球界トピックス
9月10日
甲子園:阪神10勝12敗
G 010000000 1
T 10000001× 2
勝:田村1勝0敗1S
負:ドミンゴ9勝10敗
S:福原9勝6敗9S
本:清原12、新庄13
大誤審! 清原、幻の逆転弾! 茂雄、ヘッポコ采配炸裂で惜敗!
依然として、背水の陣が続くとあって、流石に、茂雄も観念したか、名手・川相を2番サードでスタメン起用したものの、またも、左頸骨骨膜炎に苦しむニックンをスタメンで強行出場させた上、岡村孝子の旦那・石井を再び幽閉し、代わりに足を痛めている無冠の帝王・清原を強行出場させる暴挙! 5月21日以来、実に、112日ぶりと言う川相をバックにおいての先発と言う念願が叶ったドミンゴは、あまりの嬉しさに舞い上がってしまい、初回、2つの内野安打を浴びると、牽制悪送球を犯して、先制点を許してしまった。直後の2回、巨人は、四球で歩いたマッスル千代の富士を一塁に置いて、ミスターゲッツー・清原が打席に入った。ゲッツーの恐怖に怯えながらも、自分のおかげで不条理にも幽閉された石井の鋭く睨む眼光が、それ以上に恐ろしかったのか、ゲッツーの恐怖を振り払い、レフトスタンドへの大飛球。完全にスタンドインの逆転12号2ランと思われたこの打球だったが、何と審判は、フェンスに当たって跳ね返ったとジャッジ! 清原に絶大な信頼感を置く茂雄は、8分に渡る猛抗議を行ったものの受け入れられず、同点タイムリー二塁打に留まった。結局、この回、清原は二塁に釘付けとなり、1点止まり。風邪による発熱から復帰したばかりと言う体調の悪いドミンゴだったが、2回以降は、念願の川相をバックに置いた状況に、久々にゆとりを持った好投を展開し、阪神打線を翻弄! しかし、1−1で迎えた6回、先頭の名手・川相に対して、茂雄は、代打・清水を送る嫌がらせを展開! よりによって、1点を争う展開において、名手・川相に代打を出すと言う大暴挙に、重苦しい雰囲気がのしかかり、一気に士気が衰えた巨人は、この回、あっさり三者凡退に終わるのだった。こんな所で川相を幽閉すると言う茂雄のあまりの愚挙に、予想通り、その裏から、ドミンゴはイライラが募り出し、二死一、二塁の大ピンチ! ここは、何とか凌いだものの、8回、新庄にバックスクリーンへ13号ソロを叩き込まれ、ついに勝ち越し点を許してしまった。迎えた土壇場9回、1点を追う巨人は、代わったばかりの阪神4番手・竹内に対して、先頭の代打・後藤がショートへの内野安打で出塁。ここでノムさんが遠山を送ると、茂雄は、不条理な嫌がらせでベンチに幽閉された名手・川相にあてつけるがごとくマッスル千代の富士に犠打を命じるも、川相と比べて、遙かにバント技術の劣るマッスル千代の富士は打球を殺せずにピッチャー真正面に転がしてしまい、後藤は二塁で封殺。清原を打席に迎えた所で、ノムさんは、すかさず福原にスイッチ。清原は、またもゲッツーでゲームセットと言う場面に怯えながらも、自分のおかげで不条理にも幽閉された石井の鋭く睨む眼光が、それ以上に恐ろしかったのか、ゲッツーの恐怖を振り払い、ライト前にポトリと落ちるヒットで繋いで、一死一、三塁。骨膜炎で苦しむニックンのサードゴロでマッスル千代の富士が挟まれて、二死一、三塁と場面が変わった所で、ついに石井が代打で登場! しかし、清原に睨みをきかせる事で精神力を使い果たしてしまっていた石井は、サードゴロに倒れゲームセット。清原の2ランが二塁打にされると言う大誤審と、川相に代打を送ると言う茂雄のヘッポコ采配が炸裂し、敗れるべくして敗れた巨人は、これで中日のマジックを17と減らしてしまった。
横浜:横浜14勝7敗
C 000000000 0
YB 10202010× 6
勝:川村15勝5敗
負:横山4勝3敗
本:鈴木なおのり13,14、波留13
鈴木なおのり、場外弾含む2発! 川村、初の無四球完封!
初回、横浜は、先頭の石井タクローが右中間フェンス直撃の二塁打で出ると、波留のライトフライ、鈴木なおのりのセカンドゴロの間に1点を先制。3回には、先頭の鈴木なおのりがライトスタンド場外に消える13号ソロ! 続くローズが二塁打を放つと、ここでメカゴジラがライト前に弾き返して、この回2点。5回に、先頭の波留がライト前ヒットで出ると、またも鈴木なおのりが2打席連続となる14号2ランを叩き込み、2点を追加! 7回には、波留がバックスクリーン左へ13号ソロを放り込み、ダメ押しの6点目。投げては、先発・川村が球威,制球共に抜群で、広島に三塁を踏ませない快調な投球を展開。結局、川村はプロ初の無四球完封で15勝目をマーク。横浜はこれで対広島戦3年連続の勝ち越しを決めた。
大阪ドーム:近鉄8勝14敗1分
H 010000012 4
Bu 22101000× 6
勝:ユウキ4勝1敗
負:星野8勝8敗
本:ローズ38、中村30、小久保20
星野、まさかの2回KO! ダイエー、三たびマジック消滅!
