球界トピックス

9月16日 C−S(広島):雨天中止
シドニー五輪アジア地区予選:日本3−0中国 韓国5−4台湾 日本、シドニー五輪出場決定!


ナゴヤドーム:中日15勝12敗
G  001010000  2
D  02101020×  6
勝:山本昌7勝5敗
負:ドミンゴ9勝11敗
本:ゴメス31
 茂雄ヘッポコ采配大炸裂! 名手・川相&石井、悪夢のフル欠場!
前日、名手・川相をレフトに回すと言う大博打をかました茂雄だったが、たとえレフトと言えども、川相がバックにいると言う安心感から、8人もの継投が決まり、勝利を収めた巨人。しかし、茂雄は、この功労者・川相をレフトすらも外して、ベンチに幽閉する嫌がらせを展開し、今度は、レフトに川相と違って外野経験が皆無と言うソーサ元木を回す連日の大博打! 更に、「4番清原」こそ辞めたものの、中日の先発が左の山本昌だからと、本当は出したくないが渋々出している清水を8番にまで降格させると言う嫌がらせを展開! 巨人は、初回、二死二塁のチャンスを逃すと、2回には、無死一、二塁のチャンスを掴みながら、川相不在と言う事で完全無策の野放し野球をかましたおかげで、後続を断たれて、無得点。一方、前回の登板で、実に112日ぶりに川相をバックに置いたおかげで好投を見せたドミンゴだったが、たった1度で再び川相不在のマウンドとなった上、レフトがソーサ元木と言う惨状に立ち上がりからイライラが収まらず、初回のピンチこそ切り抜けたものの、続く2回にぶち切れた。一死から、山崎を四球で出すと、ピンキー井上,中村の連打で無死満塁。ここで山本昌にまでがレフト前にタイムリーを浴びて、2点を先制されると、続く関川にも4連打となるライト前ヒットを浴びて、早くもKOとなる大誤算! 直後の3回、巨人は、一死から、ソーサ元木がセンター前ヒットで出ると、続く今夜の松井さんがセンターフェンスを直撃する二塁打を放ち、二、三塁。ここでマルちゃんのセカンドゴロの間にソーサ元木が生還したものの、無冠の帝王・清原は本領発揮の引っかけるバッティングでサードゴロに倒れ、1点止まり。その裏、茂雄は、一度成功したら、潰れるか失敗するまで延々と続ける得意のマンネリ継投を炸裂させ、2回の大ピンチを切り抜ける好投を見せた野村をわざわざ引っ込めて、斎藤雅をマウンドに送ったが、川相がレフトにすらいないと言う不安感一杯の斎藤雅に対して、いきなり先頭のゴメスが右中間へ31号ソロを叩き込み、再び2点差! 2点を追う巨人は、6回、仁志のヒット、松井さんの四球で二死一、二塁とすると、マルちゃんが詰まりながらもセンター前に落とすタイムリーを放ち、なおも一、三塁のチャンス。しかし、ここで清原はまたしても本領発揮の引っかけるバッティングでサードゴロに倒れ、1点止まり。依然として川相不在の不安感が拭えない上に、この清原のバッティングで滅入ってしまった斎藤雅は、その裏、一死満塁の大ピンチを作ってKO。代わった岡島は気力で代打・神野を三振に取ると、続く関川もセカンドへのゴロ。完全に打ち取ったこの打球だったが、ボテボテとなったのが災いして、関川が気迫のヘッドスライディングを見せるタイムリー内野安打となり、またも2点差と突き放した。直後の6回、二死一塁の場面で岡島の打席を迎えながら、茂雄は代打も出さずにその儘、岡島を打席に送る謎の采配を展開。結局、岡島は三振に倒れ、無得点。2−4の儘、迎えた7回裏、依然として川相不在と言う絶望的状況ながら持ちうる精神力の全てを振り絞って投げ続けていたおかげで疲労困憊となった岡島は、二死一塁から、よりにもよって、投手の岩瀬にタイムリー二塁打を浴びて、5点目を許すと、これでガックリ来たか痛恨のワイルドピッチを犯して、この回、2失点。4点のビハインドがありながら、土壇場9回、茂雄は名手・川相,岡村孝子の旦那・石井を差し置いて、大野倫,村田善を代打に送ると言った到底勝つ気があるとは思えない異常采配を展開! 結局、名手・川相と石井は悪夢のフル欠場! これに加えて清原の大ブレーキ,茂雄ヘッポコ采配の大炸裂により、敗れるべくして敗れた巨人の連勝は4でストップし、中日との差を再び2.5と広げられてしまった。     
甲子園:阪神8勝18敗
YB 100031101  7
T  210100002  6
勝:横山3勝2敗
負:中込尊師2勝5敗
S:五十嵐0勝3敗2S
本:大豊14、波留14、ローズ33
 
