球界トピックス

9月24日 C−YB(広島):雨天中止


東京ドーム:巨人13勝11敗
S  1004000000  5
G  0012010011× 6
勝:桑田8勝9敗4S
負:岡林1勝2敗
本:岩村9、後藤7
 
名手・川相、4安打2犠打の超活躍! 巨人、サヨナラ勝ちで5連勝!
タフさだけは球界トップクラスを誇る無冠の帝王・清原だったが、究極無比超絶破滅オーダーのせいでサードを守らされた影響で痛めた右太腿が、幸運な事にまだ癒えず、この日も、究極無比超絶破滅オーダーの実現は免れた。また、この日のヤクルトの先発が左腕・石井一とあって、左対左に固執する茂雄は、渋々ながらも、ついに名手・川相を2番サードでスタメン起用! しかし、三本柱総抑えなどと、思いつきの策に溺れた茂雄の影響で、変な使われ方をしていた斎藤雅は、調整が不十分。これに対して、ヤクルトは、初回、先頭の真中が川相のグラブを弾くレフト前ヒットを放つと、ヘッポコレフト・マルちゃんの緩慢な動きを見て、一気に二塁を陥れる好走塁。続く宮本が送った後、佐藤がきっちりセンターへ犠牲フライを打ち上げて、1点を先制。その裏、巨人は、一死から、名手・川相が外角低めに落ちるカーブに体勢を崩しながらも、一塁線を渋く破る職人芸のヒットで出塁! 二死後、マルちゃんもライト前ヒットを放ち、チャンスを広げたものの、岡村孝子の旦那・石井が三振に倒れ、無得点。3回には、先頭の仁志がヒットで出ると、名手・川相が明らかに送りバントと警戒されている中、いともあっさりと芸術的なバントを決めて犠打世界記録へあと38と迫った。二死後、マルちゃんがレフト線へタイムリー二塁打を放ち、同点。ここで茂雄は足の状態が悪い石井に代えて、ソーサ元木を代打に送るも、凡退して、1点止まり。すると、直後の4回、茂雄は、マルちゃんをファーストへ回し、レフトにはソーサ元木ではなく、スタメンサードの名手・川相をわざわざ回すと言う嫌がらせを敢行! この仕打ちを不憫に思った斎藤雅は、一死から、3連打を浴びて、満塁のピンチを迎えると、岩村にはライトスタンドへ9号グランドスラムを叩き込まれて、一挙4失点! 更に、馬場を歩かせて、無念のKOとなった。その裏、巨人は、一死から、清水,チュウの連打で出ると、三沢が送って、二、三塁。ここで仁志が外角に落ちるカーブに空振り三振に倒れるも、これを中井美穂の旦那・古田が後逸。仁志が振り逃げで一塁に駆け込む間に、清水がホームイン。更に、得点圏打率.412と言う驚異の打棒を誇る名手・川相がファールで4球粘った末に、詰まりながらもセンター前にしぶとく落とす気迫のタイムリー! 6回には、先頭の代打・大野倫がレフト前ヒットで出ると、一死後、またも名手・川相が追い込まれながらも出されたエンドランのサインに見事に応え、三遊間を破る会心のヒットを放ち、猛打賞!  二死後、代わったばかりの2番手・五十嵐から、マルちゃんがセンター前に弾き返すタイムリー! この儘では、川相がヒーローになってしまうと察知した茂雄は、川相の集中力を乱そうと、またもレフトからサードに戻したものの、これは、むしろ、川相の思う壺であった! この回から代わった3番手・野村は、川相がサードに戻った事で安心感一杯ののびのびとした投球で、7,8回をパーフェクトピッチング! その裏、先頭の仁志が二塁打で出ると、またも名手・川相が明らかに送りバントと警戒されている中、軽々と堅実無比なバントを決めて犠打世界記録へあと37と迫った。しかし、この後、松井さん,マルちゃんと凡退し、無得点。土壇場9回裏、粘る巨人は、8回途中からマウンドに上がっているヤクルト守護神・高津に対して、先頭の代打・後藤がライトスタンドへ起死回生の7号ソロを叩き込み、ついに同点! 試合は、この儘、延長戦に突入した。10回裏、二死から、名手・川相がセンター前に弾き返す、この日4本目のヒットで繋ぐと、松井さんも四球を選んで、一、二塁。ここでマルちゃんがレフトフェンス直撃のタイムリーを放ち、二塁から名手・川相が生還して、今季7度目のサヨナラ勝ちを飾った! 名手・川相の獅子奮迅の超活躍によって、逆転優勝に望みを繋いだ巨人だったが、茂雄の口からは川相の「か」の字すら出ておらず、後藤の一発とマルちやんのサヨナラ打しか記憶にない模様。掛布雅之氏は「巨人が逆転優勝を狙うには、やはり、川相クンの様に確実に繋ぐ事の出来るバッターを2番に固定する事が必要ですね」と素晴らしいコメントを残したが、依然として、清原の足が治り次第、川相が幽閉される危険性も十二分に残っており、まだまだ予断は許さない状況だ

大阪ドーム:近鉄11勝13敗
M  300030000  6
Bu 001000000  1
勝:薮田4勝3敗
負:小池6勝11敗
本:佐藤3,4、川口4、イワオ画伯13
 佐藤、2発5打点の活躍! ロッテ、5連敗でストップ!
近鉄先発は、シドニー五輪アジア予選から帰国後、初登板となる小池。これに対して、ロッテは、初回、二死から、堀が右中間へ二塁打を放つと、続く初芝が歩いて一、二塁のチャンス。ここで小池との相性の良さを買われてスタメンに抜擢された佐藤が左中間スタンドへ3号3ランを叩き込み、3点を先制! 3点を追う近鉄は3回、川口がバックスクリーン4号ソロを放って、2点差。しかし、ロッテは、5回、一死三塁とすると、またしても佐藤がレフトスタンド2階席へこの日2本目となる4号2ランを放り込んで、2点を追加。更に、続くイワオ画伯もバックスクリーンへ13号ソロを叩き込み、小池をKO。投げては、先発・薮田が7回途中まで、6安打3四球と走者を出しながらも、川口の一発のみで踏ん張ると、後を継いだ藤田,和田も、無難な内容で近鉄に反撃を許さず、逃げ切りに成功。ロッテは、これでようやく連敗を5でストップさせた。尚、この日、今季限りで球団から戦力外通告を受けているカズ山本が「引退する気はない。まだ打つ自信があるし、テストを受けてでも野球を続ける」と現役続行の意思がある事を明らかにした。