球界トピックス
11月5日
鄭、来季巨人入り熱望!
6日から行われる「日韓プロ野球スーパーゲーム」の為、ナゴヤドームで練習していた韓国・現代のエース・鄭が「来季は日本でプレーしたい。希望は巨人。中日も韓国では有名だが、韓国選手が集まるチームにライバル意識を持つ方がいいと思う」と、来季の巨人入りを熱望する爆弾発言をかました。鄭は、今季20勝をあげるなど、4年連続2桁勝利をマークしている韓国屈指の右腕。海外移籍権を獲得する7年在籍までには、まだ1年足りないが、現代から、昨年「今季の活躍によっては希望をかなえる」と約束を取り付け、20勝をあげたとあって「チームは移籍してもいい、と言う約束を必ず守ってくれる筈だ」と信じ切っている様子。肝心の巨人サイドは、調査こそしているものの、直接の接触はしておらず、既に身分照会を行ったオリックスが、移籍を断られている事もあり、慎重な姿勢。KBO(韓国野球委員会)の規約にも抵触する問題だけに、事態はすんなりと運びそうもない様子だ。
吉永、FA撤回! 権利行使せずに残留決定!
10月29日にFA宣言書を球団に提出しながら、王さんから直々に慰留の電話を貰った事で、プロ野球コミッショナー事務局への書類送付を保留していた吉永だったが、この日、書類送付の撤回を球団に申し入れた。これにより、FA権を行使せずに残留する事が決定。「お金だけでは判断出来ない球団の自分に対する気持ちも改めて分かった。日本シリーズでの福岡ドームの声援も頭の中で甦った。来年は王さんに、吉永がいたからV2が達成出来た、と言って貰える様に頑張りたい」と語った吉永は、来春のキャンプでは、再び捕手に挑戦する意向も明らかにした。
河本組長、早くも茂雄に抵抗の意思!
岡村孝子の旦那・石井との交換トレードでロッテから獲得した河本組長と、金銭トレードで西武から獲得した田辺の入団発表が、この日、行われた。河本組長は、現状維持の1億5000万円(推定)で契約し、背番号はロッテ時代と同じ「27」に決定。茂雄から「ファームで(先発を)やった事もあるみたいですから、大丈夫でしょう。エヘヘヘ〜」と先発起用の可能性を示唆されていた河本組長だったが「ずっとリリーフでやっていたので、先発と言われると戸惑う。希望はリリーフ」と、早くも茂雄に抵抗する意思を見せた。一方、球団から「全盛期の力を、もう一度見せてくれ」など言われながら、実際には、名手・川相の存在感を希薄にする為だけの期待しかされていないのか、6500万円から50%以上ダウンの3200万円(推定)に抑えられる憂き目に会った田辺の背番号は「23」に決定した。
岡村孝子の旦那、入団発表! 高橋はコーチ転身へ!
河本組長との交換トレードで巨人から獲得した岡村孝子の旦那・石井の入団発表が、この日、行われた。期待料込みで1800万円アップの9000万円(推定)と言う破格の待遇を受けた石井は「期待の大きさが分かります。自分の持っている全ての力を発揮し、チームの優勝に貢献出来る様に頑張ります」と抱負を語った。背番号は近鉄時代と同じ「3」に決定。11日から館山秋季キャンプに合流する予定だ。一方、実はまだ現役だった高橋が、ついに現役を引退し、一軍外野守備走塁コーチに就任して、その儘、チームに残る事が明らかになった。
音、まさかの戦力外通告!
かつて、斎藤雅(巨人)のノーヒットノーランを打ち砕いた男・音が、この日、名古屋市内の球団事務所で戦力外通告を受けた。「時期的に遅すぎる。他球団のテストは殆ど終了しているし…」と、この時期に来ての突然の解雇通告に不満を漏らした音だが、「まだ、やり残した事がある」と他球団での現役続行を希望している。