球界トピックス
9月15日 T−YB(甲子園),BW−Bu(GS神戸):雨天中止
シドニー五輪アジア地区予選:日本2−1台湾 韓国7−1中国
ナゴヤドーム:中日14勝12敗
G 000112204 10
D 101000100 3
勝:槙原2勝3敗23S
負:野口16勝6敗
本:福留14、今夜の松井さん37、仁志8、マルちゃん15
茂雄、レフト・川相の大博打! 三本柱好救援、打線爆発で中日に1.5差!
前日の試合で、マッスル千代の富士が捕球の際にフェンスに激突して痛めた右鎖骨が全治1ヶ月の骨折で今季中の復帰は絶望的だった事が判明して、登録抹消に陥る緊急事態に突入! 流石に、背に腹は変えられない状態ながら、どうしても清原とマルちゃんを併用したい茂雄は、相次ぐ拙守を繰り返すマルちゃんよりはマシとばかりに名手・川相をレフトに回すと言う大博打に打って出た! しかも、4番に無冠の帝王・清原を入れる病気がまたも再発! 巨人は、初回、中日先発・野口から、先頭の仁志がレフトフェンス直撃の二塁打で出ると、ここですかさず、名手・川相が明らかに送りバントと警戒されている中、いともあっさりと芸術的なバントを決めて、犠打世界記録へあと39と迫った。しかし、続く今夜の松井さんのファーストゴロで仁志は本塁憤死。更に、4番に入っている清原があっさり三振に倒れ、結局、無得点。これで、「やはり、4番・清原は間違ってるだろう…」と滅入ってしまった巨人先発・ヒゲ入来に対して、中日は、その裏、二死二塁のチャンスを作ると、ゴメスが詰まりながらも、しぶとくレフト前に落とし、11年ぶりのレフトと言う名手・川相のダイレクト好返球も一歩及ばず、1点を先制。3回には、福留がライトスタンドへ14号ソロを放ち、2点目を追加。2点を追う巨人は、直後の4回、松井さんがライトスタンドへ2試合連続となる37号ソロを叩き込むと、続く5回には、仁志がレフトポール際へ8号ソロを放り込み、同点。更に、名手・川相が二遊間の深い所へしぶとく内野安打を放って、出塁したものの、前の打席で一発を放っている松井さんが野口の気力の投球の前に三振に倒れ、1点止まり。その裏、2番手・西山,3番手・野村で二死二、三塁のピンチを迎えた所で、茂雄は、右足内転筋痛から復帰したばかりの斎藤雅を投入。斎藤雅は期待に応えて、ゴメスをセンターフライに打ち取り、このピンチを脱出! すると、直後の6回、ヒット四球で二死一、二塁とした所で、野口をKO。代わった霊感投手・落合に対して、チュウがうまく合わせて三遊間を破り、満塁とチャンスを広げると、茂雄は、まだ一人しか投げていない斎藤雅を早くも引っ込め、岡村孝子の旦那・石井を投入。石井は期待に応え、レフト線へ2点タイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功! 更に、続く7回には、中日3番手・岩瀬から、マルちゃんがバックスクリーン左へ2試合連続となる15号2ランを放ち、6点目を追加! その裏、粘る中日が二死二塁から、関川のセンター前タイムリーで3点差に詰め寄り、ゴメスを迎えた所で、茂雄は7番手として、槙原を投入。槙原は、ここでゴメスを空振りの三振に斬ってとり、中日の勢いを封じると、8回もピシャリ。巨人は、9回には、マルちゃん,清水のタイムリーに加え、ピンキー井上のタイムリーエラーで4点を追加して、ダメ押し。その裏、7点差もありながら登場した桑田は、7回からサードに回った名手・川相に打球を集める頭脳的な投球で、簡単に三人で打ち取り、ゲームセット。これで巨人は中日に連勝し、その差を1.5にまで詰め寄った。また、横浜に自力優勝が復活した為、中日のマジックは消滅した!
広島:広島11勝13敗
S 200020002 6
C 000000200 2
勝:川崎5勝10敗
負:ミンチー姉さん2勝8敗
本:スミス20
ミンチー姉さん、久々の先発も5回KO! 来季残留へ赤信号!
