球界トピックス

10月10日


横浜:横浜13勝14敗
G  012030000  6
YB 00412210× 10
勝:森中6勝2敗2S
負:ヒゲなし入来2勝1敗
本:ニックン18、石井タクロー7、進藤14
 来年モードも4番清原で愕然! 松井さん、不発で逆転キング赤信号! 
名手・川相,岡村孝子の旦那・石井,マルちゃんを下げ、川中,小田をスタメンに入れるなど、すっかり来年モードの巨人だが、それでいながら、茂雄は無冠の帝王・清原はしっかり4番で起用するなど「まさか来年も懲りずに4番清原なんじゃあるまいな!?」と周囲の士気を萎えさせる事に夢中。それでも巨人は、2回、横浜先発・戸叶から、ニックンがレフトスタンドへ18号ソロを叩き込み、1点を先制すると、3回には、川中が2点タイムリーを放ち、3点のリード。しかし、川相不在で不安感一杯の先発・河原に対して、その裏、横浜は、先頭の石井タクローがライトスタンドへ7号ソロを放って、反撃の狼煙をあげると、波留,鈴木なおのりの連打の後、ローズが2点タイムリー二塁打を放ち、同点。更に、続くメカゴジラもセンター前に弾き返すタイムリーを放ち、5連打で一気に逆転に成功し、河原は早くもKO! 続く4回にも、川相不在で不安感一杯の2番手・デセンスから、波留がタイムリーを放ち、1点を追加。2点を追う巨人は5回、一死満塁から、小田がセンター前に2点タイムリーを放ち、同点とすると、二死後、仁志がライト前に弾き返し、逆転。しかし、その裏、川相不在で不安感一杯の3番手・ヒゲなし入来に対して、横浜は、進藤がレフトスタンドへ14号2ランを叩き込み、再びリード。横浜は、6回には、ローズのタイムリーとメカゴジラの犠牲フライで2点、7回には横山のタイムリー二塁打で1点を追加し、試合を決定付けた。毎回の15安打を放って、勝利を収めた横浜は、これで今季の単独3位が確定し、セ・リーグの全順位が確定した。尚、逆転キングを狙う今夜の松井さんは2二塁打を放ったものの、打球が上がらず、一発は出なかった

神宮:ヤクルト9勝18敗
D  000000000  0
S  000000001× 1
勝:五十嵐6勝4敗1S
負:野口19勝7敗
 
野口、力投虚しくサヨナラ負け! ヤクルト、日本タイ18残塁!
中日先発は、上原に並ぶハーラートップタイの20勝を狙う野口。野口は、初回から2四球を出すなど、毎回の様にランナーを背負う苦しい投球ながら、20勝への執念で無失点を続ける粘りのピッチングを展開。何とか、この野口を援護したい中日打線だったが、ヤクルト先発・石井一の力投の前に、2回、ピンキー井上が放った1安打のみと完全に沈黙。0−0で迎えた7回裏、ここまで12残塁と攻めきれないヤクルトは、この回も無死満塁としながら、岩村,青柳と倒れて二死。業を煮やしたか、ついに、石井一に代打・スミスを送ったものの、スミスもファーストへのファールフライに倒れて、無得点。これで8回表から、ヤクルトの投手が五十嵐に代わった事で中日にもチャンスが来るかと思いきや、この五十嵐に対しても、8,9回とノーヒットに抑えられる始末。試合は、0−0の儘、ついに土壇場9回裏に突入。ヤクルトはまたも二死二、三塁とサヨナラのチャンスを迎えると、代打・馬場を投入。馬場の打球は、サード正面への強烈なゴロとなったが、これをこの回からサードに回っていた福留が弾いてしまい(記録は内野安打)、三塁走者の中井美穂の旦那・古田が生還し、サヨナラ勝ちとなった。力投虚しく敗れ去った野口は19勝止まりに終わり、上原の単独最多勝がほぼ確定。11安打7四球ながら、しぶとく粘っていた野口を、僅か1安打しか打てず全く援護出来なかった打線に星野監督は「勝たせてやらなきゃいかんのに、優勝ボケしとんのや! 野手のアホどもが! 気分悪い」と激怒した。尚、ヤクルトはこの試合で1試合18残塁と言う史上6度目となる日本タイ記録を樹立した。

GS神戸:オリックス12勝13敗
M  010100000  2
BW 30000200×  5
勝:杉本友2勝2敗
負:小野3勝3敗
S:ウィリー3勝3敗1S
本:下痢ニール17
 杉本友、6回途中まで8三振の力投! ロッテ、拙攻で4連敗!
オリックスは、初回、二死一、三塁から、藤井が左中間へタイムリー二塁打を放ち、先制。更に、続くハイツ田口がセンター前に2点タイムリーを放ち、この回、3点。直後の2回、ロッテは、小坂のライト前タイムリーで1点を返すと、4回には、堀の犠牲フライで1点差。突き放したいオリックスは、6回には、一死から、谷がレフト前ヒットで出ると、続く下痢ニールがバックスクリーン左へ17号2ランを叩き込み、ダメ押しに成功。オリックス先発の杉本友は、6回途中まで6安打4四球と苦しい内容ながらも、8三振を奪う力投で要所を抑えると、6回途中からマウンドに上がった3番手・ウィリーが9回まで投げきり、今季初セーブをマークした。ロッテは11残塁の拙攻が響いて4連敗。

 
「ホテルタマイに泊まるな」、阪神に実弾入り脅迫状!
9月末に、阪神球団に対して「(高知県安芸市のキャンプ宿舎)『ホテルタマイ』に泊まるな」と言う脅迫文が実弾1発が同封された形で届けられていた事が明らかになった。当初は悪質なイタズラと見ていた球団だったが、9日、大阪市内にある新聞社にも同様の脅迫文と実弾が送られた事により、事態を重く見て、11日から始まる黒潮リーグ及び秋季キャンプでの宿舎を「ホテルタマイ」から他のホテルに変更する事を決定した。9月15日には同ホテルに銃弾3発が打ち込まれており、高知,兵庫両県警では同一犯の仕業によるものと見て、捜査を進めている。