横浜、逆転勝ちで自力Vの可能性残す!
初回、横浜は、二死一塁の場面で、ローズがセンターオーバーのタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。しかし、その裏、阪神は、先頭の坪井が四球で歩くと、暴投と2つの内野ゴロで生還し、ノーヒットで同点。更に、消化試合の帳尻り合わせに燃える大豊が右中間スタンドへ14号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。阪神は続く2回にはまたも暴投で1点、4回にも無死満塁から併殺打の間に1点を追加し、横浜先発・福盛をKO。3点を追う横浜は、5回、一死から、代打・相川,石井タクローの連打で一、三塁とすると、波留がレフトポール際へ14号3ランを放り込み、一気に同点! これで勢いに乗った横浜は、続く6回、一死一、三塁のチャンスを作ると、谷繁がセンターにきっちり犠牲フライを打ち上げて、勝ち越し。更に、7回に、野選で1点を追加すると、9回にはローズの33号ソロでダメ押し。最後はヒゲ魔神を投入して逃げ切りを図ったものの、粘る阪神は、坪井がセンター前に弾き返す2点タイムリーを放ち、1点差。なおも一発が出ればサヨナラと言う場面を作ったものの、反撃もここまで。最後は代打・星野がセカンドゴロに倒れ、ゲームセット。辛うじて逃げ切った横浜は、何とか自力優勝の可能性を残した。

西武吹き抜けドーム:西武13勝11敗
M  132000000  6
L  000000100  1
勝:薮田3勝3敗
負:豊田9勝4敗
本:堀7
 
豊田、3回6失点KOで連勝ストップ! ダイエー、マジック9!
西武先発は、9連勝中の豊田。これに対して、ロッテは、初回、先頭の諸積がヒットで出ると、続く小坂がピッチヤー前へ送りバント。これを豊田が一塁へ悪送球を犯し、二、三塁とすると、一死後、ボーリックのファーストゴロの間に1点を先制。その裏、二死満塁のピンチを切り抜けると、直後の2回、堀のバントヒット,平井のライト前ヒットで無死一、三塁とすると、福沢が一、二塁間へ絶妙のセーフティスクイズを決めて、1点を追加。更に、この後、諸積がライトフェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち、この回、3点。続く3回には、一死一塁から、堀が左中間スタンドへ6号2ランを叩き込み、豊田をKO。投げては4ヶ月ぶりの先発となった薮田が2回以降立ち直り、6回まで2安打無失点の好投を展開。7回に高木浩の犠牲フライで、1点を失ったものの、8回からは、藤田−吉田と繋いで逃げ切った。これで薮田は4月20日以来の3勝目をマーク。これで、この日、試合のなかった首位・ダイエーのマジックは1つ減って9となった。

GS神戸:オリックス14勝9敗2分
Bu 000000000  0
BW 60000020×  8
勝:加藤5勝5敗1S
負:ユウキ4勝2敗
本:プリアム20
 
初回、一挙6点の猛攻で圧勝! 加藤、無四球完封で5勝目!
近鉄は、初回、二死一塁から、ローズが左中間を破る二塁打。一塁走者・中村が一気に本塁を突いたものの、寸前でタッチアウト。先制点を免れたオリックスは、その裏、ハイツ田口,大島の連続二塁打であっさり1点を先制。更に、高須のエラーでチャンスを広げると、プリアムの当たりをレフト・ローズがまずい守備でタイムリー二塁打にしてしまい、2点目。更に、五十嵐が歩いて満塁とすると、塩崎のセカンドゴロを高須が本塁へ野選。続く松元が押し出し四球を選ぶと、二死後、打者一巡で再び打席が回ってきたハイツ田口がセンター前に2点タイムリーを放ち、この回、大量6点。7回には、プリアムがレフトスタンドへ20号2ランを叩き込み、ダメ押しの2点を追加。投げては、大量援護に守られた先発・加藤がスライダーの制球が良く、ヒットを浴びながらも要所を締める粘りの投球を展開。結局、無四球完封で8月5日以来となる5勝目をマークした。