球界トピックス

9月23日


東京ドーム:巨人17勝10敗
T  000000000  0
G  00000103×  4
勝:岡島2勝1敗
負:中込尊師2勝6敗
本:ニックン17
 
清原、勝利を呼ぶスタメン陥落! デセンス−岡島、まさかの完封リレー!
タフさだけは球界トップクラスを誇る無冠の帝王・清原だったが、究極無比超絶破滅オーダーのせいでサードを守らされた影響で右太腿が痛み出したおかげで、スタメン陥落! これで3日続けての究極無比超絶破滅オーダーの実現は免れた。しかし、茂雄は、名手・川相を、またしても懲りずに幽閉する大暴挙! また、茂雄は、悪太郎・堀内氏に「抑えだけスクランブルとかほざいても、先発もスクランブルでなければ、本当のスクランブルとは言えないんですよ」と言われながらも、三本柱を全員後ろに回す策に酔いしれ続けて、先発陣が弱体化している現実と、川相不在と言う重大さを比較的分かっていない選手と言う要素を配慮して、何とデセンスを先発マウンドに送り込むと言う大博打に打って出た!  これに対して、阪神は、初回、一死から、田中のファールがネクストバッターズサークルにいた新庄の左足を直撃! 歩く事から困難な状態に陥った新庄は、この儘、ベンチに引っ込むと言うアクシデント。しかし、一軍帯同期間が僅かとは言え、どうやらドミンゴから「”和製オジー”ミスター・カワイが、バックにいるだけで、安心して投げられるんだが、シゲオは嫌がらせの様にオレの時にはカワイを出してくれないんだ」と愚痴を聞かされていたと思われるデセンスは、その川相がいない事に不安を覚えてしまっていたのか、田中を四球で出すと、新庄の代打・吉田浩にもレフト前ヒットを浴びて、一、二塁と、いきなりのピンチ。ここは、何とか切り抜けたものの、2,3,5回と毎回の様に得点圏にランナーを背負う苦しいピッチング。しかし、阪神の拙攻に助けられ、何とか無失点ピッチングを続行。一方、川相不在で繋がりに欠ける巨人打線は、阪神先発・中込尊師の前に沈黙。ようやく5回、一死一、三塁と絶好の先制のチャンスを掴んだものの、デセンスに代わる代打・ソーサ元木,仁志と凡退し、無得点。しかし、続く6回、二死からマルちゃんがライトフェンス直撃の二塁打を放つと、岡村孝子の旦那・石井が歩いて、一、二塁と再びチャンス。ここで、後藤が詰まりながらもライト前にしぶとく落とすタイムリーを放ち、ついに均衡を破る先制点! 8回には、一死から、石井,後藤の連打で一、二塁とすると、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにニックンが右中間スタンドへ17号3ランを叩き込み、試合を決定付ける3点を追加。6回から川相不在の中、死力を尽くして投げ続けてきた事で、既に、疲労困憊だった岡島だったが、9回、ついに、名手・川相がサードの守備につくと息を吹き返し、最後も無難に抑えて、完封リレーを達成。岡島は、これで2勝目をマークし、辛うじて優勝戦線に踏み止まった。阪神は、これで今季2度目の9連敗。      
ナゴヤドーム:中日13勝14敗
C  100000000  1
D  00000030×  3
勝:岩瀬9勝2敗1S
負:黒田4勝7敗
S:ぷよぷよSUN0勝2敗25S
本:緒方33、ピンキー井上9
 ピンキー井上、逆転9号3ラン! 3連勝でマジック8!
広島は、初回、中日先発・前田から、緒方がライトポール際へ33号先頭打者アーチを浴びせて、1点を先制! 中日は、前田−岩瀬と繋ぐ必死のリレーで広島に追加点を与えないものの、苦手としている広島先発・黒田の前に打線が沈黙。1−0の儘、試合は、7回に突入した。1点を追う中日は、立浪,山崎の連続ヒットで無死一、二塁のチャンス。ここでピンキー井上は送りバントを敢行するも、2球続けて失敗。やむなく強攻策に移すと、これがライトスタンドへ飛び込む9号3ランとなり、一気に逆転に成功! こうなると、一気に勝ちパターンの中日は、霊感投手・落合−サムソン−ぷよぷよSUNと繋ぐ必勝リレーを展開し、逃げ切った。これで、中日のマジックは1つ減って8となった。

