球界トピックス

9月9日


神宮:ヤクルト11勝11敗
C  206003000 11
S  020001110  5
勝:黒田4勝6敗
負:岡林1勝1敗
本:島3、ディアス6
 
ヤクルト、拙攻、投壊で3連敗!
広島は初回、四球と野選で無死、一、二塁とすると、キュラソ星人がライトオーバーのタイムリー二塁打を放ち、先制。ここでヤクルト先発・ハッカミーはブルペンから違和感があった言う左足内転筋を痛めて、早くも降板。急遽、代わった岡林からも、新井がライト前にタイムリーを放ち、この回、2点。2点を追うヤクルトは、2回、無死一、二塁から、デカのタイムリー二塁打で同点。しかし、直後の3回、広島は、一死一、二塁から島がライトスタンドへ3号3ランを叩き込み、勝ち越すと、更に、瀬戸のタイムリー二塁打で1点を加えた後、連続四球で一死満塁。ここで代わった3番手・石井弘も、連続の押し出し四球を与えて、この回、大量6点が入り、試合を決定付けた。広島は、6回にも、ディアスの6号3ランが飛び出して、ダメ押し。ヤクルトはこの後、3点を返したものの、序盤の大量失点が響き、3連敗となった。

甲子園:阪神7勝16敗
D  10000002100  4
T  00003100001× 5
勝:福原9勝6敗
負:サムソン6勝5敗3S
本:山崎24、大豊12
 
延長11回、大豊、劇的サヨナラアーチ!
中日キラー・川尻と、阪神キラー・山本昌と言う両先発で始まったこの試合、先手を取ったのは中日。初回、寝違えによる右肩痛で欠場したゴメスに代わり、4番に入った山崎のタイムリーで1点を先制。この後、両投手の投げ合いが続き、1−0の儘、試合は中盤に突入。迎えた5回裏、阪神は、桧山,北川が連続ヒットで出ると、山本昌のワイルドピッチで、無死二、三塁。ここで、浜中はライトオーバーの2点タイムリー三塁打を放ち、逆転に成功! 更に、続く田中がカウント1−3から、見事にスクイズを決め、この回、3点。続く6回には、内野ゴロの間に1点を追加。しかし、粘る中日は、8回、二死一塁から、山崎がバックスクリーンへ24号2ランを放り込み、1点差。土壇場9回には、一死二、三塁とチャンスを作ると、神野の当たりはライトへのフライ。打球が浅いのと、坪井から好返球が返ってきた事で、三塁走者・ピンキー井上は本塁突入を自重したものの、ここで二塁走者・中村が飛び出しているのを見た北川が二塁へ送球した隙に、果敢に本塁をつき、ついに同点! 試合は延長にもつれ込んだ。10回二死満塁、11回二死二塁とピンチを凌ぎきった阪神は、その裏、先頭の大豊がバックスクリーンに飛び込む12号サヨナラアーチを放ち、激闘に終止符を打った。    

北九州:ダイエー12勝15敗
L  001510002  9
H  100000000  1
勝:オツ13勝8敗
負:佐久本2勝5敗
本:ポール10,11、金村弟12
 ポール、2発5打点! オツ、完投勝利で再び1.5差!
西武先発は、5日に中1日のリリーフで登板したオツが中3日で登板。これに対して、ダイエーは、初回、一死から、浜名,吉永と歩いて、一、二塁のチャンス。ここで小久保がレフト線にタイムリー二塁打を放ち、1点を先制! 1点を追う西武は、3回、小関のタイムリーで同点とすると、続く4回には、2本のヒットと四球で、一死満塁のチャンスを掴み、ダイエー先発・佐久本をKO。ここでマウンドに上がった2番手・ヒデカズに対して、伊東はサード小久保のグラブを弾くレフト前への勝ち越し2点タイムリーを放つと、二死後、代打・ポールがライトスタンドに10号3ランを叩き込み、この回、大量5点! 5回には、金村弟がライトスタンドへ12号ソロを放ち、7点目。9回には、またもポールがこの日2本目となる11号2ランを放ち、ダメ押しの2点を追加。オツは、2回以降、立ち直りを見せ、丁寧な投球でダイエーの反撃を許さず、8回を1失点で13勝目をマーク。両チームのゲーム差は、再び1.5と接近した。尚、ダイエーのマジックは15と変わらず。  

千葉マリン:ロッテ12勝11敗
Bu 00000000300  3
M  00011010001× 4
勝:礒3勝3敗
負:大塚0勝4敗5S
本:初芝21、ボーリック24、吉岡12
 
小林雅、またも白星消滅も、堀、サヨナラ内野安打!
0−0で迎えた4回裏、ロッテは、初芝がバックスクリーンへ21号ソロを叩き込み、1点を先制。続く5回には、ボーリックがレフトスタンドへ24号ソロを放つと、7回には、二死二塁から、大塚のタイムリーで3点目を追加。8回まで4安打と完封ペースだったロッテ先発・小林雅だったが、またも9回からウォーレンと交代させられると、これが大裏目。酒井のエラーを皮切りに、一死一、二塁とすると、吉岡にレフトスタンドに12号3ランを放り込まれ、一気に同点! これで小林雅の白星はまたも消滅した。試合は、この儘、延長戦に突入。近鉄は、10回、二死一、二塁とチャンスを掴むと、ここでローズがセンター前ヒット。一気に本塁を突いた二塁走者・武藤だったが、あえなく本塁憤死。このピンチを脱したロッテは、11回、一死から諸積,ボーリックの連打と初芝の敬遠四球で満塁のチャンス。ここで堀がショートへのタイムリー内野安打を放ち、サヨナラ勝ちを収めた。

GS神戸:オリックス14勝10敗
F  000003000  3
BW 00022000×  4
勝:ウィリー2勝2敗
負:平松0勝1敗
S:小倉3勝1敗8S
本:プリアム19
 
プリアム、先制2ラン! 初先発・ウィリー、2勝目!
来日初先発となったオリックス・ウィリーは、制球が定まらず、4回まで、毎回四球を出す苦しい投球ながら、要所を抑え、何とか0点に留めると、その裏、オリックスは一死から谷が二塁打。ここでプリアムがレフトスタンドへ19号2ランを放ち、日本ハム先発・平松をKO。更に、続く5回には、二死二塁から田中のタイムリーエラー、谷のタイムリーで2点を追加。しかし、直後の6回、相変わらず、制球の定まらないウィリーは2つの四球とヒットで一死満塁のピンチを作ると、井出に2点タイムリーを浴びて、KO。代わったマークf、二死後、金子を歩かせて満塁とすると、続く代打・本西には押し出しの死球を食らわせて、1点差。しかし、日本ハムの反撃もここまで。7回はマークに3人で抑えられると、8回からは抑えの小倉に反撃を断たれて、あと一歩及ばず、対オリックス戦の負け越しが決定した。