近鉄は、初回、二死から、ヒットの中村を一塁に置いて、ローズがライトスタンドへ38号2ランを放ち、2点を先制。直後の2回、ダイエーは、制球の定まらない近鉄先発・ユウキから、連続四球を選んで、無死一、二塁とすると、ニエベスのライト前タイムリーで1点差。しかし、その裏、近鉄は、吉岡,川口の連打の後、的山が送って、一死二、三塁とすると、大村がライトへきっちり犠牲フライ。更に、三塁にランナーを置いて、武藤がライト前タイムリーを放ち、ダイエー先発・星野は、早くもKOとなった。更に、近鉄は、3回には、中村のレフトスタンド3階席に飛び込む30号ソロ、5回にはクラークの併殺打の間に1点を追加。3回以降、立ち直ったユウキの前にゼロ行進を続けていたダイエーだったが、8回、小久保の20号ソロで1点を返し、ユウキをKO。9回には、3番手として登場した近鉄の守護神・大塚に対して、ローズのエラーを皮切りに、二死一、二塁のチャンス。ここで、吉永がライト前に弾き返すタイムリーを放つと、更に、大塚が一塁へ牽制悪送球を犯して、2点差。一発が出れば同点と言う場面で、前の打席でホームランを放っている小久保を迎えたものの、小久保は空振りの三振に倒れ、ゲームセット。これでオリックスの自力優勝が復活し、ダイエーのマジックは三たび消滅となった。
東京ドーム:日本ハム9勝16敗
L 000060001 7
F 130002000 6
勝:デニー1勝4敗9S
負:伊藤2勝1敗1S
S:竹下2勝0敗1S
本:片岡14、伊東3、金村弟13、偽ソーサ25、ジャイアン6、ポール12
ポール、連夜の殊勲弾! 西武、ついに首位に0.5差!
9連勝中の西武先発・豊田に対して、日本ハムは、初回、二死から、片岡,オバンドー,田中の3連打で1点を先制。続く2回には、二死一、二塁から、片岡が14号3ランを叩き込み、早くも4点のリード。日本ハムの先発は、右肩痛による戦線離脱から復帰し、4月20日以来の登板となる伊集院光の弟子・金村。金村は、4回まで1安打に抑える無失点投球を続けていたが、勝利投手の権利目前と言う5回、ついに西武打線に捕まった。先頭の垣内がヒットで出ると、続く伊東がレフトスタンドへ3号2ラン。更に、一死一、三塁からエセネオエセ松井がレフト前にポトリと落ちるタイムリーで1点差とすると、続く金村弟がライトスタンドへ13号3ランを放って、一気に逆転。金村は、この回、6失点で無念のKOとなった。しかし、粘る日本ハムは、6回、偽ソーサの25号ソロ、ジャイアンの6号ソロと連続アーチが飛び出して、試合を振り出しに戻し、豊田をKO。6−6の儘、迎えた9回、西武は、5回途中からのロングリリーフとなる日本ハム2番手・伊藤から、ポールがバックスクリーン左へ2試合連続となる12号ソロを叩き込み、ついに勝ち越し! その裏、日本ハムは、先頭の根本がレフト前ヒットで出ると、すかさず金子が送って、一死二塁と、一打同点のチャンスを作ったものの、本西,小笠原と連続三振に倒れてゲームセット。これで、西武は、首位・ダイエーに0.5差と詰め寄った。尚、この日、日本ハム球団は、上さんに来季も続投要請する事を明らかにした。
千葉マリン:ロッテ11勝10敗
BW 100310100 6
M 310000000 4
勝:金田11勝7敗
負:後藤6勝8敗
S:小倉3勝1敗9S
本:ボーリック25、下痢ニール12、藤井13、佐竹2、大島1
一発攻勢で逆転勝ち! オリックス、自力V復活!
初回、下痢ニールにタイムリーを浴びて、1点を先制されたロッテは、その裏、一死から、小坂,イワオ画伯の連打で一、二塁とすると、ボーリックがレフトスタンドへ25号3ランを叩き込み、一気に逆転に成功。更に、続く2回には、一死満塁から、ボーリックの併殺崩れの間に1点を追加。ロッテ先発は、鈴木一朗に「あれくらいの投手」呼ばわりされた後藤だったが、前回の登板同様、その鈴木一朗がいない事で燃え切れないのか、迎えた4回、下痢ニールに12号ソロ,藤井に13号ソロと連続アーチを浴びると、更に、一死後、佐竹にも2号ソロを浴びて、同点。続く5回には、一死二塁から、谷にレフト前へ勝ち越しタイムリーを浴びて、KOとなった。オリックスは、7回にも大島の今季初アーチが飛び出して、ダメ押しの1点を追加。投げては、6回から、高橋功−マーク−小倉と繋いだリリーフ陣が4イニングをノーヒットに抑えて、ロッテの反撃を断ち切った。これでオリックスは自力優勝が復活した。