ナゴヤドーム：中日１勝３敗
Ｈ ００２００１０００ ３
Ｄ ０００００００００ ０
[H]○星野−篠原−(Ｓ)ペドラザ
[D]●武田−正津−岩瀬−ぷよぷよＳＵＮ
本：小久保１
小久保、会心の一発！ ダイエー、連日の完封リレーで日本一に王手！ダイエーの２勝１敗で迎えた日本シリーズ第４戦。中日の先発は、前日、謎の理由でベンチから外れていたサムソンと言う予想も挙がったが、山田コーチのハッタリで、実は左肩を痛めていた事が発覚！ 結局、先発は大方の予想通り武田，一方のダイエー先発は星野となった。昨年までダイエーにいた武田は、古巣相手にいきなり秋山，村松を連続三振にとるなど、立ち上がりから快調な投球を展開。これに対して、ダイエーは３回、浜名がピッチャー武田の足下を強襲するヒットで出ると、続く星野が送りバントを２球続けて失敗した後の３球目に何とかスリーバントを決めて、一死二塁。ここでシリーズ好調の秋山が三塁ベースに当たるタイムリー二塁打を放ち、１点を先制。更に、二死一、三塁となった所で、小久保の打球は詰まったのが幸いしてライト前に落ちるタイムリーとなり、２点目を追加。６回には、先頭の小久保がレフトスタンドへ弾丸ライナーで突き刺さるホームランを叩き込み、３点目。前日から、すっかり当たりの止まっている中日打線は、この日も、星野の前に６回まで散発２安打と完全に沈黙。７回、一死から立浪がセンター前に弾き返した所で、王さんは、ここまで０点に抑えている星野を下げ、前日に続いて、篠原を投入する勝利の方程式を展開！ ここで篠原は期待に応え、代打・筒井をセカンドへのゲッツーに打ち取り、この回も０点。篠原は８回も無難に抑えて、前日同様、９回からは守護神・ペドラザがマウンドに上がった。これに対して、中日は、先頭の益田がセンター前ヒットで出塁。しかし、依然としてシリーズノーヒットの絶不調・関川が、ここでも空振りの三振に倒れると、続くゴメスはサードへのゲッツーに倒れ、ゲームセット。この日も、僅か５安打に抑えられ、三塁すら踏めなかった中日は２試合連続の完封負けとなり、これで２１イニング無得点。連日の必勝リレーで快勝を収めたダイエーは、これで３勝１敗となり、ついに悲願の日本一へ王手をかけた！
大豊引き留めへ、球団側、ついに譲歩！？終盤の帳尻合わせを見抜かれて、年俸２０％減を言い渡された事で、ＦＡ宣言も辞さない構えの大豊に対し、ここに来て、球団側がようやく譲歩の構えを見せた？ この日、高田球団社長が電鉄本社の久万オーナーを訪ねて協議した結果、同社長は「大豊君には残留して貰うのが大前提」とコメント。日本シリーズ後に行われる交渉で、どこまで譲歩出来るのかが注目される。
山内＆キムタク、遊離体摘出手術！この日、球団は、２６日に、山内とキムタクが広島市内の病院でそれぞれ手術を受けた事を発表。山内は「右肘関節骨棘の切除及び遊離体摘出切除」の手術を受け、投球開始まで３ヶ月はかかる見込み。一方、キムタクは「右足関節の骨棘と遊離体摘出」の手術を受け、軽いランニングが出来る様になるまで１ヶ月はかかる模様だ。
野茂、ブリュワーズと交渉決裂！ ２８日にも自由契約に！開幕直前にメッツを解雇された末、ブリュワーズと１年契約を結び、１２勝８敗の成績を残して、かつての高い評価を取り戻した野茂が、２６日、球団と来季の契約延長交渉を行った結果、決裂。球団側が出来高含む１５億円（推定）の２年契約を提示したのに対し、２８億円（推定）の３年契約を要求する野茂側は、これを拒否し、退団する事が決定した。野茂は、同日ウェーバー公示されたが、拒否権がある為、２８日にはフリーエージェントとなる見込みで、希望チームとの入団交渉に入る模様。代理人のダン野村氏は「リーグにはこだわらないが、日本の球団と交渉するつもりはない」としている。