球界トピックス

9月18日


東京ドーム:巨人16勝9敗
C  002220100  7
G  000000010  1
勝:佐々岡14勝7敗
負:三沢5勝2敗
本:緒方31、江藤27
 
川相、連夜のフル欠場! 茂雄ヘッポコ采配爆裂で大惨敗!
レフト・マルちゃんのあまりの拙守に見切りをつけ、名手・川相やソーサ元木をレフトに置く博打をかましていた筈の茂雄だったが、この日は、名手・川相をベンチに幽閉する恒例の大暴挙をかました上に、レフトを守れる後藤をサードに回して、再びマルちゃんをレフトに戻す謎の采配を展開! 川相不在の上、マルちゃんがレフトとあって、不安感一杯の先発・三沢は、1,2回とヒットを浴びる苦しい展開。迎えた3回、先頭の緒方に左中間へ二塁打を浴びると、続く東出の三塁線へのバントを後藤と三沢のまずい連係でヒットとしてしまい、一、三塁。またも川相不在の弊害が露呈したこの場面で、求道者・前田の内野ゴロの間に先制点を失うと、キュラソ星人にもレフト・マルちゃんを狙われるタイムリー二塁打を浴びて、この回、2失点。その裏、巨人は、ヒットと2四球で二死満塁と一打同点のチャンスを作ったものの、連日、チャンスブレーカーを果たしている無冠の帝王・清原が、ここでも本領発揮のバッティングで空振り三振! この清原のバッティングに滅入ってしまった三沢は、直後の4回、先頭のディアスに左中間を破る二塁打を浴びると、西山の犠打で一死三塁となった後、佐々岡のボテボテのピッチャーゴロの間に1点。更に、この後、緒方に左中間スタンドへ31号ソロを運ばれて、4点目。続く5回には、やはり、川相不在で不安感一杯の2番手・西山江藤に左中間スタンドへ27号2ランを叩き込まれると、7回にはディアスのタイムリーで7点目。巨人は、8回、今夜の松井さんのタイムリー二塁打で1点を返したものの、焼け石に水。岡村孝子の旦那・石井は、6点差で迎えた9回二死になってからと言う間の悪い投入をされた上、名手・川相に至っては連夜のフル欠場! 敗れるべくして敗れた巨人は、これで中日との差を4と広げてしまい、逆転優勝へ大きく遠のいた

横浜:横浜9勝15敗
D  200040000011  8
YB 210002001010  7
勝:中山3勝1敗
負:横山3勝3敗
本:ゴメス33、鈴木なおのり15、進藤10、山崎25、ローズ34
 中日、5時間26分の死闘を制し、マジック11!
中日は、初回、二死二塁から、ゴメスが3試合連続となる33号2ランを放ち、2点を先制! その裏、横浜は、一死三塁から、鈴木なおのりがライトスタンド上段へ15号2ランを叩き込み、同点。続く2回には、先頭の進藤がバックスクリーンを直撃する10号ソロを放ち、勝ち越しに成功。3,4回とチャンスを逃してきた中日だったが、5回、ゴメスのタイムリー二塁打で追い付くと、一、二塁とした所で、山崎がレフトスタンドへ25号3ランを叩き込み、勝ち越し。しかし、粘る横浜は、6回、ローズの34号ソロ,進藤のタイムリーで2点を返すと、土壇場9回、二死から、中根がレフト線へタイムリー二塁打を放ち、試合は延長にもつれ込んだ。11回表、中日は、李ボンジョムのタイムリーで勝ち越したものの、その裏、一死一、二塁から、ハマの大馬人・駒田のセカンドゴロをゲッツーを焦った渡辺が二塁へ悪送球を犯して、再び試合は振り出しに…。続く12回、中日は、一死二塁の場面で、久慈がライト前にタイムリーを放ち、再び勝ち越しに成功。最後は、中山が3人で打ち取り、5時間26分の激闘に終止符を打った。これで中日のマジックは2つ減って11となった。      
神宮:ヤクルト13勝13敗
T  000000001  1
S  00020010×  3
勝:伊藤6勝3敗
負:川尻3勝5敗
S:高津1勝1敗27S
本:岩村8、大豊15
 
