球界トピックス

11月3日


出身地別東西対抗戦 / 東京ドーム
W  100000110  3
E  200000000  2
[W]野口(D)−佐々岡(C)−上原(G)−遠山(T)−藤井(H)−○篠原(H)−S高津(S)
[E]ゲーリー川村(YB)−高木(S)−川越(BW)−●小池(Bu)−山本昌(D)
本:緒方(C)、今夜の松井さん(G)、中村(Bu)、福留(D)  福留、勝ち越しアーチでMVP!

この日、2リーグ分立50周年企画として、出身地別東西対抗戦が行われた。初回、西軍は、二死から緒方(広島)がレフトスタンドに一発を放って、1点を先制! 1点を追う東軍は、その裏、西軍先発・野口(中日)に対して、二死一塁とすると、今夜の松井さん(巨人)が左中間スタンドへ2ランを叩き込み逆転に成功! 4回裏には、上原(巨人)VS松井さんと言う注目の同僚対決が実現。松井さんはファールで粘ったものの、結局、セカンドゴロに倒れ、軍配は上原に上がった。1−2と、東軍1点リードの儘、迎えた7回、西軍は中村(近鉄)が、同僚の小池(近鉄)から左中間スタンドにソロホーマーを放り込んで、同点とすると、続く8回には、またも小池から福留(中日)が右中間スタンドへ勝ち越しアーチ! 西軍・星野監督(中日)は、日本シリーズで痛い目に会った藤井−篠原と言うダイエーの必勝リレーを展開し、東軍打線を翻弄。東軍は、最終回、一死一、二塁と粘りを見せたものの、高津(ヤクルト)が何とか踏ん張って、1点のリードを守りきった。尚、MVPは、8回に勝ち越しアーチを放った福留が受賞したものの、勝利監督インタビューでは、星野監督に「日本シリーズで打たにゃ…」と嫌味を言われる憂き目に会った。  


 中内オーナー、カリメロに全面謝罪&残留要請!
高塚代表がオーナーに無断で反論文書を公開するなど、泥仕合となりそうだったカリメロとの一連の騒動に、この日、中内オーナーが、あっさり終止符を打った。まず「カリメロはダイエーを日本一に導いた主力選手。かけがえのない名選手に多大なご迷惑をおかけした事を、お詫び申し上げます」と署名入りの書面を出して謝罪。球団側に不手際があったとしてフロントを処分し、反論文書についても撤回する意思を明らかにした。また、同オーナーは、出身地別東西対抗戦に参加していたカリメロに対して、東京ドームへ自ら足を運んで、直接謝罪の言葉を述べ、来季の残留を強く要請。これを受けたカリメロは「誠意は感じた。球団から話があった時点で、(残留について)話し合う用意はある」と答えた。 
 ノムさん、大豊へ残留ラブコール!
後半の怒濤の帳尻合わせが見抜かれた事で、交渉が難航している大豊に対して、この日、ノムさんは「ファーストのレギュラーを前提としているので、いなくなったら大変や。ジョンソンも置いときたかったが(ケニーの連れてくる外国人が欲しいから、大豊とかぶると言う理由を隠れ蓑として)断腸の思いで解雇した」とケニー経由の外国人獲得を目指す為に、ジョンソン解雇が正当なものであった事を主張する材料として、大豊への残留ラブコールを送った。

 本命ロッテ、進藤獲り撤退へ!
FA宣言をした進藤(横浜)と相思相愛で本命視されていたロッテだったが、この日、進藤獲りから撤退する方向となった事が明らかになった。先日、河本組長とのトレードにより、岡村孝子の旦那・石井の入団が決定した事で、最優先としていた右の大砲と言う補強が出来た事で、無駄に金のかかるFA選手の獲得を見送り、進藤の為に空けていたセカンドは堀を固定する事でフォローする事になった模様。