神宮:ヤクルト13勝10敗
YB 020000010  3
S  000000000  0
勝:ゲーリー川村16勝5敗
負:川崎5勝11敗
本:進藤12
 ゲーリー川村、1安打完封で16勝目!
横浜は、2回、先頭のメカゴジラがライト前ヒットで出ると、進藤がライトスタンドへ3試合連続となる12号2ランを放ち、2点を先制! 横浜先発・ゲーリー川村は、自力優勝がかかっている試合で、下痢ごときでわざわざ登板回避までしたとあって、この日は、体調万全でヤクルトにつけいる隙を与えず、7回まで1四球を出しただけのノーヒットピッチングと言う抜群の投球内容。すると、8回、メカゴジラ,進藤の連打で無死一、三塁の場面で、谷繁がレフトへ犠牲フライを打ち上げて、ダメ押しの1点を追加。あとは、ゲーリー川村のノーヒットノーランなるかと言う所で、その裏、一死から中井美穂の旦那・古田が三塁線を破る二塁打を放ち、記録をブレイク! しかし、ヤクルトのヒットは、結局、この1本のみ。首位・中日戦の登板を回避してまで体調を整えておきながら、ここで負けては大恥のゲーリー川村は、今季3度目の完封で16勝目をマークし、辛うじて面目を保った。

GS神戸:オリックス9勝16敗1分
H  00001000001  2
BW 00000010000  1
勝:ペドラザ3勝1敗23S
負:小倉4勝2敗9S
本:松中21
 延長11回、松中、特大決勝アーチ! ダイエー、ついにマジック2!
オリックス・金田,ダイエー・カリメロの投げ合いで、0−0で迎えた5回表、ダイエーは、秋山がヒットで出ると、柳田の犠打で二進。ここで、大道がレフトオーバーのタイムリー二塁打を放って、1点を先制。オリックスは、6回から、シドニー五輪での起用法に影響されたか、川越をリリーフで投入。川越が期待に応える力投で、ダイエー打線を封じ込めると、7回、一死二塁から、佐竹のライト前タイムリーでようやく同点。これに対して、ダイエーは、8回から、カリメロに代えて、勝利を呼ぶ男・不沈艦・篠原を投入。篠原、一死満塁とピンチを迎えながら、凌ぎきると、9回は3人で打ち取って、1−1の儘、試合は、延長にもつれ込んだ。迎えた11回表、ダイエーは、この回で3イニング目となるロングリリーフの小倉に対して、松中がライトスタンド上段へ21号ソロを叩き込み、ついに勝ち越しに成功! 最後は、10回から登板していた守護神・ペドラザが三者三振で締めくくり、この1点を守りきった。4連勝を飾ったダイエーは、これでマジックを2つ減らして2とした。尚、初回、藤井を三振にとったカリメロは史上16人目の2000奪三振をマークした。

西武吹き抜けドーム:西武15勝11敗1分
Bu 200100000  3
L  000000100  1
勝:前川1勝1敗
負:石井13勝8敗
 
前川、3安打1失点の快投でプロ初完投初勝利!
近鉄は、初回、一死から、今季限りでユニフォームを脱ぐと言う事で引退試合としてスタメン出場していた安部がレフト前にヒットを放つと、続く中村の二塁打で二、三塁。ここで、ローズが2点タイムリー二塁打を放って、先制。4回には、二死から、的山がセンター前にポトリと落とすヒットで出ると、武藤がライト線へタイムリー二塁打を放ち、1点を追加。投げては、近鉄先発の11月31日を勝手に作った男・前川が6回二死まで無安打と言う素晴らしいピッチングを展開。これに対して、西武は、7回、四球とヒットで無死一、三塁とようやくチャンスを掴んだものの、垣内が三振。続く伊東のショートゴロを村上がエラーしている間に1点を返したものの、続く代打・前原がショートゴロゲッツーに倒れ、1点止まり。1点を失ったものの、前川は、8回以降も安定した内容で、ピシャリと抑え、結局、プロ初勝利を初完投で飾った。尚、試合終了後、安部は、近鉄及び16年在籍した西武の選手達に胴上げされて、現役生活の幕を閉じた

千葉マリン:ロッテ10勝15敗
F  200000001  3
M  000000002  2
勝:ガンちゃん12勝11敗
負:武藤6勝9敗
S:伊集院光の弟子・金村3勝0敗1S
本:小笠原24
 ガンちゃん、自己最多の12勝! ロッテ、5度目の5連敗!
日本ハムは、初回、先頭の石本がセンター前ヒットで出ると、続く小笠原が24号2ランを叩き込み、2点を先制。以降、日本ハム・ガンちゃん,ロッテ・武藤の両先発の投げ合いが続き、2−0の儘、試合は、終盤に突入。迎えた9回、日本ハムは、2本のヒットで一死一、三塁とすると、金子のライトゴロの間に貴重な1点を追加。ここまで3安打と完封ペースのガンちゃんに対して、粘るロッテは、土壇場9回裏に反撃を開始。一死から、初芝が四球を選ぶと、続くサブローがタイムリー二塁打を放って、まず1点。ここで2番手としてマウンドに上がった伊集院光の弟子・金村に対しても、二死後、堀がセンター前にタイムリーを放ち、1点差。なおも、一発が出れば逆転サヨナラと言う場面だったが、最後は、代打・イワオ画伯がセカンドゴロに倒れ、ゲームセット。日本ハムはこれで3連勝。ガンちゃんは自己最多の12勝目をマークした。一方、敗れたロッテは、今季5度目の5連敗