球界トピックス

10月15日


横浜:横浜12勝15敗
S  100000100  2
YB 04000112× 10
勝:福盛9勝9敗
負:山部6勝7敗
本:石井タクロー8
 ローズ、セ新192安打! 進藤、移籍前提FA権行使!
ヤクルトは、初回、一死満塁のチャンスを掴むと、稲葉のファーストゴロの間に1点を先制。1点を追う横浜は2回、ヒットと2つの四球で無死満塁とすると、福盛がライト前へタイムリーを放ち、同点。更に、この日で1000試合出場を達成した石井タクローがレフト前に勝ち越し2点タイムリーを放って、ヤクルト先発・山部をKO。更に、代わった岡林から、一死後、鈴木なおのりがレフトへ犠牲フライを打ち上げて、この回、4点。その後、両軍1点ずつ取り合って迎えた7回裏、横浜は、二死二塁とチャンスを作ると、ローズがセ・リーグ新記録のシーズン192安打目となるタイムリーを放ち、6点目。8回には、谷繁の2点タイムリー二塁打,石井タクローの8号2ランでダメ押しの4点を追加して試合を決定付けた。先発・福盛は7回を2失点の好投で9勝目。これで、セ・パ共に全日程が終了。ローズは打率.369でシーズンを終え、落合博満氏(当時ロッテ)の.367を抜く右打者史上最高打率をマーク。また、横浜はチーム打率が.294となり、1952年の巨人を抜いて、史上最高記録となった。尚、この日、進藤が「残留前提では話を持ってきてくれる他球団に失礼」と、移籍を前提としてFA権を行使する意思がある事を明らかにした。
 茂雄、あくなき川相幽閉策! 今度は田辺獲り!?
江藤(広島)獲りで、川相幽閉策をより強固なものにしようと図っている茂雄だが、横浜も江藤を狙っていると言う事で、失敗した時の布石として、今季で戦力外通告を受けた田辺(西武)の獲得を図っている事が明らかになった! 本職が右のショート,渋い,職人,ヒゲが濃いなど、名手・川相とキャラがかぶっている選手を入れる事でより川相の存在感を薄くさせようと言う茂雄の陰謀は留まる所を知らない! また、この日、篠塚コーチが役員を務める自動車販売会社が「車庫飛ばし」をしたとして、社長が逮捕され、篠塚コーチの自宅も家宅捜索を受けると言う事件が起こった。球団側は、同社が暴力団との関係が深い事を重視し、篠塚コーチに対して年内謹慎処分を命じた。尚、篠塚コーチは名前を貸していた事は認めたものの、暴力団との繋がりや金銭のやり取りは一切否定している。

 ゴーグル、屈辱の戦力外通告! 異例の構想外−FA移籍!?
この日、今オフのFA移籍を示唆していたゴーグルと交渉の席を持った球団側は「チームの若返りを図る為、来季の構想には入っていない」と戦力外通告をかまし、「出て行かれた」のではなく「追い出した」形を作る事に成功した。FA移籍ならば、黙っていても移籍補償金が入って来る所を、一方的な戦力外通告をする事で自由契約による無償移籍をされてしまう可能性もある訳だが、球団側は、ゴーグルが無駄なプライドで、あくまでFA移籍にこだわるのを見切っていたのか!? 球団側の思惑通り(?)、ゴーグルはFAでの移籍を図る模様。日本では巨人が筆頭候補と言われているが、ロッテに移籍補償金を与えない為に(?)バレンタイン監督率いるメッツも視野に入れているとの事だ。

 見抜かれた帳尻合わせ!? 大豊、まさかの20%ダウンに激怒!
シーズン終盤、バースの記録を破る球団新の26試合連続安打を達成するなど、怒濤の帳尻合わせを見せて、ジョンソンを解雇に追いやった大豊だったが、来季契約の下交渉で、約20%ダウンの1億800万円(推定)の提示を受けて、交渉決裂していた事が明らかになった! ジョンソンを解雇したのは、やはり、単なるノムさんの陰謀で、大豊が帳尻合わせモードである事は球団側には筒抜けだったのか!? 大豊は「代打でも(6ホーマー)打って、スタメンでも打って、来年下がる理由がどこにあるんだ。話にならない。(査定担当の)石田さんには引退して貰った方がいい。FA? 基本は残留だが、他球団の評価も聞いてみたい」と怒りをぶちまけて、FA行使すら匂わせた。