球界トピックス
9月5日
神宮:ヤクルト11勝12敗
G 010303000 7
S 00031006× 10
勝:岡林1勝0敗
負:槙原1勝3敗23S
S:高津1勝1敗25S
本:マッスル千代の富士33、岩村6
茂雄ヘッポコ継投、大炸裂! 巨人、連夜の逆転負け!
この日も、茂雄は、左頸骨骨膜炎に苦しむニックンをスタメンで強行出場! また、この日も、無冠の帝王・清原は病み上がりだと言うのに、川相や岡村孝子の旦那・石井を幽閉してまで使い続けた無理がたたって欠場を余儀なくされる状態が続いていたが、ようやく改心したか、はたまた絶対絶命の状況に観念しただけの事か、茂雄は、川相を8番サードでスタメン起用。これで上昇ムードの巨人は、2回、マッスル千代の富士が右中間スタンドへ33号ソロを叩き込み、1点を先制。更に、この回、無死一、二塁とした所で、打席には名手・川相。犠打世界記録を狙う川相に対して、犠打を決めても後ろが投手と言う最も報われない8番に置く嫌がらせをかました茂雄は、勿論、犠打のサインなど出す事はなく、川相はやむなく強打。痛烈な打球はセンター真面の真正面に飛んでしまい、抑えられると、茂雄は、続く河原に対して、犠打世界記録を狙う川相にあてつけるがごとく犠打を命じるも、河原はこれを失敗し、結局、この回、1点止まり。4回には、マッスル千代の富士のヒット、ニックンの四球で一、二塁とすると、一死後、得点圏打率.406と驚異の打棒を誇る名手・川相は、センター前に弾き返す会心のバッティング! ここで、川相の一打に動揺したか中井美穂の旦那・古田がパスボールを犯し、1点を追加! 更に、河原がスリーバントスクイズを失敗して、二死となったものの、仁志が左中間を破るタイムリー二塁打を放ち、この回、3点。しかし、その裏、ヤクルトは、一死一、二塁とすると、好調の岩村がライトスタンドへ6号3ランを放り込み、一気に1点差。茂雄は、この回で先発・河原を諦め、2番手に岡島を投入するも、岡島は二死から佐藤を歩かせた後、ペタジーニにライトフェンス直撃のタイムリー二塁打を浴びて、同点とされた。追い付かれた巨人は、直後の6回、2つの四球とヒットで二死満塁とすると、ここで代打として登場した岡村孝子の旦那・石井が押し出しの四球を選んで勝ち越し! 更に、今夜の松井さんの打席で3番手・山崎がワイルドピッチを犯して、2点目。松井さんが歩いた後、今度は代わったばかりの4番手・岡林がワイルドピッチを犯して、3点目。粘るヤクルトは、8回、一死から岩村が二塁打を放つと、茂雄はここまで好投してきた2番手・岡島を三沢にスイッチする得意の余計な手出し! 好投していたにも拘わらず引っ込められた岡島に前日の自分の姿を重ねて不憫に思ってしまった三沢は、馬場に死球をぶつけてしまい、一、二塁とすると、代打・青柳にレフトフェンス直撃のタイムリー二塁打。ここで茂雄は苦し紛れに槙原を投入するも、リリーフ陣とあまりにも息の合わない茂雄のヘッポコ継投ぶりに辟易していた槙原は、真中にセンター前にタイムリーを浴びて1点差。更に、宮本にライト前にポトリと落ちる同点タイムリーを浴びた上、右足の太腿裏に違和感を覚えて降板する最悪の展開。茂雄はここで前夜、無駄に投入されて悪夢を見た男・木村を投入するも、前夜の悪夢が覚めきらない木村は佐藤に四球を与えて満塁とすると、ペタジーニに勝ち越し2点タイムリー! 更に、古田にもタイムリーを浴び、心に深い傷を残してKOとなった。しかし、粘る巨人は9回、二死一、二塁とチャンスを作ると、ここで無冠の帝王・清原が代打で登場。ここで次の名手・川相に繋げば何とかしてくれる筈!と思っていた清原だったが、茂雄はよりにもよって川相をベンチに幽閉し、ネクストバッターズサークルにトラさんを送る大暴挙! 川相不在では一発に賭けるしかないとバッティングが粗くなった清原は結局、ライトフライに倒れてゲームセット。最後の最後まで余計な手出しをかます茂雄のヘッポコ采配が大炸裂し、巨人は悪夢の4連敗となった!
横浜:横浜17勝8敗
T 000000000 0
YB 20040002× 8
勝:ハマの番長7勝8敗
負:ミラー2勝3敗
マシンガン打線、得意の集中打! ハマの番長、今季2度目の完封!
初回、横浜は先頭の石井タクローが四球で歩くと、すかさず二盗。ここで波留がライト前にタイムリーを放ち、1点を先制。更に、二死後、メカゴジラにタイムリーが飛び出して、この回、2点。4回には、一死から、ハマの番長・三浦のヒットを皮切りに、石井タクロー,波留,鈴木なおのり,ローズと5連打を浴びせて、4点を追加。阪神先発・ミラーはこの回で降板となった。横浜は8回にも、鈴木なおのりのタイムリー,ローズの犠牲フライでダメ押しの2点を追加。投げては、三浦が毎回の様にヒットを浴びながらも、要所を抑える粘りの投球を展開。9回も一死一、三塁とピンチを迎えながら、浜中をサードゴロゲッツーに打ち取り、今季2度目の完封で7勝目をあげた。
広島:広島14勝10敗
D 000101200 4
C 001000000 1
勝:武田9勝8敗
負:高橋建2勝6敗
S:ぷよぷよSUN0勝2敗23S
本:山崎22
山崎、決勝アーチ! 中日、必勝リレーでM19!
