球界トピックス

9月17日
シドニー五輪アジア地区予選:日本3−5韓国 台湾5−4中国 日本、アジア2位!


横浜:横浜9勝14敗
D  303300100 10
YB 200030001  6
勝:岩瀬8勝2敗1S
負:偽サムライ阿波野2勝8敗1S
本:李ボンジョム9、福留15、ゴメス32
 川村、下痢で登板回避! 偽サムライ阿波野、メッタ打ちで自力V消滅!
未だに残っている自力優勝の可能性に一縷の望みを賭ける横浜だったが、この日の先発が予想されていた川村が下痢により登板回避と言うショボい展開。代わりに出てきたのが偽サムライ阿波野とあって、これ幸いと中日打線が爆発! 初回、福留のタイムリーで先制すると、李ボンジョムがレフトスタンドへ9号2ランを叩き込み、いきなり3点。その裏、すかさず2点を返されるも、3回には、福留の15号2ラン,ピンキー井上のタイムリーで3点を奪い、偽サムライ阿波野をKO。続く4回にも、2番手・戸叶から、ゴメスが32号3ランを浴びせて、3点を追加。横浜は、5回に、5安打を集中して3点を奪い、中日先発・武田をKOするなど、マシンガン爆発による逆襲を予感させたが、2番手・岩瀬の前に沈黙して勢いを止められると、7回途中からは、ぷよぷよSUN、9回からはサムソンと言う継投の前に1点を返すのがやっと。これで横浜の自力優勝は再び消滅し、中日にマジック13が再点灯した。     
神宮:ヤクルト12勝13敗
T  102010200  6
S  00200560× 13
勝:石井一8勝6敗
負:織田裕二6勝15敗
本:新庄14
 
織田裕二、逆ハーラー独走の15敗目! 阪神、7年連続の負け越し決定!
阪神は、初回、新庄のタイムリー二塁打で1点を先制すると、3回には、一死二、三塁から、消化試合の帳尻合わせに燃える大豊がセンター前に2点タイムリー! その裏、2点を返されるも、5回に新庄の14号ソロで再び突き放した。しかし、迎えた6回、阪神先発・織田裕二が、逆ハーラーダービーを独走している底力を発揮! 先頭のペタジーニにヒットを浴びると、一死後、青柳,岩村の連打で1点差と迫られて、KO。代わった部坂に対して、ヤクルトは、城石がセンターオーバーのタイムリー二塁打を放ち、同点とすると、代打・度会がライト前に勝ち越し2点タイムリー。更に、この後、一死満塁の場面で、佐藤が犠牲フライを打ち上げて、この回、一挙5点。直後の7回、阪神は、浜中のタイムリー等で2点を返し、1点差に詰め寄ったものの、その裏、7安打を集中されて6点を失い、試合を決定付けられた。これで阪神は7年連続のシーズン負け越しが決定した。

福岡ドーム:ダイエー11勝12敗1分
M  001000003  4
H  100000121× 5
勝:篠原12勝0敗
負:礒4勝5敗
S:五十嵐0勝3敗2S
本:清水1、ニエベス16、林3、吉永16
 井口、今季3度目のサヨナラ打! ダイエー、マジック8!
ダイエーは、初回、四球の柴原を二塁に置いて、吉永の内野安打と小坂のエラーで1点を先制。1点を追うロッテは、3回、先頭の清水がレフトスタンドへ今季1号となる同点アーチ。以降、ダイエー・カリメロ,ロッテ・小林雅の好投が続き、1−1の儘、試合は終盤に突入。迎えた7回、ここまで初回の内野安打1本に抑えられてきたダイエーだったが、先頭のニエベスがライトスタンド上段へ3試合連続の16号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。続く8回には、林の3号ソロ,吉永の16号ソロが飛び出して、得意の一発攻勢で3点のリード。最後は、ペドラザを投入して逃げ切りを図ったが、これが大誤算。2本のヒットで一死二、三塁とされると、堀に2点タイムリーを浴びて、まさかのKO。代わった篠原も、二死一、二塁としてから、代打・吉鶴にタイムリーを浴びて、土壇場で振り出しに戻された。しかし、その裏、一死から、J.マッケンジーがレフト線に二塁打を放つと、続く井口が左中間フェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち、J.マッケンジーが生還して、今季10度目のサヨナラ勝ちを収めた。これで球団最多となる70勝目をマークしたダイエーのマジックは1つ減って、8となった。また、3番手で登板した篠原は無傷の12勝目をマークして、勝率のタイトル受賞資格にリーチをかけた。

西武吹き抜けドーム:西武10勝13敗
BW 000000000  0
L  00010000×  1
勝:森4勝8敗
負:金田11勝8敗
S:西崎2勝1敗20S
 高木大、チーム37イニングぶりタイムリー! 西武、完封リレーで辛勝!
西武先発・森は、立ち上がりから素晴らしい内容で、いきなり4連続三振を奪うなど、4回までパーフェクトピッチングを展開。一方、オリックス先発・金田の前に3回まで1安打に抑えられてきた西武だったが、4回裏、先頭の小関がライト前ヒットで出ると、エセネオエセ松井が送って二進。二死後、高木大がセカンドベースに当たる幸運なヒット。これが、実にチーム37イニングぶりというタイムリーになって、1点を先制。オリックスは、疲れの見えてきた森から、5回二死満塁、6回二死一、二塁とチャンスを掴みながら、あと一本が出ず。7回から代わったデニーからも、8回二死一、二塁としながら、3番手・竹下の前に下痢ニールが三振。土壇場9回、西武守護神・西崎からも、一死から、プリアム,ハイツ田口の連打で一打同点の場面を作ったものの、代打・藤井,日高と倒れ、結局、僅か1点が届かない儘、完封リレーを食らった。西崎は、これで20セーブ目をマーク。

 
安部、現役引退! 球界最年長・山本、戦力外で退団!
19年目の安部が「周囲の状況を考えても、もう引く時期だ」と今季限りで現役を引退する事を明らかにした。これを受けた球団は23日の西武戦を安部の引退試合とする事を決定。一方、球界最年長の山本カズボムも今季一軍出場の機会がゼロと言う状態で、今季限りで球団から戦力外扱いを受けて退団する事が決まったとの事で、29日のダイエー戦から一軍に昇格させる予定。また、今季限りで退団を申し入れているヨッシャー佐々木の後釜として、球団側は梨田2軍監督に対して、週明けにも正式要請に乗り出す構えを見せている模様。これに伴って、今季限りで退団する予定の広島・正田守備走塁コーチの招聘も画策しているとの事。