球界トピックス
9月28日
横浜:横浜10勝13敗
G 000000110 2
YB 10300300× 7
勝:ゲーリー川村17勝5敗
負:上原19勝4敗
本:鈴木なおのり16
名手・川相、またも悪夢のスタメン落ち! 上原、悪夢の3回KO!
名手・川相をスタメンから外した事で、掛布雅之氏,不屈の闘志・吉村禎章氏らに徹底批判をされるなど、総スカンを食らった事も、すっかり忘れ去り、全勝しても逆転優勝は難しいと言う逆境に追い込まれているにも拘わらず、茂雄は、懲りずに無冠の帝王・清原をスタメン起用し、名手・川相を、またしてもベンチに幽閉する大暴挙! 上原が先発の時は、最早、何をやっても許されると思っているとしか考えられない暴君ぶりにも、ここまで何とか耐えてきた上原だったが、いかにスーパールーキーと言えど、毎度毎度、川相不在での投球を強いられてきた事で限界が訪れていた! 初回、二死から、鈴木なおのりにライトスタンドへ16号ソロを運ばれると、3回には、二死一、二塁から、ローズ,ハマの大馬人・駒田に連続タイムリーを浴び、3失点と言うかつてない乱調ぶり。これに対して、自力優勝がかかっている試合で、下痢ごときで登板回避しておきながら、巨人戦には中4日でも出てくると言う嫌がらせをかましてきた横浜先発・ゲーリー川村は川相不在で粘りも繋がりもない巨人打線を翻弄。このゲーリー川村に対して、4回、でようやく二死満塁とチャンスを掴んだものの、川相がいない時は打順の巡り合わせも悪いのか、ここで上原の打順を迎えてしまった。やむなく、茂雄は、岡村孝子の旦那・石井を投入し、上原は3回KOとなった。しかし、石井は、結局、ショートゴロに倒れ、無得点。その裏、川相不在で不安感一杯の2番手・三沢は、先頭の進藤に四球を与えると、谷繁にもヒットを浴びて、一、二塁のピンチ。続くゲーリー川村の送りバントをマルちゃんとの連係を誤って、内野安打にしてしまい、無死満塁。ここで急遽、マウンドに上がった岡島は石井タクローを三振にとると、波留の痛烈な打球はファースト真正面のライナーでゲッツーとなる幸運にも助けられ、この絶対絶命のピンチを凌ぎきった。6回にも、二死一、二塁とチャンスを掴んだ巨人だったが、またもあと一本が出ず無得点。すると、その裏、代えるべきは投手でなくサードだと言う事にこの期に及んでもまだ気付かない茂雄は、好投を続けていた岡島から、突如、木村にスイッチする得意の余計な手出し! 川相不在で不安感一杯の木村は、先頭のメカゴジラにレフト線へ先発全員安打となる二塁打を許すと、続く進藤のショートゴロで、三塁へ向かったメカゴジラを刺せるかと思いきや、ヘッポコサードの清原の立ち位置が悪い事で、ニックンは三塁へ投げられず、やむなく一塁へ。一死三塁となった所で、谷繁にレフト線へタイムリー二塁打を浴びると、二死後、石井タクロー,波留にも連続タイムリーを浴びて、この回、3失点。7点と絶望的なリードを許した巨人だったが、7回、二死から、清水が四球、今夜の松井さんがヒットを放って、ゲーリー川村をKO。代わった島田に対して、マルちゃんが三遊間を破るタイムリーを放ち、1点を返したものの、続くチャンスブレイカー・清原は、あっさりライトフライに倒れ、結局、1点止まり。続く8回には、後藤のヒット,進藤のエラーの後、代打・ソーサ元木のライトフライで、一死一、三塁となった所で、ついに名手・川相が登場! 得点圏打率.417を誇る名手・川相は詰まりながらもショートの後ろに落ちる執念のタイムリー! しかし、この後、仁志,清水と倒れ、1点止まり。9回も、この日もノーヒットの清原が最後の打者に終わると言う皮肉な結果に終わり、ゲームセット。あまりにも遅すぎた川相投入の弊害で、上原が悪夢の3回KO,打っては12残塁の大拙攻で敗れるべくして敗れた巨人は、中日の差を4.5と広げ、いよいよ絶望的状況に追い込まれた。また、上原の連勝は、ついに15でストップし、王手をかけた20勝に足踏みした。
神宮:ヤクルト8勝16敗
D 000000020 2
S 000000000 0
勝:野口18勝6敗
負:高木9勝7敗
本:ゴメス35
野口、4度目の完封で18勝目! 中日、6連勝でマジック3!
