球界トピックス

10月19日


 ササキ様、復帰登板に確かな手応え!
今季限りで横浜を退団し、メジャーへFA移籍を図るササキ様が、この日、ハイサイリーグの広島戦に登板。右肘手術後、初の実戦登板となったが、「今日は7割程度」と言いながらも最速146kmをマークするなど、1イニングを三者凡退に打ち取る順調な回復ぶりをアピールした。リリースポイントを確認しながら投げていたものの、僅か8球でチェンジとなってしまった事で、物足りなさを感じていたササキ様だったが「また来年も野球が出来る。安心しました」と確かな手応えを掴んだ模様。この日に合わせて、メッツの大慈彌極東担当本部長が視察に来るなど、メジャー側もササキ様獲得へいよいよ動き出した!

 巨人か、オリックスか!? ゴーグル獲得へ水面下の争奪戦!
ゴーグルの他球団との自由交渉が認められた事で、オリックスの仰木さんが、早速、獲得へ動いた事が明らかになった。この日、井箟球団代表と協議し、早くもゴーグルに電話で獲得の意思を伝達。これに対して、ゴーグルは「有難いと思うし、今後話を聞いてみてから、行く行かないを含めた判断をしていきたい」と慎重な姿勢を見せた。スピード交渉を図ったオリックスだったが、ゴーグルは「実は、初めてではない」と、既に、オリックス以外の球団からのアプローチがあった事を暴露。アプローチ済の最有力球団と思われる巨人・山室代表は、表向き静観の姿勢を見せているが…。ゴーグルは、今後も他球団へ自分から売り込む事はしない予定で、獲得の意思を見せた球団と水面下に交渉を進める模様だ。

 クセ盗みの天才・伊原氏、守備総合・走塁コーチ就任!
阪神は、今オフ、西武を解雇された伊原春樹氏の守備総合・走塁コーチ就任を発表。球団が提示した複数年契約を断っての1年契約。クセ盗みの天才と言われた伊原コーチだが、昨オフのスパイ問題の余波で、試合中のコーチからのサイン伝達は全面禁止となったパ・リーグの規定により、今季は真価を出せず仕舞い。しかし、セ・リーグはそれが許されているとあって、ノムさんとのコンビは、実に不気味な存在だ。伊原コーチは、上原(巨人)について「じっくり調べたいね。新人に20勝もさせたらいかん」と、早くも上原のクセ盗みへの意欲を見せた。