0−0で迎えた3回裏、広島は、二死から四球で出た緒方がすかさず二盗。ここで東出がセンター前にタイムリーを放ち、1点を先制。しかし、直後の4回、中日は、山崎,ピンキー井上が連打で出ると、広島先発・高橋建の2つのワイルドピッチで労せずして同点。その裏、広島は、無死満塁と突き放す絶好のチャンスを作りながら、後続を断たれると、これで流れは完全に中日へ…。6回、山崎がバックスクリーン左へ22号ソロを叩き込み、1点を勝ち越すと、続く7回には、一死二塁から関川がタイムリー三塁打、更に、続くゴメスがレフトへ犠牲フライを打ち上げて、2点を追加。投げては、6回途中から岩瀬−霊感投手・落合、そして9回にはぷよぷよSUNを投入する必勝リレーを展開し、広島の反撃を食い止めた。これで中日のマジックは2つ減って19となった。10残塁の拙攻が響いて敗れた広島は、借金20となった。
福岡ドーム:ダイエー15勝9敗
BW 350003100 12
H 100000100 2
勝:星野10勝8敗
負:星野8勝7敗
本:プリアム17,18、秋山11
火ダルマ星野、2回8失点! ダイエー、マジック消滅!
オリックスは初回、二死からヒットと死球で一、二塁とするとプリアムがレフトスタンドへ17号3ランを放ち、3点を先制。その裏、J.マッケンジーにタイムリーを浴びて、1点を返されると、直後の2回、二死一、二塁から、ハイツ田口,谷,下痢ニール,プリアムと4連打で5点を奪い、ダイエー先発・星野は早くもKOとなった。オリックスは6回には下痢ニールのタイムリー二塁打,プリアムのこの日2本目となる18号2ランで3点、7回にも谷のタイムリーで1点を追加。投げては、先発・星野が得意のスローカープが冴え、緩急を巧みに使った投球でダイエー打線を翻弄。7回を2失点の好投で2年ぶり12度目となる10勝目をマークした。西武が勝った為、ダイエーのマジックは一夜にして消滅となった。
東京ドーム:日本ハム13勝10敗
M 300000010 4
F 000001000 1
勝:小野1勝1敗
負:オレラーノ1勝4敗
S:ウォーレン1勝1敗24S
本:ボーリック22、小笠原22
小野、7回途中まで1失点の好投! 6年目のプロ初勝利!
ロッテは初回、トップの大塚がセーフティバントを決めて出塁すると、小坂の犠打で二進。ここでイワオ画伯がレフト前にタイムリーを放って、1点を先制。更に、続くボーリックがレフトスタンドへ22号2ランを叩き込み、この回3点。3点を貰ったロッテ先発・小野は、その裏、一死満塁とピンチを迎えたものの、田中をサードゴロゲッツーに打ち取って、凌ぎきると、5回まで無失点ピッチングを展開。しかし、6回に小笠原に22号ソロを浴びて1点を失い、7回二死一、二塁のピンチを迎えた所で降板。ここを2番手・藤田が切り抜けると、直後の8回、小坂のタイムリーでダメ押しの1点を追加。最後はウォーレンを投入する必勝リレーで逃げ切りに成功。小野は、これで6年目にしてプロ初勝利をマークした。
大阪ドーム:近鉄9勝14敗1分
L 05030000001 9
Bu 10220003000 8
勝:霊感投手・松坂14勝5敗
負:大塚0勝3敗4S
本:ポール9
霊感投手・松坂&オツ、スクランブル登板! 雀士東尾、執念の采配実る!
前日、連続2桁失点記録が途絶えた近鉄だったが、この日も、投手陣が火ダルマ。初回、クラークの内野ゴロの間に先制したものの、直後の2回、満塁のピンチを迎えると、小関に走者一掃のタイムリー三塁打を浴びて、先発・レフトウィッチは早くもKO。代わってマウンドに上がった佐野も、エセネオエセ松井にタイムリー二塁打、金村弟を歩かせた後、高木大にタイムリーを浴びて、5失点。3回に礒部のタイムリー二塁打で2点を返したかと思えば、直後の4回、高木大にタイムリー,ポールに10号2ランを浴びて、3失点。しかし、粘る近鉄は、その裏、中1日でスクランブル登板してきたオツに対して、武藤のタイムリー三塁打,中村のタイムリーで2点を返すと、5回以降は、3番手・香田が好投を展開し、西武打線は突如沈黙。迎えた8回には、中村,ローズの連続タイムリーで3点を返し、ついに同点! 追い付かれた西武は、土壇場9回、何と中2日で霊感投手・松坂をスクランブル投入! この雀士東尾の執念の采配に応えるべく、延長11回、一死二塁からポールがタイムリーを放って、勝ち越しに成功! 9,10回とノーヒットで抑えてきた松坂はその裏も3人で打ち取って、14勝目をマークした。粘りを見せながらも、敗れた近鉄はこれで6連敗。