球界トピックス

10月2日 C−G(広島):雨天中止


横浜:横浜11勝15敗
D  500000000  5
YB 13320050× 14
勝:ハマの番長9勝9敗
負:人斬り抜刀斎8勝9敗1S
本:ハマの番長1
 人斬り抜刀斎、晒し者! 悪夢の19安打14失点!
ダイエーが主力選手を初めとする総勢44人で偵察に訪れたこの試合。中日は、初回、横浜先発・ハマの番長・三浦の立ち上がりを攻め、一死一塁から、福留がタイムリー二塁打を放って先制すると、更に、ゴメスのタイムリー、神野の2点タイムリー三塁打の後、投手の人斬り抜刀斎にまでタイムリーが飛び出して、いきなり大量5点。しかし、その裏、マシンガン打線がすかさず反撃を開始。この日、来季残留がほぼ内定し、引退騒ぎはやはり年俸をつり上げる為の作戦だったのでは?と疑惑を持たれているローズの犠牲フライで、まず1点を返すと、続く2回には、一死一、三塁から、三浦がプロ入り1号となる3ランを叩き込み、1点差。更に3回には、ハマの大馬人・駒田のタイムリー二塁打で同点とすると、メカゴジラ,谷繁のタイムリーで勝ち越し。続く4回には鈴木なおのり,駒田のタイムリーで2点を追加。ダイエー偵察隊が来ている為の投手温存か、ここまで打たれても、なお代えて貰えない先発・人斬り抜刀斎は、5,6回と三者凡退で打ち取り、立ち直りの兆しを見せたと思いきや、7回にも6安打を集中されて5失点。これでようやく降板となった人斬り抜刀斎だったが、1試合19被安打はセ・リーグ新、14失点は、セリーグタイのワースト記録となった。打っても、爆発したのは初回だけで、2回から8回までノーヒットと沈黙し、惨敗を喫した。尚、この日、韓国のスポーツ紙で、サムソンが今季で契約の切れる中日を退団し、メジャー入りを熱望している事が明らかになった。

GS神戸:オリックス15勝9敗2分
Bu 000200000  2
BW 00010220×  5
勝:ウィリー3勝3敗
負:岡本9勝12敗
S:小倉5勝2敗10S
本:藤井15、ハイツ田口9、日高3
 近鉄、拙攻で対オリックス9連敗! 岡本、逆ハーラー単独トップの12敗目!
オリックス先発・星野に対し、3回までに6人のランナーを出しながら、2併殺を食らうなど攻めあぐねていた近鉄だったが、4回、ヒットと2四球で満塁とすると、村上がセンター前へ2点タイムリーを放ち、先制。その裏、オリックスは、藤井がライトスタンドへ15号ソロを叩き込み、1点差とすると、6回には、ハイツ田口がレフトスタンドへ9号ソロを放ち、同点。更に、二死一、二塁から、代打・五十嵐がライト線へタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。続く7回には、日高がレフトスタンドへ3号ソロなどで、ダメ押しの2点を追加。投げては、5回から、ウィリー−ウィンと繋いで、最後は小倉がきっちり抑えて、10セーブ目をマーク。3併殺11残塁と拙攻が響いて敗れた近鉄は、これで対オリックス1分けを挟んで9連敗。2桁勝利を狙った先発・岡本だったが、ガンちゃん(日本ハム),小池(近鉄)を抑えて、逆ハーラーダービー単独トップの12敗目となった。

千葉マリン:ロッテ11勝15敗1分
F  000200000  2
M  02010100×  4
勝:小野3勝2敗
負:オレラーノ1勝5敗
S:ウォーレン1勝2敗28S
本:天野1
 与田、1620日ぶり一軍マウンド! 上さんラストゲーム飾れず、日本ハム5位確定!
ロッテは、2回、二死一塁から、7球粘った末に、天野がライトポール際へプロ入り初となる1号2ランを叩き込み、先制。ロッテ先発・小野の前に3回までノーヒットと抑えられてきた日本ハムだったが、4回、二死一、二塁から、根本が右中間を破る走者一掃の2点タイムリー三塁打を放ち、同点。追い付かれたロッテは、その裏、二死二塁から、田中のタイムリーエラーで勝ち越しに成功。6回裏、日本ハムは先発のオレラーノから、1620日ぶりの一軍マウンドとなる与田を投入。これに対して、ロッテは、二死二塁とすると、初芝がセンター前にタイムリーを放ち、1点を追加。投げては、小野が8回途中まで3安打の好投を見せると、あとは、藤田を挟んで、ウォーレンがリーグ単独トップの29SP目をマーク。上さんのラストゲームを白星で飾る事が出来なかった日本ハムは、これで5位確定となって、全日程を終了した。尚、この日、イースタンでは、ヤクルト戦を7−4で勝ち、2年ぶりの優勝を決めた。

 
3年連続V逸も、主要ポスト変更なし!
大粛清を図った西武とは対照的に、3年連続V逸と言う屈辱を味わった巨人の来季主要ポストは、今季と変わらない事が明らかになった。その手腕を高く評価される宮田投手コーチは相変わらず、投手コーチの3番手として幽閉される模様で、来季も茂雄ヘッポコ継投が炸裂する可能性は大。スコアラー陣との対立が表面化し、夏場には辞意を漏らしていた筈の武上打撃コーチも残留。幹部候補生と言われる不屈の闘志・吉村禎章氏も補佐的ポストとしての入閣の可能性は残されているものの、先の「川相幽閉論」徹底批判をかました事で、茂雄に嫌われたか、主要ポストにつく可能性は消滅。また、将来の監督候補である若大将・原野手総合コーチは、かねてより希望している二軍監督に就任する事なく、またも茂雄の下でヘッポコ帝王学を学ばされる様だ。

 
大家、日本人9人目のメジャー1勝! プレーオフ登板の可能性も!?
レッドソックスの大家が、この日、オリオールズ戦で、先発・セイバーヘーゲンがプレーオフ先発に向けての調整登板と言う事で2回で降板した為、4点リードの3回から登板。3イニングを投げ4安打を浴びながらも無失点に抑えた事で、8試合目にしてメジャー初勝利が転がり込んだ。これで日本人のメジャー勝利投手は9人目。この日の大家の投球にウィリアムズ監督は「いい投球を続ければ、プレーオフ登板もありうる」と語った。