一足先にリーグ優勝を決めたダイエーのカリメロ,J.マッケンジーら11人が偵察隊としてネット裏に陣取ったこの試合。中日先発・野口は、初回から、いきなり一死一、二塁のピンチを迎えるなど、毎回の様にランナーを出しながらも、要所を締める、気迫のこもった投球で、ヤクルト打線に先制点を与えないものの、ヤクルト先発・高木の前に中日打線も沈黙。両投手の投げ合いが続いて、0−0の儘、迎えた8回表、中日は、一死から、福留がライトオーバーのヒットを放つと、続くゴメスが左中間スタンドへ35号2ランを叩き込み、ついに均衡を破る2点を先制! 先制点を貰った野口は、8,9回と3人ずつで抑えて、ハーラートップの上原に1差と迫る18勝目を今季4度目の完封で飾った。中日は、これで6連勝となり、マジックを2つ減らして3とした。
広島:広島9勝15敗
T 000100100 2
C 00020100× 3
勝:横山5勝4敗
負:吉田豊2勝8敗
S:小林幹3勝6敗8S
本:大豊17、緒方35
ウエスタンV2も、球団ワーストタイ12連敗で最下位転落!
0.5差で迎えた最下位攻防戦となったのこのカード、先制したのは阪神。0−0で迎えた4回、帳尻合わせに燃える大豊がライトスタンドへ弾丸ライナーで突き刺さる17号ソロホーマー! 1点を追う広島は、その裏、一死から、緒方の四球,キュラソ星人のヒットで一、三塁とチャンスを作ると、ここで阪神先発・吉田豊がワイルドピッチを犯して、同点。更に、この後、求道者・前田が詰まりながらもセンター前に落とすタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。6回には、緒方が右中間スタンドへ35号ソロを叩き込み、ダメ押しの1点を追加。直後の7回、阪神は、代打・ジョンソンのタイムリーで1点差と詰め寄ったものの、8回から登板した小林幹の前に反撃を断たれ、ゲームセット。広島先発・横山は7回2失点とまずまずの内容で3ヶ月半ぶりの5勝目をマークした。これで球団ワーストタイとなる12連敗を喫した阪神は、広島と入れ替わりで最下位に転落した。尚、皮肉な事に、この日、阪神の二軍は、エセ松井の活躍等で広島を敗り、ウエスタンリーグで2年連続9度目の優勝を果たした。
千葉マリン:ロッテ11勝14敗
L 120000000 3
M 000000000 0
勝:豊田10勝4敗
負:小林雅5勝4敗
豊田、4安打完封で2年ぶりの10勝目! 西武、2位確定!
西武は、初回、先頭の赤田が二塁打で出ると、二死後、金村弟がレフト前にタイムリーを放ち、1点を先制! 続く2回には、二死から、和田,大友の連打で二、三塁とすると、またも赤田がライト前に2点タイムリーを放ち、3−0とリードを広げた。序盤から3点を貰った西武先発の豊田は、立ち上がりから丁寧な投球でロッテ打線を翻弄し、6回まで二塁も踏ませない好投。再三、チャンスを掴みながらも追加点の取れない味方打線にしびれをきらしたか、7回裏、2本のヒットで一死二、三塁のピンチを迎えたものの、平井,イワオ画伯と連続三振。結局、最後まで安定した投球を見せた豊田は散発4安打完封で2年ぶりの10勝目をマークした。これで2年ぶりにロッテに勝ち越しとなった西武は今季の2位が確定した。
東京ドーム:日本ハム11勝14敗
BW 000000100 1
F 20000030× 5
勝:関根12勝8敗
負:川越9勝8敗
S:生駒2勝8敗3S
本:片岡15、藤井14、小笠原25
日本ハム、効果的な2発で快勝も、上さん、今季限りで辞任発表!
日本ハムは、初回、一死から小笠原がライトフェンス直撃の二塁打で出ると、続く片岡がライトスタンド上段へ15号2ランを叩き込み、2点を先制! 6回まで、日本ハム先発・関根の前に3安打に抑えられてきたオリックスだったが、7回、藤井が弾丸ライナーでライトスタンドへ突き刺さる14号ソロを放ち、1点差。しかし、その裏、日本ハムは、二死一、三塁から、小笠原がバックスクリーン左へ25号3ランを叩き込み、川越をKO。8回以降はリリーフの援護をあおいだものの、関根は7回を4安打1失点の好投で、自己記録を更新する12勝目をマーク。これで近鉄の今季最下位が確定となった。尚、この日、球団側は来季も続投の方向のつもりでいた上さんが、試合終了後に記者会見を開き、成績不振の責任を取り、今季限りで辞任する事を発表した。球団側は上さんに対して、フロント入りを要請する予定で、監督の後任には、大島康徳氏が筆頭候補として挙がっている模様。
山崎、ついに戦力外通告!
ボークまがいの二段モーションを初対決で山田太郎に見切られて一発を放り込まれて以来、水島新司の呪いか、毎年成績が落ちる一方の山崎が、ついに球団から戦力外通告を受け、今季限りで退団となる事が明らかになった。山崎本人は、まだ現役続行を希望しており、他球団への入団を画策している模様だ。