球界トピックス

10月30日


 岡村孝子の旦那・石井←→河本組長、交換トレード成立!
この日、岡村孝子の旦那・石井と河本組長(ロッテ)の交換トレードが合意に達した事が、両球団から発表された。今季もゲンちゃんを解雇するなど、左腕不足を抱える巨人にとって、河本組長の獲得はプラスになる可能性が高い。しかし、土壇場で名手・川相に匹敵する力を発揮する男・石井の放出は、この上なくマイナスとなるのは間違いない。必要以上の高年俸に加え、あまりの不摂生に体はもう40代と言われている無冠の帝王・清原を残しながら、トラさん,石井を放出すると言う選択は、どう考えても間違っていると言えよう。これにより、更なる不協和音が発生する事は必至で、早くも来季優勝に赤信号が灯った巨人であった。

 カリメロ&野口、両左腕エースがMVP!
この日、東京・銀座の日本野球機構会議室で、最優秀選手を選出する記者投票が行われた。パ・リーグのMVPには、最優秀防御率,最多奪三振の二冠に輝き、ダイエー日本一の牽引車となったカリメロが、霊感投手・松坂(西武)を大きく引き離しての堂々の受賞。ダイエーの選手としては初の受賞となったが、カリメロ自身は西武時代の1993年以来、6年ぶり2度目。2チームにまたがっての受賞は、江夏(広島&日本ハム)以来18年ぶり2人目の快挙。一方、セ・リーグは19勝をマークし、リーグ優勝に大きく貢献した野口が、1位票では上原(巨人)より21票も下回りながらも、14点差で逃げ切って初の受賞を果たした。

 上原&霊感投手・松坂、ぶっちぎりの新人王!
新人王は、セ・リーグは、両リーグ唯一の20勝をマークした上に、最多勝、最優秀防御率、奪三振の三冠を独占した上原が文句なしのぶっちぎりで受賞! 巨人では、昨年のマッスル千代の富士に続いて2年連続の受賞となった。一方、パ・リーグは、シーズン途中、シドニー五輪予選で離脱しながらも、45年ぶりに高卒新の最多勝を獲得するなど、見事な成績を残した霊感投手・松坂が、川越(オリックス),ディーノ(ロッテ)らを抑えての受賞を果たした。高卒新人の受賞は1988年立浪(中日)以来11年ぶりの快挙となった。

 
ベストナイン決定! 関川、9年目の初受賞!
セ・リーグベストナインは、優勝チームの中日からはゴメスが2年ぶり2度目、関川が9年目で初の受賞。巨人から、今夜の松井さんが5年連続5度目、マッスル千代の富士が2年目で初受賞。また、新人王を受賞した上原もMVPを受賞した野口(中日)を抑えて受賞を果たした。セ・リーグの新人投手でベストナイン受賞は1961年の権藤さん(中日)以来38年ぶり。横浜からはセ・リーグ最多安打をマークしたローズ茂雄の陰謀により名手・川相が幽閉された影響により本命不在のショートからは石井タクローが選出。ヤクルトからは中井美穂の旦那・古田,本塁打王に輝いたペタジーニが選ばれた。広島からは9年ぶり、阪神からは5年連続で誰も選出されなかった。一方、パ・リーグは、これまたMVPのカリメロを抑えて、霊感投手・松坂(西武)が投手部門で受賞。高卒選手でベストナインに選出されたのは両リーグ通じて史上初の快挙で、19歳1カ月での受賞は1960年の張本(東映)の20歳3カ月を大きく更新する最年少記録となった。西武からは、もう一人盗塁王に輝いたエセネオエセ松井が受賞。優勝チームのダイエーから選ばれたのは、J.マッケンジーただ一人であった。優勝チームから1人しか選出されなかったのは1994年の西武以来。逆に、最下位の近鉄からは、中村,ローズ,クラークのクリーンナップトリオがそれぞれ受賞。最下位のチームから3人が選出されたのは史上初の珍事。下柳(日本ハム)の死神ボールを受けて、終盤は試合出場がなかったものの、6年連続の首位打者に輝いた鈴木一朗(オリックス)も6年連続6度目の受賞。オリックスでは、もう一人、が初受賞を果たした。日本ハムからはファーストに転向して1年目の小笠原,白木清かと結婚した金子が、それぞれ初受賞。尚、パ・リーグでは、唯一、ロッテからは誰も選出されなかった。

 サムソン、今季限りの退団決定!
この日、サムソンが今季限りで退団する事が決定した。名古屋市内の球団事務所で伊藤球団代表と会談したサムソンは、今年で2年契約が切れる事に加え、「アメリカは子供の頃からの夢。球団はどこでも、マイナー契約でもいいからやりたい。今年が最後のチャンス」とメジャー行きを強く希望した事により、伊藤代表も「本人の決断を優先します」と、これを了承。来週中にも正式な退団手続きが取られる予定。

 山村への暴力行為、球団側、事実認める!
戦力外通告を受けた事により、体調不良の原因が同僚投手にある事を暴露した山村の訴えを受け、調査を行っていた球団側が、この日、山村の証言が事実である事を認めた。山村をいちびっていた同僚投手を事情聴取したところ、今年3月頃、合宿所内のトレーナー室でうつぶせになっていた山村の首を踏みつけた事を容認。山村は、その後、めまいや吐き気を訴える等、自立神経失調症に陥ったと訴えているが、球団側は、その同僚投手の行為と、山村の体調不良の因果関係については、まだ認めていないが「故意ではなく、悪ふざけによるアクシデント」と判断し、同僚投手に対して、特に処分は行わない方向だ。これを受けた山村は「球団も事実を認めてくれたので、改めて訴えるつもりはない」と法的手段に出る事はしない模様。とは言え、戦力外である事実が覆る事はなく、山村は他球団のテストを受験する予定だ。