜,オリックスを遙かに上回る必要以上の破格の条件提示し、ゴーグルの心は一気に巨人に傾いたと報じているのだ。カリメロ(ダイエー)との交渉を15日に控えている状況でのこの報道は、カリメロに対して二股をかけている印象を与えかねないと判断した山室代表は「変な形になると場合によっては、色々な人間の感情を害する。カリメロ君にも会う時にちゃんと言う。機会があれば早めに(同紙の記事が誤解だと)伝えたい」とコメントした。
 FA星野と初交渉! ノムさん、確かな手応え!
阪神は、この日、FA宣言した星野(オリックス)と、大阪市内のホテルで初交渉を行った。高田球団社長は、契約金5000万に来季年俸1億円プラス2,3年目に1億3000万円(金額はいずれも推定)を用意する複数年契約と言う十二分の条件を提示して誠意を見せると、ノムさんも「技巧派として一級品の君の投球術で阪神の投手達に何かを感じさせてやりたい」と熱意を持って交渉。星野は「(条件は)かなりのものだった。家族の問題で聞きたかった事も聞けたし、了承して貰えた。セの野球に対する不安も特になくなった」と、気持ちが阪神入りに大きく傾いた事を示唆。ノムさんも「私の話に興味を持って聞いて貰えた。ウチに来てくれるだろうと言う手応えを感じた」と好感触を得た様だ。

 ササキ様、メジャー10球団からオファー!
メジャー入りを狙うササキ様が、この日、ヤンキース,メッツ,ダイヤモンドバックス,マリナーズ,カージナルス,オリオールズ,ブレーブス,エンゼルス,ドジャース,ロッキーズとメジャー10球団からオファーがあった事を明らかにした。ササキ様は「とりあえず交渉出来る球団があったのでホッとしている。オファーが来た所とは全部交渉するつもり」と語っており、13日に渡米し、22日に帰国するまでに、ヤンキースを手始めに4球団と会う事が決まっており、12月に再渡米して残りの6球団と交渉する予定。

 若大将・原コーチ、初采配も黒星デビュー!
この日、巨人はキャンプ地の近鉄との練習試合を行った。FA交渉等で駆けずり回っている茂雄の代わりに、若大将・原コーチが全指揮権を掌握した上での実戦デビューとなったが、結果は吉岡に2ホーマーを浴びるなど、3−5で敗戦。「僕ほどの功労者を無理矢理ベンチに下げて引退に追い込んでまで育てようとしていただけあって、吉岡はやはり凄いね。翌年はマント,翌々年にはルイスなんてヘッポコ外国人を獲ってきて幽閉した挙げ句、近鉄に放出するなんて、どうかしてるよ」とは流石に言わなかったものの、原コーチは渋い表情を見せていた。