大豊、怒濤の帳尻合わせも空砲! 阪神、5連敗で今季最多タイの借金16!
阪神先発・川尻,ヤクルト先発・伊藤の投げ合いが続き、0−0で迎えた4回裏、ヤクルトは、先頭のペタジーニが二塁打で出ると、続く稲葉もタイムリー二塁打を放って、1点を先制。更に、青柳のヒットで一、三塁とすると、岩村のセカンドゴロ併殺打の間に1点を追加。7回には、岩村が右中間スタンドへ8号ソロを叩き込み、3点目。投げては、伊藤がスライダーが冴え、8回まで4安打無失点と完封ペースの好投を展開。しかし、迎えた9回、今月に入って、全試合安打,ホームラン量産と怒濤の帳尻合わせを炸裂させている大豊がバックスクリーン右へ特大15号ソロを放り込んで、完封を打ち砕くと、これで伊藤は降板。しかし、代わった高津が後続3人をピシャリと抑えて、27セーブ目をマーク。敗れた阪神は5連敗で、今季最多タイの借金16となった。 

福岡ドーム:ダイエー12勝12敗1分
M  000001001  2
H  01200003×  6
勝:星野9勝8敗
負:小野2勝2敗
本:松中20
 松中、復帰初打席で先制弾! ダイエー、マジック6!
ダイエーは、2回、シドニー五輪アジア予選から帰ってきたばかりの松中がバックスクリーン右へ20号ソロを叩き込み、1点を先制。続く3回には、二死一塁から、吉永,小久保の連続タイムリー二塁打で2点を追加。一方、5回まで、ダイエー先発・星野の低めをつく丁寧な投球の前に1安打に抑えられていたロッテは、6回、2本のヒットと四球で一死満塁のチャンスを作って、星野をKO。しかし、代わった吉田から、内野ゴロの間に1点を返すのが精一杯。続く7回にも、吉田,3番手・藤井から一死満塁のチャンスを掴んだものの、4番手・篠原の前に後続を断たれて、追加点ならず。突き放したいダイエーは、8回、二死一、二塁から、村松,柳田のタイムリー等でダメ押しの3点を追加。最後はペドラザが吉鶴にタイムリーを浴びて1点を失ったものの、後続を断って逃げ切った。西武が敗れた為、ダイエーのマジックは2つ減って6となった。敗れたロッテはこれで再び借金生活に突入した。尚、この日、名前だけはかっこいいハートグレイブスが米国での左肩手術に成功した事が明らかになった。

西武吹き抜けドーム:西武10勝14敗
BW 011100204  9
L  220001000  5
勝:小倉4勝1敗9S
負:竹下2勝1敗1S
本:エセネオエセ松井14、下痢ニール14
 西武、痛恨のダブルエラー! 対オリックス、5年連続負け越し決定!
西武は初回、エセネオエセ松井がレフトスタンドへ14号2ランを叩き込んで、2点を先制。直後の2回、下痢ニールの14号ソロで1点を返されるも、その裏、すかさず、和田が2点タイムリー三塁打を放って、4−1と突き放した。しかし、オリックスがここから反撃を開始。3回に谷のタイムリー、4回には塩崎のタイムリー二塁打で1点を返し、西武先発・石井をKO。6回に、ワイルドピッチで1点を失い、突き放されるも、直後の7回、二死から、高木浩,エセネオエセ松井の連続エラーでチャンスを作ると、下痢ニールが左中間を破る2点タイムリー二塁打を放ち、ついに試合を振り出しに戻した。5−5の儘、迎えた9回、オリックスは、一死一、二塁とすると、西武抑えの西崎から、五十嵐がライト線へ勝ち越しタイムリー二塁打! 更に、佐竹が歩いて満塁となった後、代打・三輪が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、この回、一挙4点を奪い、試合を決定付けた。これで、オリックスは、対西武5年連続の勝ち越しを決めた。

大阪ドーム:近鉄12勝14敗
F  000100401  6
Bu 31003000×  7
勝:マットソン5勝4敗
負:ガンちゃん11勝11敗
S:香田5勝3敗6S
本:クラーク26、小笠原23
 クラーク、先制3ラン! マットソン、4ヶ月ぶり勝利!
近鉄は、初回、二死から、中村の四球,ローズのヒットで一、三塁とすると、クラークがレフトスタンドへ先制の26号3ラン。続く2回には、2本のヒットで一、三塁とすると、武藤の内野ゴロの間に1点を追加。4回にジャイアンのタイムリー内野安打で1点を返されるも、5回、二死一、二塁から、川口,吉岡の連続タイムリーで3点を追加。これで近鉄のワンサイドゲームと思いきや、7回、日本ハムが反撃。一死一塁から、荒井修,金子,代打・根本の3連打で2点を返すと、小笠原が23号2ランを放って、近鉄先発・マットソンをKO。土壇場9回には、二死二塁から、根本がタイムリー二塁打を放って、1点差に詰め寄ったが、最後は小笠原が三振に倒れて、万事休す。マットソンは、これで5月14日以来の5勝目をマークした。