来季残留を賭けて、2ヶ月ぶりの先発登板となったミンチー姉さんに対し、ヤクルトは、初回、2本のヒットで一死一、三塁のチャンス。ここでペタジーニがセンター前にタイムリーを放ち、1点を先制すると、続くデカがセンターへ犠牲フライを打ち上げて、この回、2点。2回以降、立ち直りを見せたミンチー姉さんだったが、5回、二死満塁のピンチを迎えて、打席にはまたもペタジーニ。ペタジーニの打球は詰まったのが幸いして、センター前にポトリと落ちる2点タイムリーとなり、ミンチー姉さんは、この回で降板となった。主砲・江藤が腰に違和感を訴えて欠場している広島打線は、ヤクルト先発・川崎の前に6回まで3安打に抑えられてきたが、7回、一死から、島,新井,ディアスの3連続二塁打で2点を返し、なおも一死二塁と言う場面で、代打・浅井はセンター前へ痛烈なライナー…と思いきや、これを川崎が好捕して、最悪のゲッツー。ヤクルトは、9回、代打・スミスの20号2ランでダメ押しの2点を追加。最後は、五十嵐が抑えて、逃げ切った。
東京ドーム:日本ハム8勝16敗1分
H 000100310 5
F 03220001× 8
勝:伊藤3勝1敗1S
負:佐久本2勝6敗
S:黒木3勝2敗8S
本:偽ソーサ26、橋上1、大道4、ニエベス15
佐久本、3回KO! ダイエー、拙攻で連勝ストップ!
1回,2回と先頭打者を出しながら、無得点に終わったダイエーに対して、日本ハムは、2回、一死二塁から、偽ソーサ,橋上の連続アーチで3点を先制。続く3回には、無死一、二塁として、早くもダイエー先発・佐久本をKOすると、代わった藤井からオバンドーが左中間を破るタイムリー二塁打。更に、一死満塁とした後、またも橋上がライト前にタイムリーを放ち、この回、2点。直後の4回、金子のタイムリーエラーで1点を失ったものの、その裏、小笠原が打撃妨害で出ると、片岡,オバンドーと連続タイムリーを放ち、2点を追加。6点を追うダイエーは、7回、一死から、浜名,代打・林の連打で一、二塁として、日本ハム先発・伊藤をKOすると、代わった下柳から、二死後、代打・大道が左中間スタンドへ4号3ランを叩き込み、3点差。続く8回には、ニエベスがライトスタンド看板上のスピーカーを直撃する特大15号ソロを放ち、2点差。しかし、その裏、日本ハムは田中のタイムリーでダメ押しの1点を追加。ダイエーは、今季チーム最多タイの16安打を放ちながら、拙攻が響いて、連勝は3でストップした。
西武吹き抜けドーム:西武13勝10敗
M 000000100 1
L 000000011× 2
勝:デニー2勝4敗9S
負:礒4勝4敗
本:エセネオエセ松井13、垣内15
影武者・谷中、1安打の力投! 垣内、起死回生のサヨナラ15号!
霊感投手・松坂をシドニー五輪アジア予選に派遣してしまった影響でローテーションの谷間を迎えた西武は、松坂の穴を埋めるべく、春季キャンプで松坂のユニフォームを着て、ファンを攪乱する影武者を演じた男・谷中に先発マウンドを託した。この谷中が、立ち上がりから素晴らしい投球で、6回までノーヒットと言う好投を展開。しかし、西武は、再三のチャンスをものに出来ず、0−0の儘、試合は終盤に突入した。迎えた7回表、ロッテは、二死から、堀がチーム初安打となる二塁打を放つと、酒井が四球を選んで、谷中をKO。代わった2番手・竹下から、代打・佐藤がレフト前に先制タイムリーを放ち、ついに均衡を破った。1点を追う西武は8回、エセネオエセ松井がライトスタンドへ13号ソロを叩き込み、同点。そして迎えた土壇場9回には、代わったばかりの弊社期待の新星・礒の初球を垣内がレフトスタンドに運び、サヨナラ勝ちを飾った。礒は史上15人目(16度目)と言う1球敗戦投手となり、4敗目。